喫茶店 「さくらみち」

2001年9月


2001年10月上半期
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開店


こんにちは、
今日は、2001年9月24日。
お彼岸です。

夏の間は、冷たいいろんな飲み物をいろいろ飲んでいましたが、
夜には、熱いコーヒーを飲むようになりました。

 

今月は、米国同時多発テロ事件があって、
政治的にも、経済的にも、社会的にも、
多事多難な時代の幕が開きました。

あなたの暮らしは、いかがですか?
私の方はと言えば、最近、忙しくなっています。

勤務している会社の中で、私の部署の所へ仕事が偏ってきて、
他の部署の応援を迎え、いつもの倍のパートさんと共に仕事をしています。

米国同時多発テロ事件をほとんどリアルタイムで、
テレビのブラウン管を通してとは言え、
目の当たりにした経験の後では、
物事の感じ方が変わった気がします。

 

何も手につかず、毎日仕事に追われ、疲れ果てる日々の後、
久方ぶりに映画の試写会の招待状が当たりました。
見たのは、「コレリ大尉のマンドリン」で、
感想を早速書いております。

先の第二次世界大戦時の、ギリシャの島が舞台で、
史実の上に、恋のお話を乗せた作品です。

原作は、1994年に発表された英国文学の大長編。
大変なベストセラーで、26カ国でも出版されていますが、
日本では、今秋ようやく邦訳が刊行されます。

英国を舞台にした映画「ノッティングヒルの恋人」の中で、
ジュリア・ロバーツ演じるヒロインと恋におちる本屋の店主(ヒュー・グラント)が読んでいるのが、
当時大ベストセラーだったこの小説というこぼれ話もあります。

この映画を見て、テロ事件後の茫然自失状態から、
だんだんに回復できました。

歴史の中に身を置いて、
今の時代の袋小路から出て来た感じです。

 

一昨日は、娘の通う小学校で、運動会があり、
一所懸命に走る子供たちの姿に、励まされました。

後楽園外回りのさくら道を、昼間走ったのは、ほんとうに久しぶり。

この前走った時、路面は鬱蒼と茂った木陰で暗かったのですが、
今は、葉を落した枝の文様の上を走ります。

夏を過ぎ、秋が深まる中、
もう一つupしております。
夏を過ぎてと題した、読書系です。
どくたーTさんに、リンクを貼っていただき、
そのお返事が大変遅くなってしまいました。
これもなにかの縁、同好の方が居られましたら、
あちらでもご一緒に楽しみませんか?
これを機会に、庄野潤三さんについての文章をここにまとめます。
元は、県図コーナーにあった文章も、そういうわけでここへ持ってきているのです。


 

巡る季節の中で、
気持ち新たに書き始めています。
これからも、宜しく。m(__)m
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夏の後片付け


9月も後二三日で、お終い。
相も変わらず忙しい日々が続いて、
先々日などは、仕事を終えたのが10時半でした。

先の連休は、皆さんどうでしたか?
私は扇風機をしまったり、車の掃除などで、
あっという間に過ぎてしまいました。
その合間に書き始めた文章を書き継いで、
練り(?)、HP用にアレンジ等するのが、
この忙しい毎日の最後の息抜きです。

この次の日曜日は、
町内の遠足で、天橋立に行ってきます。

毎月市図のページを欠かさずにきたのですが、
今月はどうやら出来そうにありません。
もし、楽しみにしてらっした方がいましたら、
すみません。m(__)m

「映画試写会応募の同志へ」と、

「DUTY[デューティ]」の感想文をupしました。
2001.9.28記


9月が終ります


とてつもなく忙しい日々が、あっという間に過ぎて、
週末となる。「ふ〜っ」って感じです。

ぼんやりしていたいし、
読みかけていた本のあれこれを読みたいし、
HPのソフトの勉強もしなけりゃって、思うけど…。

食事の後片付けをしたり、子どもの相手をしたり、
カミさんと一緒に衣替えの用意をしたりしている内に、
夜が更けていく…。

子どもが寝入り、カミさんがうたた寝をし出す頃、
風呂上りに、テレビのスイッチを入れると、
なんと「ユーガットメール」をやっているではないか!

寝巻きを着かけたまま、最後まで見てしまいました。
これは、もう、普通の映画評の対象になるような作品じゃないですね。
主演の二人が好き、
彼等の素敵な雰囲気があればそれでいいって、思えます。
この二人の共演は、以前にも楽しませていただきました。

それに加えて、
この映画の小道具に、惹かれるものがあります。
あなたと私とを結んでいる、インターネットと、本。

本のある雰囲気がそれぞれよく出来ています。
あんな素敵な本屋さん、あったらいいな〜ぁ。
どちらの本屋さんでも、ちょっと座って拾い読みできるでしょう?
我街に、そんな本屋さん、無いよねぇ〜!
この頃は、コーヒー片手に、
ネットの本屋さんをクリックしてます。(^o^)

本屋さんの出てくる映画から連想するのですが、
映画の中に図書館のシーンが出てきて、素敵なのがありましたか?

今すぐに思い出せるのは、
中山美穂さんが出てた、「ラブレター」とか、
ジブリの「耳をすませば」ぐらい…。
この拙HPには、図書館に勤めている方が何人かおいでになります。
ちょっといい脚本、書いてみませんか?

インターネットのメールを題材にした映画として、
邦画に「ハル」という作品があり、印象に残っていますが、
そうそういい事ばかりではなく、
恐いお話も映画化される今日この頃です。
「回路」を見たかったけど、
見たら、しばらくネット出来ないんじゃないんでしょうか?(^^ゞ

テレビロードショーを見終えて、
この文章を書いている間にも、
さらに夜は更けて、コーヒーも冷めてしまいました。
お休みなさい。

2001.9.29

さて、明けての日曜日は、町内会の遠足。
昨日の快晴から手のひらを返したような、雨の中を、
天橋立へと向かいました。
天橋立は、何年か前に社内旅行で行きましたが、
その時も、雨だった…。

それから、舞鶴の引揚記念館へ行きました。
ここは初めてです。
何時だったか、「収容所からの遺書」という本を、
暑いときに読み、寒々としてきて、又、涙が出たこともあります。
そんな事を思い出しながら、館内を巡ると、何度か頷く所がありました。

この記念館を作る為のチャリティーコンサートをされた三波春夫さんは、
もう亡くなられました。
佐藤忠良さんも引揚者で、娘のオリエさんとの再会の話を思い出す。
漫画家の方々の何人かの原画もあって、意外と多かった。

私が保育園に通っていた頃まで、この引揚施設がまだ有ったそうで、
そんなに昔という気がしません。
この記念館が出来てからでも、15年も経っていない。
60万人以上もの多くの方々の切ない思いがこもった記念館です。

海上自衛隊や日本板硝子の工場もある、
日本海に面したこの大きな街を奥深い緑が囲っており、
引揚げてきた人々がこの母国の風景を見入った情景を思い浮かべると、
心底、戦争に反対せざるを得ません。
今しも、米国同時多発テロの報復戦が始まろうとして、
多くの難民が避難をしている事を思いながら、帰路につきました。

2001.9.30
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