ひと言

日々の記憶

2010. 12. 27. Mon  年末
 クリスマスも過ぎ、もう年末なのですね。土曜日からの3連直も今日が最終日で、眠い眠い。年賀状も遅ればせながら送り出し、ほっとしています。明日は、今年最後の乳腺外来です。あと一踏ん張りで、家に帰れます。我が家もようやくブルーレイを購入しましたので、今までHDDに保存していた番組を移動し、いよいよCATVもVODが導入できます。楽しみ。これから大晦日・年越しはまた当直で、年明け後、軽井沢へ行きます。正月スキーの予定ですが、今年は雪が多いので期待できますね。

2010. 12. 22. Wed  見学生
 14日にサンアントニオより帰国して、この一週間は忙しかったです。講演会で発表したり、忘年会や当直やらで、あっという間でした。1月にギリシアから見学に来たいという先生がおり、準備をするのが大変です。また、乳腺内視鏡手術に興味を持って頂いたワシントン大学の先生へビデオを送りましたが、我が校へ見学に来たいと言うことになりました。他にもマレーシアからの希望もあり、忙しい。乳腺内視鏡手術を希望される方を大募集しています。よろしくお願いします。ところで、1月1日より、当院も遅ればせながら電子カルテに変わります。そのため、受診の流れが少し変わりますので、来年ご来院の際にはお気をつけ下さい。もうあと今年も残り僅かとなってきましたが、風邪など引いたりせず、元気で新しい年を迎えましょう。

2010. 12. 11. Sat  サンアントニオ
 7日よりサンアントニオに来ています。今朝、私のポスター発表がありました。なかなかの盛況で、乳腺内視鏡手術の発表に多くの方が関心を持ってくれました。ロシアの学会へ招待されることになりましたし、ワシントンとエジプト、ギリシアの先生方が大学に見学に来たいと言っていました。海外に乳腺内視鏡手術を広めるチャンスです。学会が終わり、帰り道、夕方リバーウォークは人混みで凄いことになっています。クリスマスシーズンで、例年のごとく、リバーサイドは木々に電飾が光り、リバーセンターのクリスマスツリーも輝いています。今日はボートに乗る人たちの行列が長々と続いています。アラモ砦前も大勢の人で賑わっています。今日は誕生日なので打ち上げをしようかと思ったのですが、どこも込んでいてとてもそんな余裕はなさそうです。帰国してからお祝いします。

2010. 11. 28. Sun  当直
 今日は当直です。頭痛と嘔吐で救急搬送されてきた女性は、頭部CTを撮るとまさしくクモ膜下出血です。急に意識レベルが低下したため、脳神経外科のある近くの病院へ転送するため、同乗して行ってきました。すぐに手術になるようでした。久々に救命救急に接することができ、何か忘れていたものを思い出されたように思います。2日前まで連続で続いた学会活動もようやく無事終わり、一安心していたところです。ちょうど次のサンアントニオへのポスターデータも投稿し終わりました。目の前で失われる危険のある人には、自分しか救ってあげることが出来ません。選択の余地なく課せられた使命なのです。初心を忘れることなく、これからの道を切り開いていこうと思います。

2010. 11. 15. Mon  
 久しぶりの雨で、涼しくなってきましたね。昨日は、亀戸八幡に行ってきました。七五三のお参りも来ていて、ほのぼのとしていました。船橋屋であんみつを食べて、スカイツリー見物をして、良い休日でした。さあいよいよ、3連続の学会が始まります。頑張らねば。

2010. 11. 3. Wed  快晴の鎌倉
 早朝より出発して、鎌倉へ行ってきました。大船で駐車場に車を置いて、北鎌倉へ。円覚寺、建長寺、鶴岡八幡宮、高徳院の大仏、と快晴の鎌倉は良かったですよ。人力車に乗って移動し、精進料理を鉢の木で頂きました。今日は、七五三のお参りがとても多く、かわいらしかった。凶が多い八幡宮のおみくじも中吉を引き当て、縁起の良いことです。

2010. 11. 1. Mon  霧の日光
 タイから留学生を受け入れることになり、成田にお迎えに行ってきました。なかなか出てこないので、心配しましたが、昨4月にタイを訪問した際に案内役をしてくれた方々ですからすぐに分かり安心しました。昨日は、日光に行ってきました。ちょうど紅葉が盛りだと言うことでしたが、あいにく台風一過なのに小雨模様でした。おかげでむしろ道路の混雑もなく、快適に到着し、久しぶりの日光東照宮といろは坂、華厳滝を見て、満喫しました。昼は鱒を食べ、夕は懐石コースと、思いっきり和風で過ごし、満足してもらえたはずです。明日は、はとバス東京観光をしてもらい、大学の皆さんと歓迎会を予定しています。明後日は、私の作品が展示されている群炎展があり、埼玉に行ってます。よろしければ、皆さんいらっしゃって下さいね。

2010. 10. 17. Sun  HP Hit 880,000 !
 本日、HP来訪者が880,000名を超えました。ありがとうございます。ようやく時差惚けからも回復しつつあり、体調が良くなってきました。11月にタイから留学生を迎えることになり、準備をしています。宿泊先など、ちょっと大変。今週は、内視鏡外科学会が横浜であります。乳腺内視鏡手術の発表は3件しかありませんが、頑張って発表してきます。来週は、京都ですよ。まだ、紅葉の季節には早いのが残念です。

2010. 10. 8. Fri  写真展デビュー!
 ワシントンDCより帰ってきてから、3重の時差惚けに苦しんでいます。特に朝が辛いですね。ところで、ボルドー旅行で撮影してきた写真を美術展に応募していたところ、見事に入選しました。ボルドーのサンテミリオンの古教会と旧市街の2枚の写真です。芸術性があるようです。是非、群炎展にいらっしゃって、作品をご覧下さい。詳しくは、こちらを。

2010. 10. 3. Sun  ASCO乳癌シンポジウムLincoln Memorial
 朝6時にホテルを出て、毎日3日間1時間の通勤をして学会に出席をしました。やはり遠かった。初日は、ホテルからUnion Stationにシャトルバスが出ているという情報を元にUnion Stationに行ってみたのですが、さっぱり分かりません。仕方ないのでタクシーに乗って学会場のGaylord National Hotel(National Harbor)まで行ったのですが、なんと55ドルも請求されて真っ青。相場は25ドルと知っていたので、明らかにぼられているのが分かり、頑張って英語でバトルしたのですが、50ドルに負けさせるのがやっとでした。情けない。ワシントンDCのタクシーは信じられない。海外多くの町に行ってますが、タクシーでぼられたのは、上海とフォートマイヤースとここの3度目です。腹立たしい。学会場には大勢の日本人の先生方が参加していました。ボルドー疲れもあり、私はホテルに帰るとバタンキューの生活でした。目新しい話としては、やはり分子標的薬が次々と登場してきています。Einstein in front of National Academy of Science日本ではまだ何年も先のことになりますので、耳に毒かもしれませんが、我々からするとこれからの研究に重要です。また、オバマさんが打ち出した健康保険制度に対するASCOなどの取り組みついてのセッションもおもしろかったです。あっという間に終わりましたが、とりあえず、Capitol Hill, White House, Lincoln Memorial, Mallだけは午後に行ってきました。とにかく広いですね。歩き疲れて、今日もホテルでバタンキューです。

2010. 9. 30. Thu  ワシントンDC
 10月1日から始まるASCO-Breast Cancer Symposiumに参加・発表するために、昨日ワシントンDCに到着しました。今日は唯一の自由日で観光をしようとはりきっていたのですが、朝から大雨、嵐、洪水警報という状態で、市内観光の集合場所のUnion Stationに行ってみると、予約してあったのに今日は中止だそうです。しかし、スミソニアンの博物館は屋内だから何とかなると思い、地下鉄の駅を出て驚き。横殴りの雨にも嵐にも負けず、全身濡れ濡れになりながら、やっとの事で航空宇宙博物館にたどり着きました。しかし、1ブロックが遠いこと。展示物はすごい。ロケットや飛行機の実物が展示され、飛行機の歴史、宇宙開発の歴史が所狭しとあり、感動です。別館がダレス国際空港近くに出来たそうで、さらに数々の展示が東京ドームの1.5倍の広さにあるようですが、そちらにはいけないのが残念。3時頃すでに雨は止んでいました。ホワイトハウスとモニュメントの記念写真を撮り、つぎは国立絵画館へ。こちらはまた、有名な絵画がありすぎで、おなかいっぱいという感じ。フェルメールも4枚ありました。ピカソやモネ、ドガ、シャガール、ロートレック、ルノアールなど、写真を撮っても警備員は何も言わないので、みんなしっかりと写真に納めてきました。スミソニアンにはまだまだ自然史博物館など多くの博物館があるのですが、とても行ききれませんね。学会は、明日からです。ナショナルハーバーというところで、離れているので行くのが難儀です。8時までに辿り着くためにはいったい何時に出ればよいのでしょう。

