第20章 ユニコーンのいる丘

DM:ガラスが丘に着いた.
ペイシェンス:笛を吹く.
DM:するとユニコーンが「パカッ!パカッ!」っと飛んでくる.
アルフレッド:刺さないよね・・
ヴェール:荒い気性に見えますか?
DM:荒い気性だ.
ペイシェンス:トォトォトォと言ってやる.
DM:おとなしくなりました.
ヴェール:現金な奴.
DM:それで突然毛をむしるのですか?
ペイシェンス:なでてやる.
ウジィ:抜け毛があるかも(笑).
DM:なでているうちに毛が手についたよ.
ペイシェンス:ああ,いっぱい毛が取れた.
DM:そしてしばらくするとユニコーンは飛び去った.
ゴクウ:一度は戦ってみたい相手だ・・・
ウジィ:戦ってほしいな(笑).
DM:戦うか?
ゴクウ:やめておきます.
ペイシェンス:10本ぐらいはとれたと思う.
ヴェール:じゃあ,三度に分けて.
DM:あっ!突然風が!とばされて三本残った(笑).
ヴェール:でもさ,草むらの中探したらユニコーンの毛ぐらいは落ちてそうだよね.
アルフレッド:それ拾うんですか?
DM:ティグルワイズが「なんだ?土まみれではないか」ってね.「しかも糞が着いている」(笑).
ペイシェンス:じゃあ,早くおじいさんのところに.
ヴェール:その前に例のドワーフがいるかもしれないから東の湖の周りを探してみたいな.
DM:いませんでした.
ヴェール:くそう!
DM:ではキャメロットのところから森に入るんだね?

第21章 お買い物も楽し

DM:森を進むとね,木が多くて道を踏み外してしまいました.
ゴクウ:誰がですか?
DM:一番前を歩いていた人.
ヴェール:あ〜!
ペイシェンス:チェックだね.
ヴェール:失敗しました.
DM:ダメージは2.それで地下に道があるのを発見した.
ヴェール:みんな!こんなところに道があるぞ.
ウジィ:これが本当のチカミチですか?
一同:(何故かみんな拍手!!)
DM:ビバ!だね(笑)
ウジィ:降りてしまいましょう.
ヴェール:ランタン持っているよね?
アルフレッド:大丈夫.ここは島だからどこかには着くと思う.
DM:南北に延びる通路がある.
ヴェール:南がいいな.
ゴクウ:南だ!根拠はないけど.
DM:見事だ.ドワーフがいる.
一同:おお!
ヴェール:剣を見せてみようかな?
DM:くれるのか?
ゴクウ:仕方がない.俺が通訳してやるか.この俺がドワーフごときに・・・
アルフレッド:ファッティとの今までの友情はなんだったんだ!(笑)
DM:シンシアがいるからだろ?
ヴェール:この剣に覚えはないですか?とエゴちゃんを見せる.
DM:これは・・・伝説の剣じゃな.伝説の剣のうちの表にあたるものじゃ.これはなぁ,自我が強くてなぁ・・操るのに苦労するんじゃ(笑).死ぬまで取り憑かれるって噂もある.(笑)
ゴクウ:それじゃあ,そんじょそこらのお願い指輪じゃ,この剣の支配からは抜けられないんじゃ?
ヴェール:相当強力な剣なんだな.それじゃもしかして・・封印もいくつもの段階に分かれていたりして?
DM:その通り.
ヴェール:じゃあ,解放していくうちにどんどん強くなって・・・
DM:その通り.
ゴクウ:どんどんエゴも強くなって,
ウジィ:最後には乗っ取られる.
ヴェール:乗っ取られたって・・エゴファイターになるだけで,ウィズダムが増えるし.
DM:では,解放に1万gp必要だよ.
ヴェール:ありますよ.じゃあ払いましょう.
DM:では封印を解いてあげよう・・・「フッフッフ,しゃべれるようになったぞ」(笑)
アルフレッド:じゃあ,私たちにも聞こえるんですね?
ゴクウ:怖えぇ!
DM:名はエクスカリバーJrだ.二カ国語しゃべりますよ.
ヴェール:では意志が通じているから私にもわかるわけですね.
DM:何をしゃべるかというと,(さいころを振って)おお!素晴らしい言葉だ.メデューサ語(笑).
一同:・・・メデューサ語.
ヴェール:メデューサ語と共通語ですか.
DM:そして今まであった特殊能力(ディテクト・イヴィル)は変化しないのね.インテリジェンスは12になったからエゴと足して28のコントロールチェック.
DM:そして+3ソードにしてくれ.
ヴェール:ラッキー!
ウジィ:どんどん強くなるな.
DM:(揉み手をして)いいもんがありまっせ.
ウジィ:なんだなんだ?
ゴクウ:ダガー+2はないのか?
DM:1万gpあれば・・・
ゴクウ:魔法のロッドとかは?
DM:あるよ.ワンド・オブ・コールド
ゴクウ:何回使えるんですか?
DM:11回.
ゴクウ:どっちがいいかな?
DM:他にも何かほしいものがあったら言っていいよ.金の回収のために(笑).
ウジィ:何がいいかなぁ.
DM:いい鎧ありまっせ.
ウジィ:どんな鎧ですか?
DM:+2以上は出さないよ.(このあとゴクウがワンド・オブ・コールド,ウジィがレザー+2を購入)
DM:ところでエゴソードと対になっている裏の剣があるそうだ.
ヴェール:ドラゴンの腹の中にある奴ですか?
DM:そうだ.
アルフレッド:(ため息)
ヴェール:表裏一体だとか?
DM:表裏一体だと,片方がローフルで片方がカオティックとか
アルフレッド:うわぁ!
ウジィ:「早く帰ろうよ」とシンシアさんが言っているんじゃないでしょうか?
ゴクウ:北にも道があったから行ってみようか?
DM:北に進むとそのうち地上に出て道に出ました.
ヴェール:偏屈じいさんのところに行きましょう.

