オーナーのひとりごと  VOL.24
キハ58・28を追っかけて(PART・1) '09. 4.11〜12 山陰本線

 今年は、岡山のキハ58・28が、なにかと忙しく動き回っています。貴重な国鉄色として人気があるからでしょうが、この4月からはGW以外の長丁場?で、山陰本線の「あまるべマリン」号として運用についており、国鉄色大好きの私もさっそく行ってきました。
 タイトルに「PART・1」と入れているのは、5月の因美線「みまさかスローライフ」号にも出撃予定のためです。ひょっとすると、撮りこぼしをフォローするため、また山陰本線にも赴くかもしれませんが…。

■■あまるべマリン号■■
切浜の海岸を行く
   あまるべマリン2号


 切浜の岩場をバックにした有名な撮り場を探して、線路際に続く階段を上がると、きれいな海と砂浜が見えました。こちらから見えるということは、海側から砂浜を前に入れて撮れると気づき、行ってみました。列車が小さいのが少し難でしょうか。
   
 
  
 この日は、まだなんとか桜が持ちこたえそうだということで、満開の竹野駅からスタートし、まだ行っていなかった撮り場を訪ねて、撮影してきました。ここにはあげていませんが、鳥取近くのこれも桜で有名な大岩駅へも足を延ばしています。
  
 桜に囲まれた
  竹野駅をあとに
  (あまるべ
    マリン
      1号)→




←相谷信号場にも
  桜がありました
  (あまるべ
    マリン
      3号)
 
■■今回のおまけ@=ラチス桁橋梁■■
 日本でたった3ケ所しか現存しない、非常にめずらしい構造のラチス桁橋梁のうち2ケ所が、山陰本線の城崎温泉〜浜坂間にあります。ラチス桁というのは、L型鋼材を格子(網目)状に組んで橋桁側面を作ったもので、開通当初はプレートだったものの、流されたりして架け替えの際に、当時(大正時代)の日本では大型の鉄の鋼板が作れず、また第一次世界大戦の影響で大型鋼板の輸入も難しかったために、代用として用いられたものです。(ちなみに残りの1ケ所は、山口線の徳佐川橋梁) 一度ゆっくりと見ておきたかったので、途中で立ち寄ってみました。
 
↑竹野川橋梁(城崎温泉〜竹野間)                            ↑田君川橋梁(浜坂〜久谷間)
 
■■今回のおまけA=餘部、工事の状況■■
   だんだんと工事が佳境に入りつつ
  ある餘部。4本め(駅側)の橋脚も
  ほぼ出来上がり、先行するトンネル
  側の橋脚では、橋桁の取り付けが
  始まっています。この後は各橋脚か
  ら左右に張り出すように橋桁が伸び
  ていきます。青空の下に聳え立つタ
  ワークレーンが、とにかく目立って
  いました。    

ここにUPしたフォト以外にもたくさん撮影しています。それらのフォトは「撮り鉄、再び」のページにあります。

 
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