2010. 9. 23. Thu  ボルドー
 お久しぶりです。20日(月)に帰国しました。ESSOに出席するため、フランスのボルドーに9日間行って参りました。ご存じの通りのワインの里で世界遺産の町です。今回は円高のおかげで大変助かりました。前回は2年前ハーグで開催されたこの学会には、日本人がほとんど参加していませんでしたが、今回は結構来てました。ボルドーの町歩きも楽しいし、サンテミリオンやメドックのビンヤードに行ってワインを楽しむのも良いです。惜しむらくは、今週からブドウの収穫が始まるそうで、ワイン作り自体は見られませんでした。でも、何百年も前の石造りの建物の中で、多くの木樽にワインが眠っていました。また、アルカシオンという大西洋に開口する広大な湖に行き、ボートクルーズし、牡蠣の養殖所で生牡蠣とワインをいただき、デューン(砂丘)を登りました。楽しい旅でした。帰りの飛行機のトランジットでは、アムステルダム市内に繰り出し、運河をボートで巡りました。ちょうどトライアスロンの大会が開催されており、町中大賑わいでした。日本とは違い、最高気温20℃でとても過ごしやすい日々でしたが、帰国後現実に戻されたような暑さにぐったり。

2010. 8. 17. Mon  仕事始め
 夏期休養も終わり、今日から仕事始めでした。まだ休んでいる人も多くて、医局は閑散としていました。今日は、特に暑かったですね。先週は、台風が来たりと、天候が不安定でしたが、また真夏です。休み中は、近場を方々行ったり来たりしていました。木更津、鹿島、大洗など、温泉三昧、映画を観たりと。久々の海の家は、予想した以上には傷んでいませんでしたが、その周りの草の伸びは尋常でなく、ジャングルのようになっていました。ムシペールをつけて、草抜きを半日、薄曇りの中励みました。ちょっとは格好がつきましたが、汗だくになったので、早速、温泉に。極楽。極楽。

2010. 8. 9. Mon  夏休み
 今年の夏は暑いですね。ひたすら日陰を探して歩いているこの頃です。先週、今年も例年のごとく蓼科・諏訪に行ってきました。土曜日、外来が終わり次第、車で行ったのですが、高速道路は空いていて、スイスイと着きました。高速料金1000円を初めて体験しました。とても得した気分。宿は油屋旅館で、下諏訪温泉の泉質も良好で、ゆったりと温泉に入り、夕食も良かったです。次の日も天気が良く、霧ヶ峰に登り、コロボックルヒュッテ、池の平ホテルとおなじみのコースを行きましたが、どこも空いていましたよ。温泉三昧で、山の家にも行って、イングリッシュガーデンでお茶をして、大満足でした。

2010. 7. 13. Tue  再開
 パソコンがダウンしてから、調子が悪く、当HPの更新が遅れて申し訳ありません。ようやく新環境でのHP更新が出来るようになりました。これからは、順調に更新していきますので、よろしくお願いします。4台のPCとiPadを同期させて使用することが出来るようになりましたので、どこにいても大丈夫です。ASCOの報告に関しては、ご期待通りに出来ず残念でした。これからでも少しずつ紹介していきます。大学病院は、来年1月についに電子カルテに移行します。それに伴い、準備委員会が本日開催されました。なかなか大変なことになりそうです。

2010. 6. 18. Fri  iPad到着
 15日、注文していたiPadが届きました。今まで、PC派でマッキントッシュには縁がなかったので、このパソコン何だか、PDAなんだか、分からないものには非常に興味がありました。案の状の堅物のようですが、先日の米国版ネットブックに比べれば、何とかなりそうです。日本語表示に苦労しましたし、Office2010もなかなか相性が悪い。キーポイントは今までのデータの移植ですね。カレンダー、連絡先、ブックマーク、など、ネットブックよりはiPadへの方が容易でした。なにより、ネットで情報が得られることが大きいでしょうね。ネットブックの方はほとんど情報皆無でしたから。iPadですが、今では多くの方が手にして、もはや驚くほどのものでないかもしれませんが、やはりただの板きれなのに、メールや文書を見るのには非常に使いやすい、と実感します。スイッチを入れるとすぐにネットに繋がって、文書が読める。起動するのを待つ必要がないのです。持ち運んでも、バッテリーが長持ちするので、充電を気にする必要がない。もともと、文書作成やデータ処理などのPCの仕事をこの器械で行うことは期待していないので、これだけで満足ですが、使える動画の種類やPod Castの相性など、細かいところにはまだなじんでいません。掲示板のお返事もiPadから入力してみました。日本語変換は、ATOKが使えないのは辛く、文節変換が甘い。キーボードがタッチで、誤入力が頻発するので、なかなかブラインドタッチという状態にならないのです。文書と変換候補欄とキーボードの3箇所を繰り返し見比べなければならないのは苦痛です。はやくJustsytemにATOKを発売してもらいたい。手に入れてまだ3日ですが、大変満足しています。日本外科系連合学会が舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで開催されていましたが、ディズニーランドを片目で見ながら、ネットブックとiPadは大活躍でした。さあ来週は、いよいよ札幌で日本乳癌学会が開催されます。

2010. 6. 10. Thr  ASCOとパソコン破損
 お久しぶりです。昨夕、シカゴから帰国しました。今回の旅行は、劇的なものでした。今年もASCOに出席するため、3日にシカゴ入りしました。シカゴは3回目ですので慣れたものです。到着したなり、ホテルに荷物を置いたあと、シカゴシンフォニーで開催中のベートーベンフェスタに行き、交響曲第8と第5「運命」を聴きました。と、ここまでは順調でしたが、部屋に帰って持っていったパソコンを起動させようとしたところ、全く反応しない、暗天です。まさにハードディスクがクラッシュした状態と考えられ、今までの研究データが全て失われたと、パニック状態になりました。異国の地、持っていった物しか頼ることが出来ないので、あるのはあと古いPDAのみ。PDAを頼りにインターネットに接続し、今の状況を検索して、対処法を検討していましたが、やはりクラッシュしか。データを復旧する業者に頼んでも時間と費用がかかり、一部分しか取り戻すことが出来ないとのこと。悪質なところもあるし、20万円以上かかるところもあるようで、まさに悪夢です。とりあえずシカゴ市内でパソコンを手に入れる事にしました。これを使い、今残っているポータブルハードディスクに残っているバックアップデータにアクセスして、データを吸い出そうと考えました。なにしろ、11日(金)締め切りの原稿や12日(土)国際外科学会の発表スライド、口演原稿、他の2つの演題締め切りなど、帰国してからでは間に合いそうにもないものが沢山迫っているのです。シカゴ滞在中にはなんとかやれるだけのことはやらないと。戻って復旧させるにも時間がない。どうしよう。たしか3年前にもベルリン行きの際にパソコンを入れた荷物が届かなくて、気が気ではなかった思いが蘇ります。まだ、一部分はバックアップしてあるので、その分ましかとは思いましたが、時間がないことには変わりありません。次の日、街の商店の多いダウンタウンを歩き回りましたが、あまりパソコンを売っているような店がありません。カメラやでミニパソコンを発見したので、購入することにしましたが、何と東芝でした。折角、ミニパソコンを買ってきたのは良いのですが、こちら英語圏ですので、すべて英語のWindowsです。インターネットに接続しても日本語は全て文字化け。日本語パックを探したり、日本語表示、入力も出来るようになるまで、四苦八苦でした。帰ってすぐに新しいパソコンを手にすることが出来るように、ネットで注文までしました。日中は、ASCOに出席し、夜はパソコンと格闘する日が続きました。そして、6日、ついにパソコンが復活しました。涙、泪、です。「今のままの調子で頑張りなさい」という啓示を受けたような気分です。まだ見捨てられてはいない。歓喜に満ちあふれる一瞬でした。ただ、またすぐにクラッシュしてしまうかどうかが分からないので、すぐに全データのバックアップを取ることにしました。このパソコンは購入してから4年以上経過し、3年と言われるパソコンの寿命もとうに過ぎていますので、いつクラッシュしてもおかしくない状態でした。もっと早く何とかしておけば良かった。昨夕、帰国してからは、取り寄せた新しいハードディスクに全データをコピーし、パソコンのハードディスクを新しいのに換装するなど、まだパソコンと格闘中でした。寝不足で、今朝からの仕事は辛かった上に、今も当直中という有様です。疲れた。お休みなさい。質問コーナーにご質問の皆様、済みませんがもう少しお待ち下さい。

