オーナーのひとりごと  VOL.75
猛暑のなかの撮り鉄は日本海側へ '18.8.21〜22 鳥取・丹後・但馬

 今年の夏はまさに”半端ない”暑さで、撮り鉄活動もつい控えめになっていますが、それに加えて、当初予定していた四国遠征が、現地の豪雨による被災で不通区間が出て中止を余儀なくされました。代わりにどこへ行くか考えていたところ、これも豪雨被害のための運行ルートの変更で、「瑞風」が2日続けて餘部橋梁を通過することが分かり、その撮影をメインに、鳥取・若桜鉄道から京都丹後鉄道までを巡ってきました。

■■瑞風@餘部橋梁■■
 
 山陽本線の一部区間が不通のため、瑞風は山陰方面のみの運行になっています。変更になった運行予定を見ていると、2日連続で餘部橋梁を通過することを発見。上り・下りの両方を撮影できました。1日めの上りは遊歩道の五反畑展望所から俯瞰(写真右)。2日めの下りは定番のお立ち台から(写真上・下)です。
 
 

■■若桜鉄道■■
 1日めの餘部での瑞風撮影後、鳥取の若桜鉄道へ、今年デビューした観光列車「昭和」を見に行きました。沿線のイメージから昭和の時代の懐かしさをコンセプトにし、観光でも普段の運行でも使えるように機能性・多様性を持たせた車輛です。撮影場所は、レトロな駅舎が残る隼駅にしてみました。(写真左)

  隼駅には今日もハヤブサライダーが…
  苑謫八東川橋梁
 
              


■■京都丹後鉄道■■
 2日目は瑞風の餘部通過が夕刻になるため、それまでの時間を利用して、京都府北部へ足を延ばして初の京都丹後鉄道(旧北近畿タンゴ鉄道)の撮影。実は天橋立俯瞰の場所をもう1ケ所予定していたのですが、豪雨の被害か途中の道路が通行止めで断念しました。天気が良かっただけに残念です。

【 天 橋 立 】
▲天橋立ビューランド(飛龍観)からの俯瞰(中央下にJRからの乗り入れ特急「はしだて」)

【 由 良 川 橋 梁 】
 天橋立からさらに東に向かい、由良川橋梁にも足を運びました。
 ここも撮り鉄には超有名ポイントで、幅の広い由良川が海に流れ込む河口付近に、水面からすぐの高さのデッキカーダー橋がかかっており、高さやアングルによって、さまざまな切り口で撮影が楽しめます。

 
 

■■今回のオマケ=餘部クリスタルタワー■■
 餘部鉄橋の一部を利用した展望施設「空の駅」に上がるガラス貼りのエレベーターは、昨年11月に完成しました。季節ごとに色違いの照明が灯され、イベント等の時にはレインボーカラーになります。

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