雨の北岳 キタダケソウをめざして
5月30日 夜行日帰り

7月5

見るまではハクサンイチゲと区別ができるだろうかと心配したがすでに何回も見にきている人もあり特徴を教えてくれ葉に特徴があり一目で区別ができた。
朝早くは時々薄日が射していたが朝食頃から雨が降りだした、どうしようと迷っている人もいたが何年も待っていて苦労して登って来たからにはどうしてもキタダケソウを写真に収めて帰ろうと頂上に向かう、群生地は頂上を越えて30分ほど下ったところにあるため再度登り返さなければならず風雨の中では辛い行程となった。

行 程

早々に撮影を済ませ頂上を登り返し、肩の小屋で30分ほど休憩し下山開始、広河原発のバスが12:25と16:00しかないため16:00になるだろうとゆっくり下山したが二俣まで下山したところ頑張れば12:25に乗れそうだということになり同行者3名でピッチを上げ、駆け下りるように雨の中を下った、途中2回ほど餅をついてきたが大事なく10分前にゴールできた。早いバスに乗れたため芦安の温泉で汗を流し、帰りは韮崎ICから中央高速に乗り駒ケ根ICへ回り飯島の「とみよし」に山行報告がてら立ち寄り蕎麦を食べて久しぶりに153号線で帰ったところ、昼神温泉のあたりから根羽まで前にも後にも車は1台もつかず自分の車だけでこんなことは初めてであり雨の高速道路より快適だった。

時折強く降る雨の中での撮影でレンズが濡れたりしてじっくり撮影できず、後で見るとピンボケとレンズの水滴でまともな写真は残念ながら少なかったが苦労して登った甲斐はあった。

肩の小屋6:05→6:46北岳山頂7:00→7:30八本歯分岐7:40→8:40北岳山頂→9:00肩の小屋9:30→10:55二俣→12:15広河原バス)12:25→13:25芦安        肩の小屋から広河原バス停2時間45分

北岳の山頂付近だけに.分布するキンポウゲ科の多年草で開花時期が早く6月中旬から7月初旬のため梅雨時期と重なり限られた登山者しか見ることが出来なかったが、近年の登山ブームで中高年の登山者が全国から訪れるようになった。

雨にも負けずキタダケソウを見ようと全国から訪れる人で頂上はこんな日でも満員

富士山に次ぐ高峰、3度目の登頂は雨の中、梅雨時でしかたないとあきらめる

三角点標高は3193mとなったようだ