ウクレレって何でしょう

    知ってるようで以外に知られていないウクレレですが・・・ 

ウクレレのルーツと歴史


  ウクレレといえばハワイの民族楽器としておなじみですが、ハワイで生まれたと言う説と、ポルトガルからハワイ
  に持ち込まれたブラギーナという小型の4弦楽器が長年の歳月を経て改良されたもの・・という2つの説がある
  そうです

  そして昭和初期頃、日本にやってきました。

  また、1960年頃にはウクレレ奏者ハーブ・オオタ氏によって数々の演奏会が催され、着実にウクレレファンが増
  えていきました。

  最近、かわいらしい音や手軽さで注目されていますが、彼の演奏によってウクレレが認められ、今日のウクレレ
  人気に至っているといってもよいでしょう。

 

 

ウクレレの語源は・・・

  ハワイ語で「Uku」はノミ「Lele」は跳ねるという意味です。かわいらしさとおもしろを表現したと
  思われますが、ウクレレを弾く動作そのものから生まれたという説もあります。

 

ウクレレって何の木でできてるんでしょう?

  ハワイのウクレレはコアという木を使ってあるそうです。これはハワイだけに生えているデカい木
  で非常に固く,明るく乾いたいい音がします。昔は家具などにもかなり使われたそうですが,最
  近は絶滅のおそれが出てきたので,伐採も制限されてということです。そのため今後は、コアのウクレレも貴重になる
  かもしれませね。ハワイアン・コアのウクレレを買ったひとは大事にしようね。

  コアとともによく使われる木がマホガニーです。アメリカ本土のマーチンや国産のウクレレにも使われています。

  ところで,ハワイ以外のウクレレメーカーでコア製ウクレレを作っているところもありますが,中にはハワイアン・コア
  に似た他の国の木をコアと称している場合があるそうです。ま,いい音が出ればいいんですけどねー,いちおう買う
  ときには店員さんに確認しましょう。

  (このとき,よくわからないことを口からでまかせにしゃべっていないか,よ〜く見抜きましょう)

 

ウクレレいろいろ

  ひとくちにウクレレといっても、いろいろなタイプがありますが、大きく分けてスタンダードウクレレとパイナップルウクレレの

  2種類の形があります。 上の写真はスタンダードウクレレでちょうどクラシックギターを小さくしたような形をしています。、

  パイナップルウクレレはボディがくびれてなく、まさにパイナップルのような形をしています(ハワイならではの発想ですね)

  大きさはどちらも60センチぐらいです。

  ウクレレは4弦の物がメジャーですが、6、8、10弦のものもあるそうです。そして、種類もソプラノ、アルト  テナー、コン

  サート、バリトンタイプがあり、音量も音色も違うそうです。一般によく見かける一番小さいUKULELEがソプラノUKULE

  LEで、割と安いので、初心者にお勧めです。

 

プラスチックのウクレレがあるって知ってる?

  昔(60年代?)アメリカではプラスチック製ウクレレが大量に作られ,売られたのだと・・・  年間10万本という単位で...

  一番有名なのが Maccaferri 社のウクレレで T.V. Pal というのと Islander という2種類が特に有名です。プラスチックと思

  ってバカにしてたら案外いい音がするらしいのです。アメリカにはプラウクレレ専門の収集家もいるそうな。ただ,本来おも

  ちゃに毛が生えた程度のものなのに,今はやたら値が張って,日本の中古楽器屋では4,5万円もするらしい。それでも

  買う人がいるんですねー,実際その値段で売れちゃうんだからしかたないんでしょう。本来は数千円くらいの価値じゃない

  かと思うのですが。

 
 

 

 

大きなウクレレと変種

  サックスと変わらずウクレレにもちゃんと大きさの違う仲間がいます。

  コンサートウクレレ(チューニングはスタンダードと同Low‐G弦を使うとソロ向きになる)

  テナーウクレレ・別名Taro Patch(ネックが長く、弾きやすい。チューニングはスタンダードと同じ)

  バリトンウクレレ(最も大型のウクレレ。チューニングは、ギターの1〜4弦と同じ)

  バンジョーレレ(ウクレレの仲間だが、音色はバンジョーそっくり。ジャズに用いると面白い)

  特に下3つについては私も、楽器屋さんで見たことがありません。

  

 

 

管理人(妻)のつぶやき・・

  もともと高校生の頃、世の中は空前のバンドブームで(ドリカム・B´z・ZARDetc…”たま”なんて人もいたな)いつか自分

  もバンドしたいな〜と思いはじめ 短大(福岡の西日本短期大学)の頃ギターを始めました。しかしネックが太くコードが

  押さえられない! 楽器が重い! 等いろんなアクシデント?に見まわれ敢無く断念。その後、大○楽器に入社した後周囲

  の音楽愛好家の影響もあり再度楽器を始めようと考えました。

  丁度その頃友人が「ハワイでウクレレを買ったんだけど教室無いかな?」と言う話を聞き それならと、大谷楽器でウクレ

  レ教室を開講しました。最初はただの傍観者だったのですがその軽快で、でもどこかゆったりした音色にいつしかハマ

  ってしまったのでした。それから約2年半あきっぽい私も変わらずにウクレレファンです。

 

  そして実は・・・

  昔から大抵の家では、女の子が生まれたらぜひピアノを弾けるようにと・・・  てなことでピアノを買ったり、習ったりと触る機会は楽器の
 中でも特に多いでしょう。私も初めて触れた楽器はピアノでした。

  ここでは、ちょっとピアノも覗いてみましょう。