第22章 飛べます!

DM:今度は何事もなく偏屈じいさんのところに着いた.さっきの道はむやみに通らない方がいいね.
ヴェール:トントン
DM:なんの音?
ウジィ:たのもう!
DM:持ってきたか?
ヴェール:もちろんでございますぅ.
ゴクウ:師匠!
ペイシェンス:本当はもっといっぱいあったんですけど・・と言ってユニコーンの毛を差し上げる.
DM:よいよい,三つあれば十分.それではフライの呪文を書いてやろう.さあ,呪文の書をよこしなさい.
ゴクウ:アウ
ウジィ:いいなあ.
ヴェール:字が汚くて読めなかったりしてね(笑).
ゴクウ:これはフライの呪文ですね.蠅じゃなくて.
DM:唱えると蠅になるのか?
ヴェール:唱えると,こんがり揚がるとかね.
ウジィ:また訳のわからんことを・・・
ペイシェンス:それはRじゃ.
DM:それじゃどれどれ,みんなを飛べるようにしてやるかな.時間は短いからな.
ウジィ:もう行っちゃうんですか?
ヴェール:宝石って三つ必要なんじゃ?
ウジィ:石化と気配と,あと一つなんだっけ?
ペイシェンス:姿消す奴だよ.
ゴクウ:まあ,ドラゴンにも財宝がザックザック.
ヴェール:ドラゴンって飛んでくるんだから・・財宝持ってくるわけじゃないだろう?
DM:たまにコッドリープの近くのキャリドンの森に降臨するんだ.
ヴェール:ヒュージ・ブラックドラゴン・・
ゴクウ:笑わせるぜ.俺だってなれるぜ.
ウジィ:形だけなら何でもなれるよ.
DM:でも,でかくはなれない.
ゴクウ:あの薬がある.
ペイシェンス:そうだね.グロース飲んででっかくなって気分はドラゴン.
ヴェール:ところで消えれる宝石がどこにあるか知りませんか?
DM:しらない.
ウジィ:くそう!
アルフレッド:まだマップの練り歩き方が足りないんではないでしょうか?
ヴェール:いっぺん意地悪ばあさんのところに行ってみない?
ゴクウ:なんか行き詰まったね.
ヴェール:まあ行ってみてダメだったらドラゴン倒せば.

