「ミニ知識」
※設計とは :依頼者の希望する、建物(住空間)を実現するための創作活動
※設計図とは:建物の工事費を算定する根拠及び工事を施工するに必要な図面
建物等の仕様・形状・構造・設備が記載されている。
住宅の場合一般的に下記の名称で呼ばれている図面・図書
<建築図>
特記仕様書・配置図・面積表・仕上表・平面図・立面図・断面図
矩計図・詳細図・展開図・建具表・天井伏図等
<構造図>
構造仕様書・各伏図・軸組図・部材リスト・構造詳細図等
<構造計算書>
構造部材(基礎・柱・梁・床)等の強度を算定し、建物の耐力を決定する。
<設備図>
「電気設備」
特記仕様書・幹線動力設備図・弱電設備図・系統図・各盤図・詳細図・機器リスト等
「機械設備」
特記仕様書・給排水設備図・ガス設備図・換気設備図・空調設備図・系統図
・詳細図・機器リスト等
※確認申請とは:行政庁等へ建築主が「各種の法律を遵守して建物を造る」
との確認を受ける為の行為。
提出の責任者はあくまでも建築主(将来その建物の所有者となる人)。
添付する図面は設計図の中でもほんの一部。
行政庁等は法律(建築基準法等)に照らし合わせて内容を確認しますが、
設計について細部までのチェックは行いません。
「確認が下りれば、何とでもなる」と天下の宝刀のように言われる施工業者
もみえますが、実際の工事現場での設計図がなければ、
施工業者の天下となってしまいます。
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