2010. 5. 31. Mon  870,000Hit!
 本日、HP来訪者が870,000名を越えました。久し振りのHitです。このところ来訪者が少ないのですが、地道に続けていきますので、これからもよろしくお願いします。昨日・一昨日と幕張でFDワークショップがあり合宿をしてきましたが、疲れました。会場の研修センターも事業仕分けで廃止となることが決まったそうで、もったいないことですね。これも天下りなどをして、税金をむさぼり私腹を肥やした役人のために、そこで働く多くの人たちが職を失い、立派な施設も無駄に取り壊されるのかと思うと、情けないことです。長い間勤勉に働いてきた日本人が、いつまで経っても西欧と比べてみすぼらしい生活しか送ることが出来ないのも、彼らのせいなのでしょうね。未だに電信柱が立ち並び、発展途上国のような町並みなのは、どういうことなのでしょう。

2010. 5. 16. Sun  同窓会
 今週は行事の多い一週間でした。火、木、土と講演会があり、月・金は当直、そして今日は同窓会です。ほぼ毎日のように外食で良い食事を摂っているとちょっとお腹周りが気になってきました。ダイエットも考えねば。少しずつ力を付けて、皆さんのお役に立てられるように頑張っていきたいと思っています。

2010. 5. 6. Thu  評議員
 夢のようなラスベガス旅行の余韻が残り疲れていますが、今日から仕事再開です。まだのんびりムードですが、ゴールデンウィーク明けですから、世の中これからですね。ラスベガスのApple storeで人気のiPadを見てきました。広いテーブルにiPadが20台以上放置してあり、みに手にとって試していました。薄くてちょうど良い大きさなので、とても欲しくなりましたね。日本では発売延期とか言われていますので、買って帰ろうかな。と思ったけど、スロットであまり儲かってもいなかったので我慢しました。来月シカゴに行くのでその時買おうかな。ところで、連絡が入りました。乳癌学会と外科系連合学会の評議員に選出されたそうです。少しずつ肩書きが増えてきて嬉しいですね。

2010. 5. 3. Mon  Las Vegas
 空港まではタクシーですぐ近くです。チェックインして荷物を預けてから、ゲートで飛行機を待つ間にもスロットマシーンがあり誘っているようです。ネバダのダイヤと称する指輪をお土産に買いました。帰りは、ポートランド経由なので、飛行機はずっとデスバレイの乾燥して枯れ干した河川跡が刻まれた大地の上を飛んでいきます。自然の驚異を感じます。

2010. 5. 2. Sun  ASBS最終日
 学会が午前中に終了しまして、午後はまだ行けていない所へ。ミラージュホテルからトレジャーアイランド、ファッションショーからウィンホテルへ。ここは、ベラッジオをつくった人がさらに豪華なホテルをつくったもので、ベラッジオそっくりです。さらに、ベネチアンからシーザーズホテルへ。ここがまた、彫像が多く並び楽しめます。夕食は、巨大なビーフステーキ、300gは軽くあります。でも、とても美味であっという間に完食。満足です。今日が最後ですので、仕上げのスロットを。最終的には、20ドル勝ち抜けましたが、もう少し掛け金を高くしておけば良かったと悔やまれます。

2010. 5. 1. Sat  ASBS in Bellagio
 今日も朝早くから学会です。18:00まで缶詰です。休みのたびにコーヒーやジュースを飲み、昼食も出ます。合宿みたいです。臨床試験の成績や標的治療など、勉強になります。1ヶ月後のASCOで結果を発表しますということもありましたが。今回気がついたのは、いつもスクリーンの前にカメラを構えた人たちがスライドを盛んに撮影しているのに、今回は誰もいません。私も撮影しませんでした。というのは、全てのスライドはwebとCDで提供してもらえることが分かっていたからです。やっぱりデータをもらえた方がよいですよ。講演を聴くことに集中できます。夜は、Club ASBS! というディナーパーティーが催されました。まず、ブルース・ブラザーズ、マドンナ、ニール・ダイヤモンドとそっくりさんが歌を歌うと、参加者(特に女性)がどんどん前に出て行って踊り始めたのです。自発的にどんどん踊り始め、偉い先生方も踊りが好きなんですね。

2010. 4. 30. Fri  ASBS in Las VegasAmerican Society of Breast Surgeons
 学会は、早朝6:30からのBreakfast Workshopから始まり、しんどい一日です。私の発表はポスターで、早朝から縦1.2m/横2.4mの巨大なポスターを掲示板に貼り付け、プレゼンテーションは18:30からです。2年前に私の病院に見学に来たニューヨークの先生とも再会できました。また、Cirque du Soleil "O"2月に見学に来たトロントの先生の上司の方とも会えました。乳腺内視鏡手術をそれぞれの病院でも始められるように協力することになりました。ということで、夜はご褒美として、ベラッジオで公開されているシルク・ド・ソレイユの「O」を鑑賞しました。ステージはプールなのですが、自在に舞台が上下動して、いつの間にか水がなくなって陸になっていたり、高所から飛び込んだり、シンクロがあったりと、素晴らしい満足できるものでした。これは、是非お勧めです。帰りは、また噴水ショウです。ホテルのカジノで、スロットに挑戦して、ちょっとだけ勝ちました。10ドルくらい。

2010. 4. 29. Thu  ラスベガス-3Luxor
 いよいよ今夕より学会が始まります。その前にもうちょっとホテル巡りを。マンダレイホテルのシャークリーフ水族館へ。まるで熱帯の海底の世界でナポレオンとツーショットを撮る。和みます。続いてルクソールのピラミッドへ。さらにエクスカリバーホテルをさ迷って、帰宅。さて、学会は向かいの噴水ショーで有名なベラッジオでBellagio開催されます。
 北イタリアをイメージしたという豪華なホテルで、ブランド点街を抜けると一面スロットマシンのフロアが有り、そのさらに奥にコンベンションセンターがあります。このコンベンションも多くの広いホールを持っていて、学会をいくつも並列で行える状態です。今回は、アメリカ乳腺外科学会ASBSで、Conservatory of Bellagio2年前のニューヨークで開催されたときから2回目の参加となります。よく分からないアメリカのコーディングの話を聞いたあと、企業展示場でオープニングレセプションがありました。こちらでは、PETマンモグラフィ、フリーハンドSPECT-CT GPSなど、普段内科医の多い学会ではみられないような手術器Fountain Show of Bellagio具や放射線治療装置や診断機器がみられて大変興味深かったです。日本人の輸入代理店の人と見て回り、当院でも導入できるよう作戦を練っておきました。乳腺専用のCTは、マンモグラフィに代わる診断装置としても期待できそうです。ケロイドを消すパッチも面白いですね。帰りには、ホテルの温室?に行きました。花を使った5m以上の巨大な蜂や花、植木鉢にショベルと、花々の香りとメルヘンの世界です。ホテルの表にある湖では、噴水ショーが始まっており、音楽に合わせて舞う噴水達と花火が破裂するような大音響。感動のひと言です。

2010. 4. 28. Wed  ラスベガス-2Circus Circus
 以前ニューヨークで観た「オペラ座の怪人」と比べて、グレードアップした舞台装置には感動しました。特にシャンデリアの凄いこと。必見ですよ。今日は、モノレールに乗ってMGMホテルからニューヨーク・ニューヨークを周り、タクシーでサーカス・サーカスへ。MGMのレインフォレスト・カフェは東京ディズニーランドにもありましたが、さらに大きく手が込んでいるので、楽しめます。また、その向かいのホテル前には自由の女神があり、中にニューヨークの街も再現され、楽しいです。でも一番は、サーカスでしたね。24年前にもあったサーカス・サーカスは健在です。で、今日のショーは、「ジュバリー」を観ました。総勢100名以上のダンサーが見事なダンスとレビューを見せてくれました。トップレスなのには始め驚きましたが、全くそれを感じさせない美しさでした。こちらも是非お勧めです。あとお目当ては、シルク・ド・ソレイユの「オー」です。

2010. 4. 27. Tue  ラスベガス-1Paris Las Vegas
 当直明けで、旅支度もままならないまま、いよいよラスベガスへ出発です。24年前に行ったときは、Flamingo Hotelに泊まりましたが、今回はParis Hotelの予定です。随分と変わったそうですので楽しみです。ロサンゼルスまでの超混雑の8時間半は辛かったです。例によって、預けた荷物を受け取り、入国審査後に預け直すといった面倒くさいことをさせられましたが、預けた荷物を全て空けて中身を調べているという古くさいことをやっているのには驚きました。鍵がかかっていると壊しても空けるというのは怖いです。ぎっちり詰め込んだトランクを空けるとどうなるか心配でしたが、ラスベガスで荷物を受け取り何事もなかったようで安心しました。後でホテルでトランクを空けると中に検閲の書類が入っていたのでこれまた驚きでした。ラスベガス空港に着くと機内からもピラミッドやオベリスクが観れて、着いたんだなと実感しました。空港内にはスロットマシンも並び、ギャンブルの街ですね。ホテルまではタクシーで15ドル(チップ込み)と非常に近く、凱旋門がお出迎えしてくれました。扉を開けると、中は天井に空が描かれ、パリの街そのものです。スロットマシンなどがずらっと並んではいますが、町並みも再現されています。ホテルのフロントは、ベルサイユ宮殿の鏡の間です。豪華な雰囲気です。55ドルをプラスして、ストリートビューの部屋に朝食とカクテル付きのサービスを付けてもらいました。部屋は広いこと。窓の外は、正面にエッフェル塔がたち、その向こうにベラッジオの噴水の湖。素晴らしいロケーションです。今夜は、早速ベネチアンホテルのファントムを観に行く予定です。

