第六章 弱い俺達

−−−結局メルの回復のために、2日間休む。よって、今は6日目。

パパゲーナ:あ、ミザリィともう一度話したいんですけど。
DM:どうぞ。
パパゲーナ:指輪を探す代わりに10%というのは無しにしてくれませんかね。こちらとしても厳しいので。
DM:うーん・・でも、金を持ってきてもらうのもこちらとしては考えているので・・
パパゲーナ:そうですか・・・
DM:だから10%の代わりに、武器などは全てそちらのもので。指輪を持ってきてくれたら、それに対しての報酬を払うから.アイテム鑑定のためにも、10%の金が必要なんだ。
パパゲーナ:そうですね。
メル:冒険の紹介料もあったということで。
パパゲーナ:正しいな。そちらの方が。
マイラ:まあ、いいじゃない。
パパゲーナ:ところで、聖水はアンデッドにダメージは?
DM:あるよ。1d8。
パパゲーナ:それを剣にぬったら、毒と同じにはなりませんか?例えば、最初のターンに追加ダメージがあるとか・・・
DM:そうだね。あるんじゃない。結局それだと接近戦で相手に攻撃しなければならないリスクがあるし、プレイヤーが頭を働かせているから、DMとして、それは認めるべきだね。
パパゲーナ:ただ投げるだけじゃ、馬鹿ですよね(笑)
DM:まあ、サムみたいに投げればばしばし当たる奴なら別だが。
パパゲーナ:俺は、投げると+3。
サム(DM):俺は+4(爆笑)
マイラ:いーなー。
パパゲーナ:まあ、聖水はまだ25Gpで高いからいいよね。そのうちみんなで5Gpづつ出し合うとかして買おう。(1レベルは貧乏やーねー。)・・・じゃあ、行きますか。
マイラ:で、どうする。
パパゲーナ:とりあえず、弱い奴から潰して行きましょう。なにか宝を持っているかもしれない。
マイラ:じゃあ、何処にいく?
パパゲーナ:とりあえず、コボルドキングを始末しておきたいことですわ。
DM:ここ(16の部屋の北の扉)ですね。音はしません。
パパゲーナ:また罠でもはるか?・・・でも、正攻法でいいな。
メル:罠を仕掛けても王が出るとは限らないからな。
マイラ:開けてみます。
DM:こういう風になっています。
パパゲーナ:あ。怪しいな、この通路。落とし穴がありそうだ。
フリージア:じゃあ、ツンツクツン。
DM:ぼそっ。
フリージア:やっぱり・・
マイラ:詳しー!
パパゲーナ:ふっふっふ。
マイラ:さすがじゃん!
パパゲーナ:だてに棒は持っていませんよ(笑)
メル:その棒は、伝説の棒だからな。シンシアさんから渡されたんだからな(笑)
パパゲーナ:棒+1(笑)罠発見に5%のボーナス。(笑)
マイラ:穴って・・・避けて渡れます?
DM:はい。
マイラ:じゃあ、避けて先に行こうか。
パパゲーナ:聞き耳は立てましょうね。
DM:音は当然する。
マイラ:する?!開ける?
パパゲーナ:・・・・うん。
マイラ:・・・やるか!
DM:「愛ある限り戦います」か?(笑)
パパゲーナ:違います「愛欲がある限り」です。(爆笑)
一同:やめてぇ〜〜
DM:コボルドチーフテンが1匹と、そのボディーガードが3匹。
パパゲーナ:突然<Sleep>です。
DM:・・・あぁ!全部寝た!(一同超爆笑)
一同:弱すぎる!(笑)
マイラ:はーい。とどめ刺す!(笑)
メル:キングは俺が刺す!(笑)
パパゲーナ:あっ!キングぐらい生かしておいてもいいんだけどなぁ・・・うぅぅ。
メル:でも生かしておいてもどうしようもないだろう。
パパゲーナ:<Charm Person>があればな・・・まあいいか。
DM:それで、どうしますか?
パパゲーナ:・・・探ります。
DM:すると、キングの体から、10Gpと鍵がでてきます。
一同:鍵?
パパゲーナ:勿論取ります。
DM:それから、みんなショートソードを持っています。
パパゲーナ:では、魔法の武器を持っているとは思えないが、とりあえず、持って行きましょう。
DM:では、チーフテンのソードを持ったのは誰ですか?
パパゲーナ:・・・・じゃあ、サム。
サム(DM):俺?(笑)・・・あれ?軽いですぜ、旦那。
パパゲーナ:えっ?!・・・Present for you!
サム(DM):えっ!ほんと?
パパゲーナ:だって、ショートソードじゃ。
サム(DM):うれP〜〜!これが不思議なもんですだね!(笑)
パパゲーナ:そうそう。戦闘中にこすると煙がでてきてなぁ。
サム(DM):ほんとですかぁ!(一同爆笑)
マイラ:はい!平手でパパゲーナの頭をはたく!バシ!
DM:ちなみに鍵の大きさは、宝箱の鍵ぐらいだ。
フリージア:では、壁を叩きます。
