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冷酷非道な肉親殺し…!!ひぇぇ… 2002.07.18 thu
 そろそろ世間は夏休みですね(社会人には関係無いけど)。新聞等に夏休み公開映画の広告が出揃ってきました。そして、これらの公開が終わったら、いよいよ『夜を賭けて』です。なんだか、すごく長かったような気がします(あ、まだ2ヶ月先か)。公式サイトのUP、早かったですものね…。

 私も、この映画の事は公式サイトで知りました。まだ、純大さんにハマった直後でしたね。当時、とにかく彼のコトが知りたくて、暇さえあれば検索サイトをウロウロしていたのですが、『夜を賭けて』という、それまでの純大さんの出演作品では見た事の無いタイトルを見つけ、それが新しい映画だと知った時、パソコンの前で小躍りしてしまいました。嬉しくて…。

 そして、いそいそサイトを開いて…愕然としてしまいました。純大さんのインタビュー記事の中にある“冷酷非道な肉親殺し”の文字に。数秒間パソコンの前で固まった後、迷わず“見なかったことにしよう!!”と「戻る」をクリックした私…。

 役柄に少々ショックを受けた事も事実ですが、それよりも憤ってしまいました。“事務所はいったい・何を考えているんだ!!”と。だって、当時演じていたのは(もちろん・今も)格さんですよ、格さん。天下の『水戸黄門』の。余りといえば余りの落差。いくらTVと映画とはいえ、普通ここまで違う役を取ってきますか?…って、実は純大さんご自身が望まれたことで(六平直政さん、悪いのはアナタよ!ってか)、結局・事務所にもマネージャーさんにも罪(?)は無かった訳ですが、でも・受けに行かせますかね?オーディション!!

 悪役が悪いなどと言うつもりは毛頭ありません。また、一定のイメージが固定化されるより、いろいろな役がこなせる役者さんである方が良いに決まっていますし、実際にそれが出来る方です(どっちも“イイ人”ですが、格さんと島崎さん、とても同じ人が演じているとは思えません)。悪役だって、ひとつやふたつ(個人的にはひとつでいい…)加わった方が、経歴に箔が付くってものです。

 ただ、完全無欠のイイ人・格さんが受けている時期に、爽やかで甘いイメージでCDを出した時期に、わざわざ・演りますか?そのイメージ叩き潰すような役…。しかも・せっかく、京都の拘束から開放される貴重な時間、悪役演じに韓国に行ってるんで、CDのキャンペーンでもやる方が良いでしょうが。と、役者さんのマネジメントなんて判らない輩が、小生意気にも思ってしまった訳で。(“イメージが狂う”と、格さん役降ろされやしないかと、本気で心配してたんだからぁ…)

 でも、『水戸黄門・30部』を観て、そんな考えは吹っ飛びました。明らかに29部とは違う格さんがそこにいました。健一役が、またこの人を一回り大きくしたな…と、感じたんです。彼の内側から、静かな自信が溢れてきているじゃないですか。あの、とんでもない(?)役を演じきってきたんだな…。つくづく、そう思いました。事実、演じきっていますよね。公式サイト等に公開されている健一の表情。ハッキリ言って凄いですよ。私が知っている山田純大じゃない。私、こんなヒト知らないって感じですね。

 純大さん、今しか出来ない、大きな仕事を選ばれたんですね(CDのキャンペーンなんていつでも出来る)。どうか、これからも・こんなファンの戯言など無視して、あなたの行きたい道を歩いて行って下さいね。どこまでも、ついていきますよ、私は!!

 しかし、あの健一が動いて・大阪弁、しゃべるのか…。そう思うと、やっぱり・9月が怖いような気もする…。
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