おんぶ初心者さんへメッセージ





うちの子はおんぶが嫌いなんです」というお母さんへ。

私は、おんぶが嫌いな子どもはいないと心底思っています。

そんなことを思ってはいるものの、下娘のときに「この子はおんぶが嫌いなんじゃないか」と真剣に悩みました(どっちやねん!って感じですが。)

首がすわるのを心待ちにして下娘のお世話をする毎日でした。首ががっちりしてきて、「こりゃいける!」と踏んで4か月に入ったところで、おんぶをしました。もちろん上娘のときから使っているもらいもののおんぶひもで。

背中に乗せるなり、号泣され、この子はおんぶが嫌いなんだ〜と、思ってしまいました。

それでも、上娘からの攻撃を回避するためには、やはりおんぶせねばならず、「床で転がしておいて泣かれるより、背中のほうがマシ」と自分にいい聞かせる毎日でした。

が、4日目で、スヤスヤ背中で寝てくれるようになりました。

お母さんの背中が赤ちゃんは大好きです。あったかくて安心します。お母さんのしていることを子どもはお母さんの目線の高さから本当によく見ています。

背中で眠るわが子の顔を見るのが大好きです。この世に不安なことなんてないわ、って思いながら寝てくれています。


早くおんぶ好きになってくれる方法

私以外にも、「おんぶすると喜ぶ」「おんぶするとすぐ寝ちゃう」などという話を先に聞いていて、わが子も!って思ってチャレンジするお母さんっていると思います。で、いざおんぶしてみるとわが子は泣く。「ああうちの子はおんぶが嫌いなんだ」って思っちゃいます。が、そうではありません。誰でも、最初から上手におんぶできるわけではありません。お子さんのほうも始めは慣れていない体勢にされて泣いてしまうことってあると思ってください。おんぶは回数を重ねていくうちにお母さんも子どもさんも慣れてきてそれで「安心」するようになるんですよ。あせらなくて大丈夫です。

子どもさんの1番機嫌のいいときにおんぶしてみましょう。

ぐずっているときにおんぶして、落ち着かせる、泣き止ませるっていうのは慣れてからだと思ってください。最初は、1日のうちで特に機嫌のいいときに、少しだけお母さんが笑顔で緊張せずおんぶしてみましょう。

おんぶしている姿を鏡で見せてあげましょう。

全身なり、上半身なり、おんぶしている姿を鏡でみせてあげましょう。お母さんの顔が見えると子どもさんも安心しますよ。

外に出てみましょう。

バッテンおんぶで外に出るのはちょっと、っていう方は、ベランダでもかまいません。子どもってお外が大好きです。家の中では泣いてしまっても、外の空気に触れるだけで泣き止むっていうこともありますよ。







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