三遊亭兼好

さんゆうてい けんこう

<生年月日>
1970年1月11日

<出身地>
福島県会津若松市

<最終学歴>
二松学舎大学文学部国文学科卒

<芸 歴>
サラリーマン等を経て1998年8月、妻子がありながら28歳で三遊亭好楽に入門。
前座名は好作。  
2002年3月、二ツ目に昇進して、好二郎と改名。
2002年10月、NHK新人演芸大賞出演
2003年10月、NHK新人演芸大賞出演
2004年2月、第1回 車力寄席グランドチャンピオン大会落語部門賞受賞
2006年、2007年、「にっかん飛切落語会」若手落語家表彰努力賞受賞
2007年12月、「にっかん飛切落語会」奨励賞受賞
2008年、林家彦六賞受賞
2008年9月、真打に昇進して、兼好に改名
2010年 国立演芸場花形演芸会平成21年度銀賞受賞
2011年 国立演芸場花形演芸会平成22年度金賞受賞
2012年 国立演芸場花形演芸会平成23年度金賞受賞
その他、テレビ・新聞他マスコミ登場多数

<出囃子>
さんげさんげ

好きなもの>
白いごはん おいしい水 漬け物 せんべい 黙っている時の妻子

<趣味>
妻と子どもの生態を観察すること
<特技>
妻と子どもに無視されること

<家族>

妻と娘二人


好作、好二郎時代の言葉
本音プロフィール



解説

 三遊亭好二郎(前座名・好作)氏は、元タウン紙記者で、神奈川県相模原市内の編集室に勤務していた。落語界へ飛び込んだきっかけの一つは、当時の取材活動の中で偶然手にした落語のカセットテープだったという。退社後は、東京魚河岸で働きながら独学を続け、1998年10月に、日本テレビの『笑点』などで人気を博す三遊亭好楽師匠に弟子入り。前座時代は「前座のエース」の異名も持ち、各方面で活躍。特に座間市文化スポーツ振興財団主催の『ざま昼席落語会』では、ほぼ毎月の前座公演をこなし、幅広い年齢層の観客に支持され、ディープなファンを獲得した。前座時代の好作氏にとって神奈川県座間市周辺はかつての職場でもあり馴染み深く、前座としてのレギュラー公演が決まった当時、「この街が好きだから、選んでやってまいりました」と地元紙記者に心境を話していた。ざま昼席落語会の前座は2002年の春頃と見込まれている二ツ目への昇進までの期間担当した。
(2001年冬配信、2002年2月17日改訂)




ざま昼席落語会主催者も「最高に面白い前座」と太鼓判
(=ハーモニーホール座間・2001年11月10日、撮影)

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