東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

地震・震災の概要(2013年4月更新)


地震発生:平成23年(2011年)3月11日14時46分
震源位置:三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)
深さ:24 km
マグニチュードMw:9.0
発震機構:西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型
  (以上は気象庁発表)

震源域:長さ約400km以上、幅約200km
  (地震調査委員会の評価より)

死者・行方不明者 (警察庁まとめ)
  2011年9月12日現在
(6か月後)
2012年3月12日現在
(1年後 )
2013年3月11日現在
(2年後) 
 死者  15,783 15,854  15,881 
 行方不明者  4,086 3,155  2,668 
 計 19,869   19,009 18,549 


地震の規模 マグニチュード 気象庁

外国の地震観測データを用い、本震による震源域の破壊の進行の様子(破壊過程)を調べたところ、通常より複雑なかたちで3つの巨大な破壊が連続して発生していることが分かりました。このため再解析した結果、地震の規模は、マグニチュード9.0であることが分かりました。
(注)ここで示す地震の規模は、CMT解析によるモーメントマグニチュード(Mw)

報道発表資料 平成23 年3月13 日12 時55 分 気象庁 より

死者行方不明者数

東北地方太平洋沖地震はマグニチュードは9.0の巨大な地震でした。マグニチュード9.0以上の地震は世界の歴史の中でもわずかに数例を数えるだけです。日本では1707年に発生したマグニチュード8.6の宝永地震が最大とされてきました。宝永地震は東海地震・東南海地震・南海地震が同時に発生したと考えられている地震であり、これを超えるような地震は日本沿岸では発生しないと考えられていました。東北地方太平洋沖地震によって日本がチリやインドネシアなどとなんら変ることはない巨大地震が発生する国であることをおもいしらされました。

東北地方太平洋沖地震によって発生した災害を東日本大震災と呼びます。津波による被害が甚大で、死者・行方不明者のほとんどは津波によるものです。

津波の高さは三陸南部のリアス式海岸湾入部では,波高が15から20mの高さに達し、福島県の原子力発電所付近でも約14mと推定されています。 左の図は日本での地震・津波災害による死者・行方不明者を示していますが、今回の地震による死者・行方不明者は大正12年の関東大震災、明治29年の明治三陸地震津波、1707年(宝永4年)の宝永地震に次ぎ、日本有数の被害地震となりました。

津波が海岸から陸地斜面をかけ上がる高さを「遡上高(そじょうこう)」と呼んでいますが、東京海洋大学の調査によると、宮古市・姉吉地区での遡上高は明治三陸津波の最大値を上回る38.9mでした。
 また、2011/5/1 21:48発の日経新聞(Web刊)によると、「東日本大震災で、津波が陸地の斜面をさかのぼって到達した高さ(遡上高)が30メートルを超えた地点が沿岸12キロメートルにわたっていたことが1日、東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授らの現地調査で分かった。巨大津波をもたらした1896年の明治三陸地震を上回り、世界的にも2004年のスマトラ沖地震に並ぶ史上最大規模の津波だったとみられる。」と報道しています。
 さらに、津波は原発被害という世界にも例のない災害を引き起こし、深刻な事態を招いています。