高級タイシルク専門店サラ―マイタイみのや 時々日記 2009

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時々日記(店主の独り言と山やその他の日記)とお知らせ


2009.12.31 大晦日

あっという間に大晦日になってしまいました。
今月、冬至を過ぎてから確実に日は延びているようで(あたりまえか)、今朝も目が覚めたのが4時ごろ。
自宅の西側の窓から外を眺めると薄ぼんやり明るくなっています。
日の出にしては早すぎると思って外に出ると、ほぼ満月が西の空に浮かんでいます。
そりゃそうだよね、日の出の時間は6時50分頃だもの。
冬型の気圧配置が強まって日本海側、北日本では大荒れの天候が予想されますが、関東地方では晴天の予想のお正月。
この分だと、初日の出と初満月の出が期待できそうです。
いや、初満月の入りを西側で見た後、振り向いて、初日の出を楽しむか…
初日の出といえば、登山をして山頂でご来光と願いたいところですが、山は大荒れの様子。
山好きとしては、山岳遭難が起きないことを願いたいですな。
で、今年は、山好きなのに、1回も登山靴を履かない、山に登らないで終わってしまった1年でした。
昨年の今頃は、山スキーを楽しむ前にゲレンデでちょっとはトレーニングをしようなんて考えていたのに、
スキー場にさえ行かなかった。
今回の冬はどうなるんだろう。
体はなまりきってしまったので、足腰はぼろぼろ。
2箇所やり残して諦めてしまった大掃除ですら、若干の腰の痛みを覚えます。
何を隠そう、先週行った美濃の国の帰り、ふらっと立ち寄った松本城の天守閣、最上階まで登ったら大腿筋に痛みを覚えた。
上った標高差、わずか十数メートルだと思うけど…
1歩あたりの上下方向のストロークが大きいと負担かかるんだよね〜とか、言い訳をしつつ…
松本城やその近くの博物館でみた鎧とか、衣装とか、銃器、什器など、丹精こめて作られたものは時を越えてその良さを伝えています。
私が関わるタイシルク、マットミーもそんな運命にめぐり合えればいいなあと思いました。
忙しい年末、タイシルクの手入れや手抜き大掃除であっという間でしたが、
勘違いの賜物で早起きしたので、午前中もうひと頑張り、午後にはタイ寺でタンブン、そしてゆっくりと年越しをしたいと思います。
今年1年後愛顧下さった皆様に感謝しつつ、来年もよい年であるよう、
初満月の入り、初日の出にお祈りしたいと思います。


2009.12.24 もう年の瀬だ、いや、クリスマスイブだ

いや〜、速い速い。もう年の瀬、クリスマスです。
先月は茨城に行って、1泊の予定が2泊に。それでも時間が足りなくて銚子のサンマは諦め。
替わりに大洗で真ホッケの干物を購入。小型で、硬くて、味が濃くて、開いて干した部分が強烈においしい、
いわゆる北海道の太った縞ホッケとは対極の美味しさを味わえる、若き日の学生寮の食事を思い出させてくれる、
いい買い物をしました。
先週は美濃の国に。
高速が土日千円になってからというもの、行くだびに長野道の渋滞情報に阻まれて高速道路乗りっぱなしでの移動を断念していましたが、
今回は渋滞情報なし。折からの降雪を避けるため、国道19号も使わずに中津川まで中央高速を走るつもりで高速に乗りっぱなし。
ところがやられました。
長野道、トンネルの入り口が見えるところでいきなりストップ。
どうやら事故。
ピクリとも動かない。
警察が来るまでおよそ30分ほど、じっと我慢。
幸い負傷者もいなかったようで、横転して道をふさいだ車両を移動した後はスムーズに走れましたが、時間的メリットはマイナス。
距離も遠くなった分だけガソリン代も余分に。
予定より1時間ほど遅れて美濃の国に到着、2時間ほどの用事を済ませた後は塩尻へ移動。高速に懲りて、一般道で。
山中の道路を走行中、道路わきの木々に積もった雪がシャワーのように落下、車を直撃。
視界ゼロ。
ワイパーを動かしながら慎重に停車。
車窓から眺める分にはとても綺麗な雪のシャワーですが、自分がはまると、ちょっと怖い。
しばらく山にも行ってないので、久々のスノードライブにやや興奮。
日曜の夜帰宅してからも、やや疲れ気味でした。
あ〜、温泉行きたい。
でも、忙しいしなあ〜。
来年のタイシルク買い付けの予定を在タイスタッフ来日の予定や在日タイ人スタッフの訪タイの予定と絡めて効率よく決めないといけないし…
今はタイ国内のホテルも結構お徳なってるようなので、自由度は高いんだけど。
なんで、タイ人スタッフのタイ国内での宿泊を日本人の私が心配しなきゃいけないんだ、といった愚痴はあっちにほうっといて、
ホテルトラベルドットコムでも暇な時に覗いてみよ〜っと。
で、私が良く利用するホテルトラベルドットコム、下記にリンク貼っておきました。
ご自身で海外旅行のホテルを手配なさる方、使えますよ〜。

