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講座案内

このページでは、
私が受講している岐阜県音楽療法研究所の音楽療法講座で
実際にどんなことを学んだかをお話します


「事前審査」
2002328

音楽療法講座を受講するにあたって、
まず、研修を受けるだけの素養があるかを見る
「事前審査」を受けました。
ここ最近、岐阜県音楽療法研究所の知名度があがってきていて、
参加者がかなり多くなってきているらしく、
今年度から事前審査を行うことになったそうです。


私が受けた2002年度の課題をご紹介します。

課題2002年度 岐阜県音楽療法研究所事前審査課題より)

.弾き語り

伴奏楽器を用いて、

  A:高齢者(65歳以上)と音楽活動を行うと仮定して
   一曲選び、弾き語りする。
  
B:成人(18歳以上64歳まで)と音楽活動を行うと仮定して
   一曲選び、弾き語りする。
  
C:児童(0歳以上18歳まで)と音楽活動を行うと仮定して
   一曲選び、弾き語りする。
  *曲目の指定はありません。ご自身で選択してください。

以上の3項目の中から、当日指定のあった曲を
一曲演奏してください。
どの項目を審査にて演奏していただくかは、
当日その場で指定します。

会場に用意してある楽器は
@キーボード、Aギター、Bアコーディオンの3種類です。
上記以外の楽器を使用される方はご持参ください。

.主楽器の演奏

@ABの楽器以外が主楽器の方は、で演奏した以外に、
一曲演奏してください。

.面接

これら受講前審査は、当研修講座を受講する準備ができているか
どうかを見せていただくためのものです。


「受講前審査」のための準備

私が「」の課題のために用意した曲は以下の3曲です。
A 「春」
B 「翼をください」
C 「しあわせなら手をたたこう」

対象があまりに漠然としていて、
何を選んだらいいのかとても悩みました。
一人一人に合わせて何でも選択しようとするスタイルの私には、
こういう課題はとても負担に感じてしまいます。

しかし、後から判明したのですが、
選んだ曲の良し悪しを審査するというよりは、
弾き語りができるかどうかが主眼だったようです。


とりあえず、高齢者の方が喜びそうな曲、
成人と言っても幅があり過ぎるので
私と同年代〜30代ぐらいの方が喜びそうな曲、
子ども達が喜ぶ曲ということで選びました。


当日演奏する楽器がキーボードということで、
ペダルを踏まないで伴奏する練習もしておきました。



「受講前審査」当日

私の審査は、午前940分が集合時間でした。
朝が苦手な私・・・。
しかも歌うわけですから、
朝、声を出してから出かけました。


私の審査時間はお昼近くで、ずいぶん待たされました。

審査で指定された曲は「春」でした。
そのあと、簡単な面接がありましたが、
10分かからないぐらいの時間でした。あっという間でした。


「合格通知」

月中に届くと言われていた合否の通知が月中に届かず、
やっぱりダメだったのかな・・・っと、
しょんぼりしていたところ、
月に入って合格通知が届きました。
コンピュータートラブルが起こって、通知が遅れたようです。

とにもかくにも合格なので、
これで講座を受けることができます!
よかった〜。


この岐阜県音楽療法研究所の行っている
「音楽療法研修講座」は、昨年度まで無料だったのですが、
今年度からは有料化されました。
年目に受講できる講座をすべて受講する場合、21,000円です。
金額を納入して、受講準備完了です!


「研修講座ガイダンス」2002529

今日は研修を受けるにあたってのガイダンスがありました。
岐阜県音楽療法の設立に至った概論や研修カリキュラムのお話、
「音楽療法とはどんなものか」ということにも
触れた内容でした。

音楽療法の定義や目的について、
他受講生の方とグループディスカッションをしました。


研修カリキュラム

岐阜県音楽療法研究所
研修カリキュラムの流れを簡単にご説明します。

「基礎部門」1年目)

基礎理論
 「音楽療法の定義・流れ・領域」
 「音楽療法の歴史」
 「音楽療法の理論」
 「医学概論」

基礎講座(各
4回)
 「児童分野」
  (発達障害・自閉症・不登校・虐待・重複虐待・非行)
 「成人分野」
  (心身症・精神障害・知的障害・身体障害)」
 「高齢分野」
  (予防・痴呆症・身体機能の維持)」


「実践部門」
2年目)

実践理論
 「治療理論」
  (治療とは「人が健康を取り戻すとはどういうことか」)
 「関連理論」
  (行動療法、精神分析、学習理論など)
 「臨床心理」
 「倫理」

レポートの書き方

実践講座(各
4回)
 「個人の実践」
 「小集団(
57人のグループ)」
 「大集団(
20名ぐらいのグループ)」

音楽部門
 「楽典基礎」
 「音楽ジャンル」
 「音楽心理」
 「音楽生理」

音楽健康
2回)

このほかに「自主的な学び」として
義務づけられているものがあります。

1年目
 「入門書を読む」
 「書籍による対象者の理解」
 「音楽を使わない対象者との交流」

2年目
 「実技テープ、及び選曲理由のレポート」
 「明るいと感じる曲、暗いと感じる曲」
 「実践の記録」
 「自分史と音楽の関わり」


以上をすべて受講して研修が修了ということになりますが、
岐阜県音楽療法士として認定されるには、
認定申請をして承諾されなければなりません。
その後、認定後研修があり、
1年、3年と更新があります。