第23章 守銭奴

DM:なんじゃ?またなんか用があるのかえ?
ヴェール:やあやあ,こんばんは.
ウジィ:いま,夜なのか?
DM:どっちでもええよ.
ヴェール:なにか新しい情報は入っていませんかねぇ?
DM:なぞなぞがあったら教えてやりたいんじゃがなぁ.ないからなぁ・・・タダで教えてあげるわけにもいかんしなぁ(と指で「金」のマークをしている)
アルフレッド:$マーク振り回している(笑).
DM:ほら,地獄の沙汰もなんとか次第とか言うしのう.
ヴェール:カニ次第?(笑)
ウジィ:(ゴクウに向かって)変身しろ!変身!
ヴェール:喰わせるのか?
あるふれ土:海で栗拾いですよ.いま流行っているのは.
ペイシェンス:いくらくらいですか?
DM:(指を五本押っ立てる)
アルフレッド:5gp?
ペイシェンス:(そんなわけないでしょ)500!
アルフレッド:500cp?
ゴクウ:おばあさん,実は占い師で占えるんじゃないの?
ペイシェンス:では私は全然お金使っていないから500gpぐらい払いますよ.
ヴェール:では,消える玉について聞こう.
DM:それではなにかないと占えないので,そちらのほうで手がかりはないかのう?
ヴェール:二つの玉がありますよ.
DM:それだけあれば十分じゃ.フン!!(と祈るような格好をして)来てます!来てます!・・・来ただけだった・・・
一同:ぎゃあ!ひどーい!
DM:冗談じゃよ.ガラスが丘に埋まっている.
ウジィ:掘り返せ
アルフレッド:埋まってるったって・・どうやって探す?
DM:ユニコーンがなにか知っているかもしれんぞ.
ヴェール:ユニコーンしゃべれるんですか?
DM:しゃべれない.
ウジィ:ユニコーン語?
ヴェール:エゴソードで刺したら意志が通じないかな?(笑)
ペイシェンス:そんな!酷い!
アルフレッド:・・・むごい.
ヴェール:偏屈じいさんならしゃべれるかな?
DM:今は研究で忙しいんじゃない?
ウジィ:それに男とは話さないだろうな.
ヴェール:こちらの言葉ぐらいは通じるんじゃないかな?
DM:ああ.だけど教えてくれるかわからんぞ.
ヴェール:大丈夫,こちらには乙女が二人もいる.
DM:男がしゃべったら聞くはずがないけど,乙女がしゃべったら聞くかもしれない.
ペイシェンス:一字しか違わないのにねぇ.
ウジィ:男はやっぱり遠くから10フィートの棒でツンツン(笑).
ヴェール:じゃあ,もう一度ガラスが丘へ行って笛でも吹きましょうか?
ウジィ:でも私は意地になって土の中をほっくり返すぞ.
DM:じゃあ,もう行くの?
ヴェール:他に情報がなければ.ブラックドラゴンについては?
DM:ブラックドラゴン・・・あれはでかいぞ.どでか(笑).
ヴェール:強いですか?
DM:強いぞ.
ヴェール:ど強(笑).
ペイシェンス:そんな,韻を踏まなくてもいいのに.
ヴェール:黒いですか.ドクロとかね(笑).
一同:ドクロ(笑)
DM:黒光りしているわけですね.
ペイシェンス:じゃあ,空飛びますか?
DM:飛べるに決まっているやろ.
ヴェール:ど飛ぶ(笑).
DM:ど飛ぶ.ど速だよ.
ヴェール:ブレス吐きますか?
DM:ど吐く.(笑)それでPHは0.1ぐらいかな?
一同:げっ!
ヴェール:王水みたいだね.
DM:どんなものでも一撃で溶かしちゃうよ.
ウジィ:ジュワジュワ・・・
ヴェール:魔法も使いますか?
DM:使うものもあるが・・・これで魔法を使ったら君たちには自殺行為だろ?
ヴェール:そうですね.
ゴクウ:勝てる!
DM:本当だな?
ヴェール:やめときましょうよ.
ゴクウ:いいんじゃねぇか?それも面白い.
ヴェール:いや,だから・・俺が体力減るとどうなるかというと(笑).
ゴクウ:だから面白い(笑).
DM:ええとヒュージだから呪文を唱えるとなると・・・まずクラウド・キルでしょ.
一同:ぎゃあ!
DM:テレポートに・・・エレメンタルを召喚する.(このあとみんなでゲームバランスについて議論)
ヴェール:じゃあ,そろそろガラスが丘にでも行きますか.