2009.11.16 秋は美味しい

1ヶ月以上更新をサボってしまいました。怠け癖というのは恐ろしい。
別に怠けていたつもりはなく、日常業務で忙しくて余力がなかっただけのつもりですが…
日記を更新する余力はなくとも、秋だから、食欲はあるわけで、そこそこ食べています。
まず、秋の定番、サンマ。
秋の深まりにつれて、スーパーで売っているサンマも太く立派になっています。
値段は逆に安くなっていて、1匹65円なんてときもあります。
その中でも特に立派そうに見えるのを2〜3匹選んで調理をお願い、刺身用に柵取りしてもらって購入。
柵取りまでの調理は無料なので、300円かからないで立派なサンマの刺身を家庭で楽しめる。
便利になったもんです。
昔は一般の家庭で新鮮なサンマの刺身を食べるなんて、出来なかった。
冷蔵技術や流通の発展の賜物。自民党政権の高速道路行政のおかげ?
で、贅沢なもので、毎週たらふくサンマを食べていると、さすがに飽きてくる。
脂が乗っていて旨い旨いなんていいながら、食傷気味。
たまたま茨城県行方市へ行く用事があったので、銚子が近いということで、銚子の情報を調べていたら、
サンマの刺身を酢で食べるような情報を発見。
11月の銚子といえば季節柄、土地柄、丸々と太った立派なサンマが近海で取れるらしい。
そこでの食べ方というので、旨いに違いない。
早速試してみました。
刺身を別皿にとって、レモンをぎゅっと絞って食べてみました。
旨かった。
塩を少し振ってみたらもっと旨いかとも思いましたが、レモンだけで充分美味しいので、あえて試さず。
醤油で刺身を食べていると、塩分の摂りすぎか、後から喉が渇きますが、レモンだけで食べる分にはその心配もないし。
家のタイ人スタッフも気に入った様子。
「今度、タイでもやってみるか。」とおっしゃる。
「タイまで生のサンマ、持って行けないよ。」と言うと、
「ちがう、タイ、魚の鯛。」
あ〜、そういえば、サンマに飽きたとき、鯛の味を覚えさせちゃったんだっけ。
鯛とレモン、合うのかな〜?
それに、鯛は安くないんですけど…

2009.10.15 渋滞にはまってみた

ちょっと遅ればせながら、先週末のことです。
館林と宇都宮に用事があり、ETCで高速1000円を利用しました。
行き、東北道上り方面は何も問題ないことは判っていましたが、問題は帰り、館林ICから宇都宮まで。
今まで、連休初日の午前中、東北道下り方面は渋滞がひどいことを上り車線を走りながらこの目で見ていましたから…
高速の渋滞がひどければ一般道を通ればいいようなもんですが、館林から宇都宮までは高速が一番の近道。
一般道を走るとあっちへ曲がりこっちへ曲がりで距離も時間も相当かかります。
で、ネットで当日の渋滞予報を事前に調べました。
私が館林から帰路となる時間帯、午前11時から鹿沼ICあるいは壬生ICまでの所要時間、
通常なら30分ほどのところ、50分弱かかると予想されていました。
ほんとかいな?
普段上り線から見ている渋滞、そんな生易しいものには見えないけど…
でも、一般道で走れば1時間半以上かかるところなので、渋滞といっても50分で済むならまだ利用価値あり。
私の仕事、40分で1000円は稼げませんから、費用対効果は悪いですが、当日はあっちこっち忙しいことだし、
たとえ渋滞していても高速のほうが体は楽だし、なにより、
渋滞予報の正確さの検証の為、体を張って社会実験に取り組むことにしました。
館林で用事を済ませた後、館林ICから東北道下り線に乗り込みます。
渋滞とわかりきっている高速に乗り込むの、あまり良い気持ちはしません。
で、程なく渋滞にはまりました。
でもさほどひどい渋滞ではなく、完全停止も2回ほど。まあまあ流れています。
先行の車に追突しないよう慎重に安全運転に励み、無事、鹿沼IC着。
結果。
予報どおりの所要時間でした。
たいしたもんじゃん。
これなら、使える。
これからもこの予報を活用し、最短時間、最小コスト、最低疲労度を目指したいと思います。
あ、でも、事故渋滞は予想できないんだよな〜。
過去の高速から一般道へのコース変更、全部事故渋滞がらみだもんな〜。


