02年5月
ヤシ(1)

 文中のタイ語はカタカナで日本人が発音するとタイ語の発音に最も近くなるように記述していますので、タイ文字の表記と異なることをご了承ください。

 私、ココヤシのジュースと、果肉が大好きです。  今は日本でも普通に売られるようになった、果実の捌き方を伝授いたしましょう。

用意するもの
@新聞紙やシートなど(ゴミ整理用)
A中華包丁、ソバきり包丁など、大型包丁、ナタ、魚包丁でもよい
BAを扱える(指を切り飛ばさない)訓練
C箸
Dストロー

 まず、買うときの注意ですが、もちろん新しいことです。 ヘタの部分が枯れているのはだめです。 じくの部分くらいなら仕方ないでしょう。

 新聞紙を広げておきます。 実の頭(ヘタの部分)とおしりの両側を 平らに切り落とします。 目的は中の球形の殻を露出させるためと、すわりをよくする為の両方です。

 ジュースを飲む、最も簡単な方法は 露出させた殻を包丁で割る方法です。 多少ジュースがこぼれますが、気の短い方にはお勧めです。

 気分を出すのがお好みでしたら、写真のように皮を全部取ってしまうことも出来ます。 そうすると、ストローも入れられるし、焼くことも出来ます。 キャンプなどにいいでしょう。

 頭とお尻が平らに切られたら、今度は 皮の繊維の方向に包丁を当てます。 繊維方向だと、簡単に包丁は入ります。 言わば、椰子の弱点です。  包丁をこじるようにすると、皮は楽に取れます。

 ヘタ側の殻に丸い凹みが3つ三角上に並んでいます。  ここが椰子の殻の弱点です。(本当は芽の出る部分)  この弱点の部分に箸を突っ込みます。 開いた穴にはストローを突っ込めば、めでたくジュースが飲めます。

包丁さばきが悪くて、指を飛ばしても責任は負いかねます。
    あくまでも上記Bが前提です。

 さて、ジュースを飲んだ後は果肉を食べます。  包丁で半分に割ってスプーンで、すくいだす・・・う〜ん、こいつは丁度食べごろだぁ。

すくいだした果肉はモンゴウイカの刺身の感じです。(もちろん、味はイカのサシミではありません)



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