第24章 パー子さん受難

ペイシェンス:じゃあ,笛を吹きました.
DM:ユニコーンが「パカッパカッ!」って走ってきたよ.
ヴェール:機嫌は良さそうですか?
DM:悪そう.
一同:うわぁ!
アルフレッド:じゃあ男は隠れましょう.
DM:そうすると急に機嫌が良くなった.
ヴェール:嫌な奴.
ペイシェンス:じゃあ,シンシアさんと二人で訊いてみます.
DM:シンシアがボディランゲージで話すと「背中に乗れと言っているわよ.」
ヴェール:二人乗れるのかな?
DM:一人しか乗れません.
ペイシェンス:じゃあ,乗ってみます.
DM:「パカッパカッ!」
ペイシェンス:ぎゃー!(一同,飛んでいったバナナの話で盛り上がる).
ペイシェンス:一体どこへ?
DM:どこだかわからないが,かなり遠くまで飛んでいるぞ.
ペイシェンス:どこだー!
DM:どうしますか?
ペイシェンス:一人しかいないんですよね.
DM:そうだ.
ペイシェンス:とってくるしかないですね?
DM:では,DEXチェック.
ペイシェンス:おっこったら死んでまうがな.
ウジィ:死んだりして・・・
ペイシェンス:(コロコロ・・失敗)死んでまうがな!
ヴェール:しかし,拾いにいきそうな気もするけどな.恐怖感を与えられただけで.
DM:その通りだ!ハハハ,どうだい.楽しかったでしょう?
ヴェール:実はユニコーンしゃべれるの?
ゴクウ:しゃべれたのか?
DM:難なく取れたよ.
ヴェール:え?宝石が?
ペイシェンス:ムンクの叫び!四枚!
DM:というわけで戻ってくるぞ.
ウジィ:来た来た.
DM;もうみんな寝てた.
男達:グー.Zzz...
ペイシェンス:モーニングスターでぐりぐりして起こす(笑)
ウジィ:うわぁ!
ペイシェンス:このやろぉー!
DM:ユニコーンはそのまま去ってしまった.
ペイシェンス:さよなら・・
DM:君はまだ乗っていたりして(笑).
ペイシェンス:ぎゃあ!
ヴェール:宝石はあったのかい?
ペイシェンス:これこれこのとおり.と緑の宝石を出す.
ヴェール:どこにあったんだい?
ペイシェンス:どこかわからないけど,火山があってその真ん中にあった.
ウジィ:この島じゃないのかな?
ヴェール:揃った・・・・
ウジィ:よーし,行けるぞぉ!
ヴェール:その前にドラゴン戦だ.(ここでドラゴン戦について打ち合わせ)
ゴクウ:まあ,ドラゴンが呪文を使ってくるかはDMの判断次第だし.
ヴェール:おまえがよけいないことを言ったから・・
DM:というわけでどこへ行くんだっけ?
ヴェール:ドラゴンのところへ行って,姿を消してドラゴンを待ちます.

