高級タイシルク専門店サラ―マイタイみのや 時々日記 2007 01から2007 06
時々日記(店主の独り言と山やその他の日記)とお知らせ |
2007.06.28 ソムタム食べて… タイ関連のニュースによると、タイでソムタムを食べた外国人が死亡したらしい。 最初のニュースでこの記事を読んだときは、 あまりの辛さにショック状態にでもなって死亡したかと思った。 私も気をつけないといけないと思った。 だって、私もタイに行ったときはかなり辛いソムタムをビールのつまみに食べるから。 食べている最中に、あまりの美味しさに(辛さにではない)、 陶然となったり、 体の中から震えるような興奮を覚えたり、 相当な辛さを冷たいビールやもち米のご飯でごまかしながら、 食べるのを止められなくなることが多いから。 食べ終わった後も、 体の汗を冷やしたり口の中に残る辛さにヒーヒー言いながらも、 もっと食べたいと思ったり、体調も精神状態も通常とは違うような感じを受けていました。 まるで、麻薬みたい。 麻薬はやったことないけど。 でも、ショック死ではなかったらしい。 なんでも、タイを訪れた外国人がタイ人の知人の家を訪問し、 そこでソムタムを食べた後に激しい下痢になり、脱水症状で死亡したとのこと。 ああ、それなら有り得るな、充分合理的に、有り得る。 私の妄想よりは、現実的。 私は今までタイ料理を食べて激しい下痢になったことはないけれど 下痢のあとの脱水症状までは気がつかなかった。 そんなんでも死んじゃうの?と思うけど、 現実に死んじゃった人がいるわけだから、 これからは気をつけよ。 2007.06.25 パスポートの更新 昨日の日曜日、うちのタイ人スタッフのパスポートの更新に行ってきました。 場所は宇都宮の国際交流センター。 在京タイ王国大使館領事部から地方で暮らす在日タイ人の為、出張領事のサービスを利用しました。 栃木県内各所から、パスポートの更新や取得の為におよそ50名ほどのタイ人が集まっていました。 朝9時半から午後2時半まで、待ち時間が長くてたいへんでしたが、 東京の大使館まで出かけなくともパスポートの更新ができるのでとても助かりました。 集まったタイ人のほとんどは女性。しかもほとんどが中年の方。 そこで一つ要らぬ心配。 5年後も、10年後も、20年後も、ほぼ同じメンバーがパスポートの更新に訪れるとおもいます。 そのときの会場は、ほぼ全員が高齢者ばかり。 書類にサインするのに、字が読めるとか、目が見えないとか、 領事部のスタッフに何か質問されたり説明されても、耳が聞こえるとか、よく聞こえないとか、 会場への出入りでも、足が痛くて階段が上れないとか、… まさか20年後ではそんなことはないでしょうが、 30年後、40年後はどうかわかりません。 日本の少子高齢化は言うまでもありませんが、 タイでも将来の高齢化を危惧する声はすでにあります。 日本の中のタイ人社会は、当然、高齢化が進むはずです。 それが大きな問題になるという考えは持っていませんが、 高齢者ばかりのパスポート更新風景を想像して、 ちょっと笑ってしまいました。 笑うところじゃないんだけど… 2007.06.21 PCも新しくなった せっかく光が開通してもPCが古くてポンコツなので驚くほど速くはなかった。 新機種を注文はしてあったけど、納品はもうちょっと先かと思っていたら、18日に納品になった。 データーの移し変えはまだ完了していないが、とりあえずは使えるようになったので、 ためしに更新しています。 それにしても、時の移り変わりは速い。 今まで使っていたPCを購入したときは、OSの設定やネット接続の設定など、結構面倒だった。 今のは、簡単。 ハードの性能も高いので、動きも速い。 同じ光接続で、こうも違うものかと思うほど、速さが違う。 鈍行列車と、飛行機ぐらい。 データの移行も、古いPCと新しいPCをつないで使う、転送ツールなるものもついていた。 あ、これでCD−ROMをたくさん使ってちょこっとづつファイルをコピーしなくても済むんだ、と思った。 甘かった。 新しいPCについている転送ツールをCDにコピーして、古いPCにインストールしようとしたら、 「このWindowsには対応していません。アップグレードしてください」とおっしゃる。 OSをアップグレードするくらいなら新しいPC買ってません。 よし、新しいPCのWindowsを古いPCにインストールするか、と思ったら、 新しいWindowsはDVDに収録されていた。 古いPC、DVDドライブ付いていません。 外付けのDVDドライブ買うくらいなら、新しいPC買ってません。 やっぱし、CD使って、少しづつコピーするしかなさそう。 古い奴だとお思いでしょうが… 古い奴ですし、新しいものはそんなに好きではありません… 2007.06.13 無事、光開通 無事に光が開通しました。 NTTの工事は2時間ほどで完了、夜になってPCの設定です。 NTTの終端装置付属の設定用CDROMを入れると、 「OSが古すぎてやってらんね〜よ。いつまで98SE使ってんだよ。このCDROMはXPでなきゃだめなんだよ。」 と、おっしゃる。 古い奴で、ごめんね。 しかたなく、プロバイダから送ってきた設定用CDROMを入れると、こちらも同じ。 メーカーからメンテを見放されたOSは、アプリも駄目なのね。 でも、このROMからは手動で設定できそう。 接続ツールをインストールして、ちょこっと説明書読んで、IDとパスワードを入力して、それだけでOK。 無事に接続できました。 でも、期待したほど速くない。 工事中の実測では結構スピード出ていた。 悪いのはまたしても私。 以前ADSL利用時に増設したLANカード、10BASEでした。 もっと正直に白状すると、私のPC、古くて安いので、 CPUが550MHZ、バスが100MHZ、これじゃ早いわけが無い。 エイトマンが新幹線に乗って、後ろ向きに全力疾走してるようなもの。 まあ、新しいPCの到着を楽しみにしましょう。 あと、10日ほどか? そっちのセットアップやデータの移し変えのほうが手間取りそう。 そのときは更新止まります。 ごめんね。 2007.06.12 やっと光が… ようやく一筋の光が見えてきた。 年金でも介護でもない、ましてや私の将来でもない。 インターネットの回線の話。 インターネットを利用し始めるその以前、友人と、「インターネットなんかいらないよな。」とか話していた。 そのころ、TVで、偉い人が、 「インターネットは偉大で便利です。田舎にいても情報を同時に共有できます。」 「田舎ほど、情報入手のの利便性が高まると言う意味において、その効果は絶大です。」 とか謂っていた。 ほんとかいな、とか思ってインターネットの利用を始めたけど、確かに便利だった。 ただ、その当時、宇都宮に住んでいて、アナログ回線のダイヤルアップだった。 遅かった。 その後試験的に導入されたADSLに飛びつき、ほんと、快適だった。 それから現在の喜連川に引っ越した。 田舎だった。 インターネットも田舎だった。 最速でISDNしかなかった。また遅くなった。 情報を共有するのに、えらく時間がかかった。 田舎におけるインターネットの有効性をあんなに声高々に叫んでいたのだから、 田舎でもインターネット回線の整備に注力して欲しいと思った。 待った。ひたすら待った。6年待った。だまされたか、と思った。 その間、ADSLや光回線のサービス提供エリアかどうか、何回も郵便番号や電話番号を入力した。 いつも期待を裏切られた。 待ちくたびれた。 「もっと光を…」とか、叫んでもみた。 むなしかった。 田舎は所詮田舎なのか、とか思った。 そういえば、携帯の電波も快適ではなかった。 携帯の電波は自治会で要請をしたらある程度快適になった。 でも、インターネットはいつまで待っても変わらなかった。 このまま忘れ去られる運命なのか?と悲観した時もあった。 しかし、 明日やっと工事だ。 光がくる。 きっと新幹線みたいに早い奴だ。 スーパーヒーローみたいな奴だ。 エイトマンより早いかもしれない。 それは無いか。確かエイトマンは光より早かったはずだ。??? よって、 明日とかあさってとか、繋げない、メールが読めない、お返事できないなどの 障害がおこるかもしれません。 原因は私です。 接続の設定など、リアルタイムでやる自信がありません。 そのときはごめんなさい。 あれ、私のPC、光回線接続ができるのかしらん? もしだめだったら、さらに10日ほど、PCのバージョンアップまで連絡とれずになります。 そのときもごめんなさい。 一応、新型のPCは発注済みなので、到着次第接続しますので… では、あさってあたり、運がよければお目にかかれると思います。 2007.06.06 尾瀬のつづき 尾瀬のお話の続きです。 朝5時半頃に御池の駐車場でバスを下車、沼山峠までのシャトルバスに乗り換え。 6時ごろから沼山峠より入山、周囲に残雪の残る木道をスリップに注意しながら歩きます。 途中、水芭蕉やタテヤマリンドウを楽しみ、キスゲの芽の状態を見て7月の花の予想などもしました。 長蔵小屋前で朝食、その後沼を1周。 燧ケ岳や沼に写る燧、そして遠くの至仏を眺めました。 普段は、山頂から沼や原を眺める機会のほうが多いのですが、 たまには逆もいいもんだとか思いました。 10時ころには小屋の前に戻り、昼食会の始まりです。 弁当を広げる人、シーセージやおもちを焼く人、生ハムを肴にビールを開ける人などさまざま。 私はおでんを作って具を食べて、残ったスープでうどんを作ってお腹一杯のコースです。 勿論、皆がそれぞれの食事を分け合ったり取り合ったり、楽しい食事をのんびりと楽しみました。 食事終了後、下山。1時30分に御池着。檜枝岐村で温泉の後、帰路につきました。 ひとつ気になったことが… それは、尾瀬が異様にすいていたこと。 水芭蕉の最盛期だと言うのに、入山者数が非常に少なく感じました。 例年この時期は水芭蕉を目当てに入山者が非常に多く、木道が人で渋滞するほど。 七入りの駐車場に待機している観光バスも朝は2台、昼でも10台ほど。 御池のマイカーは結構入っていましたけど、尾瀬沼近辺はこの時期としては ガラガラと言っていいほどすいていました。 山屋としては、観光客で身動きが取れないよりは、静かな尾瀬のほうが良いんですけど… え、?その静かな尾瀬で、うるさく昼飯を食っていたのは誰かって? ほんと、私でした。ごめんなさい… 2007.06.04 尾瀬 昨日というか、2日の夜から尾瀬に行ってきました。 所属する山岳会の20周年記念事業としての団体山行への参加です。 夜8時に宇都宮をバスで出発。バスの中で仲間とお酒を飲みながら、いろいろな話に花が咲きます。 普段自分の車で行くときは話は出来てもお酒は飲めません。 時間はかかっても、仲間とのんびりバスで行くのもいいものだと思いました。 いつもの団体山行だと、話の内容はそれこそ千差万別ですが、 今回は20周年記念事業、昔話もそれなりにありました。 20年というと短いようですが意外と永いもの。 特に、山屋の団体なので、青年期、壮年期から中高年への歴史ですし、 この10年、日本経済は眠っていても、 山間部のインフラの変化はそれなりにありました。 「昔はここの道はもっと狭かった」とか、 「今は道の駅があって休憩も楽だけど、昔は自動販売機が休憩場所だった」など。 確かに道路や駐車場、日帰り入浴施設の整備はめざましいものがあります。 私自身はここ4年ぐらい、檜枝岐村方面から遠ざかっていたので、 その間だけでも道路などの変化は結構ありました。 鬼怒川温泉と五十里湖の道路の整備、檜枝岐村七入の駐車場の整備、御池の駐車場の整備と有料化など、 いろいろな意味で、 「ヒェ〜」と言う下品な声を揚げてしまいそうな変化がたくさんありました。 肝心なお山の話は、つづく、ということで… 2007.05.31 旧与党のみ解散 昨日の判決の結果、旧政権与党のタイラックタイ(タイ愛国党)の解党が決まった。 タイ愛国党は解散、そのメンバーのうち110名は5年間の被選挙権剥奪。 昨日の時点では大きな混乱も無い模様。 タイ愛国党とタクシン政権は昨年のクーデター前、都市部の先進的住民に人気が無かったようだが、 地方では結構人気があった。 今回の判決の結果で1件落着とは思えない。 (心配してると肩透かしをくうかも) 在タイ日本大使館からは注意を喚起する情報も出ているし、 状況によっては現政権が厳戒令を出す可能性もある。 しばらくは目を離せない状態が続くかも… 2007.05.30 タイの2大政党の行方は? しばらくタイの政治情勢から遠ざかっていました。 だって、日本人の感覚で、政情への不安や期待が高まっても、 結局、タイでは何も起こらないんだも。 日本人が蚊帳の外から心配するの、なんだか馬鹿らしい気がして。 でも、今日はちょっと違う。 昨年4月の総選挙の時の選挙違反について、 憲法裁判所から2大政党に対して判決が下る。 結果によっては、2大政党の解散とその幹部の政治活動の禁止となる。 これ、日本でいえば、 自民党と社民党は解散、その幹部は政界への復帰はまかりならんということ。 ま、日本ではそんなことありえませんけど。 タイで懸念されているのは両党、あるいは、一つの党が解体された場合、 両党間での市民紛争や現政権への抗議が激化すること。 再度のクーデターや、そこまでいかなくとも、政治は勿論経済情勢の悪化など、 様々な内紛が勃発することも予想される。 