SOPHY&NICOLE 日記
 
<昭和記念公園で>2007年1月14日

 パセリ君のところから声をかけていただき、ドッグランでのオールド集会に初参加してきました。実はドッグランも初デビューということで、人間好きのソフィー、暴れん坊のニコルが他のワンちゃんとどうなるのか心配していましたが、どうにかみんなの仲間に入れた様子。そしてアンジーちゃん、ドンファン一家、蓮君、マックス君、ボブ君たちと、何ですかワサワサしている内に、残念ながら帰る時間となってしまいました。でも同じ犬種を飼っているというだけで、皆様に不思議な親しみや連帯感を感じるのを体験し、今日は素敵な1日でした(^_^)v もっといろいろな事を話したかった気持ちもありましたので、次回が楽しみです。

<訓練競技会大学科初出場>2006年12月24日

ニコルが家庭犬大学科(規定20科目、選択10科目)に初出場し、一席になりました!

20分近くの競技の間、ニコルの集中がよく続いたと思います。ニコルの調子に合わせて、訓練士、江田さんの指示する声は、穏やかになったり、厳しくなったりします。二人の気持ちのやり取りが、とても興味深いものでした。
今日は、いつもの良い状態を全て出し切れたわけではありませんでしたが、ニコルのいいところを評価していただけた審査に喜んでいます。特に前半の脚側行進は今までになく上手にできました。
審査員の先生からは、素晴らしい犬ですねとお褒めの言葉をいただき、連合会長からは、オールドで一席を取ったと驚かれました。

いつもながら楽しい思いをさせてくださった、訓練士の江田さんに感謝です!

 <ソフィーの手術> 2006.11.27
 2週間前に乳腺腫瘍の手術をしたソフィー、今日、無事に抜糸が終わりました。左第5乳腺と右第3乳腺の二箇所を切除し、検査に出しましたが、おかげさまで良性の結果がでました。非常に丁寧なオペで、術後に痛がったりすることもなく、食欲もあり、翌日から通常の生活をすることができました。
 今日見たところでは、一傷、20針も縫ってあり、きれいにしあがっていました。ところが、手術からずっと、傷はテープのみで保護していたので、残念ながらテープかぶれができてしまいました。薬をぬっていただいたので、ソフィーが痒くて、なめようとすると気を紛らわせたり、注意したりしています。ダメよ、と言うとやめるソフィーは本当にえらいと思います

<ANDY’s HOMEのこと>2006.9.22(金)

私がいつか自分のHPを作ってみようと思ったのは、関西OESのアンディ君のHPに憧れた時でした。1995年に開設されているので、「伝説の」とお呼びしていいかもしれません。今日久々に、このHPを見返してみて、センスの良さとクールな内容に驚きを新たにいたしました。特にアンディ君を使ったオリジナルカードは何か胸をつく思いが湧き上がってきます。私もHPを作って、しばらく経ちますが、このHPを見てしまうと、自分の力の無さをひしひしと感じ、初心に帰れと言われているような気がいたします。

<またまたダニ事件>2006.9.18(月)

グルーミング台の上で、ソフィーのブラッシングをしていて、ふと後ろ足の先を見てみると2ミリ位の黒い点が幾つも!見なかったことにしておきたいぐらいぞっときましたが、とりあえずピンセットをもって気を取り直し、もう一度観察してみると、やはりダニのよう(ガックリ)。左後足先から、10センチほどの毛の間に、約40匹(気絶)。フロントラインをしているのでダニは仮死状態。結局、指で摘んで取れました。ソフィーは足を触られるといやがるので、「これは生死に関わる問題です。」と言って聞かし、グッとこらえて全部取りました。ガムテープにダニを貼り付けてコレクションしてから獣医さんに見ていただいたら、マダニで血は吸っていないとのこと。雨上がりの遊歩道の草むらで、付いてしまったようでした。きっとダニの巣窟に片足を入れてしまったのでしょう。ソフィーの他の部分やニコルには付いていませんでしたので、どうにか安心。フロントライン追加で一件落着でした。マダニは、背中がくぼんでいるところや、吸血後の巨大な身体に細い足が動いているところを見ると、決して許せない気分になりますね!