パパゲーナ:シークレットドアでしょうね。(にやり)
マイラ:うむ。そうだね。
DM:シークレットドアがあります。そして、ランタンの火が消えた。
パパゲーナ:では、新しい油をいれます。
メル:ああ!暗いよー!狭いよ!怖いよー!(笑)
DM:インフラビジョンがあるのに。
メル:あ、そうだった(笑)
マイラ:そういう性格だったの?
パパゲーナ:シークレットドアを開けます。
DM:(18)宝箱があります。
パパゲーナ:わーい!
DM:A Chest!! You may ?
パパゲーナ:鍵を持ってる。カシャカシャカシャ。
マイラ:手震えてる(笑)
DM:鍵をいれると、かちっと音がしました。
パパゲーナ:開けます。無防備で。
DM:宝石が5個あります。
メル:宝石?!全部取る!全ての種類の宝石を集めるのが趣味。
フリージア:ところで、コボルド達の指を調べてみます。
DM:指にはなにもありません。
フリージア:するとやっぱり、ゴブリンキングかな?
パパゲーナ:そうだろうな。とりあえず、宝石を持って帰って・・・
メル:お金には換えないよ!
パパゲーナ:駄目!
メル:じゃあ、一つだけもらいます。
パパゲーナ:駄目。
メル:もらう。
パパゲーナ:あげない。
マイラ:(笑)もめてる!(笑)
パパゲーナ:じゃあ、10%の利子をお前の懐から払えるなら・・・
メル:払えねえ、払えねえ。
パパゲーナ:じゃ駄目だ。全部金に換金だぁ!
メル:やだ!宝石だ!
マイラ:二人いがみ合ってるしー!
DM:ジェムに命を燃やして・・・まるで誰かさんみたいだ。誰だろう?俺の知らない人だ(笑)
パパゲーナ:それじゃあ。こうしましょう。マジックアイテムの獲得権をいちばん最後にしよう。所有権はないが、換金はしない。
メル:よし。
DM:で、どうしますか。
メル:とりあえず飾る(笑)
パパゲーナ:じゃあ、とりあえず戻るか。誰かレベルが上がるかも知れないし。
メル:宝石もあるし・・・でも、これの価値は?素晴らしい宝石?駄目な宝石?
DM:(笑)屑宝石。
メル:なんだ!
パパゲーナ:屑なら売れ!この程度なら俺と冒険すれば山ほどはいるぞ。
メル:そうだな。
DM:言ったな(笑)。
パパゲーナ:言いました(きっぱり)。口はでかい。
マイラ:でかい?
パパゲーナ:大口(笑)。・・・戻りますか。レベルが上がるかも知れないし。
DM:・・・上がらないんですねぇ(笑)今回は渋くいっているから。大体、コボルドはトータルで、平均25Gp、ゴブリンは750Gpしか持っていない。これを5人で割るとねほとんど入らないんだよ。
パパゲーナ:・・・指輪がなければ上がらないわけだな。
マイラ:うん。
パパゲーナ:いいや!帰ろう。
マイラ:帰るの?
パパゲーナ:俺の<Sleep>もないし。心許ないよ〜〜。でも、もう一度ぐらいは戦ってもいいよ。
メル:そうか?
パパゲーナ:じゃあ、帰る前に(7)の部屋のスケルトンを<Magic Missile>で一体だけ壊して行かない?(笑)とことん汚い俺(笑)
メル:じゃあ行くか?でも、スケルトンて棍棒だっけ?
DM:はい。
メル:じゃあ、倒せるんじゃないか?・・・・あ、7体だっけ?
DM:はい。
メル:じゃあ駄目だ(爆笑)。いいんだ。スケルトンなんて。スケルトンが宝を持っているなんて聞いたことがない。
パパゲーナ:スケルトンの指に赤い指輪が・・・(爆笑)。
フリージア:嫌すぎるー。
マイラ:それじゃあレベルが上がるまで全く駄目。(笑)
パパゲーナ:帰ろうか。
マイラ:それじゃまず帰って整理してきましょう。
メル:命あってのものだね。
パパゲーナ:ああ、弱い俺達・・・

第六日目:戦果
       Xp   65
       Gp  502.1
       合計  567.1(一人125)

DM:宝石は、1個100Gpです。
一同:ひ100?
DM:経験値は一人125です。(笑)
一同:・・・(溜め息)・・・・・・・・
メル:でもちょっと増えた。今までの2倍以上増えた。
フリージア:これで借金が返せる。
パパゲーナ:利子は取りません。
フリージア:あぁ!なんていい人なんだ。でも、これが男の人だったら・・・5倍ぐらいにされたりして。
パパゲーナ:いやあ。5倍にはしないよ。
マイラ:2倍だって?(笑)



−−−今回は、本当に経験値が入りづらい。まあ、コボルドごときを倒してレベルが上がるのもおかしな話だ。
 そのうち上がるだろう。たぶん。


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