ミドルフェイズ03:写真部部室にて…情報収集シーン
- GM:
- 放課後みなさんは写真部部室に集合します。適当に相談した後、部室を解散して情報収集してください。
みなさんは、情報収集のために行き先を指定してシーンを作成することができます。
情報収集ですが、みんなで手分けして移動してもいいですし、一緒に順番に行動しても良いです。
一緒に行動した場合は同伴者は自動登場ですが、シーンを立ち上げるたびに「時間」が進むことになります。
手分けして移動の場合は「時間」は短縮されますが、同伴できるシーンは一つで、それ以外は登場判定ということでお願いします。
- 乱麻:
- 部室の壁には私の撮った夕焼けの写真や泉の撮った猫のいる風景の写真が貼ってある。屋上での出来事を思い出しながら感慨深く泉の写真を見ます。
- 竜之介:
- 写真部におじゃまするのは初めてですが、泉の写真はすぐにそれと分かります。
「泉さん、とうとう学校に来なかったッスね・・」
- 乱麻:
- 「お稲荷さんを探していたのは泉だけじゃなかったみたいね。」
ちみ丸が出会った”天神沢美子”。彼女の言った「・・・おいなりさん、見ぃつけたぁ。」が頭から離れない……。
「やっぱり、直接泉に会って聞いてみないと分かんないと思うの。今日の出来事とか、泉に話してみる。」
ついでに教科の宿題とか、明日の持ち物とか…もある事だし、私の行き先第1候補は『泉の家』です。
「茂宇くん、竜くんはどうする?」
- ちみ丸:
- ポヤ〜ン。ちみ丸はすでにキツネ人の姿で、椅子にちょこんと座り、口の周りにあんこをつけて鯛焼きを食べている。
「ほえ?」
- 乱麻:
- 茂宇くんだと思って話しかけた先の視線には誰も居ず、その位置にキツネ耳が見える。
「いつもの事ながら、急に変身を解かれると、そのギャップに戸惑うわね……。」
私にも頂戴と、鯛焼きをひとつ奪って頬張ります。
- 竜之介:
- 泉との連絡は乱麻先輩に任せることにして、
「自分は範夫と会ってきたいッス。そんなに重い病気だなんて、自分にはまだ
信じられないッスけど・・。泉さんとは、部活上のすれ違いで会えなかったことにするッス」
まさか何かに巻き込まれているかもしれないなんて言えないし、と目を伏せる竜之介。
「天神沢美子についても、一応何か心当たりがないか、範夫にも聞いてみるッス」
という訳で、竜之介の行き先第一候補は「病院」で。
- ちみ丸:
- 「オイラは竜之介と一緒に病院に行ってみるよ。まだ竜之介のとが心配だからな。天神沢美子ならオイラに興味があるみたいだから、向こうから会いに来てくれるよ。」
というわけで、竜之介に同行します。
- 竜之介:
- 「あ、携帯のアドレス交換していいッスか?別行動でも連絡取れるように。
ただ病院では電源切ってるッスから、通じないときはメールでお願いするッス」
- 乱麻:
- 「じゃあ、ちみ丸と竜くんは範夫くんの病院。私は泉の家って事で。何かあったら直ぐに連絡する事。」
はい、これアドレスねっと赤外線で竜之介に情報を送ります。ちみ丸のは既に知っているという事にしてください。
- GM:
- では、情報収集シーンを二つ立ち上げますね。
一つは「高森家にて…乱麻」
一つは「再び病院にて…哭きの竜」
です
前のシーン 目次に戻る 次のシーン