パイナップル 02年08月作成
02年11月改定
06年12月加筆

パイナップルの種類
 タイのパイナップルの美味しさが、WEBでお伝えできないのが残念です。 美味しさは、日本に入ってくるパイナップル(多分フィリピン産が多いと思う)とは格段の差です。 おそらく種類と完熟度の違いでしょう。

 タイには何種類ものパイナップルがあり、味や果肉の質が異なります。

 右上写真はメイホンソン(タイの北の町)で撮った果物屋の店頭です。 右側が、通常日本で見かけるパイナップルです。  左側は、小ぶりで糖度の高い種類です。 タイで一番おいしいとされる種類です。 ソフトボールを一回り大きくした程です。
 その下はやや長い種類です。 これは食べたことがありません。
 通常、バンコック周辺で売られているのが右の写真の種類のパイナップルです・・といっても原型がわかりませんよね。 日本で売られている種類と大きさは大体同じですが、皮の黄色い種類です。

 タイのパイナップルは、屋台で売られているところを良く見かけます。 安くて美味しいので、毎日半個づつ食べ続けて、1ヶ月でウエストが4CMくらい伸びてしまった経験があります。

 余談ですが、写真の屋台はCB250のサイドカーでした。(バイクに興味のある方は当サイト、「ラクシーワールド > タイの乗り物」をご覧ください) サイドカー側のショックx2の加工がステキ。 H-Dを只でくださる奇特な方いらっしゃったら教えてください。 引き取りに参ります。


皮のむき方
 パイナップルは右の写真のように皮をむきますと、美味しいところを捨てず、大変効果的です。  左上の屋台も例外ではありませんが、タイではパイナップルの皮むきといえば必ずこの形です。

 包丁で、まず薄く皮を切り取ります。 すると表皮下にあなが開いたようになっています。 ウロコ状表皮の膨らんでるところは下に空洞があるのです。 今度はそのあなの部分だけをV字溝形の螺旋状に切り込んで行くのです。


ブロメリン
 パイナップルには動物性たんぱく質やゼラチンを分解する酵素、ブロメリンが含まれており、肉料理の消化を助けます。 肉料理に使えば肉が柔らかくなります。 缶詰では効果はありません。 ブロメリンは熱に弱いため缶詰加工段階で効力を失うためです。 逆にゼラチンを使うゼリーに入れる場合は加熱したもの、あるいは缶詰を使います。


パイナップル料理
カウ・パッ(ト)・サパロッ(ト)
 パイナップル・チャーハン 詳しくは弊サイト「味のたんけん」 > パイナップル炒飯をご覧ください。

カウ・オップ・サパロッ(ト)
 パイナップルの炊き込みご飯  炊き込まず、混ぜる簡易方法もあります。

パッ(ト)・ペッ(ト)・ピョウワーン
 酢豚のタイ料理版  詳しくは弊サイト 「味のたんけん」 > 豚肉パイナップル炒め をご覧ください。


パイナップル菓子
サパロッ(ト)・クワン
 パイナップルを潰して煮詰め、ゲル状にしたものです。

サパロッ(ト)・シュアム
 砂糖漬けを干したもの。




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