再び王様の出番が必要になるかも。 判決は30日の午後に出るらしいけど、日本時間の午後7時現在、特別な情報は無し。 明日朝のニュースが心配。 追記。 日本でも、最近は、政情への不安や不満が高まっても、何も起こらない。 日本人は、誰かに扇動されるとか、お金をもらってデモに参加とか、無いしね。 本当は、タイのこと心配してる時間は無いはずだけど。緑資源機構とか、年金とか… 2007.05.28 ビールのつまみ またまたビールのお話です。 日中は結構暑いんですが、夕暮れ時、ビール時ともなるとそれなりに冷えるわけですが、 風呂上りのよく冷えたビールは、まだ汗が引いていないので美味しいです。 でも、1杯が2杯、2杯が3杯と進んでくると体も冷えてきて、ちょっと温かいつまみが欲しくなるわけです。 まあ、順当なビールのつまみと言えば熱々のソーセージとか、ジャーマンポテトとか、定番がありますが、 昨日、意外なものでちょっといけました。 しろ味噌の味噌汁に青海苔をたっぷり浮かべたもの。 青海苔は、焼きそばにかける細かい奴でなく、乾物的で、海産物的で、お土産的なやつ。 磯の香りが強くて、綺麗な緑色で、パリパリに乾いてる奴。 これを器にたっぷりいれて、熱々の味噌汁を投入。 青海苔だけで具沢山となった味噌汁、磯の香りと風味がたっぷりで、体も温まる1品。 これを昨日はモルツで頂きました。 磯の風味の味噌汁を一口頂いて、体を温めて、そこに冷たいビール。 ビールの味が鮮やかにたつと同時に磯の風味もよみがえり、意外とバランスが良い。 ビールの後にまた味噌汁を一口。体を温めて、そこに冷たいビール。 ビールの味が鮮やかにたつと同時に… この繰り返し。きりがありません。 味噌汁がなくなってもビールがあると味噌汁をお代わり。 ビールがなくなっても味噌汁があるとビールをお代わり。 ほら、またきりがありません。 生臭ものとビール、基本的にはそんなに合うものではないと思っていましたが、 これは別。 私としてはあと2、3回はトライしてみる価値があると思っています。 さっそく今晩… 2007.05.23 訂正 昨日書いたビールの件、品名に誤りがありましたので、訂正しておきました。 まったく、好きなビールの名前も覚えられなくなった。 くやしいから、一杯やるか! 2007.05.22 ビールが美味い季節になってきた ビールはいつでも美味しいですけどね… 特に暑い季節は美味しいです。様々な野菜も旬を迎えるころになってきたし、 昼間汗をかいて夕方、まだ外が明るいころに冷たいのを喉を鳴らして飲むのは最高。 特に、アウトドアで飲んだりすると、タイでビールを飲む雰囲気が思い出されて、もう、言うこと無し。 今更ちょっと遅いんですが、4月には新しい銘柄のビールも発売されて、ビール党には嬉しい季節です。 そこで、今我が家でお気に入りのビールについて… 昨年来、アサヒの 原料は麦芽とホップのみ、正統派のビールです。 しっかりとしたボディですが、優しい口当たりで家内に好評。 ず〜っと昔からの私のお気に入りはエビス。 これも麦芽とホップのみのビールで、剛性の高いボディとしっかりとした味わいが特徴。これこそビール。 でも、製造年月日が少しでも古いと風味が落ちるので、製造後1.5ヶ月ぐらいのを探さないと駄目。 これが結構難しい。 よって代用品で、プレミアムモルツ。 美味しいけど、プレミアムやエビスと比べると際立った感じはしない。 飲み口は結構硬派。体力がついていけなさそう。 そこにグッドニュース。 キリンから麦芽とホップだけの新製品が出た。 味は、キリンだったので期待していなかったけど、嬉しい期待はずれ。まともだった。 値段も安い。充分合格。OK。ボディがしっかりしているのに、飲み口も軽やか。 さらに期待の新製品。エビスのザ ホップ。緑色のカン。 さらにもう一つ、タマダー(普通の)モルツ。パッケージデザインが発売当初のデザインと同じようなイメージ。 昔の名前ででてみました、というかんじ。 味は、エビスのザ ホップは期待はずれ。モルツは昔の感じ。期待通り。 エビスのザ ホップに期待したのはもっともっと軽やかで典雅な味。 10年ぐらい前か、サッポロからペールエールと言うそのまんまの名前のビールが限定販売で出たけど、 その味を期待していた。おなじ緑のカンだし。 もっとも、ペールエールは薄緑色のカンで、見た目もずっと軽やかだったけど。 よく、舌の上に黄金のピラミッドがたつような味わいと言うけれど、 エビスの新しいのはまさにそういう味。 ペールエールは舌の上にたった黄金のピラミッドの上空を天女が舞っているような味だった。 いったいどんな味だ? 以上を踏まえて、現在の我が家のビールランキング。 1位 アサヒの 2位 キリンの 同率3位 普通のモルツ。私の青春を思い出しながら気楽に飲める。 上位に番外 製造後1.5ヶ月以内のエビス。文句無し。でも、めったに見つからない。 発泡酒や第3のビールは文化として定着するのだろうか? 税制に不満はあるけど、 本物が発達する国であって欲しいと思います。 え、私?発泡酒も飲んでますよ。安くて、私のお気に入りです。 2007.05.20 時代の流れに付いていけない 五月の連休にビジネスホテル泊まりで外出した話の続きです。 2泊目にスーパーホテル新井というところに宿泊したのですが、 このスーパーホテルというホテル、全国にチェーン展開する新進のホテルで、合理化が進んでいます。 合理化を進めてそのぶん費用も安くしようというコンセプトらしく、 利用者にとっては安く泊まれるので良いんですけど… チェックインして宿泊者名簿に記入すると、フロント横の清算機で宿泊費用の前払いとなります。 その時清算機から出てくるレシートに部屋の暗証番号が記載されていて、その番号がルームキー代わりとなります。 いちいちキーの持ち忘れに気を使う必要が無くて便利ですが、番号を忘れればアウト。 携帯にその番号をメモしますが、携帯を忘れればアウト。レシートを持ち忘れればアウト。 ルームキーの代わりの番号を持ち運ぶという習慣、私にはまだ無いのでちょっと困惑。 その前に、フロントに人がいるのに機械にお金を支払うのも困惑。 清算機から出てきたレシートについてフロントの方がレシートの使い方を説明してくれるので、 どうせなら、お金もフロントの方が受け取ってくれればいいのに。 多分、将来は、リピーターのお客さんはフロントがいなくても自分でチェックインできるようにと考えているのでしょう。 フロントがいなくても利用できるホテル、う〜ん、先進的です。 朝ご飯は宿泊者は無料で食堂で食べられます。 でも、お食事券とかは一切ありません。泊まった人は勝手に食べてくださいとのこと。どうせバイキングですけど。 でもその食堂、ホテル外からでもチェック無しで入室可能。 食事の給仕をする方はチェックインした時とは全然別の人。 というより、ホテルから委託された仕出屋の方みたい。 ホテルの従業員は、おそらく、関与無し。うん、合理的。 チェックアウトは、すでに清算が済んでいるので、何も無し。 朝食をとって時間になったら勝手にお出かけくださいという感じ。 まあ、別段の不自由も無いし、不満も無いし、むしろ、便利かなと思ったのですけど、 普段のホテル泊とちょっとちがうな、というかんじ。 これからの時代は、みんなこんな感じになるのかな、ちょっと違和感があるな、と思った。 ホテルにではないですよ。 新しいシステムに完全に同期してない自分にです。 2007.05.16 ネットに繋がらなかった 昨日5月15日の夕方、メールのチェックをしようと思ってネットに接続、メールの受信を開始。 そのままちょっと所用で席を離れ、5分後にPCの前に戻ったらネットへの接続が切れていた。 あれ、なにか悪さする奴でも入り込んで、システムを弄ってくれたかな?と疑って、 そのままウィルスチェック。でも、変なのは見つからない。 再接続を試みるも繋がらず。 接続の設定でも壊れたかと点検するも異常なし。 こりゃ、私のところは悪くない、NTTがどうにかなったか?と思うけど、 念のため、新しい接続を作って何回かトライ。 何回やっても繋がらない。 NTTがどうにかなったか、PCが壊れたか、自分が何か間違いを犯しているか、 あやしいのは、まず自分、次にPC、最後がNTT。 自分の不良はこれ以上どうにも出来ない。対策無し。 PCの不良も打つ手無し。 NTTの不具合?本当?まさかね、いずれにしろ明日どこかに電話でもするしかないか、 と考えて、1件落着。 落着してない。諦めた?ぶん投げた?バンザイしただけ。 寝る前にTVのニュースを見ていたら、 「NTT東でネット接続に大規模な障害が発生している…」とやっている。 やった、これだ、自分もPCも悪くない、悪いのはNTTだ、と思って、なんだか少し嬉しくなった。 そして、 あの時もう少しPCの前にいれば、 NTTの障害でネットの接続が遮断されるという、 まれな、レアな、歴史的?瞬間に立ち会えたのに、と少し残念になった。 2007.05.13 やっぱりビジネスホテルは… 前回までのように、連休前半は3日間お出かけをしていたのですが、 1週間ほど前に思い立ったので宿の予約がしてありません。 ネットで見つかったのが2日ともビジネスホテルだったのですが、 安くて、そこそこ便利で、ネットで予約できて大助かり。 でも、やっぱりビジネスホテルだけのことはある。 いくら清潔で、安くて、便利であっても、私は、 ユニットバスが狭くて苦手なんです。 若くて独身のころはホテルのシングルルーム、機能的で快適に感じていました。 でも、身のこなしが鈍くなってきた最近は、狭いと何かと不自由な感じがする。 不自由な感じがするだけ。実際にはそれなりに使えているんだけど… 家族と一緒にツインに泊まっていても、ユニットバスの狭さは同じ。 たまに大浴場を備えているビジネスホテルがあって、それは快適なんだけど、 部屋から大浴場までの行き来が(浴衣でというわけにはいかないので)、ちょっと不自由。 安くて機能的なのでまあ仕方が無いんですけど、最近の風潮で、 愛煙家にはもう一つ問題もある。 家族と同じ部屋だと、喫煙部屋でもあまり部屋の中で喫煙できない。 以前なら、部屋から1歩外にでればそれなりに喫煙できるスペースがあったけれど、 今のご時世、それも無理。 ビジネスホテルだと、ロビーに分煙施設を置いてあるはずも無く、 したがって、タバコを吸いたくなると、着替えて、靴はいて、 鍵を持って、部屋を出て、エレベーターに乗って、階下に降りて、表に出て、やっと一服。 連休中、ホテルどまりのお出かけをしてのんびりなんて、とんでもない。 家族サービスの為に全てを我慢、修行の連続。 なんだ、平日と同じ、いや、それ以上につらい日々でした。 2007.05.10 譲り合いの気持ちで安全運転 さらに前日の続き。 渋滞の無い道路を、昔の思い出をたどりながら楽しいドライブをしたわけですが、 何もストレスが無かったかと言えばそうではありません。 そりゃ、3日間で1000キロも走っていれば多かれ少なかれストレスはあります。 では、何が1番のストレスだったかと言えば、 円滑かつスムーズな通行の流れが遮られたこと。 田舎の一般国道、急なカーブや交差点、信号も無い場所で、交通量も少ない。 自然渋滞も無いのに、若干速度の遅い車両を先頭に10台ぐらいの車列ができる。 これはよくあること。ストレスにはならない。 ところが、この車列のスピードが、何の要因も無いのに、スピードが極端に遅くなったり、元に戻ったりする。 そのたびに車列全体の長さが伸びたり縮んだり。 縮むたびに不要なブレーキを使い、 「おい、こんな何も無いところでどうしてブレーキをふまにゃいかんのだ」 スピードを落とせばその後は加速。 一定のスピードで走るのと加減速を繰り返しながら走るのとでは、 気の使い方も、ガソリンの使い方も全然違う。今流行りの、というか、社会的に必須のエコとは、正反対。 どうやら車列の先頭に運転に不慣れなのか、スムーズな運転を出来ない人がいるらしい。 多分その人、自分の運転が他の車両の運転と何処が違うのか解っていないと思う。 自分が不要に速度を落とした時に、当然後続の車との車間距離が縮む。 そのことに気が付いてさえいないかもしれない。 気が付いても、逆に、 「何で煽ってくるんだ!」と、不安であるかもしれない。 後続の車は、「おいおい、何でそんなに遅くなっちゃうの?」と、不思議で仕方ないと思うんだけど。 車の運転の仕方で燃費は1割ぐらいはすぐに変わります。 ガソリンの高騰を背景に、省エネ運転を心がけている人も多いはず。 そんな時、こんな車列にはまってしまうと、ちょっと困る。 今回の3日間で、数回、こんな車列にはまりました。 私は、 「しょうがねえなあ〜、まったく!」とか思いながら我慢してましたけど、 こっちが譲ってばかりいるのも何か釈然としない。 先頭の人も、たまには、譲ってくれたらいいのになあ〜とか、思いました。 あ、多分、気が付いてないというか、解ってないんだよね、きっと。 2007.05.08 連休前半、一般道はすいていた 先日の続き。 連休前半の3日間で約1000キロほど走ったのですが、その全てが一般道(国道と県道)でした。 普段岐阜に行く時には東北道、北関東自動車道、上信越道を使いますが、実走行時間は7時間ほど。 連休中なので、高速を使うとしたら、上信越道で渋滞に遭う可能性もあります。 