2010. 4. 9. Fri  外科学会
 寝坊しました。7:00に目が覚めた。8:00からのセッションで発表ですので、タクシーで栄から名古屋国際会議場へ。ギリギリ間に合いましたが、頭はボケボケ。参りました。でも発表は大丈夫です。今回は、ポスター発表は全くなく、全て口演のせいか、センチネルリンパ節生検に関する発表がやたらに多いのです。私のは画期的だと思いますけど、インパクトはどうだったのでしょう。

2010. 4. 8. Thu  名古屋へ
 昨日朝、タイより帰国しました。思いっきり日焼けしたので、体中痒いし、黒いのが気になります。まだ、興奮が冷めやりません。今日は目一杯外来診療を終えて、日本外科学会学術総会に参加し発表するため、20:00発ののぞみで名古屋にやって来ました。22:00過ぎにホテル入りしたので疲れた。明朝8:00からのセッションでの発表で、早く寝た方が良いのに、どうも目が冴えてしまって寝られない。

2010. 4. 6. Tue  帰国へ
 ピピ島の朝は快適です。デカプリオのthe Beachのロケをしたマヤベイには行く時間がありませんでしたが、散歩して、ロングビーチまで行ってきました。まだ、日差しが弱い早朝は爽快です。その後再び、2時間かけて船でクラビ港へ、アウトレットでショッピングをした後、空港に行き、旅の間ずーとつきっきりでお世話してくれたリッチ先生とタイ先生にお礼をしました。近いうち、日本に来て私の元で研修をしたいと言ってくれていますので、その時が楽しみです。

2010. 4. 5. Mon  ピピ島へ
 今日は午前中、タムスア寺(タイガーケーブ)を観に行き、帰りに四頭の象と遭遇しました。お客さんを乗せた観光のようです。13:30いよいよ、ピピ島へ行く船に乗船し、約2時間。韓国から招待された外科医達と合流し、一団となって島へ。船内は暑いし、船外は風が涼しいが、焼ける。どっちがよいのか。港に着くと、多くの客船が止まっていて、観光客の多さに驚きです。入島するのに20バーツ取られます。ピピ島の中心部は、2つの山の間をつなぐ両側砂浜の細長い平地で、ホテルやお店やレストランが詰まっています。いずれも2階建て以下で、狭い通路に人がぎっしり。ホテルもビーチの前。オーナーさんが各施設を案内して、町中をぐるぐる連れ回されました。4つのホテルを所有しているようです。レオナルド・デカプリオのthe Beachのロケ地はどこなの?とりあえずビーチで一泳ぎ。夕食はビーチサイドでディナーパーティ。韓国の先生は辛いのには慣れているはず?辛さが違うらしく、Hot!と咳き込むのは同じです。

2010. 4. 4. Sun  四島巡り
 お仕事は昨日で終わり、これからはリゾート観光モードに突入です。今日は、二医師と和代さんに加え、3人の若手医師と共に、四島巡りです。他に、学会に参加していた家族も一緒に。砂地の入江からジェットボートで、タップ島、チキン島、ポダ島、洞窟島と回ります。しかし!日差しの暑いこと。日焼け止めを着けていてもとても無駄っぽい!ボートの先に乗っていると凄い上下動と日差し。風が涼しいが焼けていきます。まず、タップ島。潮が引いて3つの島が砂浜で繋がって、チキン島まで歩いて行ける。とにかく海水がきれい。チキン島では、シュノーケル。横縞の熱帯魚、名前は何だっけ?パンを持っているとどんどん食いついてくる。無数に集まった魚たちに時間を忘れて海中散歩。次は、ポダ島で昼食。ここでも魚は観れました。絶壁孤立の小さい島が眼前にあり、絵を描いているタイ先生は、南国ビーチの風景を上手に描写していました。最後の洞窟の島では、洞窟の仲間で泳いでいって、崖から飛び込んだり、魚と戯れたり。のんびり、のんびり。帰って、ホテルのプールでもう一泳ぎした後、風呂にも入って、一休みした後、学会の懇親会。歌手の歌声、踊子の伝統舞踊とトロピカルダンス、クイズやゲームなど、皆さんが楽しめる会でした。

2010. 4. 3. Sat  クラビーで学会
 タイ国中から大勢の外科医が集合し、サージカルフォーラムが開催されました。その中で、1時間、私は特別講演を行いました。500人近くの方が身を乗り出すように聴く姿に感謝を覚えました。お昼は涼しげなレストランへ出かけ、そのままエメラルドプールへ。タイ医師2名と和代さんと共に行き、石灰岩質の川の流れが池に流れ込み、エメラルド色に見える大変綺麗な場所です。駐車場からはるばる30分も歩いたところにあり、秘境です。早速、着替えて泳ぎました。気持ちがよい!帰ると学会のバンケットパーティがあり、夕食ものんびりムードでした。

2010. 4. 2. Fri  王立ソンラン大学
 ホテルの朝食を食べていると、8:30頃、お迎えの若い先生がやって来ました。大学のステッカーのついたバンに乗って、Prince of Songkla Universityへ。広い!病院の外来・待合は壁や窓もなく、屋外から風が通り、眺めも良い。雨が降っても垂直にしか降らないので降り込むことはないとのこと。外科の医局には、食堂や会議室、医師の部屋など、多くの部屋があります。羨ましい。50人程度入る会議室で、研修医・学生・スタッフなど集まり、私の講演会を開催しました。皆さん、熱心に聞いてくれまして、ありがとうございました。秘書のプーさんと日本人文化交流師の和代さんと共に、ハジャイ市内観光へ。学生寮、職員寮、各医師の家など、森と湖の周辺に点在し、広大な敷地がすべて大学。住居費など全て無料。山の上の寺院からの眺めは最高で、海まで見渡せます。その後、なぜかアイスドームへ。氷の彫像など屋内全体が氷点下。大人気スポットだそうです。一年中極暑のタイでは、この寒さは信じられない異世界です。ところで、同行してくれた和代さんは、鹿児島弁の日本舞踊や日本文化の伝道師で、とにかく口数が多く面白い。5年以上ボランティアで来ていたのが、2年前より職員にしてもらったとのことです。昨年秋も医師等を連れて、日本を案内したそうです。素晴らしい文化大使です。旅の間、ずーと喋りっぱなし。外科医局での食事は、無料ビュッフェ。和代さんは、クラビ-行きを許可され、感激してました。朝、お迎えに来てくれた若医師はリッチ先生で、奥さんのタイ先生と共に、我々のお世話係になってくれました。ハジャイからクラビーまでは、車で約4時間、途中休憩お茶したのはあるものの、ちょっと辛い時間、タイ先生は親切に英語で案内、会話をしてくれました。心優しいのは、私がスパイシー、辛いのが苦手なのを承知なようで、辛くない料理を選び、必ず味見で確かめてくれたこと。怖れていたタイ料理への恐怖感はなくなりました。
 クラビーのホテルは超豪華、私の部屋もリビングやベッドルーム、広々オープンのバスルームなどVIPルーム!夕食は、ビーチサイドのシーフードレストランで。帰りに、ショッピング。象さんやイグアナと写真を撮ったり、買い物を楽しみました。タイ先生から海のバックを買ってもらいました。

2010. 4. 1. Thu  タイへ行ってきます!
 いよいよ待ちに待ったタイへ出発します。11:00発のタイ航空でバンコック経由でハジャイへ向かいます。王立ソンラン大学の教授よりの招待講演です。初めてのタイ旅行なのに、全く下調べしてないのですが、大丈夫でしょうか。ガイドブックも買えなかった。バンコクのスワンナブーム国際空港に到着すると、むっと暑くなったのが分かる。気温が32℃とういのは、寒くなっていた日本と比べるととてつもなく暑いですよ。乗り換えのため、ゲートに向かうと誰かに声をかけられびっくりした。タイの方が迎えに来ていたのです。彼は大学の外科医師オパール先生で、バンコクに用事で来ていたので、お迎えするように言いつかったようです。そうとも知らず、びっくりした。ハジャイ空港に着くと、市内の中華料理店へ案内され、大学の先生方とディナーをいただきました。今回お招きしていただいたプティサック教授、病院長などの先生方と会食し、歓迎を受けました。食後、豪華な市内のホテルに向かい、一休みですが、すでに22:00頃になっていました。疲れた。明日は、9:00から大学で講義をするので、8:30にお迎えに来るそうです。

