◆多度大社(三重県)

2001/1/7

桑名郡多度町にある神社です。「北伊勢大神官」ともいわれています。
「お伊勢まいらばお多度もかけよ、お多度かけねば片まいり」なんていう謡もあるようで、庶民の伊勢参宮の折にはここへも参拝したことをうかがわせます。って、うまいコマーシャル・ソングですね。

祭神は「天津彦根命」。ま、北伊勢地方を支配していた豪族が氏神をとして奉ったんでしょう。大晦日から元旦にかけては、車で行くとひどいメに合うこと間違いなし。鶴ケ岡八幡宮(鎌倉)ほどではないですけど。(^_^;)

というわけで、7日に初詣。さすがにのんびりしていました。

5月の連休に「上げ馬祭り」ってのがあります。
文字どおり3mもある絶壁を人馬ともに駆け上がる、というイベントです。毎年、動物愛護団体からクレームがあり、新聞紙上を賑わしています(まさかヤラセじゃないと思うけど)。なんでも、馬に興奮剤を投与して奮起させるとか。ドーピングってやつですね。ま、最近はそういうこともないようだと聞いてはいますが・・。


正面玄関(^_^;)

ご覧のとおり多度山にへばりつくように参道があります。

多度山は、ちょっとしたハイキングも楽しめます。


5月の連休にあるイベント「上げ馬祭り」のメインスタンド。

この坂を人馬一体になって駆け上がります。って、実は最後の崖のところでは、上から寄ってたかってみんなで馬を引っ張り上げるのです。神事とはいえ、馬もたまらんでしょうねぇ。(^_^;)

 

どーいうわけか、馬がいます(そう言えば、伊勢神宮にもいたなぁ)。

最近、世代交代がありました。「神馬」も老衰には勝てなかったようです。(^^ゞ
なかなか愛嬌があります。
目の前にあるニンジンは、有料です。
自分では食べられないので、催促したりします。(^_^)


この門をくぐると、本殿があります。
今年は雪景色です。下界?よりも確実に2〜3℃気温が低いようです。

夏でも涼しいところですよ。
本殿は、それほど大きくありません。
画像の左側には小川が流れていて、せせらぎがバックグランド・ミュージックとなっています。