讃美歌をはじめクラッシックから演歌まで何でも聴くので"一曲"を選ぶのにかなり迷いました。
牧会の場に立って9年目となりましたが、充実よりも困難を感じる事の方が多かったと思います。
人間存在のあらゆる段階に深く関わる働きを前に、自らの足りなさを強く感じてきました。
もしも、もう一度やり直すことができるなら、と失敗を嘆くこともしばしばありました。
挫折と孤独に打ちひしがれていた時、私の心に讃美歌290番が響きました。小学生の頃から知っていた曲でしたが、歌詞の一つ一つが心に染みました。今でも不安にかられたり、頭が混乱しそうになると口ずさみます。神様は賛美をとおして私の心に安らぎと癒しを与えて下さいます。
よろずを治らす 愛の御手に
うきも恐れも ゆだねまつれ
あらしをしずめ 雲をはらい
神はまさみち しめしたまわん
みつばさNo.224(2002年12月15日)より