2010. 3. 27. Sat  EBCCレポート
 今年も多くの発表が出て、トピックスの方も大変なことになっています。注目すべきは、高血圧の薬βブロッカーですね。上手くすれば、新しい治療法にも繋がりそうです。また、最近BRCA1変異の人の予防的乳房切除が流行となっていますが、たとえ変異陽性の人でも温存手術と乳房切除で差はなく、また反対側の切除をしても生命予後に差がないとの報告があり、行き過ぎた流行に警鐘を与えようとしているようです。6ヶ月以上の授乳で乳癌が増えるというのは、どういうわけなのでしょうね。今までは、長い方が発癌が少ないとの常識が覆されるのでしょうか。まだまだこちらは疑問が残りますね。
 ところで、いよいよタイへの講演旅行が近づいてきました。4月1日に出発します。ソングラ大学を訪問し、講演してきます。実はタイに行くのは初めてなんです。象さんに乗りたいとは思っていますが、ガイドブックは買った方がよいでしょうね。

2010. 3. 25. Thu  EBCC
 スペインのバルセロナでヨーロッパ乳癌会議が開催されています。新しい報告が発表され次第、トピックスでお知らせしますのでご覧下さい。

2010. 3. 23. Tue  AsAES
 本日より、当教室の清水主任教授が主催するアジア内分泌外科学会が京王プラザホテルで開催されます。私もスタッフとして受付で仕事をしました。なれない仕事で戸惑いました。特に、クレジットカードでの支払い受付は初めてです。ランチョンセミナーには、浜松オンコロジーセンターの渡辺 亨先生に講演をしてもらい、大好評でした。参加者は、韓国、マレーシア、シンガポール、エジプト、インドなど多くの国からいらっしゃいました。

2010. 3. 18. Thu  日本臨床腫瘍学会
 東京ビッグサイトで日本臨床腫瘍学会が開催されました。久し振りのビッグサイトは良いですよ。広い!乳腺のセッションは、会場が満員、立ち見状態でした。初っ端の発表でしたので、大勢の人に私の3D-CTリンパ管造影を見てもらえまして、大満足です。ただ、内科系の学会ですので化学療法が中心で、私だけがちょっと突出していました。発表後、有明埠頭より船に乗り、日の出桟橋経由で、隅田川を遡り、浅草まで船旅です。多くの橋をくぐり、良い眺めでした。東京スカイツリーの完成に併せて、浅草の埠頭も拡張工事中でした。久々の浅草は外国人が多かったですね。もうあと少しすると、桜が咲いて良さそうですよ。

2010. 3. 12. Fri  卒業式
 カナダの先生の見学も無事終わり、バタバタと慌ただしく過ごしているうちにもう3月も半ばになって居るではないですか。大学は卒業式です。謝恩会に招待されているので、出席してきます。乳腺内視鏡手術も順調に進んでおり、いよいよ春の学会シーズンに突入しようとしています。まずは来週の臨床腫瘍学会。東京ビッグサイトで開催されます。続いて、当教室主催のアジア内分泌外科学会があります。4月1日にはついに今年初の海外出張でタイに招待講演に行ってきます。頑張りますよ。ところで、何の拍子にか2月23日ついにキャノンのデジタル一眼レフカメラ(標準と望遠のズーム付き)を購入しました。子供の時からのカメラ好きですので、嬉しいです。早速様々の写真を撮っています。先日、市川駅の南側に出来た高層ビルの45階の展望台に上り、夜景を撮影してきました。地上150mとは高いものです。あまり大したネオンもないような田舎ですが、それなりの景色です。近くにあるディズニーランドが見えるのではないかと思うのですが、あまりよく見えません。今度は望遠レンズをもって挑戦してみますが、どうも警備員が常にくっついてくるので感じが悪いです。盗撮でもするように思われているのでしょうか。そして、9日の雪は驚きましたね。我が家の雪も写真に収めておきました。

2010. 2. 15. Mon  カナダから
 明日、カナダのトロントより見学生が来日します。海外からのお客さんは大歓迎です。乳腺の内視鏡手術に大変興味があり、カナダでも広めていきたいようです。

2010. 2. 14. Sun  神戸 春節祭
 UP-TO-DATE Breast Conferenceに出席するため、昨日は外来を大急ぎで終了し、新幹線のぞみで神戸入りしました。ポートピアホテル30Fから観る夜景は、六甲山を背景に高層ビルが建ち並び、まるで香港の夜景のようでした。カクテルで乾杯です。今日は、旧正月のお祭り春節祭が南京町で行われており、大勢の人混みの中、中国の獅子舞を楽しみました。神戸港のモザイク神戸ハーバーランドは、シドニーを思い出させる光景です。遊覧船に乗って、港を巡り、メリケンパークを散策し、保存された震災部分を観てきました。シティーループバスに乗りましたが、ガイドさんの説明が楽しかったですね。帰りも新幹線のぞみでしたが、京都駅からSPの取り巻きを多数連れた一団が同じ車両に乗車してきました。なんと秋篠宮殿下と紀子様だったのです。紀子様とは目が合ってしまい、ご挨拶していただきました。嬉しかったりして。

2010. 2. 1. Mon  初雪!
 今日も当直をしていますが、窓の外は白くなっています。待望の雪が降っているのです。今シーズンようやくにして初雪です。明朝都内は多少混乱するでしょうが、それも年中行事ですよね。今週末には、軽井沢にスキーに行く予定ですので、大変期待が持てそうです。そうそう、昨日BS朝日を観ていたら、ソングラーンの祭りの特集をやっていました。4月はタイの旧正月だそうで、その時のお祭りです。4月は、タイの大学より招待を受けており、タイ南部のソングラーンに行く予定でしたので、興味津々です。

2010. 1. 29. Fri  860,000 Hit !
 本日、HP来訪者が860,000名を越えました。ありがとうございます。今後も最新の情報をお届けできるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。

2010. 1. 24. Sun  内視鏡手術見学
 2月には、カナダから乳腺内視鏡手術VABS-TARMを見学に来日予定の先生がいます。これからは海外からの患者さんも受け入れられれば良いと考えています。多くの患者さんがこの手術を希望して来院されております。少々お待たせする状況になってきていますが、さらに大勢の方の期待に応えられるよう頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

2010. 1. 19. Mon  CYP2D6
 ちょうど質問もありましたので、CYP2D6について簡単にまとめてみました。ご参考にしていただければ幸いです。20%以上の方が、酵素活性の減弱するCYP2D6*10/*10を持っていますので、この検査は、タモキシフェン(ノルバデックス)を始めようとする方は全員、前もって検査を受けておくべきでしょうね。

2010. 1. 11. Mon  成人の日
 我が娘も成人の日を迎え、式典に出席する人たちの姿を見ると、若き日の自分を思い出します。今週からいよいよ本格的に仕事始めとなります。しばらくは海外出張がない分、手術症例が多くならないといけませんので、それなりに大変です。頑張っていきましょう。ところで、当院では、セカンドオピニオン外来を開設していますので、是非ご利用下さい。手術方法や術後の治療などについて、詳しくご説明いたします。

2009. 12. 31. Fri  大晦日
 今年も慌ただしく終わろうとしています。乳癌の治療者としては、多くの新しい有効な治療法を見出すことが出来、近い将来、本当に乳癌を克服する日が来ることを予見させる年でした。まだまだその一端にいる段階ですが、未来はあります。ここ数年、スキー場での年越しをすることが出来ず、また今年も病院での年越しとなりました。医局で紅白歌合戦を眺めながら、来年のことを思い描いています。来年は海外出張を減らし、診療と研究と教育に専念したいと思っております。

2009. 12. 14. Mon  サンアントニオ速報!
 今年もサンアントニオでは大変多くの知見が報告されました。発表の内容を見ることが出来るのですが、何せ現地で朝から晩まで缶詰になって聴講しているのと違って時間がかかり、膨大な情報量に戸惑っています。ポスターだけでも凄い数です。内容を掻い摘んでトピックスに書きましたが、いかがでしたでしょうか。参考にしていただければ幸いです。特に、すぐにでも利用できる知見は、骨粗鬆症の内服薬のビスフォスフォネート(ボナロン、フォサマックなど)が乳癌の予防に有効なこと、飲酒が乳癌の原因になること、は日常生活で利用出来ることですね。

2009. 12. 7. Mon  まもなくサンアントニオ
 今年は、残念ながらサンアントニオには行けなくなってしまいましたので、極力ネットを通じて情報を手に入れていきたいと思っています。分かり次第、お知らせします。来年の乳癌学会の演題も送りましたし、これで一年も終わりますね。先日も書きましたが、当院の遺伝診療科では、CYP2D6とBRCA1/2の検査を推進しておりますので、ご希望の方は是非相談して下さい。また、Oncotype DXについてもすでに多くの方が検査を受けております。高価に付きますが、自分の再発リスクや治療効果についての情報を客観的に知ることが出来るので、是非受けてもらいたいです。4月にタイ王国へ招待されることが決まりました。まだ行ったことのない国でして、ちょっと不安です。何か良い情報がありましたら教えて下さい。

