気まぐれ写真のページ(6)  びわこしゅうこう

屋上の花も長い年月を経過し全くの進歩のないのに飽きてきました。ここでは勝手気儘な気まぐれ写真を載せさせて

いただきます。今年はレナンキュラスの発根に失敗して数が減ってしまいましたが、その代わりスパラキシスが思いがけ

なく沢山咲きさきました。平成22年4月17日アカタテハが、4月21日にはアゲハが私の屋上の花を訪問してくれました。

どちらも春型でかわいいです又、7月16日三宮駅の高架のすぐ上琴緒町4丁目の路上でフワフワと弱って飛んでいる

ツマクロヒョウモンを手で捕まえ、昔とった杵柄で展翅版で固定標本にしました。

 
アカタテハの春型

      
アゲハの春型 
                                                            
 
アシダンセラAcidanthera                    ツバメスイセン
      
グロリオサ                             アガパンサス

          オダマキ 苧環                   ジュランタ・タカラヅカとアゲハ蝶         
                                 2011-9-10撮影
 
 ツマグロヒョウモン
  ( 2010/7/16JR三宮駅の高架のすぐ上の路上で手で捕まえた)

 私達の少年時代は昆虫採集が流行っていて、京都では八瀬・大原・比叡山、鞍馬・貴船まで夢中で蝶を追いかけていました。

その名残が残っていたのか、昔、ゴルフをしていた頃、珍しい蝶をみつけると帽子で捕まえ標本にしました。主に六甲山系の

西宮高原ゴルフ場で捕まえたものです。約20年の時を経て、棚の奥の方で埃をかぶっていたものを引っ張り出しました。


羽も痛んでいますが、蝶の標本を壁に貼り付けてクローズアップ撮影すると、昔の記憶がよみがえります。           

  
ギフチョウ(これだけは幼虫から飼育していた人にもらった)    スミナガシ             クジャクチョウ     
   
ミスジチョウ                  ルリタテハ               ウラギンシジミ
      
アオスジアゲハ                  アサキマダラ       ツマグロヒョウモンの裏側



ミルトニア(スペクタビリス)ラン科ミルトニア属/原産地:中南米の高地              もみじ葵と立葵             




     サフランモドキ(ゼフィランサス)                  タマスダレ                 ステルンベルギア(黄花玉すだれ)   
 
この3つの花は全く同じ種類である。花が咲かなければ細長い葉からは区別ができない。我が家の花壇では、最初にサフランモドキが7月22日に咲き、

次に玉すだれが8月25日頃から9月12日にかけて一斉にさいた。ステルンベルギアは9月9日に2〜3咲いただけであった。                 

★ サフランモドキ
サフランモドキ (ヒガンバナ科) 別名 ゼフィランサス. 西インド諸島やメキシコに自生する多年草で、観賞用の園芸種です。日本には江戸時代の終
わり頃(1845年)渡来し、その頃はサフランと、誤って呼ばれていたそうです。ですが明治7年、今の名前に改められた。


★ たますだれ
彼岸花科    学名:Zephyranthes candida
開花時期は、8月5日頃〜10月10日頃 白く美しい花を「玉」に、葉が集まっているようすを『簾」にたとえた。
別名:ゼフィランサス   カンジダ   レインリリー (雨のあとで一斉に咲き始める。)


★ 黄花玉すだれ
・彼岸花(ひがんばな)科。 ・学名 Sternbergia lutea Sternbergia :
ステルンベルギア属 Sternbergia は19世紀のオーストリアの植物学者 「Sternbeg(シュテルンベルグ)さん」の名前にちなむ。


★ ハゼラン

          
8月下旬の 午後5時ごろ               拡大写真    
               2〜3年前から我が家の花壇に10株程自生している。植えた覚えがないので、雀か風が運んできたものと思われる。めずらしいので調べてみた。 

       ハゼラン(爆蘭、Talinum crassifolium)はスベリヒユ科の多年草で、鑑賞用に栽培もされるが、現在は多く野生化ている。南米原産

          で日本には明治時代にもたらされた。は長さ数cmで多肉互生する。夏に高さ30cmほどの茎の先に円錐花序を出し、径3mmほどの赤い

5弁のをまばらにつける。ただしこの花は午後の2 - 3時間ほどしか開かないので(そのため三時花などとも呼ばれる)

          丸いつぼみの状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる(ハゼランの名はこのイメージから)。ハゼランは熱帯アメリカ原産の帰化

           植物。栽培用に導入されたものが道ばたなどに野化している。ハゼランは、はぜるように咲く美しい花(爆蘭)という意味らしい。昼過ぎ、
三時

              頃から夕方まで3時間だけ花を開くところから
、三時花(サンジカ)あるいは三時草(サンジソウ)ともよばれている。
昼過ぎに通りかからなければ、

             見過ごしてしまう。葉はやや厚く、一カ所から葉が集まって出る。花茎は葉群の上から枝分かれする。スベリヒユの仲間とは大きくイメージが異な

             り、スベリヒユ科とは思いにくい。この植物は長らく名前を知らなかった。帰化植物であろうとは思っていたが、普通に使っている図鑑に掲載され

ていなかったので見あたらなかったわけである。

             画像のように道ばたのコンクリートの隙間などにもよく生育しているほか、直射日光が当たらない街路樹の下などにも生育していた。ある程度日

         照が制限されている場所にも生育できるのかもしれない。野生化しているので、繁殖力は旺盛である。私の花壇でも方々で咲いている。

熱帯で多肉の葉を野菜として利用するT. fruticosum と近縁で同種ともされる。








今津港にある歌碑(3番)




たまたま私のホームページを見た京都の京極小学校の同級生で、三高の卒業生から詳しい注釈をいただきました。この写真

は「我は
の子」の3番「波のまにまに漂えば・・・・」の歌碑で、今津港にあるそうです。因みに、1番の歌碑は大津の疎水入り

口に、2番は近江舞子に、4番は竹生島に、5番は彦根港に、6番は長命寺港にとそれぞれ建立されているそうです。彼自身は

三高時代ヨット部であり、しかも小学校からの同級生で昆虫採集仲間の天沼君は三高時代ボート部だったそうです。ともに琵琶

湖は我が庭のごとく熟知していると思われ、うらやましく思いました。



琵琶湖周航の歌

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第三高等学校(現・京都大学)ボート部の歌で、1919年(T7)に発表された。

小口 太郎 作詞 吉田 ちあき作曲

1) 我は湖(うみ)の子 放浪(さすらい)の 旅にしあれば しみじみと
昇狭霧(さぎり)や さざなみの 滋賀の都よ いざさらば

2) 松は緑に 砂白き 雄松(おまつ)が里の 乙女子(おとめこ)は
赤い椿(つばき)の 森陰(もりかげ)に はかない恋に 泣くとかや

3) 波の間に間に 漂えば 赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
行方定めぬ 浪枕 今日は今津か 長浜か

4) 瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮 古い伝えの 竹生島(ちくぶしま) 
仏のみ手に 抱(いだ)かれて 眠れ乙女子 安らかく

5) 矢の根は深く 埋もれて 夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇(たたず)めば 比良も井吹も 夢のごと

6) 西国十番 長命寺 汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん 語れ我が友 熱き心



  
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