<マールちゃんの長いお話>2004.8.24(火)

 夜、ソフィーの散歩で近所を歩いていましたら、久しぶりにマールちゃんのお姉さんに会いました。マールちゃんはソフィーの一才下の妹で、時々、散歩姿を見かけたりしています。「ソフィーちゃーん」と呼びながら近づいてきたお姉さんに「マールちゃんは元気ですか」と話しかけると、一瞬、間が置き「実は今年の3月に亡くなりました」とのこと。突然の話に驚き、訳を聞くと、食欲がないので獣医さんに連れて行ったら、そのまま入院で、四日目の朝に命が尽きてしまったそうです。肝臓の病気が原因で血液が少なくなっていたようです。ご家族はあまりの悲しみに、まだその話を周りの人に話せない状態が続いているとのことでした。今年、成人式を迎えたお姉さんは、ソフィーの前に座って何度もソフィーを撫ぜながらボロボロ涙を流していました。
 
 今から7年前、イワモトさん一家がマールちゃんを飼うようになったのには、次のようないきさつがありました。1997年の確か、まだ春にならない頃、私はイワモトさんという女性の方から電話を頂きました。何日か前に迷子の犬を保護して、飼い主を探していたが、知り合いの方から、私のところに似た犬がいるので聞いてみたらどうかと言われ、電話をしてみたということでした。

 もちろんソフィーは、私の側で安心して眠っています。うちの犬ではありません。その旨をお伝えしまして、様子を聞くと、犬種はオールドのようですが、体半面、毛玉ができていて、耳も汚れているとの話です。オールドの迷子!放っては置けません。歩いてこられる距離でしたので、良かったらお手入れを私のところでして、その子が家に帰れるよう一緒に飼い主を探しましょうということで、家に連れてきていただきました。

 その子は小柄なオールドの女の子で、毛もあまり伸びていず、何日もさ迷っていたというより、発育不全であまり手入れがされていないように見受けられました。体側の毛玉はフエルト状になっていて、耳は多分外耳炎、口の中は生まれつきの亀裂らしきものが。初めてお目にかかったイワモトさんは、口数の少ない純朴な方で、その子をとりあえずデイジーちゃんと呼んで家族で大事に面倒をみているようでした。まだ、保健所や市役所、警察に連絡を入れていなかったので、その方は私が担当して、イワモトさんには獣医さんに連れて行ってもらうことになりました。

 公的機関への問い合わせに対しては、オールドがいなくなって困っているという話は、まだ、誰からも来ていないとのことで、来次第、連絡を頂くことになりました。また、獣医さんのほうでは、耳の治療をするため、しばらく通うように言われたということでした。毛玉による皮膚病も気になりましたので、ソフィーの当時の訓練士さんが親しくしている獣医さんのところで、その部分を少しカットしてもらえるよう手配しました。

 その後、イワモトさん一家は、獣医さんに通い、ワクチンを打ちとデイジーちゃんの世話を献身的に行いました。そして、一ヶ月が過ぎた頃、突然、もとの飼い主から自分の犬なので返して欲しいという連絡が入りました。人を介して、犬を預かっている人があるという事を聞いたようです。近所であるにも関わらず、探していた様子もなく、オールドを飼っていることを知っている人を、私達が探し出せなかったことからも、どうも散歩にもあまり出さず、団地の玄関の内側に繋いだままで飼っていたのが、逃げ出したもようです。手入れもされず、いつも同じ側を下に寝てばかりいたので、片側だけの毛がフエルト状になっていたのでした。

 その時、積極的に探されもせず、良い飼い方をされていなかったデイジーちゃんに、イワモトさん一家の情は、かなり移っていました。そこで、どうにか自分のところで飼いたいとお願いしましたが、犬の代金がまだ、ローンで残っているとか言って、すぐ、連れに来て帰ってしまったそうです。事の次第を泣く泣く、イワモトさんは私に話されました。大きな愛情や費用をかけ、みんなで可愛がったデイジーちゃん。心に開いた大きな穴。幸せになって欲しいのに何もできないこと。本当に淋しくつらい思いをされていました。

 ちょうどその頃、ソフィーの妹が生まれているという話を聞きました。そこで、イワモトさんに、気持ちが落ち着いて、気が向いたら見に行ってみませんかと声をかけました。しばらくして、その子が、イワモトさんの子になることが決まりました。同じ名前は付けられないとマールちゃんと名づけられ、それはそれは大切に育てられました。お父さんも、お母さんも、中学生だったお姉さんも、小学生だったお兄ちゃんも、よく散歩に出していました。ソフィーと散歩していて、知らない方や小学生からマールちゃん!と声をかけられることもしばしばでした。また、お父さんはマールちゃんのイラストが書かれた車にマールちゃんを乗せて、嬉しそうに公園に来ていることもありました。