2009. 11. 17. Tue  マンモグラフィ検診の新ガイドライン
 トピックスにも書きましたが、アメリカ政府より、マンモグラフィ検診は50歳以上の女性に2年ごとに行うという新ガイドラインを発表しました。アメリカ癌協会ACS、アメリカ放射線協会ACR、アメリカ乳癌学会ASBDは、これを拒絶し、従来通り40歳以上毎年検診を推奨すると主張しています。何があったのかどうか分かりませんが、大混乱です。私の所属しているASCOとASBDからもこの事に関するニュースメールが届いています。一体どうなるのでしょうか、注目が必要ですね。ちなみに、日本では40歳以上の女性に2年毎のマンモグラフィ検診が推奨されています。

2009. 11. 9. Mon  東京オリンピック
 東京都が再び2020年オリンピックを招致するとうことですね。個人的には是非東京でもう一度オリンピックを、と思いますが、前回のような冷ややかな白けムードでは今回も無理でしょう。何故以前のように燃えないのでしょうか。札幌オリンピックまでは凄かったのですが、長野オリンピックからは白けてます。国民一丸となって向かっていきたいです。

2009. 11. 2. Mon  Ki67  CYP2D6  BRCA1/2
 このところのインフルエンザ騒動には、困ったものです。5月の頃の反省が全くないのでしょうか。やたらと病院へ駆けつけ、インフルエンザの検査を要求する。ワクチンを受けないと致死的な病気にかかるとでも思わせる煽動的な報道はどうにかしてもらえないでしょうか。我々医療者にもワクチンが接種できない現状で、熱発の患者の診察を拒絶する医師もいるようです。未だにワクチンを卵で作っている行政の未熟さときたら情けないですね。これで本物の新型(鳥)インフルエンザが来た日を予想すると震えが来ます。
 学会では、乳癌術後の検査として、Oncotype DXはもちろんのこと、Ki67やCYP2D6の検査も推奨されています。乳癌学会でも早急にガイドラインに取り入れるべき事です。Ki67は、癌細胞の増殖力を知ることが出来、ホルモン受容体陽性でもKi67が陽性ですとLuminal Bで化学療法の適応となります。CYP2D6は変異があると、ノルバデックス(タモキシフェン)が代謝されず、効果がみられません。約10%程度の人にみられると言われています。折角ホルモン療法をしていても意味がありませんね。また、家族性乳癌、たとえば2親等以内に乳癌の方がいて、40歳以下であれば、遺伝性の可能性もありますので、BRCA1/2の検査を受ける必要があります。この変異がある場合には、生涯のうちに80%以上乳癌を発生しますし、トリプルネガティブ乳癌が起こりやすいです。後の2者は保険が効きませんので、自費になりますし、検査できる施設も限られます。なお、当院では検査できます。お金はかかりますが、一つ一つエビデンスに基づいた確証のある治療を積み重ねていくことが個別化医療となり治癒への早道ですので、ご承知いただき、積極的に参加していくことが大切です。

2009. 10. 29. Thu  Oncotype DX
 このところ忙しく、なかなか更新できませんでした。今月初めにASCO Breast Cancer Symposiumに出席するため、サンフランシスコに行ってきましたが、その際、乳癌の遺伝子診断で有名なOncotype DXを提供しているGenomic Health Inc.のラボツアーに参加してきました。世界中から出された献体を全てこの一箇所に集めて、集中的に遺伝子検査を行っています。その研究室を実際に観て来れたのは大変良い経験になりました。アメリカの乳癌の約7~8割の方がこの検査を受けています。もちろん、アメリカでは保険がききます。日本では、まだ保険がききませんので、自費です。約45万円を必要としますので、ちょっと覚悟が必要ですね。化学療法をやらなくてもホルモン療法で充分だという事が分かれば、医療費負担は検査をしてもずっと安くなります。みなさん検査を受けましょう。

2009. 9. 25. Fri  850,000 hit!
 本日、HP来訪者が850,000名を越えました。ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。帰国後、まだ当直が続いています。早く家に帰って、ゆっくりと休みたい。

2009. 9. 25. Fri  帰国
 帰ってきました。日航と比べて、明らかに全日空の方がサービスも良いし、座席も良いですね。インフルエンザを理由に公共交通機関を使わない無責任な社長のいる日航には、もう乗りたくないですね。デルタ航空と合併してくれると嬉しいのですが、それすら嫌がっているというやる気のなさ、結局税金で助けてもらうのを待っているのでしょうかね。2社を続けて乗り比べてみると、そう実感しました。
 ところで昨日チェックアウトの際、驚きました。予約の金額より大幅に高額の宿泊費を請求されたのです。330ユーロの予約が、480ユーロですよ。ボッタクリだ!私も粘って、予約の用紙を見せて、当初の金額のみを支払うことになりました。だって、部屋は狭いし、シャワーも狭いし、石鹸も補充されないし、エアコンも冷蔵庫もセイフティボックスもないし、数え上げれば不満だらけのホテルなのに、1泊100ユーロは高すぎる!フロントの人も英語が話せないし、ドイツ語と言うよりスペイン語のような言葉で話しているし、怒り爆発でした。こんな時は、日本語でまくし立てるのが一番だということを思い出していました。

2009. 9. 24. Thu  ECCO最終日
 本日、ECOOの最終日ですが、飛行機が17:30発なので、13:00までの最終SessionのBest of 2009までしっかりと出席できました。乳腺のセッションは本当に最初から最後までびっしりと計画され、しかも常にHall 1か2を占有して、力が入っていました。特に、分子標的薬に関する発表は目白押しで、今までになく新鮮な進歩を感じさせました。さすが、ヨーロッパ最大の癌学会でした。本当に来て良かった。次回は、2年後になりますが楽しみです。帰りの飛行機は、ルフトハンザ・全日空で、フランクフルト経由です。当大学の呼吸器内科の弦間教授とご一緒させて頂きました。Presidential session IV ECCO Clinical Trial Awardの5題に選ばれ、発表されたようです。素晴らしいです。私も頑張らねば。

2009. 9. 23. Wed  ポスター発表
 今日はいよいよ発表です。ポスター掲示のボードが一番前の目立つところにあり、通る人の目にとまりやすい良い位置です。ちょっと場所が狭いのが難点ですが、何とか見に来て頂いた先生方に対応できました。3時間は長かった。と言うわけで、ご褒美にベルリンフィルのコンサートへ。会場はステージを中心に四方に座席があり、4階建てくらい。私は2回の最前列の良い席です。マーラー作曲交響曲第3番は恥ずかしながら初めて聴きました。迫力があって良い曲ですよ。充分楽しみました。

2009. 9. 22. Tue  ESSO General Assembry
 今日も新しい報告が目白押しです。センチネルリンパ節生検のITCつまりリンパ節内孤立腫瘍細胞の扱いについて、意見が分かれました。針生検などによる人工物で転移として扱わなくても良いとのことと、転移であり予後に影響することとの両極端です。今後の検討が必要です。夕からは、私の所属しているESSO (European Society of Surgical Oncology)の総会に出席しました。著明な先生方と直接挨拶し意見交換できたことは大変良い経験になりました。機関誌のEJSOに投稿して、私の名を売り込みたいです。夕食は、ホテル近くのレストランへ。地元の団体さんが来ており、キーボードとクラリネットの生演奏に踊り出し、陽気なこと。グリルを頂きましたが、ソーセージやステーキはうまいです。

2009. 9. 21. Mon  Joint ECCO 15-34th ESMO開幕
 開幕です。昨日のサテライトシンポジウムでの衝撃が残っていますが、今日も分子標的薬の発表が目白押しです。また、転移のあるステージIV乳癌に対する原発巣の切除が生命予後を改善するという報告は、姑息的手術と言われていた乳房の手術を治療戦略に組み込むべきとの外科医にとっての励みになりました。ベルリンICCは前回のEBCCと同じ会場ですが、さらに展示スペースが広がり、各製薬会社がど派手に新薬の宣伝活動をしています。おまけもUSBやらバッグやらおまけも一杯で、クイズショーも方々であります。面白かったのは、アルカポネの白黒映画のような映像の中で、カラーの教育フィルムが始まるといったもの、見入ってしまいました。患者モデルが出てくるケーススタディも面白かった。3箇所にケータリングスペースがあり、サンドイッチやサラダ、ヨーグルト、フルーツ、ドリンクなど無料で取り放題です。カバンの中にボトルとチョコを沢山抱え込んでしまいました。サテライトシンポジウムの数も凄いですね。前日は11:00から夜までぎっしりと企画され、毎日夕方には各臓器全てのシンポジウムがあります。出席すると夕飯には困らないけれども、終わると20:00過ぎになってしまい、それでは折角のベルリンでレストランに行く暇もなくなってしまいます。