そこで、ルート選びの条件から「運転や体が楽」を削除。 登山に行く時に走るルートや今まで走ったことの無いルートも候補に入れ、 さらに、早朝出発も可、山岳路であってもすいていそうな道路、最短時間、最短距離、 道の駅やコンビニ、日帰り温泉の存在、ある程度は車や同乗者に物理的に優しい、 以上を条件にルートを選びました。その結果が4日の日記に書いたルート。 あらま、以前山に行く時に結構走ったルートだ。 混んでるところもありそうだな〜。まあいいか、昔のゲビートの見回りだ、とルート決定。 結果として、自宅から岐阜までは実走行時間8時間。まあ、うまくいったほうでしょう。 新潟からの帰りも実走行時間7時間。まあ、こんなもんでしょう。 平野部の主要国道や主要地方都市部を避けたせいか渋滞は一切無し。 懸念していた山岳地帯の道路も整備が進んでいて快適なドライブが楽しめた。 同じく山岳地帯で観光地近辺の道路で渋滞を覚悟していたけど、 周辺の高速道路のせいか、観光客の減少のせいか、これまた渋滞なし。 大都市と地方を結ぶ高速や主要道を横断するような移動パターンだったので とんでもない渋滞は無いと考えていましたが、さすがに連休、 昔渋滞にはっまた記憶のある道路も通行するので、それなりに覚悟はしていました。 でも結果はオーライ。 これなら、今後山に行く時も高速使わず一般道でも行けるかな?こんな感じ。 高速道路、国道、主要地方道、生活道路、どんどん整備してください。 それなりに有効だわ。 よって、一般財源化は、反対。 2007.05.06 山には行かず、蟹をたらふく食べました 先日の続き。 山屋のメッカとでも言うべき道を走って、何をしてきたかというと… 岐阜まで墓参りに行ったついでに長野県から新潟県に抜け、紅ズワイガニを食べてきました。 岐阜への墓参りで日帰りはきついので、1泊の宿を探しましたが連休直前ということで 松本のビジネスホテルしか予約できず。 地図をよ〜く見ていたら新潟県まですぐそこ。 それならということで新潟県まで足を伸ばすことに。 家内は蟹は大好物。でも、タラバガニ派。よし、ズワイガニの美味さを解らせてやろうと考えました。 松本から直江津に抜ければ新潟県第一のズワイガニの水揚げを誇る能生まですぐです。 よし、もう1泊していってやろうじゃないのということで妙高の新井にこれまたビジネスホテルを予約。 28早朝に自宅を出発、10時半には塩尻峠のお気に入りのラーメン屋さんで11時開店を待ちます。 11時からラーメンを食べ、14時30分には岐阜県の我が家のお墓で掃除と墓参りを終了。 再び19号線をプラプラ休憩しながら北上。 松本市内の渋滞に悩まされながら17時30分にチェックイン。 翌日9時にチェックアウト、北アルプスの雪山を見ながら147、148号線を北上、 11時30分には道の駅マリンドリーム能生に到着。 この道の駅、海洋博物館みたいのや、水産高校の練習船の展示、公園も併設されてるし、 なにより、蟹漁船直営のズワイガニ専門店が軒を重ねる蟹スポットです。 さっそく1軒のお店の軒先に立ち、1番脚肉数本をお味見。 美味。 家内も納得。 さっそくこの場で昼飯代わりに食べようと1番大きな2000円のと、その次に大きな1500円のを注文。 すると、2はい買ったら、4杯サービス。 6はい入ったケースと、から捨てようの空きケースと、鋏と、お手拭を渡してくれて、 「あっちの海の見えるの芝生の公園で食べといで〜」とおっしゃる。 はいはい、そうさせて頂きます」と蟹を抱えて海辺の芝生へ。途中、私の分だけ缶ビールも確保。 座ってからは家族皆無言。お約束の蟹早食い合戦です。 私はビールに手を伸ばす時間だけ引けを取りましたが、それでも30分後にはお腹いっぱい。 家内は早くも来年も来たいと言っております。 う〜ん、来年のことは責任もてません。勝手にしてください。自分だけで来ても、お土産は忘れずに。 その後公園内をぶらぶら、時間をつぶし、帰宅後に食べる蟹を先ほどの店で購入。 今度は、2000円のを3はい買ったら5000円にしてくれてさらに2はいサービス。 これで30日の晩御飯も蟹三昧が決定。 家内は満悦の様子。 これで1日目のお墓参りと2日目の蟹喰い、メインイベントのダブルマッチが終了。 後は今晩の宿に止まってその後ひたすら帰るだけ。 私は、山を、運転しながら、見るだけ。 ご先祖様と、家族にひたすらサービスの3日間ですが、たまにはいいでしょう。 満足度の高い連休でした。 2007.05.04 山に行けない、これはいけない 先日の日記にも書きましたが、連休前半で岐阜県、長野県、新潟県、群馬県を通ってきたんですが… 国道19号、147号、148号、18号、144号、145号、120号あたりを通行したんですけど… わかる人にはわかりますよね。どんなところだか… そんなところを走っていながらいったいおまえは何をやってきたんだ、と、しかられますよね。山をやる人には… 19号は中央アルプスの西側のふもとを通る道路。乗鞍や御岳にも近い。 147と148号は北アルプスの東側のふもとを通る道路。 今の時期、真っ白な北アルプスの峰峰を眺めながら快適なドライブを楽しめます。眺めるだけで満足な人には… 18号は妙高の山々へと続く道。眺めもいいです… 144と145号は菅平や草津への道。120号は尾瀬への道。 そんなところを、晴天の下、美しい山々を眺めながら、指をくわえて眺めながら、同乗する家族の鼾を聞きながら、 山道具を持つことも無く、山での苦労を語り合うわけでもなく、山の疲れを癒す温泉を探すでもなく、 ただひたすら、走ってまいりました… 山屋がこんなところを山道具も持たずに走っていて、それでもおまえは本当に山屋なのか〜! ごめんなさい、ここ数年、私は、似非です… 2007.05.01 天気予報の信頼性は? 4月28日から30日まで、家族と出かけてきました。 行き先は岐阜の我が家の墓参り(お彼岸にいけなかったので…)と、新潟県の能生(のう)の道の駅です。 そこで天気予報の話。 先週初めころの天気予報では連休前半の3日間は全国的に良い天気。 ドライブをするのも、お墓の掃除をするのも、能生で蟹を食べるのも、海沿いで遊ぶのも絶好と思っていました。 安心して、(油断して?)その後天気の確認をまめにはしませんでしたが、 28日出かけてみるとなんだか天気がおかしい。 暗い雲に雨交じり。 ラジオで天気予報を確認すると、前線の通過で全国的に荒れるらしい。 おい、こんなはずじゃなかった。お墓参りは大丈夫か。 さらに、29日は好天になるものの、30日は全国的に雨だという。 29日が好天なのはOKだけど、28日と30日が崩れるんではちょっと話が違う。 30日、天気がよければ新潟からの帰りにあっちこっちで遊んでこようと思っていたのに。 実際は、28日は28日朝の予報どおり。 お墓につく前に前線とすれ違ったので、お墓では好天の下掃除やお墓参りが出来た。 29日も予報どおり。 美味しく蟹を食べたり、海辺の公園で遊べた。 30日は仕方が無い、ひたすら帰るだけだね、と覚悟を決めて、その分29日に夜更かし、 朝ゆっくり起きたら好天だった。なんだ、早起きしてれば今日1日有効に使えたじゃん。 しまった。騙された。 3連休以上のときって、事前の予報と直前の予報、さらには実際の天気が違うことがよくあると思う。 どうも、ガソリンの消費量とか、観光地での消費動向とか、渋滞とか、 天気予報である程度コントロールされているような気がする。 考えすぎか?きっと。多分。 でも、普段は正確でよく当たる天気予報が、連休の時だけはずすんだもの。 9月の連休も騙されたことがよくあった。 そんなことはあるはず無いと思いながらも、未だに疑念を持ちつづけている。 絶対、きっと、多分、なんか、コントロールしているに違いない。 と、思う。 2007.04.27 山では雪 前回、暖かくなった話を書いたばかりだけど、今朝は寒かった。 所用があって朝8時ころ車で出かけたけど、車窓から見える山々は久々の雪化粧。 日光の男体山が沢沿いに雪。同じく日光の女峰山が山頂部に雪。福島県と栃木県堺の山が全体に雪化粧。 日光の白根山は真っ白だ。 晩秋のころ山々が雪景色になると今日は寒いなあ〜、と思うけど、春だとそんなに寒さは感じない。 人間って、というより、私、いいかげん。 朝は結構山が白かったけど、昼頃にはだいぶ解けた様子。 春の雪だからそんなものでしょう。 最近は山にあまり行かないけど、数年前まではよく山に行っていた。 ゴールデンウィークは山スキーのハイシーズンで、尾瀬の燧ケ岳や八甲田山によく行ったものだ。 やはり山は下界とは別物で、この時期でも降雪、積雪はあるし、逆に、 路肩に除雪で溜まった雪の塊が1日で1メートル以上溶けたこともあった。 今年は冬の積雪が少なかったので、山スキーに出かける仲間も場所選びに苦労している様子。 一度冬型の気圧配置が戻ってくれば峠道には積雪の可能性もあるので、 いくらスタッドレスタイヤを履いていても車での通行にも支障が出る。 山中に入っていれば吹雪で動けなくなることもある。 ロープウェイなどで一般の観光客が入れる山でも吹雪で一晩に数十センチの積雪もめづらしく無い。 明日からのゴールデンウィーク、私は山にいけないけど、 山に入る人たちが雪崩やその他の遭難事故に遭わないようにと願っています。 2007.04.23 朝の空気がタイに近くなってきた。 梅も桜も終わり、もうすぐゴールデンウィーク。暖かくて当然だけど、 改めて今日は暖かいと感じる朝が多くなってきた。 我が家は栃木県の北部。北関東というより南東北地方といった感じ。 やはりどちらかと言えば寒いんですよ。ゴールデンウィーク頃でも、寒い日はあります。 こうして暖かい日が続くと、嬉しいんです。あらぬことを考えてしまう。 朝起きて、表に出て庭を眺めながら一服しますが、温かくて体が楽。 何の危機感も無い。何かしなければといった緊迫感もでない。 暖かさに、体も気持ちも弛緩します。 あ、この感じ、タイにいる時と同じだ。 タイにいれば、シャワーを浴びて、コーヒー飲んで、タバコ吸って、軽く食事して、一服して、休憩して、 散歩して、一休みして、シャワーして、… 4月のタイは酷暑の時期。 今現在の日本の気候とは比べものにはなりませんが、早朝の気温と静かさはとっても体にやさしい。 まだ日本は暑くはありませんが、寒い時期が終わり、縛れる寒さから開放された体が感じる温かさは体にやさしい。 このやさしい空気、タイに似てます。 2007.04.16 宇都宮の餃子 宇都宮の餃子、いつのまにか、だいぶ認知度が高くなってしまいました。 宇都宮駅に餃子のモニュメントが出来たり、餃子目当ての他県からのお客様もあるようです。 駅の餃子のモニュメントはちょっとどうかと思うのですが、お客様が多いのは良いことでしょう。 でも、宇都宮の餃子、美味しいのかな〜? 味覚は、人それぞれですからね〜。 それに、宇都宮が餃子で認知された理由って、餃子が美味しいからではなくて、 餃子の消費量が多いからだったはず。 餃子の消費量が多いのは、スーパーで買って帰る人が多いとか、 外食で他に食べるものが無いとか?、安いものしか食べないとか?だと思うけど、 まあ、特徴が何も無いより、何かあった方が良いといったところでしょうか。 その餃子ですが、当店のタイ人スタッフにも好評で、月に1回か2回は食べに行きます。 出かけるお店は「みんみん」 宇都宮餃子ブームの源流とも言えるお店です。 特別に変わった餃子は無く、オーソドックスな餃子で焼きと水餃子と揚げ餃子があります。 いずれも1人前220円。安いとは思います。 で、私一人分の注文はいつでも同じ。焼き餃子2人前、水餃子1人前、ライス1つ。 この注文の場合、お店の人に、「ダブル、水(すい)、ライス」と告げます。 同行のタイ人もほぼ同じ。2人で行っても餃子は合計6人前からのオーダーとなってしまいます。 あ、餃子の消費量が多い理由はここにあったか! 他のお客さんの注文も、一人で複数分を注文ですから、自然と消費量は増えるよね。 さて、味ですが、餃子の中身はオーソドックスですが、焼き加減が宜しくて、 焼き餃子、熱いのを我慢してかぶりつくと中から野菜のジュースがジワッと染み出ます。 付けだれが、醤油や酢も吟味してあり、とても美味しい。 というか、酢だけで、あるいは、醤油ちょっとに酢を大目で食べると、もっと美味しい。 さらに、ラー油が、最高。 唐辛子とか、胡麻とか、多分、ナッツ類も入っていると思うけど、辛いけど、甘くて、マイルドで、おいしくて、 ついついたくさん入れてしまいます。 唐辛子たっぷりのラー油をお皿にたくさんとって、底に醤油少々酢をたっぷり。 それで熱いうちに焼き餃子を食べながらライスを頂きます。 付けだれが足りなくなったら酢をメインで注ぎ足しますが、これが残ったら水餃子へ投入。 焼き餃子を食べているあいだに程よくさめた水餃子にまたまた大量のラー油と醤油、酢を投入し、 すっぱ辛くなったスープを飲みながら水餃子を頂きます。 汗をぬぐいながら丼の水餃子を頂きますが、かわがツルツルなめなめプルプルでやっぱり最高。 最後はスープも飲み干してごちそうさま。 満腹。 お勘定は二人で1500円ほど。B級グルメだと思いますが、充足感は相当なものです。 あ〜、思い出しただけでまた食べたくなってしまった。 先日の土曜日に食べたばっかりなんだけど… あ〜、消費量が増えるわけだ。 