今月の特集題  永遠の憩いとは (夏期修養会に学んで)



感動と感謝の二日間
豊川 昭夫
 今年の教会全体修養会は、8月25日(金)から26日(土)にかけて群馬県片品村にあるシャレーみのりを会場として行われた。参加者は17名(大人16名、子ども1名)。

感動の一日目
 教会事務室で簡単な打ち合わせと祈りを合わせ八時半に出発。石橋先生は、午前中は幼稚園のお誕生会があるため、開会礼拝は午後3時半からの予定であった。そのため私達は、昼食後「花咲の湯」という日帰り温泉へ行った。露天風呂に浸かりながら、心も体も清められるひと時を過ごせた。
 予定通り宿に到着すると絞りたての新鮮なトマトジュースを飲んでいよいよ開会礼拝へ。「永遠の憩いの場としての教会」の主題のもと、石橋先生の一時間以上に亘る話は聞くものを魅了した。「神様の永遠の憩いの地」に与れる幸いがいかに素晴らしいことかに深く感動した。
 夕食は、自分達でするバーベキューとレストランでの食事を選択出来たが、アンケートを取ったところレストランでの食事の希望者が多かった。連れ合い曰く「主婦は、こういう所では、何もしたくないのよ」(納得)。
 美味しい食事の後は、豪華景品(?)が当たる恒例のビンゴゲーム・クイズ大会。そして祈祷会をして一日目が終わった。なお、有志数名は終わらず、神の家族の交わりの時は続いた。

感謝の二日目
 7時からの早天礼拝は、須賀工神学生が担当され、もうどこへ出しても立派な牧師が務まるお話だった。朝食後は、武尊山へハイキングに出かけた。行き帰りの車中では、お題を頂戴した「なぞ掛け」を楽しんだ。越谷教会と掛けて何と解く。ヘルモン山と解く。その心は?。「頭(かしら)に白いものがあります」(田坂兄作)、といった秀作もあれば、昨日行った温泉と掛けて、川田さんのジーパンを岡林さんが穿いた時と解く。その心は?。「ゆ(湯)ったり」といった傑作もあった。
 午前11時過ぎからの閉会礼拝では、石橋先生を通して、「今、生きていることの奇跡」を科学的な面を含めて知らされた。最後に、工神学生曰く「滅茶苦茶美味いカレー」を食べて宿を出た。帰りは、野菜直売所に寄ったり、吹き割りの滝を見学したりしながらも、一度の渋滞もなく五時前に教会へ到着出来た。
 今回は、全員が一緒に参加し作る修養会を目指した。恐ろしいほど時間通り、予定通り全てのプログラムが終了した。「こんなにも、旨く進んでいいのだろうか」と思うほどであった。
 改めて、神様の守りと導きを感謝すると同時に、背後に教会員の方々の深い祈りに支えられた修養会であったことに深く感謝致します。  
(とよかわ あきお)

交わりの時に感謝!
鵜飼由紀子
 今年の修養会は、私が越谷教会に来てから二度目になります。日頃礼拝には出られないことが多いのですが、鍵っ子の娘と二人で出掛ける良い機会と思い今年も参加を決めました。
 当日、娘と共に夫に見送られていざ出発。車中賑やかな中で片品に着くと美味しいお蕎麦を頂き、温泉へ。そしてシャレーみのりへ。
 開会礼拝は石橋先生からの教会主題である「憩いの地」について。とても熱く語られるその内容に気がつくと涙している自分がいました。日々の生活の中での憩い。イエス様の十字架によって導かれる永遠の憩いの地。「憩い」という言葉を日常当たり前のように使っていますが、いろいろと考えさせられてしまいました。先生からの御言葉を聞きながらもっと聖書に触れ学びたいと心から思いました。
 翌日の早天礼拝では須賀工神学生から詩編100編より。閉会礼拝では石橋先生から詩編8編より。御言葉をいただいた後は何故かため息が出るくらい心に響くものがあり、言葉を失っていた私でした。
 楽しみにしていたシャレーみのりでの食事はとても美味しく、野菜が苦手な娘も美味しい〜と言いながら食べていました。私は麦ジュースも…。
 また、娘は自由時間ではトランプ、オセロ等皆様に遊んで頂き、浅川兄には遊べる草花の宿題を手伝って頂きご機嫌でした。夜のお楽しみ会では由美子先生クイズで盛り上がり、二次会では楽しいおしゃべりと、気がつくと教会に対するそれぞれの思いを皆で話していました。日付が変わる前(?)に就寝。
 翌日の観光は武尊山。山頂の空気はとても澄んでいて涼しかったです。ヤギの「ゆきちゃん」達としばし戯れた後で散策―私は残念ながら車酔いのためベンチで休憩―
 帰り道、途中で吹き割りの滝に寄りました。自然の作る不思議で美しい景観にただただ驚くばかりでした。
 日頃、教会ではほとんどお話をする機会のない皆様との一泊二日の旅。礼拝に始まり礼拝に終わる中での交わりの時。とても有意義で楽しい二日間でした。
 神様が下さったときに心から感謝し、教会学校に行きながら何も身についていないように思える娘が、将来神様に導かれる事を、その時に修養会での思い出が生きてくる事を願いながら帰途につきました。
 最後に沢山の方々の祈りに支えられた修養会に参加できましたこと、感謝、感謝です! 
(うかい ゆきこ)



越谷教会月報みつばさ2006年9月号特集「永遠の憩いとは」より

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