2009. 9. 20. Sun  S-Bahnが休止中?!
 昨夜遅くベルリン入りしました。とりあえず学会場へ行き、レジストレーションをしようとホテルのすぐ前にあるSバーンのシャルロッテンブルグ駅に行ったところ、なんと閉鎖されているのです。どうやらSバーンの路線のほとんどが9月8日より休止しているらしいのです。Sバーンは、ベルリン市内の半数以上の路線をしめる鉄道です。東京で言うと、JRと地下鉄の半分を足したようなもので、市内の交通の要です。それが動いていないのです。移動手段は、地下鉄のUバーンとバスと長距離鉄道(DBなど)のみです。学会場のICCへも地下鉄を乗り継いで、行く羽目に。直近のKaiserdamm駅から400mもあり、参加者はぞろぞろと歩くことになりました。どうやら、5月1日に起きた脱線事故を機に発覚した車両点検不足に対する再検査の結果、安全基準を満たしているのが全車両の1/4だけとのことで、7月20日の全線休止の後、世界陸上前に運行再開していたのですが、再び9月8日から一部区間を除き、ほとんどの路線を休止する事態に陥っています。復旧の見通しは立っていないとのことです。一体どうしたのでしょう。ドイツ人は信用できると思っていたのに残念です。と言うわけで、今まで使っていたリングなどが使えません。困ったものです。地下鉄Uバーンは東京のと同じで、蛇行していて行き先が分かりにくい。バスも便利だが、走行距離が短くて、頻繁に乗り換えが必要です。サテライトシンポジウムに出席した後、オープニング・セレモニーまで6時間ほどあるので、ホテルに戻った後、まずはポツダム広場を目指して行ってみようと、バスに乗りました。動物園前止まりです。今日は日曜日で、子供連れの家族が多いです。そう言えば、朝からベルリンマラソンが開催されているはずです。さらに乗り換え、ポツダム広場へ。首に銀メダル?を下げた多くの人たちを見かけました。ベルリンの壁で記念写真を撮って、ブランデンブルグ門へ。マラソンは終わったらしく、路上のカフェで祝杯を挙げている人たち、出店、大型スクリーンなど、祭りの後の余韻を感じさせます。1ヶ月前の世界陸上の中継が思い出されます。女子は銀メダルでしたね。困ったことに、交通規制のため、最寄りにバスが見あたらない。連邦議会前を通り過ぎ、中央駅まで歩いてようやく乗れました。アレキサンダー広場まで行って、Uバーン(U2)で学会場へ。オープニング・セレモニーでは、Max Raabe & Palast Orchestraのコンサートがありました。素晴らしいバリトンの歌声とジャズバンドの演奏は最高でした。

2009. 9. 10. Thu
 アデレードから早朝6:30に帰国しました。帰りは、待ち時間も含め延べ19時間のフライトで疲れました。アデレードからメルボルンで国際線へ乗り換えて、シンガポールへ。いずれも超満員で、狭いエコノミーは辛い。救いは、シンガポールから成田までがJALの747でガラガラでしたので、ゆったりと熟睡できましたが、それでも3時間くらいです。どうしても映画を観てしまうのですよね。行きにヴルバリン、帰りに天使と悪魔、ターミネーターを観ました。いずれも映画館で観損ねていましたので、良かったです。天使と悪魔は、前作のダビンチコードは違い、ラブロマンスは全くなく、ひたすら謎解きとアクションでした。それなりに良かったですよ。帰国後は、学生に講義をしなければならないので、早速大学に向かいました。睡眠不足と足の疲れでフラフラです。なんとか講義も終わり、会議も終わったところで、今日は当直です。早く寝たい。

2009. 8. 23. Sun
 サンデープロジェクトというTV番組を観ていると各党首が出席して討論をしていたのですが、質問は民主党の鳩山さんにばかり集中していて、自民党の麻生さんにはほとんど質問も意見もなく無言の状態で、いかにも鳩山さんが首相になることを全ての出席者(麻生さんも含めて)が認めているようでした。いよいよ来週の日曜には決着がつくのですね。本当に社会が変わるのでしょうか。期待で一杯です。
 世界陸上ベルリンでマラソンの中継がされています。ベルリンは2回行ったことがあり、来月にまた行く予定ですが、非常によい街で住みたいとも思っているくらいです。懐かしい町並みに見入っています。特に戦勝記念塔は頂上まで登ったこと、大聖堂で開催されたコンサート、など思い出が蘇ってきますね。日本がんばれ!

2009. 8. 22. Sat
 大阪の中之島には国際会議場や今回の大阪大学中之島センターなどがあるのですが、県外から来た人にはアクセスが悪く、新幹線で新大阪についても簡単には辿り着けません。ようやく鉄道が開通したと思ったら、阪急電鉄でJRや地下鉄と接続していないのです。おかげで乗り換えるにも改札を出て、外に出て橋を渡って行かねばならないほど遠いのです。大阪の人は都市設計をするに当たり協調性がないのでしょうか。困ったものです。暑い中、汗だくになってようやく会場に辿り着きました。乳腺のシンポジウムは、多くの質問もあり、非常に盛況でした。皆さんありがとうございました。終了後、再び新幹線で東京に戻り、大学病院で手術患者の処置や入院患者の指示をした後、土日の当直に来ました。疲れましたので、少々お休みさせて下さい、と思っていると、救急で2名の入院がありました。

2009. 8. 21. Fri
 昨日の手術後の患者さんを大学病院に診に行った後、新幹線に乗り大阪入りしました。今日から第1回小切開・鏡視外科学会が開催されました。理事会にて、私が理事に就任することを承認されました。私の出番は明日で、シンポジウムの発表と座長を努めさせていただきます。教育講演で名古屋大学の生田幸士先生のお話を伺いました。新しい生体機械工学の研究をされており、低侵襲ロボットや細胞研究用ナノロボットについて紹介されました。カプセル内視鏡から両腕が出て、検査や治療を行うことの出来る物など、素晴らしい研究です。私もこのような研究者を理想に思います。

2009. 8. 17. Mon
 お盆休みは、蓼科の山の家へ行った後、ケーブルテレビの映画を散々観て、映画館で「ナイトミュージアム2」を観に行き、さらに浦安万華郷で温泉に入り、とのんびりムードでした。これからが大変なのに。

2009. 8. 13. Thu
 昨夕から3回温泉に入り、朝食も豪華で、また泊まりたいと思える旅館でした。高速道も今日からUターンラッシュが始まりそうですので、ゆっくりした後、早めに帰路につきました。渋滞は首都高だけでしたが、なんとか通過し、帰宅しました。

2009. 8. 12. Wed
 怖れられていた台風9号の接近は、肩すかしのようでしたが、昨日早朝に地震があり、地滑りのため東名高速が上下線共に通行停止になってしまったおかげで、迂回路となった中央高速の交通量が増えました。外来終了後、帰宅し、21時に山へ出発。すでに混雑は始まっていました。特にトラックが多く、危険です。何処までも混んでいて、疲れる疲れる。八ヶ岳を越えたあたりからようやく空いてきて、高速で走れるようになりました。山の家に着いて、びっくり。草が伸び、何処に駐車するの?家の中もかび臭いし、床もシトッとしている。義父が亡くなって以来、山の家に住む人は居なく、私も1年ぶりです。家は傷んでいます。とりあえず、簡単に掃除をして寝ました。やはり、山は良いですね。天気も良いし、空気も良い。昼過ぎに山荘を出発して、白樺湖へ。冷房なしでも涼しい風が気持ちよいです。美味しいおそばやでお昼を取り、蓼科牧場へ。アイスを食べて、牛乳を飲んで、馬を撫でて。次は、蓼科湖へ回り、イングリッシュガーデンへ。今日は、諏訪の名旅館「ぬのはん」に宿泊します。温泉と贅沢な夕食の後、湖側の部屋のベランダに出ると、すぐ目の前で打ち上げられる花火は最高でした。真正面で、大音響と音圧。大玉は視野からはみ出るくらい大きい。大満足です。

2009. 8. 10. Mon
 今日から1週間の夏休みです。とは言っても、台風9号が来ているのですよ。朝から大雨です。タクシーはきっと捕まらないだろうと思い、自家用車で出発しました。病院へ顔を出した後、後楽園へ。リラッサでランチバイキングを楽しみました。驚いたことに、料理が豊富で美味しいこととシェフ達が待ち構えていてサービスしてくれること、素晴らしいですよ。皆様も是非、お勧めです。食べ過ぎで、ちょっと苦しい状態で、午後から当直へ突入しました。台風が接近してきており、明朝から大学病院で外来がありますので、移動が心配です。

