◆伊勢の散歩(三重県)

2005/10/23


三重県の観光スポットで全国区の筆頭はここでしょうか。駐車場にはいつも大型バスがひしめき合っています。
正式には単に「神宮」というのが正解。伊勢にあることから「お伊勢さん」とか「伊勢神宮」などと呼ばれています。全国の125宮社の総本山。言わずと知れた「天照大神」を祀っている。初詣のときは市内へのマイカー規制があります。

ここへは転居してから五回ほど訪れています。まあ、相変わらず無味乾燥としている場所ではあります。

正面にある鳥居。記念撮影をする人が多いところです。ま、なんの変哲もないものではありますが。(^_^;)



正面の鳥居をくぐると五十鈴川にかかる「宇治橋」を渡ることになります。20年間で5cmほどすり減るとか。


橋の右手。おっそろしく浅い川です。川底にはどっからか持ってきた石が敷き詰められています。



敷地をぶらぶらと歩くといくつかの別宮があります。ここは「風日祈宮」(風の神様を祀る宮。例のの”神風”を吹かせた神さん)に行く橋。



敷地内にはこのような手入れの行き届いた巨大な杉の木があちこちにあります。もちろん、どれもイワレがあります。



「正宮」(奥にチラっと見えます(^_^;))。これから先は何故か撮影禁止になっています。



正宮の隣にある「新御敷地(しんみしちき)」。正宮は20年に一度、取り壊して別の場所に新築します。「遷宮」。要するにスクラップ&ビルドを繰り返しているわけです。で、その代替地。平成25年にはここに。



神馬(^_^;)。大人しそうに見えます。たぶんかなりの高齢なのかと。(^_^メ)



何故か鶏が放し飼いしてありました。(^_^;)
尾が比較的長くて大人しそうでした。



内宮の門前町。「おはらい町」通り。
最初の鳥居の左側から商店街が連なっています。千客万来。(^_^;)



「おはらい町」通りにある『すし久』。お昼時になると待っているお客さんも多くなります。



伊勢名物「手こね寿司」。あまり酸っぱくない酢飯の上にかつをの「ヅケ」が乗っています。元々は漁師さんの賄い食だったようで、素朴でシンプルだけど美味しい。



平成5年「おかげ横町」が出現。江戸時代の「おかげ参り」からのネーミングだとか。伊勢路の代表的な建築物を移築、再現しています。伊勢と言えば今はこっちの通りのほうが有名に。



で、「おかげ横町」の名前の由来ともなった「赤福」本店。300年の繁盛は「お伊勢さんのおかげ!」ってなことだとか。いつもお客さんでごった返しています。毎月一日に限定版の和菓子が売り出されますが、夜明け前から長蛇の列に。



店内では実際に作っているところが見ることができます。ひとつ一つ手作りがウリ。



一皿280円。さらし餡の中に餅(と言ってもお正月などで食べる餅とはちょっと違う食感)が入っています。お店の中で食べられます。もちろん、テイクアウト用も。シンプルだけど病みつきになりそう。駅で売っているものと、明らかに違う。類似品あり。(^_^;)



伊勢地域では一年中どこの家でも「しめ縄」が玄関にあります。関東などでは松を取るときに一緒に処分しますが。



お正月の撮影ではありません。(^_^;)
この界隈の建物はこのようにレトルな感じで統一しています。ちなみに、他のお店と同じようにちゃんと営業しています。



偶然、おかげ横町にある「神楽殿」のようになっている場所でイベントがありました。



打楽器って、うまく演奏するのには難しいようですが、ハマルと感動を呼び集められますね。



新嘗祭ってのは死語でしょうか。これもイベントのひとつですが、お嬢さん方の手さばきは見事なものでした。



折角、高い高速料金を払ったということもあって、「二見」へ。ご存じ「夫婦岩」



この鳥居の正面(しめ縄の真上)に日の出が見えることがあります。ま、運が良ければ。(^_^;)