2009.10.05 お月見

先週末、10月3日の土曜日は中秋の名月ということだそうで、なんだか、
お団子を頂かなければいけなかったそうですな。
まあ、無理にでも食べろというわけでもないでしょうが…。
で、10月第一土曜日というのは土浦の全国花火競技大会でもありますし、
関係ありませんが、ご近所の矢板市でも花火大会がありました。
お団子、いや、お花見じゃない、え〜と、そう、それ、だから、お月見、
それか、土浦の花火か、矢板の花火か、どれを楽しもうか迷っていたのですが、
土浦は遠いし、矢板の花火は寒そうだし、結局、お団子、じゃないや、お月見に決定。
で、暗くなった頃を見計らって、いつも楽しんでいる近所の日帰り入浴施設、きみのゆへ。
そこの露天風呂にゆっくりはまって、居ながらではなく、湯ながらにお月さんを観察しようという高尚な企みで…
午後6時過ぎ頃に入浴、体を洗った後、露天風呂へ。
え〜、ここの露天風呂は、屋根はかかっておりますが、南側は全面があいていて、お月見には最適。
正面に高圧線の鉄塔が邪魔をしますが、まあ、そのくらいはご愛嬌、なんせ、湯ながらのお月見ですから。
で、熱くなくぬるくなくの湯に腰まで入ってお月見ですが、あいにくの曇天、それも相当雲が厚いのか、空は真っ黒。
浴場の照明のせいかもしれませんが、本当に真っ黒に見えます。この世の終わりかと思うほど、おどろおどろしい空の様子。
でも、ところどころに雲の切れ間があって、そのあたりは月の明かりで白っぽく見えます。
錯覚というのは不思議なもんで、闇夜の晩に小さい雲がそこかしこに浮かんで白っぽく見えているような感じ。
ま、現実とは真逆ですな。
で、じっと待っていると、その白っぽく見えている雲の切れ間から月の光が漏れ始まって、これがまた凄い。
曇天の日中、雲の切れ間から太陽の光が差し込むような、光のカーテンが差し込んできます。
で、ご本尊、満月の登場。端から徐々に現れて、しばしその全容を見せた後、また端から徐々に隠れていきます。
皆既月食。
はは、先日皆既日食を楽しむことができなっかたのですが、ここであだ討ち。
そんな大仰なことじゃありませんが。
そんな様子をよ〜く観察していると、なかなか面白いもんでした。
月あかりで白っぽく見える雲の切れ間、月が覗き始めると、ただ白いだけでなく、いろいろな色に輝きます。
虹のように七色といったわけには行きませんが、よ〜く見ていると、雲の切れ間の端の部分、当然、雲が薄くなって、
ちぎった綿菓子みたいになっている部分、ここがまるで彩雲のように様々な色に光ります。
ま、当然月明かりで弱いですから、彩度は低くて、よく見ないと判りません。
湯に浸かっていて暇なもんですから、よ〜く見ていたんで判ったんですけどね。
それに、月明かりの色。
通常、月の色、なんて言うんでしょうね、やっぱり黄色ですかね。
で、これも目の錯覚のせいだと思うんですが、月を待っている間に見える空の色があまりにも黒いんで、
いざ月が出てくると、生半可な黄色には見えない。凄い黄色。凄い黄色って変ですが、濃い黄色というか、
どっちかといえば、金色。
で、雲の切れ間から月が覗くとその周囲が彩雲のようにいろいろな色を帯びて、お月様は金色で、その明るい月のせいで
切れ間の周囲の雲が少し紺色っぽく見えて、
いや〜、なかなかおつなもんでした。
その色合いから、紺色の地に金色を主とした模様をあしらったタイシルクのマットミーを思い出した次第。
それはさておき、こんなお月様の楽しみ方もいいもんだと思いながら、
出ては隠れるお月見をゆっくり楽しみ、気がつけば30分以上湯に浸かってました。
満月の下に真っ赤な茹蛸が出現の図、お後が、あんまりよろしくないようで…


