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タイトル: Re:お元気でなによりです
投稿者 : 前川整洋Locked!

URL   : 未登録
登録時間:2004年7月17日09時56分
本文:
書き込み有難うございます。Yahoo掲示板「山ハイ(俳句)・クラブ」の書
き込みが2週間ほど途絶えたら、消滅となってしまい非常に残念でした。
Yahoo掲示板の運営も簡単ではないようです。また、「山ハイ・クラブ」管理
者のshirajikuboさんが引っ越されたとの情報には驚きました。引越しととも
にYahoo掲示板の活動も停止されたとは、どうしたことなのでしょう。fukuさ
んは、武甲山で数回会われているとのことで、驚きもひとしおと思われま
す。
 その後の私の方は、緊張の糸が切れてしまい、作句には力が入っていませ
ん。今月も何か作らなくては焦っていたところ、ニュースでこの暑により京
都貴船の川床料理が昨年の50%増の客足とありました。そこで、一句作り
ました。
   川床や情け容赦のあるときも
 今年の暑さも大雨にも情け容赦がないようです。それから台風でもないの
洪水が多発するのは、地球温暖化のためのようです。
   空梅雨にまた洪水といふニュース
 fukuさんのようにはあまり野山を歩いていないので、本線である写生句と
はいきませんね。

ホームページ「シリウス宇宙句会」と「雲の峰」を拝見させて頂きました。
http://www2.ocn.ne.jp/~riki/riki/siriusu.htm
http://www2.ocn.ne.jp/~riki/indexe.htm
かなり活発に活動されていて、俳句のホームページとしてはトップクラスの
充実ぶりに感心しました。現代詩創作集団「地球」もホームページと立ち上
げたいとの意向はありますが、なかなか難しいようです。
 梅雨晴間通勤靴に風を入れ     福山人
掲句は5人の互選句に挙げられていました。かなり上達されたといえます。
が、「風を入れ」の動作がわかりかねるところがあります。靴を脱いだこと
とも思われます、となると。
 空梅雨の靴脱ぎ風をまた入れる
 靴を脱ぎベンチに座る梅雨晴間
ともなります。
 木天蓼の白葉に隠る小さき実の   福山人
は、文語にすると。
  木天蓼の白葉に隠るる小さき実
です。破調となりますが、うったりした感じにはなります。
  山桜桃一つ摘んでまた歩く     福山人
語調を修正すると、
 山桜桃一つ摘んではまた歩く
 山桜桃一つを摘んでまた歩く
です。この句は山桜桃に陶酔している気分が出ています。報告調の句は無く
なった、といえます。それから「言いさし」とは、連用形止めのことのよう
ですが、体言止めほどは定石ではありませんが、よくない方法との指摘は少
ないようです。先生の作風に合っていない、ということだと思います。
「て」止めはなるべく避るべきとはしばしば言われています。連句の2句目は
「て」止めにするとの決まりはあるようです。

この「四季の山レビュー」は、俳句と詩を中心としているためか、あまり人
気があるとはいえません。俳句およびいろいろな情報の書き込みを、よろし
くお願い致します。


親記事コメント
ご無沙汰致して居ります-投稿者:福山人 なし

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