第25章 ドラゴン降臨!

DM:君たちが待っていると,二番目にしてドラゴン降臨だ.
ウジィ:小声で打ち合わせをします.
DM:ドラゴンは素晴らしくでかい.
ゴクウ:(小声で)真っ正面にヴェール,わきからアルフとウジィ・・
ペイシェンス:ところでVeilって並べ替えるとEvilになるのね(笑).
ゴクウ:だからか・・・
ウジィ:(笑)やーい.
ゴクウ:しかしドラゴンブレス,どれぐらいくるのだろう?
DM:それは当たってからのお楽しみ.
ヴェール:でも,魔法で二人が先制攻撃できるでしょ?
ゴクウ:そうだね.一発では死なないが・・・
ヴェール:(打ち合わせがすんで)じゃあ,私が正面からつっこんで・・
アルフレッド:私がしんがりを・・・
一同:却下!(笑)
ウジィ:私はビーストチェンジできないんですか?
ヴェール:夜じゃないんですか?
DM:夜じゃないよ.
ゴクウ:では側面をアルフとウジィで.パー子さんはヒーリングに専念する.
ヴェール:それで私が正面から「おりゃあ!我こそは!我こそは!」ってつっこむ(笑).
ウジィ:剣もしゃべるかもしれないぞ.
ペイシェンス:その方が目立つね.
DM:(戦闘開始).シンシアさんがまずライトニングボルトで10ポイントのダメージ.ドラゴンにレジストされたからね.
ゴクウ:では私が元気玉(ファイヤーボール)で.22ポイント!
DM:レジスト(コロコロ・・・)あ!ピンが出た!
ウジィ:すばらしか!
DM:大当たり!カランカラン!(20分の1の確率だった)
アルフレッド:じゃあ,接近戦も行きますか.
DM:ところで,ファイヤーボールの効果があってみなさんはドラゴンの近くに寄ってこれないから,ドラゴンも反撃の準備を始めているからね.
ウジィ:まあ,仕方がないですね.
DM:で,ドラゴンが「おのれぇー!」とかってゴクウとシンシアのほうを睨んでいるうちに君たちがつっこんで接近戦ね.
ヴェール:では私の攻撃です.4+6で10ポイント.
ウジィ:私も行きます.5+2で7ポイント.
アルフレッド:私は失敗しています(笑).
DM:じゃあ,ブレスかな・・・ゴクウのほうに吐こうと思っていたブレスが君たちに飛ぶんだ.
ペイシェンス:私はこのターンに火のでないほうのブレスをかけます.
DM:シンシアを含めて5人姿があらわれているわけやね.さいころで決めよう♪・・ウジィだ!
ウジィ:え!俺ですか?
DM:ドラゴンブレスでセービングしてくれ.(ウジィは失敗)ではダメージを発表します.22ポイント.
ウジィ:どっひゃあ!
ペイシェンス:では全員にブレスをかけます.
DM:これで全員姿を現したわけやね.次のターンだ.
アルフレッド:ー1までヒット・・・
DM:きわどいなぁ!はずれだ.
ゴクウ:よし,ライトニング・・
DM:いや,それは・・・ドラゴンの近くに仲間がいるから・・突き抜けちゃうぞ.
ゴクウ:かまわない!みんなわかってくれるよね?
一同:わからないよ!
DM:白兵戦になっているからね.ウジィなんか敵のドラゴンブレスを耐えたのに味方のライトニングで死んだりして(笑).
ヴェール:味方の呪文をレジストしかければならないわけですか(笑).
ゴクウ:しかたがない!マジックミサイルだ!8ポイント
DM:これはノーセービングスローだからそのままダメージが来るよ.
一同:ラッキー!
ヴェール:じゃあ,次は私が行きます.13ポイント!
DM:なんと・・・残りのヒットポイントを発表します.・・・1だ.
