◆華厳寺(岐阜県)

2001/11/17

紅葉の季節になりました。ほんとは、トレッキングの予定でしたが、急遽、ドライブに変更。
関東地方だと、高速道路なんか使ったひには往復ん十キロなんていう渋滞を覚悟しなければなりませんが、岐阜あたりだとスムーズに走れます。で、一番空いていそうなところを考えたら、谷汲山たりがいいだろうと。

谷汲山華厳寺。両国33番満願霊場として有名です。季節を問わず、観光バスなんかで人が押し寄せてきます。紅葉を期待していましたが・・・。

公共駐車場を出ると、すぐに参道です。まだ朝が早いので人もまばらです。

時間を間違えるとごった返します。

で、どういうわけか色づくのと同時に葉っぱは落ちてしまいました。


参道のお店の軒先には、「ツルウメモドキ」がぶら下っています。


参道を歩いていると、ミソの香りがします。

思わず食べてしまいます。

これは、ちょっと固めのお豆腐にミソを絡めて焼いたものです。


正面の山門には、いろいろ飾りがありますが、目を引くのはこの大きな草鞋です。


本殿に続く階段では、色づいていました。


本殿のちょうど裏手にあるもので、自分の具合の悪いところと同じところにお札を貼り付けてお祈りします。

「気のせいか、足が軽くなったわ。」ですと。(^_^;)


谷汲山には東海自然遊歩道が貫いています。

本堂の左から「奥の院」を抜けるときちんと整備された歩道があります。その歩道を歩いていると、忽然とこの池が現れます。

とっても神秘的です。


そそ、忘れていけないのは、「鯉」。青銅製で、本堂に打ちつけられています。本願成就した帰りにこの鯉を指でなでてなめ、精進落ちの印にするという「おまじない」があります。千手観音さんもいろいろ頼まれごとが多くて大変で、鯉さんに下請けしてるんでしょうか。(^_^;)