2007.04.13 ソンクラーン 4月13日ということで、タイでは、ソンクラーン、いわゆる、タイ旧正月の開始です。 一般的に、市中無礼講水掛祭りとして有名ですが、 タイの今の時期は乾季の最後、猛暑の時期ですから、水掛祭りはとっても楽しくて気持ちいいに違いない。 当店でもやりたいのですが、ここは日本、寒いし、表を通る人に水はかけられません。 もっとも、田舎なので、表を通る人もいませんけど。 仕方が無いからというわけではありませんが、仏教行事だけはやることに。 タイ人のスタッフがタイの仏様や神様やお守りや王族関係の肖像や自分のご先祖の写真を飾った棚に お供えや飾り付けを施し、その前に膝まづいて、一拝1ワイ(合掌)を3回繰り返します。 それから仏像やお守りなどに水掛け。 この水もなにやら良い香りのする白い粉が溶いてあり、白濁した甘くて爽やかな香りのする水です。 この水の入った器を花でかき回し、水でたっぷり濡れた花を仏像やお守りの上ではらって水をかけます。 それが終わって再び一拝1ワイを3回繰り返し。 これで終了。 あとはお祭り。 といっても、ビールと食事です。 でも、本物の青パパイアを使ってソムタムを作りました。 ビールもタイのチアとシンハ、それに日本のエビスの新発売、緑色のカンのやつを揃えました。 いや〜、ソムタムをつまんで飲むビール、最高です。 いや、ビールを飲みながら食べるソムタム、最高です。 しびれます。 辛さにしびれ、火を噴いて、旨味に震え、感動します。 ビールで口と体と神経をちょっと冷やしてまた食べる。 辛さにしびれ、火を噴いて… 辛いのが最高なわけではありません。あくまで、旨味がすごいのです。 でも、辛いから最高なんだろうなあ〜。 明日もう一回作ってくれるかな〜? 2007.04.12 女性の離婚と結婚 今週前半、代理出産とか、女性の離婚後の再婚までの日数を何日にするかとか、そんな問題があったようですが… 民法上?の規定で、女性は離婚後300日を過ぎるまで結婚できないそうです。 理由は、妊娠していないかどうか判定の為。 それを100日に短縮しようかという動きがあったものの、見送られた?らしい。(不確かでごめんなさい) そんなの、どうでもいいじゃない。 離婚した翌日に結婚したっていいじゃない。 何で男性はすぐ結婚しても良くて、女性は駄目なの? 子供を妊娠しているかどうかなんて、いまどきの女性は自分でわかるんじゃないの? その相手が誰かも知ってるんじゃないの? 離婚する前から次の相手の方と子供造っていたっていいじゃない。 妊娠の相手が誰だかわからなくて、本当に困っていたらそれなりに自分で対処できるでしょ。 初婚の女性は、いつ結婚してもいいんでしょ。 前の彼氏と別れてから300日経過していなくても、結婚していいんだよね。 出来ちゃった結婚でも、問題ないんだよね。 再婚の場合は、何処が違うの? こんなことで官僚や議員が無駄な仕事して時間と予算使って、結局変化無し。 おかしいんじゃない? 2007.04.09 タイと日本の道路事情 昨日4月7日に帰日するスタッフを迎えに成田空港まで行って来ました。 タイ国際航空のスケジュール変更でTG640便が朝8時30分成田着となったため、 朝4時40分に眠い目をこすりながら自宅を出発です。 今までの経験で自宅から成田までは高速を利用しないで3時間30分弱。 途中食事や休憩をとったり、時間に余裕を持って行動する時は4時間30分ぐらいと思っていました。 高速を使う場合でも過去に首都高で渋滞に巻き込まれ、4時間かかったこともありますので、 最近は高速を利用しません。 地理的にも、高速で三角形の二辺を行くより、下道で三角形の一辺のほうがいいのかなと思います。 で、飛行機は朝8時30分に成田着ということですが、午前便の出発に向けて空港近辺が込むことを考え、 渋滞予想で所要時間4時間と予定しての出発でした。 特別スピードを出したわけではありませんが、早朝のスムーズな車の流れに助けられて、 2時間半ほどで成田市に到着です。いくらなんでも早すぎるので、朝食や休憩で時間を調整、 8時30分調度に第1ターミナルの駐車場に滑り込みます。 ゆっくりコーヒーでも飲みながら到着ゲートに出てくるのを待つかと思いましたが、 念のためフライトスケジュールの確認をすると、TG640便はなんと7時57分に到着、 すでに通管中とのこと。そのまま到着ロビーで待つこと15分、無事出迎え完了です。 帰りは通常どうり3時間30分の道のりで、無事帰宅。 ここでちょっとつまらない感想。 自宅から成田空港まではおよそ140キロ。 所要時間3時間30分であれば平均時速40キロです。 でも、朝は2時間30分でしたので平均時速56キロでした。 これ、普通だと大きな声ではいえないですよね。瞬間最大速度でかなり出していないと出来ない数字です。 でも、実際は交通の流れに沿った走りしかしていません。あくまで、スムーズな交通の流れに乗った結果です。 結局、往復で280キロ走るのに6時間かかったことになりますが、 これがタイだと、 6時間走ると、 平野部であれば、 勿論高速を使わないで、 400キロぐらいは走れています。 まあ、楽しいドライブではないんですけどね… 2007.04.05 TVでタイのニューハーフ 昨晩就寝前のひと時に何気にTVをつけたら、見慣れた町の景色と聞きなれたタイ語が放送されていた。 「お、ドキュメンタリーかなにかで、タイのことをやってるな」と、思ったら、 娯楽番組で、タイのニューハーフを何人も紹介していた。 しかも、インターナショナルコンテストに出場予定の人たちばかり。 タイの性転換手術や美容整形手術が盛んなことは知っているし、 ニューハーフが綺麗なことも知っている。 でも、やっぱり見とれてしまいました。 いつ見ても、タイのニューハーフは綺麗です。 もともと男性だから背が高い。よって8頭身に近くなる。 もともとタイ人だから手足が長い。よってスタイルは良く見える。 それにタイだから、ニューハーフは市民権を得ている。よって立ち居振舞いが自信に満ちている。 綺麗に見られたくて女性になろうとしているのだから、 綺麗に見せる術も研究し、練習し、体得し、実践している。 そりゃ綺麗に見えるって。 どっかの汚いのとは訳が違うって。 汚いといえば、日本のTV放送局も随分いじ汚くなったような気がする。 (なにも、某国営放送のことを今更言おうとしているわけではないよ。それは別の機会においといて) 言いたいことだけずばり言います。 本編が短くて、CMが長すぎるんじゃないの? 昨日の番組、1人のニューハーフを紹介するとすぐCM。 それも30秒1本とかじゃなくて、何本も、しっかりやってる。 おまけにCMの前後の本編は必ず繰り返し部分。 CM前後の脈絡をつけやすいように繰り返すのだろうと(善意で)解釈したいが、 多分、時間稼ぎでしかないと思う。 おそらく、CM見てる時間より本編の核心を見てる時間のほうが短いと思う。 まあ、有料じゃないし、 そんなに時間を争って見たいような重要なことを放送しているわけではないし、 どうせ、タイのニューハーフなんて、よだれたらしてみるほど綺麗じゃないし、 嫌ならTV見なけりゃいいんだし、 私がタイのニューハーフを見ないからといって、彼らや、他の誰かが困るわけではないし、 CMの時間、鼻でもかんでればいいだけの話だけど、 それにしてもな〜、ほんとに鼻をかんでたら、 鼻の下赤くなっちゃうし、ティッシュ無くなっちゃうよ。本当、CM、多すぎ。 ちなみに、タイで顔の整形をした美しい人たち(女性を含む)、皆さん同じような顔をしています。 即ち、皆さんとっても美人。でも、民族の伝統的美しさとはかけ離れているので、 整形って、どうなんかな〜と思います。 2007.04.03 黄砂がひどい 昨日から黄砂のニュースが目立つ。 主に西日本で多量の黄砂が観測されているようだ。 ニュースを検索するとほとんどが西日本のニュース。 でも、打ちの近所でも黄砂は飛来しているようだ。 そんなにひどくは無いが、車の汚れがひどい。 綺麗にしておいても、半日ぐらいでうっすらと黄色の砂埃が付着している。 フロントガラスを綺麗にしても、少し雨が降ると、その雨粒の跡は黄色の砂埃の塊だ。 雨に黄砂が取り込まれているようだ。 我慢するしかないのかな〜。 でも、喉もいがらっぽいし。 しょうがない、できるだけ外出は控えよう。 余談だが、黄砂に関して、酷いニュースがあった。 昨日の夜のTVのニュースの映像だけど、 リポーターが街中の自動車販売店で黄砂の酷さを中継していた。 「ご覧下さい、こんなに黄砂が積もっています」 といいながら、展示してある車両のボンネットを人差し指の腹でひとこすり。 あ〜あ、やっちゃった。 ボンネットの塗装表面、指でこすったところ、細かい傷がいっぱいになったはず。 悪気は無いと思うけど、物の理屈がわからない、気遣いの無いリポーターだ。 あの販売店、店名も何も画面に現れなかったので、コマーシャル効果は無かったはず。 かわいそう… 2007.04.02 あら、あった。 何があったかというと、円とバーツの為替レート。 ちゃんとバンコク週報のホームページ上にありました。 よく見てから文句を言えよまったく…といったかんじ。 どうもすみませんでした。 こんな気楽なことではないけれど、 (円とバーツの為替レートはとても重要です。私の見落としがお気楽な間違いということ) ソロモン諸島で大きな津波による災害があった様子。 今回の地震もプレートの境界のずれによるものなのだろうか。 なんだか最近とっても騒がしい。 まるで地球が警告を発しているみたい。 平和な未来、いっごろまで続くのだろうか? 2007.04.01 バンコク週報がホームページをリニューアル タイの情報を日本に伝えてくれるサイトの定番、バンコク週報がホームページをリニューアルした。 他の新聞のホームページと同じような体裁となったが、円とバーツの為替レートの欄がなくなったようだ。 う〜ん、不便。 バン週の中で毎日必ず真っ先に見ていた部分なのに… 有料で見る部分にはあるのかな? まあ、バン週で見なくてもいいんですけど、手軽だったので利用していました。 今後、タイムリーな情報を伝えてくれれば好いなと思っています。 ところで、バン週の記事を拾い読みしていて、最近興味が湧かなくなってきた。 他のタイ関連の情報についても同じ。 最近のタイは新南部のテロの激化、政権の争奪戦、それに絡む権益の争奪戦、 公定歩合の利下げを予見させる経済動向など、毎日毎日とてもドラマチックで活発な動きが多い。 でも、あまり興味が湧かない。 どんな記事を読んでも、 「ああ、またね。」「ふ〜ん、それで」「だからどうしたの」といった感想が最初に出てしまう。 何に接しても驚きも無ければ洞察心も動かないのだ。 「やっぱりね」「そうだよな」そして、「マイペンライ」で終わってしまう。 これ、以前、来日中のタイ人スタッフにニュースを教えてあげた時のタイ人スタッフの反応と同じ。 私もタイ化してきたか? 何を今更って… 2007.03.27 植木等さんのご冥福をお祈りいたします 植木等さんが亡くなった。 ショックです。 有名人の訃報に接し、あまりショックを受けない私ですが、 今回はショックを受けました。 渥美k清さんの訃報の時もショックを受けました。 おめでたいニュースですが、吉永小百合さんの結婚のニュースにもショックを受けました。 よく、一つの時代が終わった、と謂いますが、 偉大な天才を、世代を超えて共有したい才能を失った感じです。 2007.03.26 バーツが高い 当然といっていいのかどうか、バーツが高い。 ここ数日、1バーツが3.7円以上になった。 10,000円両替して、手数料も考えると2500バーツぐらいにしかならない。 2年程前か、10,000円が3,700バーツぐらいになったのが夢のようだ。 昨年から一貫してバーツ高の基調が続き、じりじりとバーツが高くなってきた。 昨年のクーデターの影響で一時足踏みもしたが、やはり上げ基調のまま。 軍政部による介入で一時バーツ安への誘導が試みられたが、 結局、依然として、際限なく、バーツ高の基調が続いている。 でも、最近へんだ。 連続的な変化ではなく、突発的に為替が動いているような気がする。 円とドルの為替のように、1日のうちに何度も為替レートを見るわけではなく、 円とバーツの場合には、1日に1回しかレートを確認しないせいだとも思うけど、 ある日は3.5円、翌日は3.3円そのあとまた3.5円、これを繰り返して突然3.7円になった、こんな感じ。 百分の一円台でじりじり変化するのなら納得もいくが、十分の一円台で突発的に0.2円も変化するんじゃ着いていけない。 着いていけないけど、0.2円も違うの、とっても悔しい。 バーツ高の基調はまだまだ続くと思われる。 かつて日本円がドルに対して240円から170円、110円と高くなったことは、忘れられない事実だ。 バーツが何処まで高くなるかは判らない。でも、次のことは事実だ。 タイは、アジアのデトロイトとなりつつある。何処のメーカーであろうと、優秀な自動車生産国だ。 もう、後進国だとか、開発途上国だとか、イメージと経済的現実は無縁なものだ。 人口問題、無いわけではないが日本よりはずっとまし。 食糧自給率も高い。温暖イコール安い労働力の原動力だ。 日本人は、いつまで円の力を保つことができるのだろうか。 