ウジィ:最後は私だ!
ヴェール:踊るなよ!
ウジィ:(コロコロ・・・)踊った(笑).
一同:馬鹿者!
DM:後は?
ペイシェンス:私やることありませんから・・・
DM:では・・・
ゴクウ:・・断末魔のささやきが来るか・・・
ヴェール:またブレスにしてくれないかな?
DM:ヴェールにヒット・・・
ヴェール:・・・・来た
DM:爪の攻撃.21ポイント!
ヴェール:ぐぇぇぇ〜!
DM:まあヴェールに18ポイント!
ヴェール:あ〜!支配されてしまった!
ペイシェンス:エゴファイターがみれる!
DM:(エゴちゃんの声で)やるぞ!今こそ俺の意志で!
ヴェール:(やけくそ)うぉ〜!燃えてきたぁ!
DM:咬みははずれたようだ.
ヴェール:ところで,全部俺に来たんですか?
DM:さいころが全部ヴェールだったんだよね.さあ,次のターンだ.
アルフレッド:私からだ・・・やった!
DM:死んだ・・・ズズーン.
ウジィ:おいしいとこ持ってかれちゃったなぁ.
ヴェール:私は支配されたままですか?
DM:戦闘が終わったから元に戻ってもいいんじゃないかな.でも再び戦闘が始まってしまうと(笑)
ヴェール:HPを回復させたら大丈夫ですよね.
DM:そうだね.
ペイシェンス:でヴェールははっと我に返る.
ヴェール:あれ?私は今まで何を?
DM:剣が「あっけなかったぜ」とか言っているよ(笑).
ヴェール:みなさん.今の聞きました?
DM:「これなら二匹は行けるな」
一同:死んでしまう・・・(このあとみんなで相談してペイシェンスの呪文でドラゴンを大きくしてアルフが中に入ることになる)
アルフレッド:うー!うー!
ペイシェンス:呪文をかける.
DM:ムクムク!
ゴクウ:ああ!さらに大きく.
ヴェール:ど・ヒュージになった(笑).
ペイシェンス:誰が入るの?
ヴェール:(アルフレッドに向かって)彼女しか剣を持てないんだよ.
アルフレッド:「彼女」じゃないよ.
ヴェール:ああ・・・女っぽかったからつい・・
亜フルレッド:(ドラゴンの墓に入る)モゾモゾ.
DM:・・臭い・・・酸の匂い・・・酸っぱい・・・涙が出る・・・
アルフレッド:ぎゃあ!
DM:腹の中でなにか光るものを見つけたぞ.
アルフレッド:つかみます.
DM:ぬるぬるしている(笑)
一同:気持ち悪い.
ヴェール:支配されないかな?
DM:(きっぱり)されるよ(笑)
アルフレッド:ぎゃあ!
ヴェール:エゴちゃんと全く同じですか?
DM:インテリジェンス10,エゴ12は同じ.だけど呪文などは違うよ.(コロコロ・・)おっ!これはいいよ.ディテクトメタル.
ウジィ:あっ!俺がほしい!
DM:それから,ディテクトイビルにディテクトマジック.
ヴェール:いいなぁ・・・
アルフレッド:それでプラスいくつ?
DM:+3だ.
ヴェール:まさに表裏一体.
DM:名前はカレードウルフ.
ウジィ:オオカミのカレーみたいだな.
DM:剣同士が「おぉ兄弟!何年ぶりの再開かな?」「お互い支配しやすい奴に持たれたな」とか言っているよ(笑).
ヴェールとアルフレッド:(苦笑)
ペイシェンス:(ヴェールに向かって)ところでけがは治す?
ヴェール:勿論!
ゴクウ:町に戻って治したら?
ヴェール:ところでその剣,コモン語以外に何か喋らないの?
DM:そうだな,決めなければ(コロコロ・・)おお!ガーゴイル語!
アルフレッド:ゴガゴガ(笑)
(そのご一度キャメロットへ戻って体力回復し,偏屈じいさんのところに行く.)

