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Part1. トラ技のおまけ基板でNゲージをPWM制御 2007/07/22
お願い
このページは私が個人的に行った実験を綴ったものであり、閲覧してくださった方が同様の実験を行う事を推奨するものではありません。
回路図等を公開していますが私的な実験の為、保護回路は一切考慮してませんので線路のショート等でも発火等の危険性があります。
同様の実験により、事故が発生しても当方は一切の責任を負えません事を御了承の上、御閲覧下さい。


2007/08/15 回路図追加 回路図(GIF)  回路図(PDF)

トランジスタ技術の2007年8月号に付属している基板でNゲージの車両をPWM制御してみました。
外付け部品はボリュームとスイッチ,モータードライバIC各1個だけです。
LEDと抵抗も写っていますが、パルスの確認用なので走らせるのに必要な部品ではありません。
他に、基板用の5V電源とモーター用の12V電源が要ります。

お遊びの実験なので保護回路やパスコンなどは皆無です。
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ソフトは付属のCDをインストールすると作成されるC:\CQ\tr0709\projects\AdcThruPwmフォルダ内のAdcThruPwm.cを無改造で使用しました。
(ソースファイルの他にLibraly Filesフォルダにlibp30F2012-coff.aを、Linker Scriptsフォルダにp30f2012.gldを追加)

付属CDからMPLAB IDEとMPLAB C30をインストールしてコンパイル、PIC基板に転送して完了です。

プログラムを基板に転送するには通信ケーブルが必要です。
私のPCはシリアルポートが無いのでUSB/シリアル変換ケーブルも使いました。
シリアルポートのコネクタはd-subの9ピンなのでそれに合わせてケーブルを作成しました。
(トラ技8月号の111ページに詳しく載っています。)
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速度調節用(PWMのデューティ比調節)のボリュームは両端を+5Vと0V,真ん中は基板のCNb-11(RB3)に接続。
プログラムはこの端子に掛かる電圧を読み込んでPWMのデューティ比を調節します。
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PWM出力はCNc-29(RB9)です。
この信号をモータードライバICの入力端子に接続します。
モータードライバICは東芝のTA8440HQを使いました。このICでは5番ピン(CHOP)に接続しました。
スイッチは前進/後進の切換用です。2番ピン(IN)を+5Vにすると正転,0Vにすると反転します。
4,9,10,11番ピンはGND,1,3,6番ピンは+5V,7番ピンはモーター用12V電源,8,12番ピンはフィーダーに接続しました。
データシートには、電源にパスコン,出力に貫通電流防止用のショットキーバリヤダイオードを入れるように書いてあります。
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出力波形。ソフト上の設定周波数は28.8KHzです。オシロで見てもだいたいそんなもんです。
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I/Oピンはまだ余裕があるので、フォトインタラプタなどを使った折り返し運転やポイントを切換えなど、この基板で自動運転も出来ると思います。
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