第16話
『韓国の人』

 


PCアップグレード話 第3弾!

前回の話でPCのアップグレードが完了したわけで・・・・・・・

早速のベンチマークでは3DMark06にて12000というスコアを記録するという好調ぶりです。

・・・・・・・最初だけは。

2回目、同じベンチマークで測定すると、
10300という数字まで落ちてしまったのだ。

ということで、いろいろ原因を特定するためにいじって
いたところ、なんと補助用ハードディスクを外したときに
スコアがよくなっていることが判明!!

そこで、勝手な推測により「電源容量が足りないのだ」
ということにしてしまったのだが、そこでまた問題が。

電源は実は変えたばっかりだった。
700Wの電源ね。

ゆえに、変える気はなかったのだが・・・・・

仕方なく、追加という形で電源を買うことに。


通常、電源ユニットは2つ同時につけられないわけですが、
電源スイッチを押すと、2つの電源が同時に入るようなケーブルを
買ってきて、同時に動かせる状態に。

そして、買ってきた電源は400W。とりあえず、ハードディスクやCD-ROMドライブといった、ドライブ系専用の電源として動かすことに。

これで、無事安定してハイスコアが出せると思って起動!!


・・・・・・・・・確かに、3DMark06 12000というスコアが出るとき「も」あった。しかし、出ないときがほとんどなのだ。

ということで、電源追加は失敗に終わったのであった。
 

じゃあ、原因はなに?ということで、BIOSなどもいじって、いろいろと調節した結果、ある場所を操作することで、スコアがよくなることが判明!

それは、
「CPU Thermal Control」

訳せば、CPUの熱コントロール?

ということで、この項目なにかといえば、
「CPUがオーバーヒートしそうになったときに、CPUの動作を抑制して、CPUのお熱を下げる」という機構のON/OFFを決める項目だったのである。

そう、CPUがオーバーヒートしていたのであった。

 

実は、最近のIntel CPUは温度関係が非常にシビアらしく、
CPUの表面温度を64度以下にしておかなければいけないのである。

ところがだ、CPU温度64度なんて適当に組んだPCであれば、
ちょっとした負荷を与えただけで、すぐに通り過ぎてしまう温度である。

特に、せこい性能のインテル純正CPUクーラーなんかでは
64度以下なんて温度に保たせるのは無理というもの。
 

そこで登場したのが、
ZALMAN CNPS-9700 NT

あるサイト高評価のCPUクーラーであるが・・・・・・・
でかい&高い(お値段)

ZALMANと書かれているファンがCNPS-9700 NT

通常のCPUクーラーがせいぜい4千円ぐらいのところ、
この子は2倍の金額である。

しかし、それなりの性能を見せてくれることになるのであった。
 

インテルの純正CPUクーラーが高速回転をしても
64度ぐらいしか抑えられなかったものを、
このZALMANのCPUクーラーであれば、確実に55度以下までに
抑えてくれるという優れもの。

しかも、インテルCPUクーラーよりも静かなのだ。

ちなみにタイトルにあるとおり、ZALMANというメーカーは
韓国のメーカーである。
当初、扇型のCPUクーラーを出していて、
「ふざけたデザインやな」と思っていたが・・・・・・
なるほど、効果は抜群だったのだな。


ただ、このメーカーのCPUクーラーはマザーボードの部品配置とか、
ケースとかを選ぶので要注意!



意味も無く光ります。
 

前の話

メインページ

次の話