◆長谷寺(奈良県)

現在は、真言宗豊山派の総本山になっていて、西国33観音霊場の第8番札所としても有名です。
四季を通じて「花の寺」としてPR活動も活発です。春はしだれ桜。夏はアジサイ。秋はもみじ。冬は雪景色。まあ、かなり欲張ってます。それというもの、重要文化財はそれなりにはありますが、コレといった超目玉激安アイテムが乏しい。境内の建物も妙に新しくて、お寺マニアには、ちょっと物足りないかも。ま、名勝って呼ばれるところはこんな感じでしょうか。

「総門」の両側には仁王さんがいます。何度も火災に見舞われて、現在のものは明治になってからの再建だそうです。まあ焼け太りっていうことはないと思うけど、なかなかです。(火災保険って適用されるのかなぁ。^^;;)

2000/4/30


駐車場から程なく歩くいて参道(お寺さんだから参道とは言わないのか?)を歩く。
下町子のボクには、この人ごみがなんとも言えません。(^^;;

お土産屋さんや地元の特産品などがたくさん並べられています。

TVチャンピオン(和菓子選手権)で優勝して一躍有名になったお店もここにあります。

今回、我が家では「奈良漬」をおみやにしました。(これが、うまい!!)


この季節はなんといっても牡丹の花が見頃です。この日は咲いていませんでしたが、珍しい水色の花弁の牡丹もあります。

150種類、7000株の牡丹があるということです。


登廊

手前左から右の方に長くある屋根が「渡り廊下」のようになっています(『登廊』っていうそうです)。中は、ずーーっと、階段です。GWの頃は、この登廊の左右にも、ごっそりと牡丹の花が咲いています。お話では、この牡丹。唐の后妃馬頭夫人から貰ったとか。

他にハナミズキとか、ツツジとか紫陽花なんかもよーけあります。つまり、通年、何がしかの花が楽しめるわけです。きっちり繁盛している、ってことでしょうか。(^^;;

この「登廊」。重要文化財に指定されています。「総門」と同様、何度か火災にあって、明治になってからの再建だそうです。