2007.03.24 どうにかしてくれ 日本でシンクロナイズドスイミングをやっている。TV、見たい。 あれ、この時期、フィギャスケートもやっている。当然、見たい。 先日は、サスケもやっていた。最後のほうだけ、何とか見れた。 気が付けば、春の甲子園も始まった。 あれ、今日は亀田の試合もある。 おい、毎日毎日、見たいものが重なっているじゃないか。 録画したって、見る時間が追いつかないし。 第一、録画で見てもなんとなく臨場感がなくてつまらない。 先にニュースで結果がわかっていたりするし… TV各局がお互いにイベントをぶつけ合って競合するのも結構だけど、 もう少し視聴者の身にもなって欲しい。 主催者と協議して、イベントの開催時期をずらすとか、何とかしてくれないかな。 それなりのイベントって、裏に何もってこられたってそれなりの視聴率稼ぐと思うよ。 そうやって、イベントごとに独占したほうがお互い良いじゃないのかな? 今夜も私はリモコン片手にチャンネルをあっちへフラフラこっちへフラフラの予定です。 普段のウィークリーサイクルが壊れると、結構つらいです。 2007.03.21 北海道スノーモービルの雪崩事故 ちょっと古い話だが、北海道で起こったスノーモービルの雪崩事故について。 スノーボードでの滑降シーン撮影の為、スノーモービルの愛好家たちが集団で山に入り、雪崩に遭った。 場所は山頂近くのすり鉢状のところだという。 いわゆる、小さなカールだったのだろう。 多分、木立も無かったに違いない。 スノーモービルで走るにしろ、ボードで滑るにしろ、山スキーで滑るにしろ、 「え、こんな場所で滑っていいの?うれしい〜!すご〜い。」 という、斜度といい、斜面の広さといい、ゲレンデでは味わえない素晴らしい場所だったのだと思う。 私にも経験あります。 「え、本当にこんなところで滑っていいんですか?最高〜!うれし〜!」 無木立の大斜面、しかもバージンスノー。 自分だけのシュプールが大自然に刻まれる、ああ、快感。 でも、自然環境は人間にとってちょっと間違えばあの世へ直結しています。 青森県八甲田山系でおこった雪崩事故も同じ。 前岳から北に向かって滑る銅像前ルートで起こった雪崩でした。 ここは春には多くのスキー客が入る八甲田山系の山岳スキーの主要なルートの一つ。 雪の締まりきった時期でも雪の斜面に割れ目が散見される場所で、 滑降時にはそれなりの注意が必要な場所です。 八甲田の場合、ガイドさんが付いていたので素人は発言を控えますが?????????、 北海道の場合、どうだったのでしょう? スノーモービルの愛好家ということで、冬山は初めてではないと思います。 それなりに知識もあったのだと思う(思いたい)。 雪崩に対する危険予知の経験や天候の変化(入山前も含む)に対する注意も、 当然、あったと思う(思いたい)。 でもな〜。 カールって、はっきり言って雪崩の巣です。 天候も、新雪表層雪崩がおこりそうな天候だったと思うんですけど… そこに、つぼ足直登で1本のルートを切るんじゃなくて、 ボードやスノーモビルで縦横に雪面をカットしたんじゃなかろうか? そうではなくて、いかなる知識や経験をもってしても防ぎえなかった天災であれば…とも思うけど。 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。 二度と同様な事故が起こらないことを祈ると共に、 私自身や私の山の仲間たちにも事故がおきないよう、改めて自戒したいと思います。 2007.03.17 尾瀬アヤメ平山行その3 アヤメ平山行の雑感。 まずなにより、雪が少なく、暖かだった。 例年ロッジを出るときはフル装備。 それが今回はオーバーヤッケも着ないし、手袋もつけない。上半身は下着とシャツだけでした。 雪も例年より1メートル近く少ない感じ。 スキー場の横の林道も路面が見えたし、アヤメ平東南の崖も雪が切れ、大きく地肌を見せていた。 おかげでラッセルも無く、楽だったけど、上部はそれなりの雪。 南風が吹いていたので、雪崩の危険性には気を使いました。 次にルート。 昨年地形図上でシュミレーションを行ってからガイドさんに従って入山。 歩きながらも地形図をチェックしていたし、なにより、以前の入山で地形についてはだいぶ習熟していた。 よって今回は何の問題も無く適正ルートを選ぶことが出来た。 次回以降の自信につながりました。 次にチームワークについて。 6人の参加者、いずれもが山には経験の深い方たちばかりですが、 年齢、性別など、体力的には差があります。 往復の歩行時間を考えると、そんなにヤワな山行ではないので、お互いの協力が必須でした。 でもこれは前日夜のミーティングで各自が確認し合えていたし、 実際に山に入ってからはますます各自の役割分担が明確となり、 「安全第一、無理せず、全員で登頂」という目標に全員の力が集中しました。 もっとも、「全員で登頂」の部分は当初流動的で、 天候、雪の状態、各自の体調など、諸条件で変化するものでしたが、 歩けば歩くほど「全員登頂」の目標が明確化し、そのために全員が協力、努力するといった感じでした。 その結果か、 登頂時の握手の時、 「全員で上れてよかった」といった自然な声が起こりましたし、 私自身の今までの山行のなかでも、全員の協力の結果として登頂を喜ぶという実感は 今までで一番強い感じがしました。 これで終わりにしようかと思いましたが、最後に、 お弁当について。 例年、山行日のお弁当をロッジで用意してもらいますが、いつもはパンです。 理由は、凍って食べられないことが無いように。 でも、今回はおにぎりでした。 天候や気温を考慮してのことだと思いますが、 「昼に必ず完食しろ」とのプレッシャーも感じます。 厳しい山行のときはゆっくり食事をする時間や余裕がないのは山の常。 まして寒い時にはなおさらの事。 でも、食べなければ力が出ないことも自明の理です。 今回も「では、お弁当を食べしょう」といった休憩は取れませんでした。 各自がそれぞれの休止時間に適時昼食を摂りました。 私は登頂前の休憩で、まず、おにぎり1個と思って食事を始めましたが、 そのおにぎりの美味しさにびっくり。 米がうまいのにもびっくり、塩加減の良さ(山の塩加減、つまり、結構きつめ。でも、山行中としては最適)に感動、 具のきゃらぶきのおいしさも最高、おもわず大き目のおにぎり2個をあっというまに完食でした。 美味しいお弁当を用意してくれた長蔵ロッジに感謝です。 2007.03.15 尾瀬アヤメ平山行その2 昨日の続き。 13時ごろ、風当たりも無く、雪崩の危険性も無いところまで降りて小休止。 各自お弁当や魔法瓶のお湯で温かい飲み物を摂ります。 15分ほどで出発。後はひたすら降りるだけ。 適度に締まっている雪のため、スノーシューやわかんを遠慮なく雪にくい込ませながら、 ぐいぐい降ります。 雪がクッションになるため、膝への負担も少なく、快適な下山です。 登る時には判りづらかったのですが、斜面の勾配が結構きつく、どんどん高度を下げます。 「こんなに急な斜面を登ったんだ」というのが全員の感想。 昨年は雪の状態が非常に悪く、スキーで滑るのにたいへん苦労しましたが、 今年は正反対。スキーで来ていればたいへん快適な滑降を楽しめたと思います。 快適な下山を楽しんでいるうちに南東に向かって降りる尾根への分岐に到着。 自分たちのトレースと数日前に長蔵ロッジのスタッフがつけたピンクのマークが目印。 さらに降りて、林道へ。ここでスノーシューやわかんをはずし、つぼ足で田代原へ。 田代原に出てから振り返ればアヤメ平の雪庇を見ることが出来ます。 さらに降りてしまえばその眺めはもう見えませんので、 全員でゆっくり振り返り、名残を惜しみました。 登る時に小休止を取った同じ場所で小休止を取りながら下山を続け、 ロッジに到着したのが16時50分。ちょうど予定通り。 そのままロッジ1階の乾燥室に入り込み、装備を解いて、靴を脱ぎ、つま先の開放感にほっとします。 その乾燥室から2回のロビーに出るのに、螺旋階段。 昨年の苦労を思い出します。そのたった1階分の階段を上るのがすごい苦痛。 登る時も下山の時もなんの苦痛を言わなかった両足が、この階段で悲鳴をあげます。 ロビーから中2階へ上がるほんの数段の階段も同じ。 ラッセルが無かったとはいえ、積雪期のアヤメ平往復をしてきた負荷の大きさがあらためてわかります。 さあ、風呂に入ってゆっくりしよう〜っと。 つづく。 2007.03.14 尾瀬アヤメ平山行その1 アヤメ平への行程は以下のようでした。 9日。 20時30分宇都宮総合グラウンドを車で出発。同行は私のほか4人。 21時30分、今市でさらに1人ピックアップ。 23時50分、群馬県片品村の長蔵ロッジ着。途中、旧黒保根村の峠で若干の積雪が路面にあり。 ロッジ到着後、部屋で軽く1杯飲みながら山行の打ち合わせ、25時ごろ就寝。 10日。 6時30分起床。 7時から朝食。和食薄味でしっかりご飯を頂きました。満腹。お弁当も用意していただきました。 8時30分ロッジ出発。戸倉スキー場西側の林道を北上します。 9時30分富士見下到着。小休止。ここからいったん林道を離れて、 九十九折の林道をショートカット、再び林道へ。 林道を少々歩いた後、田代原に上がりこむ沢沿いのルートに入りますが、 少し入り込んだところで戸倉スキー場のパトロールがスノーモビルでたまたま登場、 「その沢は積雪が少なく下半分が使えないよ」とのこと。 トップが偵察に出て調べたところやはりNG。よって再び林道を使って沢の上部に回りこみます。 10時30分、この沢を10分程上がって、風当たりの少ない沢の中、田代原直前で小休止。 アヤメ平東南端の崖に張り出す巨大な雪庇を見ながら田代原を北上。 馬洗場直前で再び林道へ。 林道で馬洗場を巻いて、最初に現れる顕著な尾根を西北西に向かって登ります。 本来は次に表れる顕著な尾根を登りますが、その尾根は上部に木立が少ない大きな斜面があるので、今回はパス。 ここからこの日初めてスノーシューやわかんを着けます。つまりここまで全員つぼ足。例年で始めてのことでした。 11時45分、アヤメ平から南に伸びる尾根上の鞍部に到着。この尾根を北上。 昨年はこの尾根を東よりに北上して、アヤメ平東南に張り出す雪庇の端に出ましたが、 今回は真中よりやや左よりに北上、できるだけ雪崩の危険性の少ないルートを選びます。 12時30分、全員アヤメ平に到着。 高曇りのもと、全方位の山が視界に入ります。 例年は北風が厳しい場所ですが、今回は南風が激しく吹きまくっています。 いくら南風でも強風の下寒くで厳しいことには変わりありません。 全員で登頂の喜びを分かち合い、写真撮影をした後、 12時45分、下山開始。 つづく。 2007.03.12 天気が良かった 先週末、9日の夜に宇都宮を出発、10日に尾瀬のアヤメ平に行って来ました。 10日ほど前から現地の天気予報に注意し、積雪や雪崩の可能性などについて検討していました。 その結果、7日の日記で書いたように、天気がやばい、と思っていましたが、 結局、天気が良かった。 積雪表面に極端な弱層も無く、新たに積もった雪も極端に少なく、 雪崩の危険性はルート上はありませんでした。 例年より少ない積雪は適度に締まっており、ラッセルの苦労も無くアヤメ平まで往復できました。 9日の現地の天候は晴れのち高曇り。 1日遅れているととんでもない天気になっていましたが、 幸いにも好天の下、のんびりと山歩きを楽しめました。 詳細は順を追って明日以降、書きます。 昨年のアヤメ平の記録も確か何回かに分けて結構長く書いたと思いますが、 今年は何処まで書けるでしょう? ちょっと飽きてきたか? 読んでくださる方のほうが、きっと、飽きてると思いますけど… 2007.03.07 天気がやばい 今週末、尾瀬のアヤメ平に入ります。 山の仲間との恒例行事です。 先週までは、 「例年に無い暖冬で雪も少なく、積雪も締まりきっていて歩くのも楽だろう。 最近の天候も安定しているから、注意するのは底雪崩だけかな〜。」 とかお気楽に思っていました。 ところが… 先日の雨で現在の積雪表面に弱層ができ、その上に明日から連日の降雪とのこと、 表層雪崩の危険性も出てきた。 やばい。 最悪だ。 新雪が深くなればラッセルの苦労もあり、体力の消耗も予想される。 もっとも、消耗するような体力もはなから無いけど…。 いったいどうなることやら、とても心配です。 2007.03.04 山の講演会 4日の日曜日は山の講演会がありました。 私が所属する山岳会、創立20周年なんですが、その記念事業の一環です。 昨年エベレストに登頂した宇都宮出身の方と、栃木県山岳会連盟の会長さんを招いて、 エベレスト登頂の話とヒマラヤのトレッキングの話をスライドを交えてお聞かせいただきました。 限られた時間での講演ですので、細かいデータなどは割愛してのお話でしたが、 大画面で見るヒマラヤの景色は壮大で美しいものでした。 会員数の少ない山岳会ですので、それぞれがいろいろなお手伝いをしながらの講演会でしたが、 登らなくても山を楽しめた1日でした。 私が現在の山岳会に入会したのが今から十数年以上前。 そのころはまだ若くて体力もあり、ヒマラヤは別として、先鋭的な登山を目指す気持ちも少しはありました。 でも、今は、体力と共に気持ちもうせています。 