骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の絶対量は減少しているものの、骨の形の変化を伴わない状態をいいます。40歳中頃における女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下が密接に関係しており、特に臨床的に問題となるのは老人性の骨粗鬆症で、加齢とともにその発症率は増加し、女性に多く更年期以降に急増します。

年齢(歳)

Pg/ml

更年期

骨 密 度 ↓ 減 少

初潮

閉経

骨粗鬆症の危険因子
☆女性ホルモン(エストロゲン)の低下(閉経時)
☆喫煙  ☆運動不足
☆食習慣(偏食、カルシウム不足、甘味の過剰摂取、無理なダイエット)
☆加齢  ☆遺伝的背景  ☆過労、ストレス  ☆薬剤の副作用
☆全身的疾患(内分泌疾患、結合組織病)

骨粗鬆症と歯周病の関係については、健康な女性と骨粗鬆症の女性と比較すると、後者では歯周組織の萎縮傾向が強く見られ、歯を支持している骨の密度が低くなってしまうことがわかっています。

幼児期
小児期
思春期

性成熟期
(妊娠出産育児

老年期

カルシウム量の低下