ノート‐1
密集した都市型の限られた敷地では南に広い庭が
あって白い大きな犬がいて・・・などはなかなか
望めないのが現状です。ここでは内に広がる中庭
を提案します、この中庭を囲む様に各室を配置し
て光や風を取り入れます、家族は別々の部屋に居
ても中庭を通してお互いの気配を感じる事が出来
ます。
ぬれえん経由の部屋、一度外に出てから出入りす
る離れみたいな室・・・独り本を読んだり音楽を
聴いたり、多用途の独りの部屋です。
皆が集う家族室は明るい2階に配置します、道路
からも離れている為に人の往来も気になりません。
又、壁の少ない広い部屋を上の階に配置した方が、
構造的にも有利です。
2階の家族室と連続した外部のデッキは天気の良
い日は食事スペース、ビヤガーデンとして利用出
来ます。格子引戸を閉じる事により近隣の視線は
遮りながらも風を感じる事が出来ます。