2009. 8. 8. Sat東京湾大花火大会
 お台場で大花火大会です。乳癌学会慰労懇親会がホテル日航東京で行われました。6時開宴ということで、4時半には新橋に着いたのですが、ゆりかもめに乗るために長蛇の列が出来ていました。まるでディズニーランドのアトラクション入場待ちのように、延々と行ったり来たりの列を並び、30分以上、暑くて風の通らない中で汗だくになりながら、待っているのは予想以上に辛いものでした。ホテルに着いて、人混みから解放されて、ようやくホットしました。会場は、普段チャペルとして使われている全面ガラス張りのルーチェ マーレです。目の前には、レインボーブリッジがあり、その向こうから花火が打ち上げられました。パーティーの食事を楽しんだ後、冷房の効いた会場でゆったりと寛いで、花火鑑賞をしました。花火は、配られたプログラムに沿って、次々と打ち上げられ、我々の目を楽しませてくれます。なかでも「ぼくらの夏休み」「東京オリンピック」は良かったです。ピースマークの笑顔など、種々色のリングが一度の多数展開したり、歓声が上がりました。学会の偉い先生方が参加され、皆さん口々に賞賛しておりました。私も今年は、3回も花火鑑賞が出来、満足です。

2009. 8. 3. Mon
 9月には、初めてECCO-ESMOに出席してきます。これは、ヨーロッパの癌学会に匹敵するもので、アメリカのASCOと同じです。実に楽しみです。2年前のバルセロナでの会には出席できなかったので、今回は感慨があります。今日ちょうどギリギリでregistrationを済ませました。ベルリンは3回目の訪問です。ちょうど秋の連休に重なっているので、飛行機代が馬鹿になりませんが、その分頑張ってきます。

2009. 8. 1. Sat
 今日は江戸川花火大会がありまして、14,000発もの花火が打ち上げられました。地元ですので、外来が早く終わったので早々に帰宅し、蕎麦懐石の夕食会の後、ケーブルテレビで花火鑑賞をしました。テレビで見て、窓の外からは花火の重低音を聴くことができ、充分満足。ただ途中で眠くなってしまいましたが。途中10分間近くの中断があったのですが、花火が数発客席へ横方向に飛び、けが人が出たらしいのです。会場の江戸川河川敷は超満員でしたので、大変だったでしょうね。我が家で花火鑑賞も良いものですよ。

2009. 7. 31. Fri
 今日は少し涼しいのに、やたらと汗が出るのは困りものです。今朝根津神社を通った時、ドラマのロケ撮影をしていました。誰が来ているのかなと思って見ていると、京本正樹さんが浴衣姿で座っていました。何の番組なのか気になりましたが、外来があるので足早に病院方向へ進んでしまいました。このところ、手術患者さんが増えてきてありがたいのですが、9月の学会遠征まで予約がふさがってしまいました。忙しいですね。

2009. 7. 25. Sat
 オーストラリアで新型インフルエンザが流行しており、9月にアデレードに行くカンタス航空の飛行機が大幅減便に伴いキャンセルとなってしまいました。大事件です。おかげでシドニー経由が取れず、ブリスベン経由になってしまいました。ブリスベンはゆっくりと滞在したいところですが、トランジットでは何も観られませんね。帰りの便は、シンガポール経由になります。早朝成田に到着して、その日に大学の講義をしなくてはいけません。なんと、ハードな一日になることか。

2009. 7. 19. Sun
 今日は、土用の鰻の食事会の後、ハリー・ポッター Half Blood Princeを観てきました。以前の情報では、3D映像だと聞いていたのですが、通常の2Dでしたのでちょっと残念でした。今回は原作の第6巻に当たりますので、次回で最終回かと思っていましたが、なんと第7巻は2部構成で、Part Iが来年の夏、Part IIが来年の冬だそうです。もったい付けますね。かつての人気はすでにないとしても、まだまだそれだけの集客力を持っているのでしょうね。ネタバレはあまり良くないのですが、原作ではもうすでに分かっているはずです。今回の最後はちょっとあっさりし過ぎていてちょっと不満でした。日本人的な発想かもしれませんが、もっと絶望的な雰囲気を残すような演出にして欲しかったです。前回のシリウスを失うときと比べて、薄情ではないの?なんて、思いました。しかし、まだまだ頑張りますよ。

2009. 7. 24. Fri
 ついに5日間が終わりました。抗HIV薬や日和見感染の特徴など、全く聞き慣れない言葉ばかりで戸惑いましたが、ようやく慣れてきました。病棟回診では、入院患者さんを一人一人センター長が診察される様子を拝見し、信頼関係が築かれ良い診療が出来ていると時間しました。今後、私がHIV感染者を患者として直接診療する機会は少ないとは思いますが、当大学病院に訪れるHIV感染者や乳癌患者さんに適切な治療が受けられるよう努力していきたいと思います。

2009. 7. 14. Tue
 今日は2日目です。講義が続いた後、飯田橋のはばたき福祉事業団に移動し、お話をしました。薬害エイズの患者団体が組織した再発予防とHIV感染治療を目的とした事業団です。薬害エイズの方々と近年増加している性行為感染者とは全く感染に対する思い入れが違っているはずですが、両者が平等に治療を受けられるよう取り計られていることは素晴らしいことです。

2009. 7. 13. Mon
 今日から1週間の予定で、国際医療センターのエイズ治療・研究開発センターACCで開催されるHIV講習会に参加します。初日の今日は、朝から夕までみっちりと講義が続きました。HIV感染は、始めは血友病患者さんに起こった薬害エイズから始まり、今は性行為感染症などへと様相を変えてきています。非常に効果の高い治療法が確立し、完治しないものの40年近くの余命を期待できるほどに予後が改善してきています。ただ、一度治療を開始すると一生涯服薬が必要になることと、いい加減な服薬をすると薬剤耐性が出来てしまうので厳格な服薬が必要になることが重要な事です。癌治療とは全く異なる治療計画の建て方は、目から鱗が落ちるようです。今後の治療に役立てられるようにこの一週間頑張って勉強してきます。

2009. 7. 6. Mon
 当院には、遺伝診療科があり、BRCA1/2を初め、多くの遺伝子検査の相談に応じております。20代・30代で乳癌になった方やBRCA1/2陽性者が身内にいる方は、検査をしておいた方が安心です。ご希望の方は、私の所にいらっしゃって下さい。もちろんCYP2D6についてもご相談下さい。ただ、検査はすべて自費になりますので、ご理解下さい。

2009. 7. 5. Sun
 今日は朝から当直です。昨夜は温泉に行って疲れをとって、ちょっとお休みしました。

2009. 7. 4. Sat
 まずはパネルディスカッションでの発表です。会場は満員で、立ち見の状態でした。3D-CTリンパ管造影の総まとめですが、大勢の先生方と座長の秋山先生らの前での発表は緊張しました。上肢からのリンパ流を描出して、手術後の上肢浮腫を予防できる方法について検討を重ねています。午後は、ポスター会場で座長を務めました。局所再発のセクションで、多くの質問もしてもらい、上手く出来たと思います。最終的な乳癌学会総会への参加者は、5200名だそうです。昨年よりも20%増と言うことですので、大満足ですね。夕方からは、乳腺内視鏡手術研究会が開催されました。私も酸化セルロース充填による乳房温存手術の再建について発表させていただきました。こちらも盛況でしたので、これからも内視鏡手術を頑張っていきましょう。

2009. 7. 3. Fri
 いよいよ乳癌学会の開幕です。ホテル日航東京は超満員です。会場の責任者として働いておりますが、ほとんどコンベンションサービスの方々の活躍で私の仕事は楽でした。私の出番はすべて明日で、パネルディスカッションと内視鏡手術研究会の発表とポスターの座長ですが、未だスライドが出来ていません。仕事の合間をみて、なんとか完成できましたが、焦りました。お昼の段階で参加者は3800名だそうです。夕方、全員懇親会がホテルのビアガーデンで開催されましたが、小雨の降る中、狭い会場に大勢の参加者が駆けつけ、ラッシュ状態になっており、各料理の前には長蛇の行列が並び、とても食べ物にありつけないし、ビールサーバーを背負ったビールガールも人混みの中で右往左往して、生ビールもなかなか手に入らない!長崎で開催された外科学会の懇親会の混雑を上回るラッシュ状態で、バンド演奏もあって人が少なければ良いのですが、とにかく会場が狭すぎる!たこ焼きに並び、気がついたら、バンド演奏も終わり、参加者も帰って少なくなってきて、ようやく食べ物にありつけるようになりましたが、祭りの後のようで寂しかった。

2009. 7. 2. Thu
 今日は朝から外来診療をしておりまして、夕方終わってから、乳癌学会会場のホテル日航東京に駆けつけました。18:00より評議員懇親会がありました。500名以上の先生方が集まり、盛大でした。出された食事はとても高級で美味でした。ワインも美味しくて、お金かかってるよ、という感じでした。隣の席に二松学舎のアメリカ人英語教師がいましたので、とても楽しく英会話が出来て良かったです。

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