第26章 戦いの予感

ヴェール:こんばんは.
DM:う?とうとう飛びたくなったか?ぽんっ!と羽が生えた.
ヴェール:飛べたね・・・(あまりにもマイナーなギャグでだれも意味がわからず)
DM:ところでその玉の使い方なんだがな.金槌で割るんだ.
ウジィ:へ?
ヴェール:ウォーハンマーがある.
DM:それで殴るんだ.割ると玉から光が出てな,その光を浴びた者はその玉の効力を少しずつ分け与えられるんだ.
ゴクウ:エレメンタルには聞きますか?
DM:物理的なものじゃないからダメじゃないかな?
アルフレッド:では割りますか?ガコーンと.
ゴクウ:いや,明け方を待った方が.
DM:効力はあまり持続しないからね.では明け方まで待ちました.貯金箱を壊す子供の気持ちになったところで・・・割ってください.
ヴェール:どのぐらい効くんですか?
DM:あまり長くはないと言っても1,2時間で切れるわけではないよ.それでは蜃気楼城が現れました・・・「健闘を祈るぞ」空撃開始・・・

第27章 石化のみの男

ヴェール:中に行きますか.
ウジィ:上から
ゴクウ:千里眼の奴はいますか?
DM:千里眼の奴はまるっきりこちらのほうが見えていないようだ.
アルフレッド:じゃあ,無視しましょう.
ウジィ:剣が許さないんじゃないか?
ヴェール:大いなる目的のためだ!
DM:ではあっさり入りました.迷路が下の方に続いています.
ウジィ:では暗号にあった順番に進みましょう.
DM:それではすかすかと歩いていくと誰かが寝ているようだ.これがおそらくデビルイヤーだ.
アルフレッド:じゃ,それも無視しましょう.
ヴェール:首でも落としてしまいますか?
DM:そうすると姿が見えるようになっちゃうよ.
一同:やりすごしましょう.
DM:どんどん歩いていくと,石像がいっぱい並んでいるところにたどり着いた.ドアがあって「注意・開けると私のコレクションになってしまうぞ」と書いてある.
アルフレッド:石化だ・・・
ヴェール:でも俺たちには効かない.(ここでみんな作戦会議.ゴクウが精霊を召喚してそいつから戦わせることにした).
DM:「(エレメンタルに向かって)石化してやるわ!おっ!効かない!」
ゴクウ:ひょっとして・・今姿がみえているの俺だけ?
ヴェール:さあ!みんあゴクウをおいていくぞ!
ゴクウ:ここは俺に任せろ!
ヴェール:おまえの犠牲は忘れない(笑).
DM:では戦闘開始.
ゴクウ:クラッカーダガー投げます.
DM:絶対当たる・・・
ゴクウ:では4+1で5ポイント.
DM:シュワシュワ・・・
一同:え?弱い!
ヴェール:要するに石化だけの男だったんだね.
DM:少し進んだところに扉があるぞ
ゴクウ:挟み撃ちに会うかな?
DM:デビルアイはもう君たちに気がつかないだろうし,デビルイヤーは寝たままじゃないかな?
ウジィ:帰り,どうするんだろう?
ゴクウ:全然考えていなかった・・・
ペイシェンス:飛んで逃げればいいんじゃない?
ヴェール:なんとかなるさ.
アルフレッド:じゃあ,行きましょうか

