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祈り見守って下さい
二月末に埼玉地区青年部主催の賛美集会が開催されました。ゲストが岩渕まことさんということもあってたくさんの出席者が与えられました。越谷教会からは私を含めて四名が参加しました。岩渕さんは気さくな方で参加者達と心を開いて語り合っていました。
昨年は地区総会で、青年部が継続できるか否かというところまで議論が進みましたが、今回の集会はそのような不安を軽減したと思います。と言いましても二十代前後の世代は越谷教会の青年達だけでした。どこの教会でも青年の年齢層が高くなっている事は否めないようです。幸い越谷教会の青年層は二十歳前後がメインになっています。昨秋、この青年達が一念発起して青年会を再結成致しました。前から、礼拝後数名が集まり歓談の時を持っていましたが、集まりが悪いときもあって、まとまって何かをやる(奉仕等)という機会は少なかったように思います。
越谷教会の青年達はそのほとんどが教会学校から上がって来た人達です。この事を考える時、教会学校の働きが決して小さいものではない、むしろ尊い働きであることを実感させられます。魂に種が蒔かれて芽を出すまで、大変な労力が注がれ、また「神の時」を待つ忍耐が必要とされます。しかし、芽が出て育っていく様子を見るのは労する者にとって大きな喜びです。この紙面をお借りして改めて教会学校の教師の皆様に祝福があるようにと祈らせていただきます。
青年伝道は、このように教会学校の背後の労があって初めて実を結ぶものであると私は堅く信じています。
今、青年会は自主的に活動しようとしています。外から見ていて危なっかしいと思う点も多々あると思いますが、憐れみ深い主と同じまなざしで祈り見守って下さい。
メンバー同志の語り合いをよく側で聞いていますが、彼らは本音で語り合っています。時にはメールで聖書に関する質問などもしてきます。
それから今年の青年会のビッグニュースは青年会長の須賀工兄が東京神学大学に入学したことです。このことは周囲に良き感化を与えています。これからも青年会から献身者が与えられること、明日の越谷教会を支える者が与えられることを願ってやみません。
教会員の皆様が育てる、また共に主にあって育てられるという意識をもって青年達に接してくれたら幸いです。 |
2004.5(みつばさ240)より |
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