 マールちゃんが亡くなったなんて、まだ、信じられません。気持ちを整理したくて、いろいろなことを思い出したくて、夜中にこんな長いお話を書いてしまいました。デイジーちゃんの時を思い出せば、今回は、お母さんにとって虚脱状態かと思われます。「時」がつらい気持ちを少しづつ流してくれることを願っています。

<ソフィーの子孫がふえて> 2004年6月28日

 1996年1月にソフィーが家族に。それ以来、犬中心の生活でわっさわっさしている内に、いつの間にか8年がたってしまいました。ソフィーは2回の出産を経験し、男の子5頭、女の子1頭を残しています。この貴重な1頭の女の子は「家付き娘」としてわが世の春を送っております腕白ニコルです。一回目の三頭の男の子達はみんな家庭犬として元気に暮らしていて「こんなに可愛くて、こんなにたいせつにしています」という便りに、いつも嬉しい気持ちになります。飯田市のドン君はオールド三代目、軽井沢のマッシー君は二代目です。オールド慣れしているところも安心いたしますし、もっと良く育てるにはどうしたらいいのかという姿勢には、いつも頭が下がります。そしてオールドは一度飼ってみると、この独特なキャラクターのはまってしまう事がよくわかりました。
 2002年にはルーク、レイア(ニコル)、オビワンの3頭が生まれ、男の子の2頭は縁あって九州と四国のブリーダーさんのところにいきました。ルークはウイディ君となり、四国で立派なパパさんとして活躍し多くの子犬たちを輩出しています。メリーベルちゃん、さくらちゃん、るーちゃん、むさし君、フィンク君などすばらしい家族にめぐり合っているようです。これからソフィーの子孫たちのお名前を調べて家系図を作ってみようかと思っています。

<獣医さんのこと>2004.6.8(火)

先月のソフィーの肛門腺トラブルから、ノヤ動物病院に通院するようになりました。左写真の著書などから一度行ってみたいと思っていたのです。ここの特徴は、インフォームド・コンセントがしっかりしていること、診察の様子が外から見えること、十人近くの獣医が所属していて24時間体制であることなどです。
そこでは希望通り院長先生が、検査の結果や治療方針をハッキリと説明してくださったのに安心いたしました。細菌の名前、薬の種類・効用をキチンと告げることは、最近の飼い主が、犬について多くの文献を読み、よく勉強するようになっている姿を理解していると思えます。
獣医さんの言うとおりにしていれば、間違いないという状況は非常に大切です。しかし、自分の子の命をあずけることを考えると私はそれ以上を望みます。今、どのような状態で、どのような治療を必要とし、その効果は何を期待できるのか、この説明なくして愛犬を託すことはできません。とりあえず、いい獣医さんを見つけました。
*ノヤさんの待合室には大きな水槽があります。ドクター野村の本を思い出しました。
*「イヌの言葉がわかる本」改訂版(2003年)には、お馴染みのPUPPYさん一族の写真が多く使われています。また、歯磨きは、ノヤ式で大成功です。

<設営の達人>2004.5.11(火)
 
 4月24日、JKC本部訓練大会に参加してきました。当日は4時起きでしたが、ゆっくりな準備で出発は6時。江戸川の河川敷に着いた時には、一緒に参加するヴィッツちゃんファミリー、訓練士の江田さんは、すでに到着で、駐車場所も確保してありました。ありがたいことです。
 しかし、四月の下旬にもかかわらず、その日の何と寒いこと!季節外れの北風まで吹いてきます。テーブルや椅子が出始めていましたが、寒さに負けた私は車の中で1人暖を。それを聞いたヴィッツパパ、ママさんは、大きなテントを軽々と出し、風除けの透明ビニールを張り巡らし、素敵な温室を作ってくださいました。その素早さに、テント張りの場数が違うとおおいに感心。
 ヴィッツチャンちはワンコ五匹にネコ一匹のワンダフル一家で、訓練大会出場以外にも、フリスビー大会で活躍です。その活動範囲は岩手県にも及ぶそうで、疲れを知らぬファイターぶりに再び感心。また、フリスビー大会は、悪天候にあたる場合も多いようで、そのサバイバルな経験は、すばらしいアウトドアマスターを作り出しました。
 テント設営のために、ヴィッツパパ(なぜか通称にぼし親父さん)が車から出してきた道具袋や金具類を興味深く見ていましたら、使い方や入手方法など、いろいろと教えてくださいました。この車一台あれば、日本沈没でも愛犬とともに生き残れそうです。翌日、ホームセンターに行き、金具や折りたたみベンチを手に入れたのは言うまでもありません。モチロン、温室に欠かせないビニールの囲いも確保しました。
 暖かいテントで、ヴィッツママのヒロ子さんが沸かしたてのお湯で入れてくださったコーヒーを飲みながら、寒風の中の競技を観戦。なんと優雅な1日!