第28章 黒い魔導士

アルフレッド:じゃあ,扉を開けます.
DM:扉を開けると,いきなり黒魔導士が立っていた.黒い魔導士は三つ又の剣を構えて不敵に笑い「よくぞここまできた」と言った.
ヴェール:いやいや,お褒め頂いて(笑).
ゴクウ:あ,精霊はまだ出ていてもいいんですか?
DM:いいよ.では戦闘開始.
アルフレッド:13ポイント.
ヴェール:10ポイント.
ゴクウ:じゃあ,精霊の攻撃お願いします.
DM:精霊が攻撃しようとしたら「バシュ!」っと消滅してしまった.
ゴクウ:よくも貴様!マジックミサイルだ!
ヴェール:跳ね返ってきそうだな.
ゴクウ:賭だ!打つ!9ポイント!
DM:跳ね返った.
ゴクウ:おっ!ドドド!
ヴェール:胸に九つのキズが(笑)
ゴクウ:くっそう・・・てめえ!髪が逆立った!
ヴェール:ところでヴァンパーにヒーリングかけたら跳ね返ってくるのかな?
DM:ヒーリングはさわらなければダメだよ.
ペイシェンス:さわったらやられちゃうよ.
ウジィ:じゃあ,次は俺ですね.7ポイント.
DM:がーん!もう少しだな・・・
ウジィ:地道にやれば何とかなる.
DM:こちらの攻撃はスカった.次のターン.
ウジィ:私からです.
DM:もしかしておいしいところはウジィか?
ウジィ:ダメージ7です.
DM:シュワシュワ・・・
一同:やったぁ!
ペイシェンス:以外に弱かったわね.
DM:アイテムをきっちり集めると最後の敵は簡単に倒せるようになっているんだ.それに君たちも順当に強くなったってことだよ.(この後,DMの蘊蓄がしばらく続く・・・).
アルフレッド:じゃあ,ヴァンパーの死体を漁ります.
DM:何もない.
アルフレッド:なーんだ.
ウジィ:リンゴの木はどこにあるのだろう?
DM:「リンゴの木はあとで救出できるんじゃないかな?」
ゴクウ:まずは自分たちが脱出しないと.
DM:戻る途中,ヴァンパーの手下はいないよ.おそらくヴァンパーが死んだことを察知してみんな逃げ出したんじゃないかな.
ヴェール:根性のない奴.
ペイシェンス:デビルアイも?デビルイヤーも?
DM:そうだよ.
ヴェール:お城の中に宝物とかないかな?
DM:ないよ.
ウジィ:かなしいなぁ.
ヴェール:じゃあ,羽のあるうちに帰りましょう.
DM:君たちが屋上に戻ると,ちょうど太陽が昇りきろうとしているところだよ.
一同:あぶない!
ウジィ:さあ,デックスチェック!とかってね(笑).
DM:そんなわけないだろ.無事に降りれたよ.
ヴェール:とりあえず,偏屈じいさんの家にでも行きましょう.すぐ近くだし.

最終章 大団円

DM:どうだった?ヴァンパーは倒したのか?
ゴクウ:バッチグー!
ヴェール:こちらの被害は自業自得の一人だけでしたよ.(笑)
DM:そうなると,リンゴはおそらくみんなで探し出すだろう.ヴァンパーがいなくなった今,蜃気楼城など恐るるに足らないしな.おまえ達は一晩ゆっくりと休みがよい.
ゴクウ:体力回復して体を休めましょう.
DM:みんなが休んで目覚めると,近くにシンシアのお父さんが来ている.
ヴェール:今頃でてきやがって・・・
DM:占いであなた方の勝利を知り,ここまで祝福に来たのです.
ウジィ:てめぇ!今頃・・・
アルフレッド:このオヤジは・・・
DM:でもね,彼らは力がないんだ.だから君たちに頼んだわけで・・・今まで市民を安全な場所にかくまっていたんだよ.
一同:なるほど・・・
DM:今頃は市民がリンゴの木を運び出している途中です.もうすぐガラスが丘に着く頃でしょう・・というわけで,君たちの勝利だ.おめでとう.

・・・こうして,冒険は終わった.

・・・長く,眠く,厳しい冒険であったが,パーティーは勝利したのだ.

・・・しかし・・・未だ,彼らは知らない・・・

・・・この冒険には1ゴールドの報酬もなかったことを・・・・

ネバーランドのリンゴ  Fin


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