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杉サマの息子自慢…? 2002.08.01 thu
 今月14日は、純大さんのお父様・杉良太郎さんのお誕生日です。そこで、今回は敬意を表して、杉サマのお話を…。

 杉サマは、純大さんの仕事について一切手助けをしないと公言されています。その言葉の通り、純大さんのデビュー当初、杉サマは驚くほど純大さんのことに触れられませんでした。共演とは言わないまでも、せめてツーショットを望むマスコミをことごとく無視しておられた印象があります。他の2世陣がデビューに際し、親御さんと一緒に取材を受けたり、デビュー作で共演したり(妹はこれを称して父兄同伴デビューと申しております)されているのを見ると、“ちょいと冷たいぞ・杉良太郎”なんて思ったりもしたものです(結局・デビュー当時から純大さん贔屓の私)。

 そんな杉サマですが、最近・少し変わってこられたと思いませんか?以前は、周囲から『息子さんが…』と話を振られても、適当に流しておられたのに、このところ積極的(?)に純大さんの話をされているように思います。それも、わざわざ『水戸黄門』の初代・助さんの話題から入って、現役・格さんの純大さんへ持っていくと…。これ、立派な宣伝ですよね(しかも・他局)。そりゃ、純大さんのコトを持ち出すのは周囲の方々ですが、前にみたいに拒否しないんだもの・杉サマ。おまけに、画面に純大さんの名前のスーパーはでるわ・スミッコとはいえ写真はでるわ…。以前は絶対にこんなこと・無かったですよ。ホント…。
 杉サマ、このご心境の変化は何なのですか??

 思うに…、過去・杉サマが純大さんを始めとする3人のお子さんを、絶対にマスコミの前に出されなかったのも、芸能界入りをされた純大さんのことを、ある意味無視されているのも、全て杉サマ流のお子さんの守り方なのでしょうね。“杉良太郎”というあまりに巨大な個性に、小さなお子さん方が振り回されないように。山田純大という、多くの可能性を秘めた才能が押しつぶされないように…。

 だから、最近になって杉サマが、ポロポロと純大さんのことを話し出されたのは、もう・純大さんが“杉良太郎”に押し潰されない力を持ったこと、立派に杉良ブランドに対抗して行ける純大ブランドを確立されたことを認められたのかなぁ…なんて思っています。

 でもね、本当は以前から話していらっしゃるんですよ・純大さんのこと。杉サマと、そのファンしかいない内輪(?)ではね…。

 例えば、純大さんのデビュー直後の新歌舞伎座での舞台。歌の合間にポロッとひと言、「朝8時15分からTVを見なきゃいけない」と。もちろん、当時は『あぐり』の放送中。山田純大の名前を出した訳でもなく、まして・息子さんが出ているなどとおっしゃった訳ではありませんが、でも・何を言わんとされているかは判りますよ。杉良ファンなら…。

 それから、杉サマの自伝「いいってことよ」。たった2ページほどですが、純大さんのコトが書かれています。こちらも山田純大の“や”の字も出てきませんが、例の「弁護士に・云々」から始まって、「彼の出ている作品は全て見るようにしている」と、お父さんらしい言葉。更に、「自分は一切のコネは付けていない。格さん役も、『ムルデカ』の主役も、全部自分の力で勝ち取ってきた…」と。これ、聞きようによっては(いえ、普通に聞いても)自慢ですよ。息子さんの…。
(ちなみに、「いいってことよ」の中で、杉サマは“最近の若手俳優は眼が泳ぐ…”と、苦言を呈しておいでです。これも・ひょっとして、眼光の鋭さは天下一品、およそ“眼が泳ぐ”こととは無縁のご子息を、遠まわしに自慢なさっておいでのよう…??)

 でも、こんな杉サマの息子さん自慢(?)、杉サマファンのご意見は定かではありませんが、純大ファンとしては、嬉しいことですよね?ねえ、杉サマ!!もっと・もっと、いろいろなところで自慢しちゃいましょうよ。純大さんのこと。貴方のご子息は、充分自慢するに値する人ですよ!!

 …しかし、これって・杉サマのお話じゃないか??


                                           参考:「いいってことよ」杉良太郎/著  廣済堂出版
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