山岳会の幹部からは、「若い人に中心になってもらって頑張ってください」と言われますが、 その私ももう若くない。 私より若い人もいない。 高齢化、山岳会でも顕著です。 団塊の世代に社会での再活躍が望まれるように、 山でも中高年者が再度頑張ってくれ〜と、言いたい。 あ、もともと中高年しかいないか。 2007.03.03 アユをしこたま食べた 3月3日、雛祭りですが、私のところでは関係ありませんでした。 関係してたのは私が所属する山岳会でアユのバーベキュー大会。 今ごろなんでアユ?と思うけど、諸般の事情があって例年シーズンはずれでやってます。 アユと場所の提供者は山岳会会員のお1人、I さんご夫婦。 ご主人がシーズンに捕ったアユ、半端な量ではありません。 それを食しきれずに冷凍保存してあるわけ。 で、後4ヶ月ほどで今シーズンが始まるので、冷凍庫の在庫一掃処分となるわけ。 大きな金ダライで作った専用の焼き台と、ドラム缶を改造した焼き台2つに炭火を熾し、 化粧塩を施した串刺しのアユ、およそ百数十匹、1回に20匹ほどづつ、 時間をかけて丁寧に焼きます。 集まった参加者は15人ほど、飲みながらアユの焼ける香ばしい香りを楽しみ、 頭から尻尾まで余すところ無くアユの風味を堪能しました。 およそ半年ほど冷凍庫で眠っていたアユですが、 大型の冷凍庫で保存してあったせいか、解凍が上手だったせいか、 はたまた炭火の魔力か、とても美味しく頂きました。 アユの塩焼きだけでお腹いっぱい。 これって、他ではなかなか味わえないと思います。 I さんご夫婦に感謝です。 2007.03.01 花粉症? 私は花粉症です。 毎春、ず〜っと、つらい思いをしています。 例年もう少し遅い時期から症状が出ますが、今年はソロソロきていそうな感じ。 天気予報などによると今年の花粉の飛散量は例年より少ないとのこと。 安心していたのですが、くしゃみ、鼻水の症状が少し続いている。 例年より少ないのに、例年より早く症状が出ている。おかしいじゃない。 ネットで花粉情報を見てみたら、飛散量は多いとのこと。 なんだ、例年より少ないなんて、うそじゃん。と、おもったけど、 よく見たら、花粉の飛散量のレベルは5段階に別れていて、 「多い」というのはちょうど真中のレベル。 「多い」の上に「とても多い」と「非常に多い」があった。 そうだよな、「非常に多い」レベルの時にはこんなもんじゃすまないものな、と、思った。 それに、梅も咲いたし。例年より季節が早く進んでいるわけなので… でも、できるだけ穏便に済ませて欲しい。 超セレブのティッシュ、使ってみたい気持ちにさせないで。 2007.02.28 梅が咲いた 今さらでもないけど、暖冬ですね。 というか、暖冬でした。 私の住んでいるところは例年、一冬に数回の積雪があります。 時には20センチほど積もる時も… 今年は1回も降雪を見ませんでしたし、積雪もありませんでした。 車のタイヤも、ノーマルタイヤのまま。 庭の梅は、3月にならないと花が咲きませんでしたが、 今年はもう咲き始めています。 気が付いたのは3日前の25日。 夕方の1服を楽しもうと表に出たら、ちらほら、咲いていました。 2007.02.24 亀田大毅の試合 今日、たまたま、亀田大毅の試合を見た。 TVをつけたら亀田の入場シーンだった。 弁慶の格好をしている。仰々しいなあ。 試合が始まった。 1ラウンドと半分で見るのを止めた。 だって、相手のタフミルにやる気が全然感じられないんだもの。 相手のタフミル、強そうには見えない。 タミフルだったら結構強いと思うんだけど。 もともと2階級下の選手らしく、体も絞れていなく、全然調整していないみたい。 体つきを見ただけで、亀田のほうが強そうだ。 でも、応援する気がしなかった。 タフミルのやる気の無さの原因、 亀田が強すぎて怖いとか、怖くて繊維喪失したとかではなさそう。 へらへら笑いながら、 「やってられね〜よ、こんな試合。早いところ終わりしよ〜ぜ。」といったかんじ。 私は1ラウンドと半分で観戦を止めたが、家内は3ラウンドまで見ていた。 結果は3ラウンドで亀田のKO勝ち。 でも、KOされたタフミル、ニコニコして元気だった。 またなんか、ひと悶着ありそう。 全然関係ないけど、 給食費の話、その後のマスコミの突っ込みが無いな〜。 わたし、滑ってるかしら? 2007.02.22 ごめん、くどいけど、空港について スワンナプーム空港のターミナルで、建築基準法違反が明らかになったようだ。 ターミナルビルの面積から考えると、トイレの数と非常出口の数が少なすぎるとのこと。 だからトイレが少ないわけだ。 どうりでトイレが混んでるわけだ。 フライト中にビールを飲んで、着陸態勢になってベルトを締めて、トイレは我慢して、 飛行機から降りたらトイレは遠いわ、あっても混んでるわ、これ、つらいです。 設計図を書いた建築家が悪いのか、施工した建設会社が悪いのか、誰が悪いのかはわかりません。 で、どうするか。 対処は簡単らしいですが、広すぎるターミナルに建基法どおりの数を設置するのは非現実的なので、 特例として認めるべきだそうです。 簡単なら対処すればいいじゃない。 トイレに行きたくなるのは特例ではないんですけど。 ツアー客にとって、空港って、楽しい時間の始まりと終わりの場所です。 トイレぐらい気持ちよく使わせて欲しい。 2007.02.20 バス炎上 タイのニュース関連のサイトを見ていたら、バスが炎上した記事が載っていた。 バンコクの高速道路上で路線バスがエンジン部分から出火、 路側に停車し、乗客全員を無事に降車させた後バス全体が炎上したというニュース。 ありがちといえばありがち。日本でもたまにはあるか。 ありえないと思ったというか、タイならではというか、タイらしい?それにしても、おい、本当か? と思ったのは記事の最後のほうの部分。 運行会社のコメントで、 原因は今のところ不明、調査する。炎上した車体は修理して使用する。 といった部分。 ニュースに写真が載っていて、車体全体が炎上している。 エンジン部分から少し火の手が上がっているというわけではなく、 車体全体から激しく火の手が上がっているように見える。 おい、この車体をまた使うのかよ、と思ってしまった。 車体のフレーム、あちこちが曲がってると思うし、強度も落ちていると思うよ。 大丈夫かいな? もっとも、大丈夫だからまた使うのだと思うけど、 タイの大丈夫と、日本の大丈夫、だいぶ違う気がする。 でも、タイで使うのであって、日本で使うわけではないから、大丈夫か。 2007.02.18 ドンムアン空港再利用が白紙か? 様々な物議がされているスワンナプームの補修とそれに伴なうドンムアンの再利用だが、 そのドンムアンの再利用が白紙に戻る動きもあるようだ。 ドンムアンに再移転を希望している航空会社が格安系の3社だけとのことで、 このままではスワンナプームの離発着便数がほとんど減らないことがその理由らしい。 最初にドンムアンの国内線や格安系航空会社の再利用が持ち上がった時、 「そんないいかげんなことでいいのか」みたいなことを以前この場で言ったけど、 まさにこれがその理由。 発着便数が少ない航空会社だけをドンムアンに移したって、 スワンナプームの混雑が大幅に解消されるはずが無い。 そんなんでスワンナプームの完全な補修ができるのか?という意味。 今回の白紙撤回の可能性も、効果が無いから止めましょうということだと思うけど、 本当に大丈夫なのだろうか。 現在スワンナプームを利用している60社近くの航空会社のほとんどが、 スワンナプームの継続利用を希望しているという。 ということは、技術的には安全面への危険性は無いということか? まさか航空会社は安全性と利便性を秤にかけて、利便性を選ぶことは無いであろう。 それなら今回の問題、旧政権と新政権、空軍と陸軍の利権がらみの綱引きだったのか? 格安系がドンムアンに帰りたいのは、単に着陸料など、コストの問題だけだったのか? ますます混沌としてきた。 利用者の安全と利便性は何処に行くの? 次回の私の訪タイ、飛行機は何処へ行くの? 2007.02.16 給食費 昨日書いたバンコク国際空港の件、識者なら御察しのとうり、利権に利権が絡んだ利権がらみの 利権づくしのなれのはてだ。 民主主義後進国のタイだからしかたが無いかと思っていたが、日本もそうだった。 皆さんご存知の給食費問題、これも利権がらみのお役所仕事だったことが、 はからずも、ばれてしまった。 給食費を支払わなかった一部の不届きな保護者の皆様の不埒な行動がとんでもない慣習を暴露した結果となった。 1食あたり230円の給食費は実は食材費だけ。これが高いか安いかは別においておいて… その他に調理費や人件費、設備費などで、およそ600円ぐらいがかかっていて、 児童が食べる給食の1食あたりの原価はおよそ900円だとのこと。 いや〜、給食って、豪華なランチだったんですね。 給食費を払う為に働いている世のお父さん方のお昼代の平均、650円だそうです。 その650円の中には、材料費、設備費、人件費、利益まで、当然、入っている。 650円出したら、そこそこいいもの食べられますよね。 900円の給食、さぞかしいい物が食べられているに違いない。 子供は幸せでよかった。 「バランスの取れた栄養を考えたり、衛生面や安全に最大の注意をしているのでご理解願いたい」 と、おっしゃるが、 メニューなんて繰り返しじゃん。 O157の感染出したの、給食もあったじゃん。 利益を最優先してる民間の食堂やレストランで、食中毒出してないところ、いくらでもあるじゃん。 平均の650円より安いメニューで、おいしくて、安全で、満足できる食事を提供しているところ、 いくらでもあるじゃん。 1年間の需要の予測が容易に出来て、日々の競争が無くて、 何百食と同じものを同じ時間に作って、配膳と片付けは児童にさせて、 「ごちそうさまでした、ありがとう」も児童に言わせて、あの食事の内容で、 栄養のバランスが取れているだの、食育が大切だの、児童の体と精神面の健康の為だの、 恩着せがましく言ってるくせに、「実は900円でした。でも、ぼろ儲けしているわけではありません。」 ふ ざ け る な!!! この問題、給食費の不払いの問題よりもマスコミの取り上げ方が少なかったら、 世も末だ、傾きかけた(たしか、北原白秋????) というより、 日本も末だ、傾いちゃった。 即ち、 円も末だ、紙くずだっちゃ。 ちょっと注目していきたい。 2007.02.15 ドンムアンとスワンナプーム スワンナプーム新バンコク国際空港の補修の方法やその期間について、 相変わらずのどたばた茶番劇が繰り返されている。 ドンムアン旧バンコク国際空港を再度国際空港に格上げして使用することが決まったので、 ひょっとすると、 タイ国際航空も全便ドンムアンに復帰、スワンナプームの修復後全便スワンナプームに再移転するか? と、淡い期待を抱いていたが、どうもそうはならないらしい。 ドンムアンとスワンナプームを併用することが決まったので、 ナショナルフラッグのタイ航空は国際線をスワンナプームに残すだろうなと思っていたが、そのとうり。 国内線は一部を除いてドンムアンへ。これも既定のとうりのそのまま。 予想はしていたものの、最悪のシナリオで落ち着きそうだ。 あ〜あ、これで私やスタッフの訪タイ、来日は行きも帰りもバンコク1泊が決定的。 6泊7日の予定でいっても、そのうち2泊がバンコクなんて、耐えられません。 いっそ在タイのスタッフにスワンナプームまで車で迎えに来てもらい、 車中眠りながら7時間をすごし、定宿の軒先でだるい深夜のタイを楽しむことにするか? と思ってしまった。 贅沢? 苦行? どっちかやってみないと判らないけど、わがままなことは確実。 ごめんなさい。 でも不思議。日本にいたらフライトのあと7時間も車に乗って、宿に深夜?早朝?到着なんて 夢にも考えないけど、タイだったら出来そうな感じ。 寒さに縁の無い気候のせいだと思うけど。 あと、いつ何処で何してもマイペンライ(気にしない)な環境のせいだと思う。きっと。 間違っても、自分が若返っているわけではないことは認識できているつもり。これでもね。 2007.02.12 タイシルク、マットミーのスーツのお仕立て 当店で扱っているマットミーシルク、今までは布(反物)の販売だけでしたが、 お洋服へのお仕立てについてもご用命いただけるよう現在努力をしております。 すでにテストとして仕立てたスーツがあり、現在はその品質の検証中。 出来栄えはかなり満足ができるものになっていますので、請う、ご期待。 値段もリーズナブルに抑えるように努力中であり、請う、ご期待。 そのうちHPで大々的に告示しますので、請う、ご期待。 2007.02.10 道路工事 昨日ですが、車で移動中、下水道工事で片側交互通行になっているところを通りました。 で、片側交互通行の制御は信号機ではなく、ガードマンさんです。 若い女性でした。 ちょっとだけ、珍しいかな? ちょっとだけ、ラッキーかな? だって、年配の男性がやっていると、動作が曖昧だったり緩慢だったりして、 行くべきか止まるべきか判断しづらかったり、 ガードマンさん自身が通行の邪魔になったりしてるのに、 怖い顔をして「早く行け!」みたいな雰囲気の時もあるんだもの。 昨日は超、ラッキー。 表情は明るい笑顔。動作はキビキビ。赤い棒を持っていないほうの手の指先まで使って 的確な案内をしてくれていました。 