<ソフィーとニコちゃんの訓練日記>(2004・3・7)

 8年前オールドに関して、ほとんど知識がないままソフィーが家族になりました。とにかく一生懸命育てようと試行錯誤していた時、「デキのいい犬、わるい犬」という本に、おりこう犬ランキングを見つけました。一位はボーダー、牧羊犬の仲間です。とりあえず納得。二位はプードル、三位はシェパード、確かに利口そう。さて、オールドはと探してみると、何と79頭中63位。驚きです。子犬のソフィーを見ていても、それ程反応が悪そうに見えません。この表は、服従作業知能における犬の順位です。考えようによっては、自我が発達している犬は言うことをきかないとも言えます。79位のアフガンは、「何で私があなた達の言うことをきかなければならないの、ツン!」なのでしょう。しかし、これから、ますます大きくなることを考えて訓練士さんをお願いすることにいたしました。
 
 4ヶ月のソフィーは、まず、しつけから。その内、目的があったほうが訓練も楽しいと大会に出場するようになりました。始めは参加できるだけで満足。確かに訓練向きと言われる犬種、シェパード、ラブ、ゴールデンに比べると動きはゆっくりですが、どうにか科目もこなせます。だんだんおもしろくなって、毎年続けて大会に出すようになりました。そして、ソフィーの赤ちゃんが欲しくなった時、トレーニングチャンピオンとCD3を取ることが夢になりました。花嫁修業でお稽古の看板を持たせるような気分です。思うことは簡単ですが、訓練には波があり、調子のいい時と悪い時の差が大きいので毎回、うまくポイントが取れるとはかぎりません。訓練士の江田さんには、地方の大会まで遠征していただくなど本当にご苦労をおかけいたしました。その甲斐あってか出産の前に資格を獲得できました。
 
 東京近辺の訓練大会にはオールドの参加はほとんどなく、オールドもやればできるということを証明したくて毎回参加しています。一年前にソフィーは引退して、今はニコルがチャレンジ中です。うまくいけば春にはトレーニングチャンピオン完成です。先日は審査の先生にオールドにしては良く動くとほめられ、初めてのことでとても嬉しく思いました。これからは、グランドトレーニングチャンピオン獲得と大学科(CDW)出場が目標になります。

<ペット自慢大会>2004年1月28日

毎日、アンディの部屋のペット自慢大会を楽しんでいます。愛犬が可愛くてたまらない様子やお友達の応援が、ひしひしと伝わってきます。それぞれの子のしぐさが、家の子のしぐさに似ているような気がして「みんなみんな家族」のような愛着が生まれてきました。私にとっては、みんな優勝でーす!

<コンランショップ>2003年12月31日

午前中、4時間かけてニコルの毛玉を取り取りブラッシングをしてシャンプー。本当にさわやか。その後、二頭をお散歩で疲れさせ熟睡モードへ。そして、外出。銀座でジョージの犬用コームを買い、歩いて丸ビルへ。お目当てはコンランショップです。東京駅のまわりがすごい人出で何かと思いましたらミレナリオの混雑。入り口付近が丸ビルの二階から見えましたが確かにきれいでした。

コンランショップではオールドの大きな縫いぐるみを発見しました。今まで見たことがなかったので近づいてみると何だか形が変です。体の部分がぺったんこ。いわゆるトラの敷物のオールド版でした。何てこと!イギリスではオールドを踏み潰しているのね。なんて考えて、かわいそうで買えませんでした。(ヒドイ、と言いながら笑ってしまいました。)

