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タイトル: 御指導有難う御座います
投稿者 : 福山人<fukuteru@waseda.jp>

URL   : 未登録
登録時間:2003年8月23日23時23分
本文:
前川様
fukuこと、また福山人こと、福澤輝雄と申します。
授業料も払わずして、よくも今日迄添削指導を受けていたものだと、己の図々しさ
に恥じ入って居ります。
またこの度は、本掲示板にて私の作句をお扱い下さった事、何か晴舞台にも登ら
せて頂いた気持ちでも有ります。有難う御座いました。

さて、この度の私の作句は2句でした。何時もそうですが、数句纏めて投稿して
教えを頂いて来ましたが、改めて読み直して見ますと、全部で一つの物語にしてい
るやに思えて来ました。本来なら1句で総てを表現しなければいけないのではと思
うに至りました。

教えを頂いた身で有りながら僭越では有りますが、添削して頂いた1句目では
“病葉”と“夏”で、季重ねになっていると思いますが如何なものでしょうか。
そこで、
原句:病葉や日光の山に酸性雨
添削句:病葉を見かける山の夏深し
推敲して:病葉の目につく山に踏み入りて
としたら如何なものかと思い至りました。

2句目ですが、私は酸性雨の凄まじさを詠み上げたかったのですが、頂いた添削
句では、主語が巨木で、受動体のようになっているやに感じました。
そこで、
原句:酸性雨古木巨木を朽ち倒し
添削句:酸性雨に巨木も倒れ夏の果て
推敲して:酸性雨巨木も倒す夏の山
としたら如何なものかと思い至りました。

お時間お有りの節にでも更なる指導を頂ければ幸いに存じます。


親記事コメント
なし 酸性雨俳句の再検討-投稿者:前川整洋

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