2009.09 もう、秋

先月の12日、快晴が続くようになったときに大気中の湿度が下がって、清々しくなった。
その時に早くも秋の気配を感じたんですが、
今は、すっかり秋。
一部の田んぼでは稲刈りも進んでいます。
で、家のタイ人スタッフ、
「秋の気配ね〜。」とか言ってる。
お〜、生意気に、タイ人に日本の秋の気配がわかるんかい、とか思ったのですが、
「お店行く、梨売ってる。美味しそうな〜。サンマも売ってる。美味しそうな〜。」
なんだ、食べ物で季節を感じてやがる。
「でも日本の秋、本当に良い、まだよくわからない。」
そりゃそうだろう、空気、日差し、空、虫の声、静かさ、月、雲、風の香り、日本人は繊細なんじゃ。
「ちがうちがう、サンマ、食べた。美味しい。幸水と豊水の違いも判る。でも、私、日本来る、まだマツタケ食べてない。」
お〜、そうきたか。
ごめんね。
今度タイに行ったら、ヌア(タイの北部、チェンマイを中心とした地方)へ連れて行くから、しっかりガイドしてください。
ヌアでは、中国産マツタケを売ってるらしいから、それでがまんな。
「ヌア行く、良いタイシルク無いな。仕事、どうする?。」
うわ、やる気満々じゃん。たまには、いいじゃん。
「タイシルク、本物、良い物、たくさん紹介、お客さん喜ぶ。私、日本の本当の秋、よく判る。みんな幸せな。
これからだんだん寒くなる。柿もおいしくなる。ブリの刺身も美味しいな〜。鍋、おいしいな〜。鯛、しゃぶしゃぶか?」
あ〜ッ、早くも私の心と財布に、秋風が吹きそうです〜。


2009.09.10 ドー(ク)・マリ

お題のドー(ク)・マリ、かっこ内のクは、発音直前に上あご沿いに飲み込んでしまってください。
で、マリはアクセントをリに置いて発音してください。
それであなたは立派なタイ語使い。
ドー(ク)・マリとは、ジャスミンの花のことです。
ご存知のとおり、とってもよい香りがします。
ジャスミン米もご存知だと思いますが、これ、タイ語だと、カオ・ホーム・マリ。
カオは米、ホームは良い香り、マリはジャスミン。
これであなたは立派なタイ語使いレベル2です。
理屈はわかるんですが、ドー(ク)・マリの香りとジャスミン米の香り、ちょっと違うような…
それはあっちに置いといて…
仕上げ洗いをしたマットミー・タイシルクを干そうと表に出たら、なにやら、とっても懐かしくて、良い香りがします。
この香り、何で懐かしいんだろ?
あ、そうか。
タイシルクの仕入れでタイに行って、お寺にタンブンに行った時にかぐ匂いだ。でも、何で?…
庭を見回すと、隅の方にドー(ク)・マリが置いてあります。
家内が近所の産直で鉢植えを売っていたので、3鉢買って来たとのことでした。
毎日可憐な白い花が一杯咲きます。
顔を近づけると、とってもよい香り。
タイではドー(ク)・マリの花、花びらがほんのちょっとだけ開いた時、まだつぼみに見えるような時に花だけ摘み取り、
プヮン・マライという花飾りを作ります。大小さまざまですが、一つの飾りで小さいものでも100個単位で花を使います。
この花飾り、お寺やお坊さんにお供えしたり、結婚式の新郎新婦に飾りとして持たせたり、
外国からの賓客をもてなす為にプレゼントしたりします。
タイに行かれた方なら、交差点で停車中、車の窓越しに売っているのをご覧になったこともあると思います。
まあ、膨大な数の花を使うわけで、
家の庭先に3鉢あって、一生懸命咲いていても高が知れていますが、
でも、やっぱり良い香り。
家内は鉢を大きいものに移しかえ、生産者の方から土まで譲ってもらってやる気満々ですが、
はたしてどうなることやら…。
いままでも、
蒔くのは家内、世話は私、いつしか家内は忘れてる…といったパターンが殆どでしたから。