<フエルト人形>2003.12.10

オールドはブラッシングで毛がケッコウ抜けます。ふわふわして、暖かく、毛にも愛情を感じます。何だかもっいなくてズットためていましたら一キロ位になりました。そこで他の犬種の毛を紡いで毛糸をお作りになったことのある方に相談いたしましたら、オールドの毛で試してみてくださるとのこと。そして、先日、待望の毛糸が届きました。 その方のご好意に対する感謝の気持ちが、創作意欲を刺激し、私も抜け毛でフエルトを作ろうと思い立ちました。なるべく黒い毛が表になるようにして重ねて作ってみますと、少し粗めですが固まり、はさみを入れてもほつれません。さっそく北欧調の魔法使いのおじいさんに挑戦。中身は木の円錐とコルクボール、ひげはモチロン、ソフィーの白毛。大成功のような気がいたしますが、いかがでしょうか。
   
   

<おでかけ>2003.11.23

久々に自由な休日です。ソフィーとニコルを運動公園で十分遊ばせて熟睡モードに入れ、いそいそとお出かけ。取り置きしておいた「ドッグワールド」のバックナンバーを手に入れるため、秋葉原の書泉へ行って来たのです。いつもは、池袋のリブロで犬の本を見ますが、今日は初めての本屋さんでゆっくり立ち読み。場所柄、趣味の本が多く(道行く人もみなオタクに見え)、その関係か犬本もバックナンバーを含め数多く取り揃えてあり、穴場発見という感じです。ペットブームで何でもかんでも本や雑誌にしてしまおうと数ばかり増え、何を見ても同じ記事ばかりの中、一冊だけ素敵な写真集を見つけました。外国の女優さんと愛犬のフォト。残念ながらオールドは見当たりませんでしたが、オードリーがキュートでした。その後は、六本木に回ってヒルズで食事をして帰宅。リフレッシュです。

<スチュワード>

2003年春より、大好きな犬をもっと側で見てみたい、犬のことをもっと知りたいという気持ちからJKCのスチュワードになるための研修を受け始めました。きっかけはJKCの「家庭犬」でスチュワードの募集をしているのを発見したことです。どなたの紹介もなく、何も知らない状態で、埼玉ブロックに所属することになりました。 今までドッグショーは観客として楽しんでいましたが、スタッフとしての参加にも興味がありました。展覧会(ドッグショー)に関しての知識は、主催者、ジャッジ、スチュワードが必要ということぐらいです。あのお揃いのブレザーを着て、ボードを持ち、何かメモしている人たちを見てはいましたが、具体的にどんな役割なのかは、ほとんど認識しておりませんでした。

スチュワードマニュアルによりますと、「スチュワードとは、審査事務すべてを行う独立した職務で、審査を滞りなく進行させるための重要な役割である」と記載されています。実際、研修では、審査報告書の作成や交付用品入用数請求表の記入の仕方を教えていただいています。また、サブスチュワードとして3回ドッグショーのリングに立ち、先輩スチュワードの働きを側で見ることができました。

最近のペットブームで動物関係の職業に就きたい人が増えています。しかし、スチュワードは年数回のドッグショーに参加するだけですので、本業にするのは無理です。では、いったい誰がこの役割を果しているのでしょうか。結局、犬関係の仕事の人とその紹介で来た方達でした。トリマーさん、動物病院勤務、動物専門学校生、ブリーダー、家がペットショップなど犬に親しんできた環境の人たちばかりです。素人、つまり公募参加は二十人弱のメンバーのうち二人でした。

スチュワードの研修を受け始めたことを、何人かの犬関係の人に話しましたら、みんなからクチをそろえたように「たいへんですよ」と言われました。審査員を先生と呼び、その指示に従い、ハンドラーをうまくさばき、時間を調整しとショー内での仕事が少し見えてくると、ショーが終るまで気が抜けないことは分かってきました。幸いなことに、まだ、「たいへんなこと」には出合っていませんが、間違いを起こさないように、まだまだ、学習です。

予想外であったのは、近所のドッグショーに散歩がてら愛犬を連れて行って、犬グッツを買って楽しむことができなくなってしまったこと。スチュワード参加の日は長時間、留守にするので、愛犬たちは訓練士さんにお預けです。淋しい思いをさせてしまう分、早く一人前になってショーの役に立ちたいと思っています。


SOPHY&NICOLE 日記
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