★津和野の景観と鷺舞のオブジェ:
津和野は「つわぶきの生い茂る野」をその名のルーツにもつと
いわれる。山紫水明のこの地に住みついた人々は、群生する「
つわぶき」の可憐な花に目をとどめ、その清楚で高雅な風情に
魅せられ、自分たちの住む里を「つわぶきの野」・・・「つわ
の」と呼ぶようになったという。
明治維新前には津和野藩亀井氏の城下町であり、山間の小さな
盆地に広がる町並みは、「小京都」の代表格として知られている
★鷺舞(さぎまい)
主として八坂信仰の神社にて奉納される伝統舞踊津和野町
のものは「津和野弥栄神社の鷺舞」として国の重要無形民族文
化財に指定されている。(1994年〈平成6年)
鷺舞は天文11年(1542)に時の津和野城主
吉見正頼(11代)が山口の祇園会から移し入れた
芸能神事ですが、本元は京都の八坂神社祇園会に伝え
られたもので、京都から山口へ、山口から津和野へと
伝えられました。
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★小樽の運河
小樽運河は、大正12年に9年の歳月をかけて完成しました。
内陸を彫り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋め立てて造
られたため、直線ではなく扇型に緩やかに湾曲しているのが特
徴となっています1986年には小樽臨港線が開通する。散策路や
ガス灯が整備され、大きく様変わりした運河周辺は、小樽の一
大観光スポットに成長し、1996年には都市景観100選を受賞し
た。。駅からまっすぐ北へ歩いていくと博物館前の交差点があ
り、渡ると直ぐ小樽運河である。対岸の河沿いに、由緒のあり
そうな小樽倉庫No.2、大同倉庫、渋澤倉庫、清水鋼機、・・港
運会社、などと書かれた古い倉庫が立ち並んでいる。
★札幌の時計台
北海道大学の前身である旧札幌農学校の演武場として、1878年
(明治11)に建築された。1881年(明治14)、塔の4面にボストン
・ハワード社製の振り子式時計が設置された。1世紀以上も時を
刻み続けた時計は、毎正時に澄んだ鐘の音色を響かせて札幌市
民に時を告げる。 |