■■只見線■■ |
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もうひとつのメインは只見線。只見線は2011年の豪雨災害で会津川口~只見間が不通となりました。被災を機会に廃線が議論され、沿線住民の皆さんも無くてもいいとあきらめ模様でしたが、絶景路線として有名であったことやSNSでそれを知った海外からの観光客の増により、復旧の機運が盛り上がり、上下分離方式で2022年に復活し運行再開。
年間300日只見線だけを撮る星賢孝さんは、「霧幻鉄道」という映画を製作するなど、情報発信を続けました。観光収入という経済効果も見込め、地元の人々も"只見線は宝物"だと気づいて、国による法律改正・地方自治体の復旧基金の創設と、JR東日本はもとより官民を巻き込んだ活動による成果です。
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㊤㊧只見川第一橋梁(会津西方~会津桧原) |
㊤は道の駅みしま宿の脇から登るビュースポットの2段目から
㊧は星さんの案内で行った㊤と逆方向からの第一橋梁 |
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絶景路線の只見線には多くの撮影スポットがありますが、定番の第一橋梁では2日目の早朝に上下2本を撮影。この日は有名?な川霧は出ていないものの、川面はきれいな水鏡でした。ここのビュースポットには高さの違う3段階の立ち位置があり、整備されています。私は足腰を傷めていましたので、最上段までは上がらず2段目で撮りました。 |
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㊤㊨蓋沼森林自然公園からの俯瞰(会津高田~根岸)
㊨の上方には会津若松の市街地が見えています。 |
星さんには、あまり知られていないマイナーなところも案内して頂きました。でも定番地好きな私としては、少々物足りない感じでした。
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山間を流れる只見川は幻想的な川霧が発生することが多く、「霧幻峡」と名付けられています。
昔、上流の川沿い集落との行き来の手段は、手漕ぎの小舟しかなかったそうです。その集落出身で、小舟を遊覧船として復活させた星さんが、自ら櫓をとって船を漕ぎ、写真のモデルになってくれました。 |
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