2009.08.18 うめぼし

衆院選が始まってしまったので、高校野球のニュースがすっ飛んでしまっています。
もっとも、雨で二日も順延になっていたり、静岡の地震や盆休み中の渋滞などで影が薄かったですけど。
20年ほど前、日本全体が好景気で浮かれていた頃、また、
そのずっと以前の高度経済成長の時代には、ニュースって、明るいものが多かったような気がする。
それこそ、高校野球、プロ野球、相撲、芸能などなど、
まあ、いってみれば、お気楽極楽な時代だった。
で、スポーツ関連の明るいニュースと言えば、まあ、特別明るくもないかな?それにあまり関係ないけど、
ボルトの世界新記録。
9秒5といったら、私だったら、よーいドンでスタートして、6歩ぐらい走って、
足がもつれて、ころんで、照れ隠しにあわてて起き上がろうとしてもがいている頃。
そのころには、もう100メートル走りきってる。
たいしたもんです。
時速にして44キロ強ですって。
そこで、ちょっとまった〜と考えると、
マラソンランナー、2時間ちょっとで42キロ強を走りきるわけですから、
走る速さ、ボルトの半分弱。
そうしてみると、ボルトとマラソンランナー、どっちがえらいのかよくわかりません。
さらに、ボルト。
期せずして、GMのエコカー、ボルト。
さらに、映画のボルト。
この夏、3ボルトのそろい踏み。
なんかあやしいな〜。
もっとも、映画のボルト、すでに上映からはずれたところもあるようですが…
ちょっと遅れ気味な話題でした。
遅れ気味といえば、うめぼし。
毎年我が家では庭の梅ノ木から実を収穫。梅干と梅酒、梅ジュースを造っています。
今年は天候不順の為、ず〜と干せずにいました。
ところが、お盆休みになった12日から急に天候が安定、好天が続いています。
で、おととい、きのうと庭で梅干を干しています。
ん?梅漬けを干して梅干を作りました。
屋内に取り込んである夜は、家中に梅の香りが漂っています。
一粒一粒を丹精をこめて竹のざるに並べたり、ひっくり返したり、
紫蘇の葉も、ほぐしながら竹ざるに並べ、
手を真っ赤に染めながら、
暑い日差しと、香りと、ゆっくりとした時間をたのしみました。
タイシルクを根気よく手作りする時間の流れ、ちょっとにてるかな。


2007.08.12 ニホンカモシカ

ニホンカモシカなんてお題だと、久しぶりに山にでも行ってきたんだろう…なんて思うかもしれませんが、
ちがいます。
年のせいか大分物忘れがひどくなって、
別に、年のせいじゃなく、もともと記憶力は乏しいほうですが、
8月1日の出来事が8月4日にはもう思い出せなくて、更新できずにいました。
で、やっと思い出したのが、ニホンカモシカ。
8月1日から3日にかけて、私の家族と知人とで所用の為美濃へ行ってきました。
車で走り始めてすぐ、知人から「ルートはどこですか?佐久を通りますか?」との質問があったので、
「東京経由、中央高速は混んだらリカバリー出来ないので、上信越を使います。佐久、通りますよ。」
と、答えました。佐久は上信越で通過、一般道に下りるつもりはなかったのですが、コーヒー好きの知人が、
「実は佐久に美味しいコーヒーを出す店がありましてね、そこで一杯やりましょう。」とおっしゃる。
お酒だったら一杯やるのは結構なんですが、まあ、私もコーヒー嫌いじゃないし、
高速1000円じゃなけりゃ、通常のルートなら、もともと佐久で一般道に入るわけだし、
人の話は聞いてみろ、馬には乗ってみろ、コーヒーは飲んでみろ、ということで
佐久で一般道へ。途中、そのお勧めのお店に立ち寄って、ゆっくりとコーヒーを頂きました。
で、そのコーヒー、ではなくて、ニホンカモシカ。
コーヒーは、そんなに詳しくないですから。ニホンカモシカも、あまり懇意にはしていませんけど。
佐久からは和田峠を経由、諏訪を目指します。
で、望月トンネルの佐久側、県道と国道142線の交差点で信号待ちで停車中のこと。
助手席で家内が「あッ、いのしし!!!」と叫びます。
指差す方向を見ると、交差点のすぐそば、国道の道路わき、ガードレールから10メートルほど離れた山すそに、
なにやら中型の動物が…。
いのししじゃありません。
なんだあれ?
交差点通過後、車をそっと路側に寄せ停車、よく見ると、ニホンカモシカです。
おいおい、ちょっと待ってよ、何でこんな低いところにニホンカモシカがいるんだよ、
ほんとはもっと高いところに居なきゃだめじゃん、ほんとにニホンカモシカ?
と疑ってみましたが、やっぱしニホンカモシカです。
ゆっくりと草を食べている様子で、行きかう車は全然平気な様子。
こちらを警戒する様子もなく、のんびりしています。
長年の登山でも、ニホンカモシカを目撃したのは2,3回。
いずれも遠目の距離。
いずれもニホンカモシカは警戒心満々。
こんな人里で、人をなめきった姿、ほんとにニホンカモシカ?
でも、多分、ほんとにニホンカモシカ。
特別天然記念物。
昨夜、ネットでちょこっと調べましたが、
一時絶滅を危惧されたニホンカモシカ、特別天然記念物に指定されてからは個体数の回復が
結構進んでいるらしい。生息地は標高1500メートルから2500メートルの山岳地帯のはずですが、
数も増えれば中には変わり者もいるかも…。
冷夏だから、人里まで降りてきても平気だったのかもしれません。
ま、ちょっとびっくりしましたけど、ひさびさに珍しいのを観察させてもらいました。
自分の視力と記憶力により一層の嫌疑を増やすことにもなりましたが…


