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格さん・格どん・格・格之進 2003.01.11 Sat
 2週間お休みだった『水戸黄門』、再開最初は大阪・淀屋さんのお話。“淀屋さん…淀屋さん?前にも出てこなかったけ?”とバカなことを考えていた私です(汗)。そもそも、この件で大坂(江戸時代はこっちの字か?)へ行くのが31部のご老公ご一行の目的だったんですよね。

 …ともかく、31部も明後日から後半戦に入ります。正式にアキちゃんと鬼若さんが一行に加わり、見ているこちらも・ようやっと今のメンバーに馴染んだと思ったら、もう・半分…。待っている3ヶ月は長いのに、放送が始まると時間の経つのが早いこと・早いこと…。

 ところで、我らが格さん…。純大さんのおっしゃるとおり、キリっとした格さんになりました…でしょうか?31部1話・2話あたりは、キリっとどころか・『水戸黄門』往年の名脇役・八兵衛さんも真っ青かと思われるほどのユニークさでした。落ち着きが無いと言うか・なんと言うか…、表現に困るノリの軽さに・正直頭を抱えてしまいました。確かに・例の騒ぎのおり、先頭切って「続投」を懇願していた私ですが、さすがに・あれには参りましたね。助さんとの「美しい」「バカ」のやり取りも、定番化するのか??と思うと、笑いも引きつってしまったものです。(あっさり2回で終わられると、それは・それで寂しいよね?“毎回!?”って身構えていたのに…)。

 その一方で・ハタと思ったんです。29部の頃、それまでの格さんとあまりに違う純大格さんに、一部のファンの方から、ずいぶんクレームがあったじゃないですか。アレを見ながら、“助さんや格さんに「こうでなければならない」ってキマリがあるのかい??”と憤慨、思わず反論の書き込みをしてやろうか?と思いつつ、“こんなところで喧嘩してもはじまらないな”と、大人(…この言い方が喧嘩売ってるってば…)の対応で・応援の書き込みだけに留めていた私が…。完全に“純大さんの格さんは…”モードに入っていたのですよね(笑)。

 でも、アレは・ほんと、ナント言うか…こんなハズでは??って感じで…(笑)

 もっとも、落ち着きの無さはすぐに影を潜め、早い時期に昔の格さんに戻り、最近ではお宿の確保に先発したり、為替を受け取りに行ったりと、30部までは・絶対に助さんにしか出来なかったお使い(?)もこなせるようになりました(以前は、道を間違えたり・宿取りそこなったりと、助さんに怒られまくっていましたものね)。あ、11話なんて・印籠持って紀州藩のお偉いさんの所へ、ご老公の親書を届けに行ったりなんかもしたりして(実は・このシーンの撮影、見学していたんですよね。…例の・“アップって印籠かい!?”の回です…妹と二人「格さん・初めてのお使い」などと呟きつつ、拝見しておりました)。更に、印籠シーンは本当に強く・凛々しくなられて、確実に良い方へ成長されているかと思える今日この頃…。もっとも・寄り道なんぞして、騒動に巻き込まれてエライ目にあったりもしていますが…。

 …やっぱり好きだな・格さん。健一も数右衛門も、もの凄くステキなんだけれど、やはり・格さん、大好きです。なんと言っても・優しいもの、格さん!!29部の不器用・泣き虫“格どん”が、30部…ちょっと強くなった分・お調子モノの“格”になっても、更に・強く凛々しく逞しくも図々しい(?)31部の“格さん”になっても、格さんの優しさだけは変わりません。きっと、純大さんご自身の優しさが、格さんに投影されているのでしょうね…。気性も、一番・格さんが純大さんに近いかな?(もちろん、純大さんは・格みたいに、粗忽者でも無ければ、お調子者でも無いです、ハイ…)。

 さて、後半の物語、格さんはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?相変わらず、何を仕出かすか判らない・あの純大格さん独特のキャラクター、印籠シーンのキリっとカッコイイお姿と共に目が離せないこと間違い無し。今しばらく、楽しみな日々が続きます(叶うことなら、4月以降も…とは思いますが…、まあ・それは神のみぞ知る、ということで)。

 久しぶりに・殺陣で吼えてくれないかなぁ〜。アレ・好きなんだよね。あ、蹴りが入るのもね!!

 …まったくの余談ですが・今スカイパーフェクトTVのTBSチャンネルで『水戸黄門・第1部』が放送されています。私・遠野さんのご老公様には厳しいイメージがあったんですが、どうして・カワイイ!!更に、助&格。これが…強いけど・余りカッコ良く無いんですよ。格さんは不器用っぽいし、助さんは少々騒々しいし…。やっぱり・その時々で助&格の性格も違うんだなと、改めて思いました。しかし…見ていると、だんだん頭が混乱してきます。格さんが二人いるような気がして(笑)。横内格さんのお隣にいる杉助さん…。ホント・純大格さんにソックリ…(実は・杉助さん、結構“蹴り”まくってます)。
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