写真ファイルのサイズを小さくする

撮った写真はメールやホームページでいろんな人に見せたいもの。だけど、これだけはやっておかないと、下手すると友達なくしちゃうかも。送る相手がダイアルアップを使っているなら、とにかくサイズを小さくしてから送るのが礼儀です。

 

(1)どのぐらいのサイズか確認する

WindowsXPでは、フォルダ内の一覧で、マウスポインタを画像の上に移動して、しばらくそのまま動かさずにいると、サイズが表示されます。

フォルダ内の一覧でツールバーの右端のボタンから、「詳細」を選ぶと、全部のファイルのサイズが一覧に表示されます。

(2)どうやって小さくするか

  ■方法その1:ペイントを使う

WindowsXPに添付されているペイントを使います。

  1. 作業用のフォルダを作成する。
  2. 作業用のフォルダに写真をコピーする。<注意>
  3. 写真を右クリックして「プログラムから開く」「ペイント」メニューを選択する。
  4. ペイントが起動するので「変形」「伸縮と傾き」メニューを選ぶ。
  5. 「伸縮」の水平方向と垂直方向に何パーセントに縮小するかを入力して、OKボタンを押す。
  6. 「ファイル」「名前をつけて保存」メニューを選び、ファイル名の先頭に「p」を追加するなどして違う名前にしてから、保存ボタンを押す。<補足>

<補足>
なぜか「上書き保存」では、ファイルサイズが変わらないみたいなので。。

<注意>
オリジナルのファイルはさわらずに、必ずコピーしたファイルを小さくすること。一度縮小して保存したファイルは,拡大しても元の画質には戻りません。

『ペイントで画像ファイルが読み書きできない!』

 WindowsXPに付属のペイントでは、拡張子.jpgの画像ファイルを読み書きできますが、その他のWindows(Windows98/Me/NT/2000)付属のペイントでは、Microsoft Officeのグラフィックフィルタがインストールされていないと読み書きできません。
 「Microsoft Officeをインストールしてるのに読み書きできないよ!」という人は、Microsoft Officeの「カスタムセットアップ」で「グラフィックフィルタ」をインストールしてみてくださいね。

法その2:フリーソフトを使う

一度に何枚も縮小するなら、フリーのツールResizeが便利。
(「詳細設定変更」で「シャープネス」を0にして変換した結果のほうが、自然な仕上がりだと思います)

<補足>
個人的には「方法1」の仕上がり具合のほうがきれいだと思います。手間がかかるのが玉に瑕。。。

(3)どのくらい小さくするか

ファイルサイズは写真によって違うので、目安にしかなりませんが、私のカメラで撮ったある画像の場合の実験結果はこうなりました。

画素数

ファイルサイズ

縮小率

1600×1200画素

464KB

(未加工)

640×480画素

34KB

40%

400×300画素

16KB

25%

320×240画素

11KB

20%

240×180画素

7KB

15%

高解像度の画像を、縮小なしで送るとどれほどはた迷惑になるか、一目瞭然ですね。

どうしても大きい写真で見せたい場合は640×480、小さくても十分雰囲気が伝わる写真は320×240ぐらいにしてあげると親切です。

写真に説明をつける

旅行で撮った写真など、複数の写真をまとめて人に見せたいときは、ぜひ、写真に説明をつけたい。メモ帳を使って、写真説明用のHTMLづくりに挑戦してみよう。

1.前準備

作業用のフォルダに、必要なファイルを全部集めます。

(1)作業用のフォルダを作ります。

(2)はめ込みたい画像ファイルをフォルダの下にコピーします。
  (ここで、サイズを小さく作業をするといいですね。)

(3)《ここを右クリックして,「対象をファイルに保存」メニューを選びます。
  保存先のフォルダは、(1)のフォルダを指定してください。

こんな風になりましたか?

020104test
            +-IMG0001.jpg
            +-IMG0012.jpg
            +-IMG0015.jpg
            +-sample.htm

2.HTMLを編集します。

いよいよ、HTMLを編集します。

(1)メモ帳を起動して「ファイル」「開く」メニューでsample.htmを開きます。

(2)以下のような内容が出てくるので、青字の部分を内容にしたがって書き換えます。

 

<html>
<head><title>写真集</title></head>
<body>
ここをタイトル文字列にかきかえます。
<hr>
ここを画像1の説明文でかきかえます。<br>
2行下の""の中を画像ファイル1の名前に書き換えます。
<br>
<img src="imgfile1.jpg">
<p>

ここを画像2の説明文でかきかえます。<br>
2行下の""の中を画像ファイル2の名前に書き換えます。
<br>
<img src="imgfile2.jpg">
<p>

</body>
</html>

(3)画像が2つ以上あるなら、「ここを」から<p>までをコピーして、</body>の前に貼り付けてから同じように修正します。ちなみに、

<br>は改行
<p>は空行
<hr>は水平線

です。

(4)修正が終わったら、「ファイル」「上書き保存」メニューで保存します。

こんな風になりましたか?

<html>
<head><title>写真集</title></head>
<body>
2002年1月4日 雪の朝
<hr>
朝おきたら一面の雪。<br>
庭はこんな状態。
<br>
<img src="IMG0001.jpg">
<p>

あまりの寒さに猫はコタツでまるくなりっぱなし。
<br>
<img src="IMG0012.jpg">
<p>

犬は喜び庭駆け回るかとおもったら、やっぱりまるくなりっぱなし。
<br>
<img src="IMG0015.jpg">
<p>

</body>
</html>

3.HTMLを確認します。

HTMLファイルをダブルクリックします。

エクスプローラが起動して、説明文と画像が表示されます。

うまく表示されないときはここを確認。

4.メールで送ります。

フォルダの下のファイルを全部メールで送ります。
複数のファイルを1つのファイルに圧縮したり、そのファイルを解凍したりするフリーソフトは+Lhacaが有名。

初めて送る人には、以下のように写真の見かたを教えてあげよう。

「どこかのフォルダに、添付ファイルを全部保存してから、
保存したファイルのうちのsample.htmをダブルクリックしてね。」


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