覇王の贄(にえ) | |||
タイトル | 覇王の贄 | ||
著者 | 矢野隆(やの たかし) | ||
出版社 | (単行本)光文社 | (文庫) | |
ISBNコード | (単行本)978-4-334-92990-9 | (文庫) | |
値段 | (単行本)1500円 | (文庫) | |
発行日 | (単行本)2015年2月 | (文庫) | |
メモ | |||
天正9年。 近頃信長公が召し抱えた牢人、新免無二斎。 船の櫂のような不格好な木太刀を得物とし、どこの流派とも知れぬ剣を使い、そして滅法強い。 腕に覚えのある小姓を立ち合わせては、返り討ちにされ、肉の塊になるまで殴り殺されるのを 冷やかに、しかしどこか嬉しそうに見ている信長公。 この男を一対一の勝負で殺せる者を連れてこい。
と、無茶振りされたのが、
全体的に、全員残念な感じで残念でした。 | |||
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出版社在庫あり(2016年2月現在)本屋さんで注文してあげて下さい。 |
覇星 信長の生涯 | |||
著者 | 萩尾農(はぎお みのり) | ||
出版社 | (単行本)教育書籍 | (文庫)徳間書店 | |
ISBNコード | (単行本)4-317-60060-9 | (文庫)4-19-890626-2 | |
値段 | (単行本)1650円 | (文庫)524円 | |
発行日 | (単行本)1991年 | (文庫)1997年 | |
メモ | |||
入手方法 | |||
品切れ重版未定です。 |
花いくさ | |||
タイトル | 花いくさ | ||
著者 | 鬼塚忠(おにつか ただし) | ||
出版社 | 角川書店 | ||
ISBNコード | 978-4-04-110069-1 | ||
値段 | 1600円+税 | ||
発行日 | 2011年12月26日 | ||
メモ | |||
主人公は華道で有名な池坊の、池坊専好。 専好が生け、仏前に供える花の美しさは有名で、京の人々が毎日花が生けられる様子を見物に来るほど。 その花に癒され、励まされている人々に見守られながら、専好はひたすらに華の道に精進する日々を過ごしていたのですが、 ある日出会った千宗易(利休)との交流を通じて、専好はその才能を更に花開かせてゆくのでした。 信長が本能寺で横死し、秀吉が天下を治め、 京の町にも穏やかさか戻っていくにつれ、 新たな支配者秀吉の専横が激しくなってゆきます。 専好の花を見に人々が集まるのを、良からぬ企みがあるのでは、と糾弾され、 秀吉の悪口を言った、と云うだけで、町の娘たちが処刑され、 ついには、師とも友とも慕う利休が、秀吉の怒りを買い、自害させられてしまいます。
「おのれ、秀吉――――」
例え、家族に累が及ぼうとも、秀吉に一矢報いねばならぬ。
あとは読んでのお楽しみ。 | |||
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光みなぎる絵を―信長と永徳― | |||
著者 | 水木光介(みずき こうすけ) | ||
出版社 | 日本文学館 | ||
ISBNコード | 4-7765-0149-X | ||
値段 | 1000円 | ||
発行日 | 2003年12月15日 | ||
メモ | |||
入手方法 | |||
品切れ重版未定です。 |
美将団 信長を愛した男たち | |||
タイトル | 美将団 信長を愛した男たち | ||
著者 | 有沢真由(ありさわ まゆ) | ||
出版社 | 宝島社 | ||
ISBNコード | 978-4-8002-1013-5 | ||
値段 | 600円+税 | ||
発行日 | 2013年5月10日 | ||
メモ | |||
日本ラブストーリー大賞の最終候補作。 だそうで、どんな話かしら。と思っていましたら、ちゃんと衆道の話でした。 日本ラブストーリー大賞の懐が深すぎて凄いです(笑 主人公は長谷川秀一。 自分の美貌も知性も利用して、超出世してやるぜ!と、御屋形様のお小姓として岐阜城に入った竹(秀一)。 ところが、御屋形様にぞっこん惚れ込んでしまったばかりに、嫉妬の無間地獄に陥ることに・・・・ いやあ、なんか、もう、 男の嫉妬は見苦しゅうござるぞ、長谷川殿。 と、ツッコミをいれてあげたくなるほど、昼ドラマみたいでした。(冒頭はちょっとハーレクインだった(笑 御屋形様の御寵愛を受け、寵童として頂点を極めたにもかかわらず、 ライバルの万見にお手がついたと噂されれば嫉妬に狂い、 若くて野心もある美童の蘭丸の出現にも肝を冷やし、 蛍とそしった村重には陰湿な妨害を仕掛け、 御屋形様に嫁を娶れと云われれば悔し涙を流し、 御寵愛を失うことに怯え、つなぎとめることに必死になり、 御屋形様の一言一言に、天にも昇れば、地にも落ちる。 という、ものすごくどろどろした、でも乙女のようなお竹でした。 ただ、如何せん、管理人は万見派なので、(何それ もう、万見が可愛くて愛しくて切なくて、見ておられませんでした。 有岡攻めの件なんぞ、 やめてー!行かないでー!御屋形様のばかー! と、悶絶しきりで、この戦が終わったら、酒でも飲もうぜ、 とか死亡フラグ立てたお竹には殺意すら覚えました(笑 いや、でも、結局万見が可哀そうだったのは、すべて御屋形さまのせい。御屋形様が悪い。酷い。鬼。悪魔。 と云う訳で、 城の奥も表も嫉妬の渦巻く修羅場と化させてしまう素敵プレイボーイ上様が御覧になられたい方にはおススメです。 男子は回れ右。時代小説が読みたい。という方も回れ右。 ただ、上様大好きお竹に、同調して読み終わって、 ああ、切ないなぁ(よよよ と、思った後に、お竹の本能寺後を思い出すと萎えるかも。 土方かせめて松寿みたいになってたらもう、傑作だと思うのですが、 それは作者さんのせいじゃなくて、お竹のせいなので仕方がないですね。 ああ、ちなみに、 夜のあれそれなシーンは仄めかす程度なので期待しすぎないように(笑 | |||
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出版社在庫あり(2014年9月現在)本屋さんで注文してあげて下さい。 |
火神 (上下) | |||
タイトル | 火神(ひのかみ)上下 | ||
著者 | 竹山洋(たけやま よう) | ||
出版社 | 日本放送出版協会 | ||
ISBNコード(上) | 4-14-005489-1 | ||
ISBNコード(下) | 4-14-005490-5 | ||
値段 | 各1890円 | ||
発行日 | 2005年10月25日 | ||
メモ | |||
作者の竹山洋氏は大河ドラマ『秀吉』『利家とまつ』の脚本も書いていらっしゃいます。 イタリアでミケランジェロの弟子をしていたという絵師が主人公です。 千宗易の薦めにより、信長の肖像画を描く事になり、それがきっかけで信長や秀吉と親しくなります。 相手の心が見通せ、遠くの出来事を知る不思議な能力を持つ信長の手足に、 キリストが磔にかけられた痕のような傷痕を主人公は見つけます。主人公は思います。信長はキリストの再来ではないのか?と。 ある日、信長に近しい人々が、炎の中で信長が滅びる幻を見ます。その数12人。キリストの弟子達、十二使徒との符合。 信長は自分が間も無く死ぬと予言し、安土城天主でその12人を集め、最後の晩餐をひらくと言い出します。 ユダは誰なのか。信長の予言は本当なのか。『私は火の神となる』という信長の言葉の意味とは・・・・
最近の私の解説って引っ張りますね(笑) | |||
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版元品切れ重版なし。ネットになら在庫ありそうです。 |