オーナーのひとりごと  VOL.30
名残の紅葉、名残のキハ52 '09. 11. 14〜15 大糸線

 大糸線は、キハ52はいつまで走るのかという話題でもちきりですが、どうも来年3月が怪しい?という見方が大勢を占めているようです。今年6月の初訪問以来、ぜひもう一度行きたいと思っていたのと、姫川の渓谷が紅葉に染まる絶好の時季をカメラに収めたくて、2度めの遠征。残念なことに両日ともに雨で、紅葉もすでに終わりかけているところもありましたが、素晴らしいロケーションのなかを行く国鉄型を堪能できました。(追記=2010年3月にキハ120系への置き換えが公表されました)

■■ツートンがゆく■■
  

 JR西日本の糸魚川地域鉄道部がネットで公表している車輌の運用予定では、この2日間は青・黄ツートンが主役でした。比較的人気のない色ですが、前回は撮れなかったので私としては○。
 2日めは運用予定が変わったようで、撮影ポイントで列車を待っていたら、予想外の赤・黄ツートンが来てびっくり。好きな色ですので非常にラッキーでした。
明星山に見守られ…(小滝〜根知)

遠V気が良ければ北アルプスが望める場所(南小谷〜中土)

名残の紅葉に包まれる(小滝〜平岩)

奄アの写真の左手奥はきれいに紅葉していた…(小滝〜平岩)



■■2連がゆく■■
▼通称・大仏俯瞰から(平岩〜北小谷)

▲背景にうっすら…頚城駒ケ岳と雨飾山堰i根知〜頚城大野)
 15日にはジオ・バーク見学のツアーがあり、糸魚川から小滝まで団体が乗車するため、1往復だけが2連で運行されました。定番の大仏俯瞰で撮った後、最後の締め括りに根知駅での交換で3色が並ぶシーンを撮ろうと思い、駅で撮影場所を考えていると、糸魚川から来る赤・黄ツートンが「故障により運休」との放送が…。(このあと、糸魚川駅に足を伸ばしていたら3色の連結が撮れたことを、帰ってから知りました)

■■今回のオマケ■■
 早朝の北小谷近辺


 薗土〜北小谷


 風吹荘さんの窓から


 天気は悪かったものの、2日めには時々日が差すこともありました。その一瞬に、見事な虹が出現。上段の右の写真は、中土〜北小谷間の有名撮影地の鉄橋ですが、虹と紅葉と国鉄色のコラボが撮れると期待していたら、残念ながら列車通過の2〜3分前に消えてしまいました。
 なお、今回宿泊したのは、効率を考えて北小谷の駅近くにある、来馬温泉「風吹荘」でした。源泉かけ流しの温泉が最高で、料理もおいしかったです。また、館内のいたるところに大糸線の写真が飾られていて、これも楽しめました。撮影の基地にオススメします。

ここにUPしたフォト以外にもたくさん撮影しています。それらのフォトは「撮り鉄、再び」のページにUPしています。

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