通行する車にへんに媚びることも無く、 安全で潤滑な通行の為に必要な情報を的確に伝えようという気持ちと、 運転者が実際に必要な情報がきちんと伝わり、 安心して通行することが出来ました。 なんだか、ディズニーランドでアトラクションを並んで待つお客さんを案内する係りの人みたいな、 自信と明るさとやさしさが伝わる誘導でした。 2007.02.07 再びドンムアンか? 6日の閣議で旧バンコク国際空港、ドンムアン空港を再び国際空港として利用することが 決定されたらしい。 「思ったとおりになった!」と思ったが、そうではない様子。 どうやら、ドンムアンとスワンナプーム両方を国際空港として利用し、 負荷の減った状態でスワンナプームを補修しようという考えらしい。 ちょっとハンパで、甘い考えじゃない? そんなんで、本当に完璧な補修ができるのか? 両空港に航空会社を振り分けるということらしいが、利便性はどうなるんだろう? さらに、両空港の直線距離って、多分、40キロメートルぐらいだと思うけど、 航空管制上の安全性は大丈夫なのか? 管制業務にしろターミナルの地上業務にしろ、人手不足は大丈夫なのか? スワンナプームを今のまま使うよりは安全上の前進だと思うが、 いまいちハンパで諦めが悪い感じ。 すでに国家の威信やメンツは崩れているのだから、 利用者の安全と利便性を最大限に優先した対策をとって欲しい。 2007.02.06 くどいけどスワンナプーム 問題続出のスワンナプームなので、今更他の問題が出てきても驚かないけど、一応… 搭乗口と機内をつなぐ搭乗橋といわれる部分にも損傷が見つかっているらしい。 ニュースの文面からすると、ターミナルに付随する建造物の部分ではなく、 可動のメカの部分と思われるので、 基礎工事を含む建設工事の手抜きによるものではないと思われるが、 いずれにしろ、 発着便数にたいして何らかの制限を加えざるをえないような事態に進む流れを 加速する原因の一つだと思う。 タイの玄関口として国家の面子のかかっている空港であることは間違いないが、 工事中の汚職や、開港にいたった政治的思惑やしがらみは一切捨てて、 利用客の安全のために、 一刻も早いドンムアン空港への全面的再移転と、 抜本的根本的な調査と再工事が行われることを強く願う。 今は乾季だからまだいいが、スコールの季節になったら、 滑走路のひびから雨水が大量に地中に流入、 滑走路の基部の土砂が一瞬にして大量に流出、 次の飛行機が着陸した衝撃で滑走路が陥没、大惨事が発生、 てなことになりかねない。 ここはひとつ、国王の天からの声が必要か? 2007.02.04 少子化を考えるの間違いについて 先日書いた「少子化を考える」で、間違いがありました。 考えるというタイトルなのに、考えていないから間違えた。 ごめんなさい。考える器じゃないのに考えた結果が間違いだった。 誤=8人の男女の結婚で10人の子供が出来、このうち、嫁に出ても婿に行ってもいいのは二人だけ。 正=8組の男女の結婚で10人の子供が出来、このうち、嫁に出ても婿に行ってもいいのは二人だけ。 誤=そう、8人の男女が結婚すると、 その8組のカップルからスムーズに結婚できるカップルに育ちうる子供は1組だけ。 そこから1人の子供が生まれることになる。 正=そう、8組人の男女が結婚すると、 その8組のカップルから嫁取り婿取りの問題に直面しない子供は2人だけ。 よって2組の婚姻が可能となり、そこから2人の子供が生まれる。 誤=その孫の世代(およそ30年後に)孫としてこの世に生を受けるのは1人になってしまうということだ。 正=その孫の世代(およそ30年後に)孫としてこの世に生を受けるのは2人になってしまうということだ。 以上が間違いと訂正。そんなに意味はないかと思うけど。もともと意味無いし。 くだらないことを書いて申し訳ありませんでした。 2007.02.02 少子化を考える タイシルクとは何の関係もないし、いろんな知識も無いけど、ちょっとつまらないことを考えてみた。 最近、お客さんから嫁探し、婿探しの依頼を(冗談半分だと思うけど)されるようになった。 いずれも婿取り、嫁取りの話で婿に出す、嫁に出す話は無い。 農村部は勿論、都市部でも深刻だ。 女性の出生率が1.25ぐらい?になるとのことで、ますます少子化に拍車がかかる。 1.25ということは、4人づつの男女が結婚して、5人の子供ができるわけ。 8人の男女の結婚で10人の子供が出来、このうち、嫁に出ても婿に行ってもいいのは二人だけ。 そう、8人の男女が結婚すると、 その8組のカップルからスムーズに結婚できるカップルに育ちうる子供は1組だけ。 そこから1人の子供が生まれることになる。 残った8人の男女は、 嫁とり婿取りの問題に結婚を阻まれ、婚期を逃したり、 結婚しても子供を出産しない例もあるかもしれない。 つまり、今現在の適齢期のカップルが8組(16人)いると、 その孫の世代(およそ30年後に)孫としてこの世に生を受けるのは1人になってしまうということだ。 今後50年間で日本の人口が8000万人に減るとかいうデータもあるらしいが、 もっとひどいかも。 私の場合、是非嫁をもらって当家の財産を末永く守っていって欲しいというような状況ではさらさら無いので、 子供の好きにさせてやりたいなどと今のうちは思っているが、 将来、年金も介護保険制度も崩れる中、 頼みの綱は親族ということに必然的になってしまう気もする。 あ〜そうか。 だから柳沢厚労相があんなことをつい言っちゃうわけだ。 総理の言う美しい日本って、 田舎で自給自足の家族が爺ちゃん婆ちゃんとお粥をすすったり、 医者にも行かず、とってもエコな生活をしているような日本かもしれない。 う〜ん、微笑みの国タイランドのほうがいい気がする。 2007.01.31 さらにスワンナプーム空港 先日電撃的に滑走路の補修を行い、多くのディレイやダイヤの混乱を引き起こしたスワンナプーム空港だが、 今度は、いったん補修工事を中断し、損傷の原因を精査するとのコメントが発表されたようだ。 これはこれでOK。たいへん結構。そうあるべき。 だって、突然なんの調査もしないで短時間で行える補修って、いいかげんなものに決まっているもの。 多分、アスファルトかなんかを積んだトラックで滑走路を走り回り、気が付いた穴ぼこや亀裂に詰め込んで、 上からペタペタやった程度だと思う。 田舎の農道の簡易舗装の補修じゃないんだから。 後付け上乗せした舗装が剥がれて機体に当たったりしたら危ないじゃない。 それに、上から載せたっていずれまた沈むし、割れる。 臭いじゃないけど、元から絶たなきゃだめ。 で、今度はちゃんと原因を調べるそうだけど、実はこれもどうなんだか。 だって、 原因を調査する為に30センチの深さでボーリングをするんだって。 そんなに浅くていいのか。 田舎の農道の簡易舗装じゃないんだよ、と、言いたい。 大型旅客機が高速で離発着を繰り返す滑走路なんだよ、と、言いたい。 私が言っても何の役にも立たないけど… 沼地に作った空港なんだから、5メートルぐらいの深さで、数百箇所ぐらい調べないと駄目なんじゃないの? その結果として、整地から全部やり直します、1年か2年ぐらいかかります、完成までドンムアンに戻ります、 と、言って欲しい。そうでないと、どうも信用と安心が出来ない気がする。 滑走路と誘導路はそれでいいとして、ターミナルビルはどうだろう? こいつははがしてやり直しというわけにはいきそうも無い。 基礎の整地が悪いとすれば、その上の建物だって危ないよ。突然崩壊したらとんでもないことになる。 これもできれば作り直しを期待したい。 予算? また日本から借りればいいじゃない。 今の日本円ならいくら借りても怖くないと思うよ。 返すころには円安、バーツ高で、紙くずを返すようなもんだから。 工事を請け負う日本のゼネコン、工事代金の受け取りははバーツのほうがいいよね。 そのままタイでバーツを持ってれば高金利で運用できて、 円安、バーツ高がもっと進んでから円に直せば(そのころって、円に直す必要性なくなってると思うけど) そっちでも大もうけできるじゃん。 2007.01.29 またまたスワンナプーム空港 続きというか、新展開というか、当然のごとくというか、スワンナプーム、揉めてます。 滑走路や誘導路の損傷を指摘され、いきなり補修が始まった様子。 2本ある滑走路のうちの1本を何の連絡もなしにいきなり閉鎖、短時間の時限で補修をしたらしい。 当然その間1本の滑走路は閉鎖、離発着に影響が出た。当然。 その間上空で待機を余儀なくされた飛行機は当然ディレイ。 燃料が足りなくなっていったん他の飛行場(しかも空軍の)に着陸した機もあったようだ。 でも、短時間の補修では根本的な修理にはなっていないはず。 逆に心配。 もう1本の滑走路も応急の補修をした?する?ようだ。 これとてあくまで応急処理。いいかげんに違いない。本当にそれでいいのか? 緊急に補修が必要なら、損傷はそれなりに重大なはず。 短時間で済む応急処理でいいはずが無いし、 そんな短時間で必要な応急処理ができるほどタイの技術が優れているとも思えない。 本当に大丈夫か? さらに、この期に及んで、危ないのは滑走路だけでなく、 ターミナルビルそのものも危険ではないかとの指摘もあった。 そりゃそうだ、基礎が駄目なら当然建物も危ない。 ターミナルビルの外壁を構成するガラスに損傷がすでに発生しているとの報告もあるようだ。 タイの新しい玄関口、アジアのハブ空港を目指して建設された新空港だが、 もともとはノングーハオ、コブラの住む沼地といわれた湿地帯だ。 工事中は当時の利権主義者による汚職イコール手抜き工事によってずさんだったり、遅れたりした(多分そうだ)。 よって、まだ開港には程遠いといっているのに、様々な政治的思惑で開港せざる得なかった。 強引に開港したけど、予想されていた問題が一挙に噴出、それ見たことか…というかんじ。 それでも、そうなっても、今現在でも、政治的な思惑で、 たいした問題ではない、安全に支障は無いとかいわれたり、 いいや、いったん閉鎖、時間をかけて根本から治すべきだとかいわれたり、 双方とも政治がらみの発言が続いているようだ。 本来は航空機を無事に出発させ、無事に受け入れる空港、大地に根ざしたゆるぎなき施設であるはずだが、 スワンナプームの将来はまだまだ不透明。いつまで、どこまで迷走が続くのだろう? うん?待てよ。 新空港の開港といってもホテル郡は動かなかった。 いずれドンムアン空港に戻ってくると先を読んでいたのか? きっと、多分、そうだな。 私の無責任な予想ですが、近々、当面の間、旧バンコク国際空港、ドンムアン空港にタイの玄関口が戻るかもしれません。 2007.01.24 スワンナプーム空港 昨日書いた件、さっそくタイ国軍のエンジニアチームによる滑走路の検査が決まったようだ。 1月中にタイ国軍のエンジニアチームが実際に離発着を行って、 滑走路に問題が無いかどうか調べるらしい。 早いのはいいけど、どのくらい綿密かどうかがちょっと疑問。 離発着の際に飛行機のタイヤが何処を通過するか、どの部分で負荷がかかるか、 機材や搭載重量、天候など、様々な要因で結構変わると思うので、 実際に離発着を行っただけでこりゃ危険と判断されるぐらいだったら、 相当重症と判断されるべきではないか。即刻利用不可として欲しい。 滑走路や誘導路の表面全てをなめるように検査して欲しい。 損傷が認められた部分は勿論、正常な部分でもボーリング調査などするべきだろう。 その結果少しでも問題あれば即修理。当面問題なさそうという結果では安心できない。 調査の結果、まるで問題なしという結果にはならないと思うけど。 今すでに問題あるから調査するわけだし。 時速30キロの軽トラックが1日に3台通る田舎道とは訳が違う。 数百人の命を乗せた大型機が高速で頻繁に通過する滑走路だ。 手抜き工事の結果、路面が陥没するのって、知らないうちに、あるとき突然穴があきます。 空の旅を無事に終え、1分前に他の飛行機が無事着陸した滑走路に着地、 ほっとしたと思ったら突然開いた穴にタイヤがはまってクラッシュなんて、まっぴらごめん。 いずれにしろ大掛かりな修理になると思うよ。 でも、早めに今の滑走路をそのまま使うのは諦めて、 きっちりいい仕事をしなおしたほうがいいと思うよ。 国民議会も、スワンナプームの一時閉鎖、ドンムアンの一時再利用は視野に入れているようですが、 前政権と、現軍政権と、開港を急がせた理由と、調査をする国軍と、 なんかしがらみがいっぱいありそうだな〜。 まともな結論が出るのかな〜。 もともとまともな工事をやっていないわけだし… でも、飛行機が躓いてころんだなんて、ほんと、冗談だけにして欲しい。 2007.01.23 スワンナプーム空港 またまたスワンナプーム空港、新バンコク国際空港の登場です。 新空港の滑走路や誘導路に多数の亀裂や凹みが見つかったらしい。 何をいまさらといった気もする。 開港当時から、いや、開港前からこの問題、指摘されてニュースにもなってるはず。 格安航空会社がドンムアンに戻るのも、ターミナルビルだけでなく、 多岐にわたる修復個所(この滑走路や誘導路も含む)をスムーズに修復し易くするねらいもあったはず。 もっとも、格安空港会社の便が減ったぐらいでは関係ないと思うけど。 まてよ、誘導路や滑走路の亀裂や凹みは機体に良くないのかも。 当然、良くは無いよね。 