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03年7月 06年2月追加 07年4月加筆 |
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三輪 (サムロー) ミゼット |
サムロー(トゥクトゥク) | |
タイの代表的な乗り物サムローは、小回りと低速の瞬発力があり、発進、停止、ターンを繰り返す客拾いや小路では普通車以上に取り回しが便利です。 バンコックでは、庶民の足として活躍してきました。 けれども今日のバンコックの繁華地域では、メーター・タクシーの明朗会計や、BSTの利便さに押され、生きも絶え絶えです。 右の写真がサムローのタクシー仕様です。(乗り合い仕様が下にある) ここまで美しいサムローは少ないかも知れません。 ドアがないので、万一の場合は逃げ易いことから、駐在員の奥様方に利用されます。 ハンドルはオートバイのように一文字で、前輪と連動します。 運転者は運転席にまたがり、水上スクーターのような運転姿勢になります。 アクセルはハンドルのスロットル・グリップですが、ブレーキは車と同じベダル。 ミッション・ギヤはマユアル・シフトで運転者の股間にシフト・ノブがあります。 サムローは別名トゥクトゥクの名で親しまれています。 この名前はそのエンジン音に由来します。 タイ土産にサムローを模ったチョコレートがありますが、箱にはTUKTUKと書かれています。 因みに俗語でポクポクというのもあり、シーローのことです。(当サイト、シーロの頁参照されたし) |
こちらはバンコック、チャオプラヤ西の側のサムローです。 西側は外国人が少ないので、大抵は地味なベンチ2列式です。 | ||||||||||||
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バンコックのサムローは料金の基準がないので、運転手と話し合いで決めます。 運転手は大抵、サムロー会社から車を賃借しています。 車を返す時間が近づくと、遠くまでは乗せていってもらえません。 |
ミゼット | ||
今の日本では博物館くらいにしか見られないミゼットもタイでは現役です。 どこまでがオリジナルか不明ですが。 大抵は乗合自動車(註)になっています。 錆び難い気候のためか現役でも大変美しいものも見られます。 サムローとはタイ語で、三輪を意味します。 註)乗合自動車の現代語訳はバスですが、到底そのイメージではありません。 |
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一番美しかったミゼットです。 | 3台もまとまっていました。 内の2台です。 | |
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並程度ののレストア済み。 上の赤い車の 後ろに駐車されていた。 | レストア前といってもいいでしょう。 (前の2台とは別の場所で発見) | |
アユタヤ、チェーディーチャイモンコーン寺前駐車場 (2006年) |
ラクシーの生まれたときにはすでにオート三輪なるビークルはすでに絶滅していましたが、日本の博物館で、この仲間の車は沢山見られます。 オート三輪は、次第に改造され、このような形になりました。 一文字ハンドルは丸いハンドルになり、運転席の隣には助手席もつきました。 大型車もありました。 よく材木屋などが乗っていました。 小回りが利くので、山に強いのでしょう。 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で登場しますね。 タイのサムローは日本のミゼットがベースになっています。 |
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