犬の話

2年前から「愛犬の友」に記事を何度か掲載しています。
改定版を作成いたしましたのでどうぞ、ご覧ください。
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2003年5月号愛犬の友掲載
「愛犬と一緒で広がる世界」

「愛犬のホームページを作りました」 (愛犬の友2002年11月号)

愛犬ソフィーのホームページをようやく作り上げました。今までは、いろいろな犬サイトを、ただ見ているだけでしたが、これからは日ごろ誰かに伝えたい愛犬話をウェブ上で披露です。

世の中は便利になったものでjホームページ用のソフトを使うと、私のような素人でもわずか1日で愛犬サイトを作ることができます。でも、画像を入れたり、ひと工夫必要な時には、けっこう苦労もしました。そんな時、いつも私を元気づけてくれたホームページが「アンディーズ・ホーム」です。

ウェブマスターはシステムエンジニアのヒロさん。1995年に愛犬アンディ君(オールドイングィッシュシープドッグ、以下OES)のホームページを、日本で初めてOESのサイトとして公開なさった方です。私の一番のお気に入りはギャラリーで必見もの。何と言ってもヒロさんオリジナルのグリーティングカードは最高です。アート感覚のクリスマスカードは、アメリカの「OESレスキュー協会」でヒロさんの承諾を得てオンライン販売もされています。少しでも活動資金の役に立つなら、というヒロさんの気持ちが素敵ですね。

また、関西OESのページも見逃せません。今、日本には東京OES軍団、関西OES軍団、九州OES軍団の3つのOES 愛好会があります。中でもヒロさんが団長の関西は71頭の団員で、和気あいあいと活動しています。ここでは、アメリカ最古、最大のOESレスキュー組織の副会長さんを特別ゲストに迎えた会合や、何と会合の中で行われた犬前結婚式の様子なども見ることができます。

日々、進化していくホームページに触発され、私も最近カウントをつけました。始めはうれしくて、何度も自分で見てカウントを上げていましたが、いつの間にか千を越えました。そうなると、見て頂いた方のために早く更新させようなどと夢が膨らんできます。

愛犬の写真を見て欲しい、愛犬の話を聞いて欲しいとお思いの方は、
ぜひ、ホームページを作ってみてください。犬の世界がぐんと広がりますよ


「2代目マッシー君誕生!」  (愛犬の友2000年7月号)

私が軽井沢の「ペンション千ヶ滝」オーナー秋山ご夫妻に初めてお会いしたのは、2年前のことでした。旅行雑誌でオールドを飼っていらっしゃることを知り、愛犬ソフィーをたずさえ、お訪ねしたのです。しかし、残念ながら、看板犬のマッシー君は天寿を全うし、三ヶ月前に亡くなっていました。 

そんな時でも、ご夫妻は初対面の私たちをたいそう歓迎され、たくさんの写真や思い出に話がはずみマッシー君への深い愛情や思い入れを感じました。千ヶ滝のマッシーグッズはいまや、私のお気に入りの品々になっています。なかでも、ご友人の絵本作家、宮崎博和氏のイラスト入りマッシー絵葉書は暖かでホノボノとしていて、オールドファンにはお奨めの一品です。このように軽井沢で秋山さんと知り合えた訳ですが、帰ってからも、主のいないマッシー君のハウスが心に残っていました。

その後、何度か行き来があり、縁あってソフィーの初めての子犬が、この一月に秋山さんの家族となりました。出会って以来そのお人柄を見るにつけ、この方々になら子犬を育てていただきたいと心密かに考えていましたので、夢が叶いました。秋山さんにとっては、2年間の犬のいない生活でしたが、先代のマッシ−君が本当に素晴らしい犬で思い切り、思い立つのには長い時が必要であると思っていました。
 
子犬が産まれてからは、うちの子が二代目の役をこなせるのか心配で、とにかく家にいる50日の間、元気で利口に育つように全力を尽くしました。育児に試行錯誤して悩んでいたとき、犬界の大先輩が「一頭めに勝る犬はなし」と話してくださり、何か吹っ切れた思いもいたしました。

最近、ペットロスという言葉をよく耳にします。愛犬を失い、大きな悲しみを体験した人々の話から深い苦悩を感じます。似た犬を見ると思い出が湧き上がり、涙ぐみ、子犬を見れば、また飼ってみたいと思い、もう飼えないとも思う複雑な心の内。今はまだ、若くて元気な犬を飼っていても何年か先の別れを考えるともう心配になってしまうペットロス予備軍もいます。まさしく私。

 いずれ、そんな時が来てしまったら、秋山ご夫妻のように時間をかけ、無理をしないで、気持ちの流れにそって辛い時期を乗り越えられたらと思っています。


ペンション 千ヶ滝 :長野県北佐久郡千ヶ滝中区 TEL 0267-46-1011

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