2009.07.31 ソムタム(青パパイヤのあえもの)

先週末は映画を見に行ってきました。
何を見たのかは内緒ですが、まあ、面白かったです。
ようやくその映画(シリーズ物)の世界観がわかってきた。
今、あの映画を思い浮かべた人は、はずれです。多分…
で、感心したのが映画のチケットの入手方法。
去年から利用していますが、映画のチケット、ネットで予約購入しています。
会員番号とパスワードでアクセス、見たい映画、希望の上映時間、シートまでピンポイントで予約できます。
ポイントも多めにつくし、
混雑する映画館でチケット購入の為に並ぶ必要もありません。
上映時間少し前に行って、足を前に投げ出せるシートに座って、ゆっくり楽しめます。
ネット、便利です。
で、映画を見た後、併設されているショッピングセンターをブラブラ。
暑い日中を冷房の効いた場所ですごす作戦です。
そしたら、
マラコー(青パパイヤ)が並んでいます。
以前もあったので、内心、狙ってはいたんですけど。
こんなもん、誰が買うんだろ?
タイ人しか、食べ方知らないんじゃない?
こんなに並べておいて、商売になるんかね〜?
と、要らぬ心配、勝手に無責任な態度を取りながら、
2個、購入。
はい、こんなもん、私が買いました。
で、帰宅して、料理はタイ人スタッフにおまかせ。
シャワーを浴びて、
辛くて旨みの濃いソムタムをつまみに、
冷たいビール。
当然、とれたての枝豆、オクラのしょうゆ漬けもあります。
幸せは多くを語る必要なし。
ただただ味わうのみ…


2009.07.22 枝豆

北海道トムラウシ山で悲惨な遭難があったり、山口県で水害があったり、衆議院の解散があったり、
今日は日食までありました。
日食、私は日蝕と表記するとばかり思っていましたが、日食なんですね。
多分、蝕という漢字、常用漢字ではないからだと思いますが、日食だと、なんか紛らわしいです。
ネットのニュース、見出しを極限まで切り詰めますから、
使われる漢字の表記が紛らわしいと、見出しだけではとんでもないことを想像したりします。
「日食、中国で人工消雨を計画」なんて見出しがありましたが、
日清食品が穀類の栽培の為に降水量を管理する計画でもあるのか?とか思ってしまいました。
淫や呪といった漢字の使用にも学校がわから注文が出たりしているそうで、だんだん住み難くなるような気がします。
そういったつまらないことを気にしている人たちがいることを気にしなければ、
人生はまんざらでもありません。
作者を指定買いしている近所の産直、空芯菜も、オクラも、枝豆も出回り始めました。
空芯菜の件は先日の書いたとおりですが、
今日は枝豆です。
綺麗な緑色で、丸々と太った枝豆を夕食で食べました。
目に鮮やかで、香り豊かで、甘みが強い為うす〜い塩味でも充分においしくて、
一粒一粒が大きく成熟しているので食感も豊か。
幸せです。
食感が豊かといえば、
サントリーから新発売の発泡酒、「YUTAKA」、結構美味しい。
キリンと統合するとどうなってしまうんだろう?
今更ながら、キリンとサントリー統合のニュースの大きさに気がついた?
常々、本物が良い、なんて言っておきながら、発泡酒の心配をして格好悪いのですが、
仕事では本物の手作りタイシルクを扱っているし、食事も良い野菜を摂っているし、
息抜きぐらい、いいじゃない。


