管理者姉妹が山田純大という役者さんに惚れ込んだきっかけになったのは、姉の私が『水戸黄門・29部』の格どんこと渥美格之進。妹が『ムルデカ』の島崎中尉。でも、彼の存在はデビュー当時から知っていました。彼がデビュー作である『あぐり』に初めて登場する日、朝の番組にも関わらず、私たちは母も含めて3人、TVの前で今か今かと彼の出番を待っていたものです。
こう言ってしまえば、私たちが彼のことを知った訳はおそらく想像が付くことかと思います。そう、母がファンなんですね。杉良太郎さんの。それも、ほとんどデビュー当時からの…。ですから、私たち姉妹も杉良さんのことは子供のころから観ていました。『遠山の金さん』『大江戸捜査網』『新五捕物帳』…たぶんほとんど観ていますよ。また、母のお供で新歌舞伎座の舞台も何度も拝見しました。ファン…というのとは少し違いますが、私たちにとって“杉良太郎”という役者さんは、とても身近な方であり、壮絶とも思える演技に対する真剣なお姿や、熱心に、それでいて当然のことのように淡々と福祉活動に取り組まれる姿勢に、むしろ尊敬の念を持っていると言って良いかと思います。
(阪神淡路大震災の時、どこの誰よりも速く、救援物資を持って神戸入りされた杉さんのお姿、忘れられません。)
そんな訳ですから、その方のご長男がお父様と同じ役者の道に入られると聞いた時、もう無条件に応援しましょモードに入っていました。まだ、純大さんご本人に出会う前から…。
もちろん、初めて観た“杉良Jr”は、笑顔爽やかな好青年。スラリと背が高くてハンサムで、そして何より優しく涼やかな眼の美しいこと。もう、悪い印象など持ちようが無かったのですが、なにせ出会う前から好感度100%、応援することを決めちゃっているのですから、その時点では・それ以上になりませんでした。いや、ならなかったのではなくて、ナマジ好感持っていたことが邪魔をして“好き”である自分の気持ちに気が付いていなかったというべきですね。
今、それをどれだけ後悔しているか!!お判り戴けます?皆さんっ!!
もし、なんの先入観も無い目で観ていれば、きっと淳之介でひと目惚れしただろうになぁ…。もう一度アノ頃に戻って“杉サマJrの可愛い純ちゃん”じゃなくて、“ステキな山田純大さん”を見直したい!!
そんな訳で、ネットを駆使して過去の純大さんの出演作品を調べ、なんとか見直せるものは見直してみて、純大さんにますます惚れ込み・惚れ直す…ほどに後悔が大きくなってくる!!
あらためて見直してみれば、初々しいけれど大きな存在感を感じる『あぐり』の淳之介。うるうるしてしまうくらいカッコいい『毛利元就』の山中鹿介。あ〜!!もう一回全部観たい!!総集編なんかじゃ我慢できない!!
(NKHさんも、今放送中の大河や連ドラ何回も再放送しないで、BSあたりで以前の作品放送してくれれば良いのに…)
…目に留まれば、純大さんの出演されているTVは必ず観てたのに、スポーツ新聞の記事なんかも嬉々として読んでいたのに…、でも、何故か・ビデオ撮ろうとか、切り抜こうとかいう発想が無かったんだよなぁ…。悔しいよぉ…。
かろうじて、山中鹿介役に決まった時のスポーツ誌の記事だけが残っています。『あぐり』のワンシーンの写真が出ていたのですが、これがびっくりするほど杉良さんにそっくりで、母がまるで我が子を愛しむように観ているもんで、私が切り取って母の杉良コレクションの中に保管されていた次第。もちろん、今は私たちの純大さんコレクションに(母に断りも無く)移籍しています。
(ちなみに、この記事の中で純大さんは「海外の作品にも出演できるようになりたい。」との夢を語っておられます。『ムルデカ』『夜を賭けて』…着実に夢に向かって歩かれているのですね。)
この後悔故でしょうか…?『水戸黄門』と『ムルデカ』は何回観たことか。
(今も、横目で『ムルデカ』観ながらコレ・書いています。ちょうど・ラストシーン、島崎さんが…!!のトコ…)
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