オーナーのひとりごと  VOL.94
"ゆる鉄"先生と撮る山口・山陰線 '25.5.31~6.2 山口・山陰線

 "ゆる鉄"でおなじみの中井精也氏(皆さんが中井先生と呼んでいましたので以下は私もそれに倣います)が、講師・ガイドを務める撮影ツアーに参加してきました。行った路線は、SLやまぐち号の走る山口線とその近辺の山陰本線です。撮影ポイントが数ある中で、どこで撮るかは、すべて天候などを元にした中井先生の判断。当日配られた旅程表も白紙という、ミステリーツアーのような面白い撮影行でした。

■■SLやまぐち号■■
 私の一番の狙いは、D51が牽く「やまぐち号」。C57の時代からなかなか撮りに行くことができなかったので、これがツアー参加の最大の目的でした。天気と風次第で煙の量や向きが変わるため、少し心配していましたが、天候に恵まれてまずまずでした。
 D型蒸機の迫力ある走行を見るのは、中学生の頃の関西本線以来です。この年齢になって再び見ることができて、少し感激。
  
        津和野~船平山(白井の里)→

        ↓長門峡~渡川



↑徳佐~船平山
↑津和野~船平山(太皷谷稲成神社俯瞰)

■■トワイライト瑞風■■
 ツアーの期間は、瑞風が山陰の上り・下りコースで走る日と重なっていて、中井先生はこちらもターゲットにしていました。関西人の私は見慣れている列車ですが、先生も含めて関東から参加の方々は撮る気満々。
 下りコースでは惣郷川橋梁を往復しますので、早朝にホテルを出発し、前日にも行った橋梁で2本撮影。また、上りコースの山口線では、津和野城址からの俯瞰でした。
   惣郷川橋梁→
     (山陰本線・宇田郷~須佐)
   津和野城址俯瞰↓
     (山口線・船平山~津和野)

■■山陰本線■■
 宿泊は益田でしたので、山陰本線の撮影も何度かありました。宿泊場所に戻る前の夕景に時間を合わせて、日本海の夕日のきれいなポイントに立ち寄り。そして、瑞風同様に東からの参加者の皆さんは、西日本以外では見られないキハ4●系やキハ187系特急の撮影を、山口線と両方で楽しんでいました。
惣郷川橋梁
 宇田郷~須佐間にある、一度は撮ってみたかった超有名なコンクリート橋です。日を跨いで朝と夕の撮影でした。
 
    ↓キハ40系の普通列車→
 右は、初日夕刻に撮ったキハ40。(夕日バックのシルエット)  
   
 
ゆうひパーク三隅
        ↑キハ187系スーパーおき

  ←キハ120普通列車
 
 2日めの夕景は、三保三隅~折居間の折居海岸にある撮り鉄には有名な道の駅「ゆうひパーク三隅」。私は10年前に一度訪れていますが、その時は朝の時間だったので、夕日は今回初めて見ました。キハ120の普通列車やキハ187系の特急を、暗くなる直前まで粘っての撮影です。

■■その他撮影分■■
↑津和野駅構内

撮影中の中井先生
 このツアーは、”ゆる鉄”的な作品の撮影・講習ではなく、ガチの撮り鉄。私は足を痛めているのであきらめましたが、山登りして俯瞰での撮影も何度かありました。
 中井先生は各撮影場所で撮り鉄や観光客に見つけられ、その方たちといっしょに写真を撮ったりサインをしたりと大サービス。テレビで見る気さくな感じそのままです。
 私は10数年前に大井川鐡道で偶然お会いして、話をしたことがあります。今回、2日め夜に予定外のオプション?食事会があって、なんと隣に座って話すことができました。 
↓篠目駅での交換(普通列車とスーパーおき)


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