2009.07.14 やっぱりエビス

解散総選挙だとか、キリンとサントリーの合併だとか、とかく世間は騒がしい。
1万円を目指していた日経平均も再び9000円近くまで下落、円高も再燃している。
100年に一度の金融危機も、今はマスコミから一時避難、政権与党の議員から聞こえる声は、
「このままでは(私の政治生命が)危ない。」ばかり。
富士山の5合目の駐車場で落石があったり
(あ〜、あなおそろしや)
くら〜いニュースばかりです。
こんなんじゃあ、1杯飲まずにはいられない、梅雨明けして暑いことだし、
空芯菜はあることだし、
冷たいビールをゴクッと…
ということで振り出しに戻り、昨日の続きです。
空芯菜のツマミにビール、あれ、反対だ、あれ、でも、どっちが正しいんだろう?
ビールを飲むなら空芯菜ではなくて、空芯菜を食べるならビールが必要といった感じなのですが、
スーパーでビールを買おうと思ったら、なんとなくエビスが気になる。
私がエビスを飲むときは製造後2ヶ月以内と決めていますが、
そんなに新しいエビスにめぐり合うことは稀。
最近は、はなっから諦めてエビスを手に取ることも無かったのですが、
どうも、なんとなく、並んでいるエビスの500の缶、最前列左端の奴が気になる。
で、おもむろに手にとって缶のそこを見ると、6月下旬の生産。
やった、久しぶりに新鮮なエビス。
念のため他の缶も確かめると他は全部5月上旬。
迷わず、最新の1本だけ買って帰りました。
最近は体調の変化か、ボディのどっしりと重い、ピルスナータイプのビールはちょっときつすぎると思っていましたが、
晩酌で飲んでみると、
やっぱし旨いわ!!
久々に舌の上に黄金のピラミッドが建つ感覚。
私の体もまだいけるか?
やっぱしね〜、タイシルクもそうだけど、丹精のこめられた、正当の、本物は、いいもんです。


2009.07.13 出ました!空芯菜

先週あたりから、スーパーで空芯菜が出始めました。
例年スーパーで売りに出されている空芯菜は茎が細く、葉も小さいものが多いのですが、
今年のそれは茎も葉も立派なものです。
いつも買う産直ではまだ出ていませんが、産直より多少高くとも、ほうっては置けません。
さっそく購入。
この週末は久しぶりにどこにも出かけなくてよい週末だったので、
家の中を片付けたり、洗車をしたり、日中充分に汗をかき、
夕方からパッ・パクブン(空芯菜の炒め物)で1杯。
太目のパリッとした茎はかみ締めれば柔らかく、柔らかな葉の部分は炒めた汁を充分に含んで、
赤唐辛子の辛味が調味料(醤油、オイスターソース、豆醤、ニンニク)の旨みを胃袋に届けてくれます。
適当な長さにちぎってある茎の部分と炒め汁を充分に含んだ葉の部分を皿の上で一口大にまとめ、
香辛料として入っている赤唐辛子(もちろん、きざんであります)をひとかけら乗せて、
さらに茎の芯の空洞にも炒め汁が入るようにしてから口の中へ。
そして冷たいビール。
幸せです。
程よく酔ってからは、
カオ・トム(ご飯粒の形が残っているおかゆ)。
味付けのおかずは当然空芯菜。
おかゆは、病人の為のものだけではありませんね。ほんと、滋養にいいです。
タイシルクを買い付けに行けば、必ず1度は食べるメニューですが、日本で食べられのは今の時期だけ。
来週も食べたいと思います。

2009.07.09 美味しくなかった、もとい、私には合わなかった。

前回からの流れで、ビールからつまみへと来たので、再び、飲み物へ…
ペプシの季節限定商品、紫蘇風味なんですが…
ネットでその存在を知って、興味がわきまして。
例年この季節に限定品を販売しているそうですが、今まで試したことはありませんでした。
今年の紫蘇風味、偶然その販売を知ったのですが、紫蘇、好きですから一丁試してみようと思いまして…
ネットでの情報では500mlの希望小売価格が148円とのこと。
少々高いですが、限定品だからしょうがないかと思っていました。
先日、普段から利用しているスーパーへ行くと大量においてありました。
500mlで98円。
いっぱいあるし、予想に反して安いし、なんだかありがたみがないなあ〜なんて思いながら、
試しですから、1本購入。
色は、メロンソーダみたい。
帰宅して、よく冷やして、早速飲んでみましたが、
う〜ん、微妙。
香りも味も紫蘇風味なんですが、
でも、ペプシですよねえ。
やはり、コーラの風味を期待してしまっているし、
色がメロンソーダなので、目にしたとたん、一定の甘さを体が期待しているし、
飲もうと思って口元に運んだときの香りと、
口に含んだときの紫蘇の味が、
完全に期待と反対方向で、個人的には失敗でした。
148円じゃなくて、98円で、よかった。
スーパーの仕入れ担当、読みが鋭い?