危険ではなくとも、繰り返し振動を受ければタイヤとかサスのショックアブソーバーにだって良くは無い。 早く消耗する。 メンテナンスに余分なコストがかかってしまう。 先に逃げたか? タイ国際航空はメンツがあるから逃げられない?逃がしてもらえない? この亀裂や凹み、誘導路にあるのか滑走路にあるのか、両方にあるのか、記事によってまちまちだ。 私の考えでは、両方にあるに違いない。 だとすれば、離着陸に危険がともなう可能性もある。 修復するとしても、結構な大工事になりそうだ。 だって、もともと沼地だもの。舗装の下に問題があれば、ハンパな工事ではすまない。 だから開港前に指摘されていたじゃない。まだ無理だよって。 なんだか、タイに行くのが、というより、スワンナプームで離発着するのが怖くなってきた。 今すぐにどうということは無いと思うけど、このままだと、いつかは…というやなかんじ。 どなたか、スワンナプームの誘導路と滑走路、詳細に調べてレポートしてくれる方、いませんかね。 あるいは、離発着中に変な振動や異音に気づかれた方、いらっしゃったら教えてください。 それと、スワンナプーム利用する人は搭乗したら新聞なんか読んでちゃ駄目ですよ。 目を皿のようにして路面を見ててね。 なにかあったら、ちゃんと教えてね。 2007.01.21 昨日は幸の湯、今日はきみの湯 日本経済の将来に疑念を投げかけた昨日ですが、実は、ささやかなグルメと温泉の日でした。 昼食を摂りに那須の寿久木屋へ自宅を10時30分に出発。11時半に寿久木屋着。 ちょっと早いですがこのぐらいでないと混むのが心配。 このお店、TVで何度か紹介されてから超満員のお店です。 お目当てはサイコロステーキ定食。 店頭で100グラム650円のお肉を200グラム弱使った鉄板焼きの定食が1000円。 口にほうばれば蕩けるようなサイコロステーキをお腹いっぱい食べて満足、 帰路は、那須までくれば、当然幸の湯。 湯口およそ30ミリ、高さおよそ3メートルからドウドウト落ちる打たせ湯を浴びに行きました。 そして今日は所属する山岳会の総会と新年会。 朝から宇都宮まで出かけて会議と新年会。 食べて飲んだ後、家内の運転で夕方帰宅しましたが、 運転してくれた家内に感謝の意をこめて近所のきみの湯へ誘います。 ここは、入ったとたんに肌がつるつるする名湯、 今日は若干混んでいましたのでサウナ、露天風呂、内湯と巡って1時間弱、 寒い冬の週末をポカポカのリラックスで楽しみました。 あ〜、まだ四肢があったかい。 温泉の近くに住んでいればこその贅沢です。 これも自然の恵み、自然に感謝。 2007.01.20 タイの物価 タイの物価は、食料品、衣料品など日用品は日本のそれと比べればは一般に安い。 (先日書いた歯磨きとか例外もあるし、昨今、インフレ気味ではあるけれど) でも、一部の特例かもしれないが、日本と比べて安いとは言えなくなってくるような気がする。 花王がタイで洗濯洗剤の新製品をリリースした。 柔軟材入りの粉石けん、1.1キロで定価99バーツ。日本円にしておよそ350円。 タイで洗濯石鹸がいくらかは知らないけど、日本でいくらかは知っている。 同等品で、安売り店で、非メーカー品なら150円ぐらいから、メーカー品で398円ぐらいだと思う。 タイの物価が日本に追いついてきた、と一概に言うのは乱暴かもしれないが、 @花王の洗剤はタイではブランド品かもしれない。 Aタイでは諸物価が上がりつつある。 B日本円がタイバーツに対して(タイ中銀がバーツ安政策をとっても)一貫して弱含みでもある。 という条件を加味して考えると、ますます日本経済の弱さが浮き彫りになる。 99バーツの石鹸、今ならおよそ350円だけど、1年半前のレートならおよそ270円ぐらいだ。 1年半でこうも変わる。 まさに経済発展中のタイ、クーデターがあっても、暫定政権の政策に一貫性が無くても、 その煽りで連続爆破テロがあっても、外資に対する規制の政策が発表されても、 一貫してバーツ高。 人口減少期(ザクッと言って、1年間に100万人づつ減少)に入り、 地下資源も無く、 食糧自給率も低く、 超少子高齢化社会で、 基幹産業は海外進出がほぼ完了し、 利上げもままならず、 財政赤字も大きく、 じりじりと円安が進む日本。 将来退職したら物価の安いタイでロングステイを…などと考えている方がいたら、 一刻も早く手を打つべき。 円がもっと安くなってしまう前に、バーツを買って、現地の高金利で貯金をしておきましょう。 日本でただ積んどくより、よさそうな気もする。 私は…現在は一時休止して考え中。 バーツ、またガラガラポンがあるような気もする。根拠は無いけど。だって、タイだし。 2007.01.18 硬い 私の家庭、タイで購入して使っている日用品が多少ありますが、 その中の一つに歯磨きがあります。 いま、歯磨き粉と書きそうになった。 昔は歯磨き粉だったけど、今はそんなものめったにありやしない。 練り歯磨き? 日本製だと1本150円から300円ぐらい。 タイで買ってくるのは安売りの時で1本99バーツ。日本円にして350円ぐらい。 タイで売っている日用の消耗品としてはやけに高い。 でも、家内のお気に入りでいつもそれを使っている。 日本製のほうが安くてなんとなく性能も良さそうな気がするんだけど… ラミネートチューブ入りの薄緑色の練り歯磨きで、パッケージにはミントの葉が描かれている。 匂いは、当然ミント。味?はマイルド。 家内は、口臭予防に良い、寝る前に歯磨きをして翌朝も口の中がさっぱりしているといっています。 私には良くわからんけど… そりゃ、タイで99バーツの値段って、日本だったら1000円ぐらいの価値があるもの。 よっぽどいいものに違いないと思っています。 私はそんなに気にしていないんだけど… パッケージにはタイ語の表示は一切無く、書いてある英語も非常に字が小さくて、 朝夕の忙しい時簡に目を細めて読む気にもならないんで、何処で作っているものかは判らない。 ビタミンCが入っているようなふうには読めるけど… ひょっとすると輸入品で、それで高いのかもしれない。もとはたいしたことが無いのかもしれない。 でも、輸入品だとしても、原産国はきっと東南アジアだ。 なぜか。 冬になると硬くなるから。 ラミネートチューブの出口の大きさは小さい。 味の素のように、故意に大量に使わせるようなことはしていない。 春から秋にかけての温暖な時期は歯ブラシに歯磨きを搾り出すのに何の支障も感じない。 でも、冬になると、歯磨きが硬くなって搾り出すのに苦労する。(そんなたいした苦労ではないけど) 朝一から「う〜ん」とうなってます。トイレじゃないのに…(尾篭な話で、失礼) おかげで、血圧が上昇して目がさめます。 きっと、低温下での使用を考慮に入れずに作っているんだろうな、と思います。 まてよ、日本製の練り歯磨きには硬化防止剤みたいなのが入っているに違いない。どっちがいいんだろ? ま、たかが歯磨き、マイペンライですけど。 その他にも冬になると硬くなるものがあります。 シャワー用のホースとか。これは鬼のように固くなる。 いったい私はタイで何をつまらない買い物をしているんでしょうか? 2007.01.15 ドンムアン空港、再び… 旧バンコク国際空港、ドンムアン空港が3月15日より再び利用されるようだ。 新バンコク国際空港のスワンナプーム空港は昨年9月28日開港以来、 ターミナル内のトイレや案内板の不足、到着ゲートや出発ゲートの手狭さ、滑走路の損傷など、 何かと不備があったようだ。 開港当時から格安航空会社側から旧空港への最移転の要望などもあったようだが、 新空港の混雑の解消、格安空港会社専用のターミナル建設の為の投資削減、 旧空港の有効利用などのため、再利用が決定されたらしい。 問題は国際線との乗り継ぎ。 格安航空会社の国内線は旧空港へ。 タイ国際航空の国内線は、国際線との乗り継ぎが多いチェンマイ、チェンライ、プーケット、クラビー線のみ 新空港に残留、他は旧空港へ移転するらしい。 あ〜あ、一番最悪の事態になってしまった。 私やスタッフが利用する国内線は旧空港に移転する路線。 日本からタイへ行く場合、国際線との連絡の関係でバンコク1泊がどうしても必要になってしまった。 帰日の場合、国際線を深夜便にすれば何とかなるが、それはいや。よって1泊が決定。 しかも、いずれの場合もバンコク市街を中心に両空港間を大移動しなければならない。 つかれる… 移転する空港会社や路線、期間など、詳細についてはまだ流動的だと思うけど、 アジアのハブ空港を目指して開港した1国の玄関口、こんなんでいいのか! 2007.01.09 やっと冬になった 先週末の台風並みの低気圧、各地に大荒れの天候をもたらした様子。 風や雨、大雪などは無いにこしたことは無いが、異常な暖冬というのもへんなもの。 今回の冬型の気圧配置で、ようやく本来の冬が到来したようなかんじになった。 今までスタッドレスタイヤへの履き替えを躊躇していたが、スキー場の積雪も多くなり、 山間部へ車で出かけない理由もなくなったのでいよいよ交換をしなければならないかと思ったが、 スキーや温泉に行くときだけ履き替えればいいんじゃない? 今年は平地で移動する分にはノーマルで充分なんじゃない?と、まだ決心がつかない。 そこでネットで天気予報を頻繁に見るが、これも最近はあてに出来なくなった。 なぜか。 市町村合併のせい。 私の住所、以前は喜連川町。ピンポイント予報で喜連川町を見ればよかった。結構精度良かった。 今は合併してさくら市。結構面積が広く、 天気から考えればピンポイントといえるほど地域の限定ができる面積ではなくなった。 当然、ピンポイント予報を見ても精度が悪くなった。 先日、予報では1日晴天の日に、午後半日はざあざあぶりの雨の日があった。 ついでにもう一つ市町村合併の不満。 初対面の人に住所を聞いたとき、お互いに住んでる場所がわかりづらくなった。 「どちらにお住まいで?」 「喜連川の上河戸で。」 「ああ、喜連川ですか。」 これで、すくなくとも喜連川にいることは判ってもらえた。上河戸がどこかは判ってもらえないけど。 「どちらにお住まいで?」 「さくら市の上河戸で。」 「さくら市の上河戸というと、どのへんですか?」 「旧喜連川の北のほうで」 「ああ、喜連川ですか。」 ほら、私の住所の説明だけで2行も無駄になった。 相手の分もあるから合計4行も無駄になる。 これがお互い同一県内の比較的近隣の場所でだから4行の無駄で済むが、 他県など、遠隔地同士ならもっと判りづらくて、12行ぐらい無駄になりそうだ。 国の政策として市町村合併に交付金の餌をぶら下げたのは無駄を減らす為だったと思うけど、 そうは問屋が卸してくれない。 もっとも、私事の無駄なんか気にかける必要も無いけど。 でも今は、地方自治体の財政の健全化のために公共サービスの削減や地方税の増税など、 住民へのしわ寄せが多くなっている。 あ、いけない。無駄話が多くなってしまった。 本当は、冬の到来の話だった。 2007.01.04 異常気象のおかげでタイ焼肉 ほんとに異常気象です。 あたたかい。北風が吹かない。 流氷がもう観測された。山に雪が少ない。 今年だけならいいけど、今年だけのはずの異常気象が年々増えているような気がする。 気持ちだけの問題ではない、実際に増えているから騒がれているんだと思うけど。 自宅の庭に背の高いヒバが数本あります。 毎年剪定の為に高いはしごに登りますが、この時期だと季節風に吹かれてユラユラト揺れ、 結構怖い思いをする。それが今シーズンは無い。 登ったついでに日光、塩原、那須の連山を望見しますが、やっぱり雪が少ない。 日光の男体山、沢沿いが少し白くなっているだけ。あんなんじゃ、普段の初冬に同じ。 ほんとに、暖かい。 昨日のうちから家内と相談し、 昨日同様今日も暖かだったら昼飯は庭でタイ焼肉を食べようと決めていた。 天気予報によると今日も暖かそうだった。 家内は昨夜から肉の下ごしらえやスープ作りで忙しそうだった。 異常気象のおかげで今日もめでたく暖か。家内の苦労が報われた。 お昼からお客さんのお一人を招いて庭でランチです。 ビールも飲みました。 お肉も野菜もスープもお腹いっぱい食べました。 感謝です。 2007.01.01 新年明けましておめでとうございます サワッディービーマイカップ!! 皆さん、新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 今年の当サイトの目標は、へへへ、いろいろありますが、今は内緒です。 そのうちぼちぼち告知していきますのでお楽しみに。 さて、さっそくですが 昨日夕方から深夜にかけてバンコク都内数箇所以上で連続爆破テロが発生、 数名の死亡者と多数のけが人が出た模様。 31日のフセインの死刑執行のニュースをさまざまな思いで聞かれた方が多いと思いますが、 私は、この年末、嫌なニュースで暮れるんだな〜と思っていました。 タイでは深南部でのテロが激化、クーデターによる政権交代によって一時沈静化したものの 最近再び再燃傾向にあり、31日のこのニュースで何か起こるのでは と心配していたのですが… フセインの死刑執行が直接関係あったかどうかは特定できませんが、 多数の方が被害に合われたことはまことにもって遺憾であり、たいへんつらく思います。 昨日家内と、 2006年の家族の平和に感謝し、2007年も健康と平和であることを祈ったばかりなのに… |