S110前期型ガゼールレストアレポート その7 最終回!!
【第13回 ガゼールレストアレポート】 2004年9月9日
第13回レポートです。
前回のホイール作業を終えた事で我がPS110ガゼールは完成と相成りました。
やり残している所があったり、また全てがイメージ通りに仕上がったとは
言えませんが約一年間の集大成がここにあります。
レポート最終回となる「路上復帰&回想編」です見てやってください。
・gazelle229
2004年5月19日
車検当日、快調に陸事を目指していたのですがなんかゴムの焦げた
匂いがしたのでコンビに駐車場にて原因調査中〜。
ですが結局分からず・・・、先行き不安です。
・gazelle230
テスター屋では排ガスと光軸をちょこっと調整してもらっただけで
後は問題ナシ、これなら何とかなりそうです。
その後、書類やら何やらやってようやくラインに並んだ所です。
・gazelle231
今までユーザー車検を何度も経験しているので手順等は問題ありませんが
なにせ車が車ですからねぇ、やはり緊張します。
サイドスリップ、光軸、ブレーキ・・・と進み最後の下回り検査もOK!
「よっしゃー!」喜びのあまり急いで検査官にハンコを貰いに行くと
「ちゃんと記録してからもう一度持ってきて」と一言。
ハハハよくある事です、記録器に通して再提出〜。
・gazelle232
という事で無事一発合格しましたー。
これで路上復帰完了です、そのうれしさを携帯でカミさんに伝えると。
カミさん「あら良かったわねー!」
明るい清涼な声に「そうかオレの苦労を共に喜んでくれるのか」
と少々感動していると
カミさん「てっきり午後になると思ってたのにねー」
なっ何〜!!
私 「おーい、それって落ちると思ってたのか?」
カミさん「そりゃそうでしょ、あの車だもん」
私 「あのねぇそう言うオチはいいから素直に喜べない訳〜?」
カミさん「オチも何もそれが素直な気持ちよ、それより慣れてないんだから
気をつけて帰ってきてね」
私 「おっおう、分かった」
と言う訳で、う〜ん複雑な気持ちですがまぁ喜んでくれている
みたいなので良しとしましょう。
・gazelle233
〜回想編〜
2003年4月下旬、板金屋の片隅にひっそりとたたずむS110。
久々に見るS110に懐かしさを感じると同時に何年か放置されていた
との事で、「本当に自分でやれるのか?」という不安がありましたが
「自分がやらなければまた放置され続ける」と考えた時、おのずと答えは出ていました。
・gazelle234
5月某日、ローダーをレンタルして引き取りに行きました。
バッテリーが死んでるので乗せるのに一苦労です。
・gazelle235
途中でこの車両を紹介して頂いたHIROさんと待ち合わせして記念撮影。
色々とお世話になり有難うございました、そしてこれからも宜しくお願い致しま〜す。
・gazelle236
自宅前までローダーが入れないので近くで降ろします。
バッテリーを取り付けてドアを開けるとトータルイルミネーションがほんのりと
灯っている。ホコリっぽいシートに座り、キーをひねると「キュキュキュ、ボウ〜ン」
エンジンに火が入る「動くぞ、こいつ」(う〜ん、どっかで聞いたようなセリフ)
タコメーターの針が何回かハンチングした後、正常にアイドリング。
そして我が家まで200mたらずの距離ですが運転してみました。
「見せてもらおうか連邦の・・・じゃなくて日産Z20Eの性能とやらを」って・・・。
ハハハ、世代が世代なもんでね、ちょっと使ってみました。
所詮はグロス120PSですからね期待してはいけません。。。
・gazelle237
こうして我が家にやって来た訳です。
汚れているせいもあってなんだかみすぼらしいですね。
当初、カミさんが「オジンくさいし若さが感じられない!!」
と言ってましたがうなずけます。まぁ乗るのが30半ばのおじさんですからねぇ。。。
・gazelle238
放置され悲惨な時と現在の状態です。
当時とはデジカメが変わっているので色が違って見えますが基本的に同色です。
・gazelle239
いっ、痛そうです。これみたら一瞬やめようかな?って思いますよね。
・gazelle240
チンスポ周辺はこんな感じでした、何処までサビてるのか不安でしたねぇ。
FRPスポイラーを付ける予定ですが当分はこのまま乗るつもりです。
・gazelle241
エンブレムは劣化してめくり上がりこれまた悲惨な状態でした。
あの忌まわしい交通事故?で怪我をしていた新エンブレムも磨き上げ、
なんとか仕上がりました。
・gazelle242
そして現在1年間の作業を終え、S110ライフをエンジョイしております。
とは言っても内張りやら何やらまだ残っているのですが、乗りながら直していく
つもりです。完成するまでに応援してくれたクラブの方々、相談に乗ってくれた人、
手伝ってくれた近所の86タクちゃん、そして何より自分の我がままを
1年間見守ってくれた家族に感謝しています、有難うございました。
S110は私にとって最高の車です。第二の人生を走り出した我が前期型ガゼールを
大事に乗っていきたいと思います。
MA26RA
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