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純大さんと時代劇 2002.11.09 Sat

 先日の「笑っていいとも」、CM中に時代劇のお話が出ていましたね。時代劇ではカメラに対して真正面を向いてはいけない、と中村橋之助さんに教わられたとか…(この話題の時の純大さん、一番カッコ良かった気がする…なんで・CM中なの…)。フーン、そうなんだぁ、と納得致しました。でも、ナゼ英語の身振りの話から時代劇に…。純大さんには“時代劇”のイメージがあるのでしょうか?

 確かに、今“格さん”ですからね。あの番組ほどになると、他局でも意識してしまうのでしょう。それに、実際・時代劇へのご出演が多いことも事実です。『毛利元就』に始まって、『花のお江戸の釣りバカ日誌』・『髪結い伊三次』、そして天下の『水戸黄門』に『忠臣蔵』(大河に老舗に新春スペシャル…と)。時代劇好きの私には嬉しいかぎり…。

 しかし、最近は時代劇・ホントに少なくなりましたね。お金が掛かるから、この不景気では制作費が出ない…なんて聞いたことがありますが(真意の程は定かではありません)、なんにしても・その結果…時代劇の出来る若手の俳優さんが激減してしまったんですよね。どうかすると、松平健さんや橋爪淳さんが“若手”と称されている状況です(いくらなんでも若手は失礼だよね)。で、何かというと歌舞伎の若君方を引っ張り出すしかないアリサマ…。

 そんな中にあって、やっと出てきてくれた本物の“時代劇が出来る若手俳優”のお一人が純大さんです(…ちなみに・純大さん以外は岸本祐二さんと的場浩司さんしか思いつかない私…)。まさに「21世紀の時代劇界の希望の星」じゃないですか!!

 “着物着て、刀を差したからといって、時代劇は出来るもんじゃない”みたいなことをおっしゃったのは、杉サマだったと思うのですが、確かにそうです。歩き方・座り方…何かにつけて難しい約束事がありますよね。そして、それ…所作ってものが、キチンとこなされていないと、やはり時代劇には観えないんですよ。

 そんなヤヤコシイことを、ひとつひとつ・努力して身に付けられた訳ですよね、純大さん。実際、もの凄い努力をなさり、今もなさっていることと思います。いくらお父様が時代劇のトップスターとはいえ・そんなモンは遺伝しません。自分で身に付けるしかないんです。先日、杉サマがNHKのトーク番組で“財産は分けてあげられるが、芸は分けてあげられない”と、おっしゃったように…。

 ねえ、C.A.Lさん始め・時代劇制作スタッフの皆さん、こんな人・放っておく手はないですよ!!是非、これからも・純大さんがその才能を大いに活かせる作品をお願い致しますネ!!(ご本人の意思…まるで無視)…って、こんな風に思うのは・私が時代劇が好きだから…と、言うよりは…東映京都撮影所で撮影があれば、時々・純大さんのお姿を間近で拝見出来る…って、自分勝手な理由だな、やっぱり(汗)

 もちろん、時代劇じゃ無い純大さんも大好きです。しかも、映画の方に目を向けると想いは変わってきます。『ムルデカ』・『夜を賭けて』と、2本続けて海外との合作作品に出演され、完全国内のはずだった『新・仁義無き戦い』は東京国際映画祭に出品。映画の世界における山田純大は、確実に世界がその活躍の場になっているのですよね。

 そこで、思いっきり勝手なことを言わせて戴けば、時代劇と映画…交互にくらいでバランスよくやって戴けると、私としては嬉しいかな…?と。ちょうど今、みたいにね…。いや、あくまでも・私の勝手な願望です。…純大さんがやりたいと思われること、やって良かったと思われること…そんなお仕事に打ち込んでおられるお姿を観ていられれば、それが一番幸せだから…。

 でも、一度は観てみたいなぁ。「主演・山田純大」と書かれた幟が映画村の入口にはためいているのを…。私・今から決めているんです。絶対その幟といっしょに写真・撮るって(笑)

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