術前化学療法

術前化学療法
   (PST: preoperative systemic therapy)


 進行乳癌に対して、術前に化学療法を行うことにより、全身に飛び散ってしまったであろう微小遠隔転移を優先して治療します。乳房温存手術が出来ない場合にも、腫瘍縮小効果により温存手術が可能となることがあります。特にpCRといって、手術時に癌細胞が完全に死滅していた場合には特に治療成績が良好であることが証明されています。

適応
1.腫瘍経3cm以上
2.腋窩リンパ節転移陽性
 のいずれか

化学療法

基本的には、AC + T を原則とします。つまり、ACを4サイクル、Taxaneを4サイクルで、ACはEC, FECなども含まれます。