2009.07.07 美味しいものが…

いろいろあって、ちょっとご無沙汰してしまいましたが、
前回が食べ物の話題で終わったので、そのながれで…
一番お気に入りのビールだったアサヒのプライムタイムが今年の2月で生産中止。
その後釜で発売されたザ・マスター、さっそく味見してみました。
原料が麦芽とホップと水だけ、正統派のビールです。
しっかりとしたボディと深い味わいを持ったいいビールでした。
でも、私が年をとったせいでしょうか、それとも、プライムタイムのやさしさを知った後だからでしょうか、
ちょっとばかりハード。
プライムタイムの心地よい味わいが懐かしく思えます。
正統派のビールにやさしい心地よさを求めるようになったの、この1年ぐらいい。
以前好きだったエビス(製造後2ヶ月以内に限る。それ以上古くなるとせっかくの風味がだいなし)やプレミアムモルツも、
最近はきついです。
タイは若いうちに行けという言葉があるそうですが、
正統派のビールは、若いうちに飲め、と言いたい。
青年は無理をしても人格成型に勤めるべきです。
ビールが人格に役立つかって?
大いに役立ちます。
うん???
で、
ビールと言えばつまみです。
5日の日曜日は家内が近所の産直で取れたての枝豆とキュウリとミョウガを買ってきました。
キュウリとミョウガは」塩もみ。
枝豆は茹でて晩酌のテーブルへ。
梅雨でじめじめと蒸し暑い1日の晩酌のつまみとして、キュウリとミョウガの塩もみは体をクールダウンしてくれるし、
枝豆は滋味豊か。
枝豆は少し季節が早いせいか、やや、痩せ気味なものもありましたが、
獲れたての冥利、畑の土の滋味を感じさせてくれました。
冷凍で売っているスーパーの枝豆、チェーン店の居酒屋の枝豆、酒のつまみとしては上等ですが、
感動はしませんものね。
例年指定して買っている畑からはまだ産直に出荷されていないので、
本当の感動を味わうのはもう少し先ですが、
う〜、とても楽しみ。
はーや〜く〜来い来い、夏休み〜。
そうだ、もう少しで、空芯菜やオクラも来るぞ〜。
なんだか、
毎年同じだな〜。


209.06.12 蓮の花

のんびりしたいと言っておきながら2回続けて忙しい話を書いてしまいましたので、
今回は寡黙に、これ…





これ、2004年のちょうど今頃、タイシルクの買い付けに行った時に撮った写真。
タイシルクの買い付けが終わって、現地での検品、洗濯と糊落としなどをやっている間、暇を見て散歩に出たときの写真です。
街中の通り沿い、ある商店の表においてあった蓮ですが、
暑い日中に散歩をしても、こんな光景でとっても癒されました。
アップで見ると…





こんなかんじ。
蓮って、
見ても食べてもいいですよね。
あ、食べるって、レンコンは勿論だけど、
蓮の実のことね。
タイでは蓮の実、花托を茎がついたまま束ねて市場で売ってます。
それを買ってきて花托から実をほじって食べるわけですよ。
旨いかって?
う〜ん、食感は銀杏、味は、まあ、おいしいけど、ちょっと青臭い。
まあ、健康的な感じ?


2009.06.22 夏至

昨日21日は夏至だったんですね。
夏至と言えば思い出すことがひとつあります。
20年ちょっと前、私が山歩きを始めて間もない頃のことです。
ある日曜日、ゆっくり起きて、部屋の掃除や洗濯をして、のんびりテレビを見ていたんですが、
なんとなく面白くない。充実感、満足感がない。
ふとその日が夏至であることに気がつき、天候も梅雨の割りに安定してるし、
「よし、山に行ってやろう。」
そう思ったのが午後の2時40分ごろ。
ザックに非常食や雨具、懐中電灯を詰め込み、車に乗ってアパートを出発したのがちょうど3時。
日光の太郎山を目指しました。
道路に混雑はなく、奥日光の光徳牧場に着いたのが5時ちょっと前。
「よし、7時までは明るいから、何とか山頂までいけるか?
行けなかったら、時間で切って、6時15分まで登り、その後は下山。」と決め込んでスタートしました。
結局太郎山手前のピーク、小太郎に6時ちょうどに到着。
そこから太郎山頂上まではやや細い尾根もあるので諦めることにして、小休止。
暮れていく日光の山々を一服しながら静かに眺めました。
たった10分でしたが、とても静か、安らかで贅沢な時間でした。
で、6時10分頃には下山開始。
当たり前ですが、だんだん暗くなります。
日暮れもそうですが、山の下部、光の入らないところへ降りていくわけですから当然です。
最後の沢沿いはさすがに懐中電灯のお世話になりました。
でも、真っ暗になる前に光徳に到着。
温泉も入らず、飯も食わずに帰宅しました。
若気の至り、ずいぶん危なくて忙しい山行をしたもんです。
今は、
絶対無理ですね…
体力なくて。


2009.06.16 リニア新幹線

今日、リニア新幹線の記事を新聞で読みまして、東京、名古屋間のルートがあーだこーだということで…
リニア新幹線のことは、夢物語ぐらいにしか思ってなくて、たいしたもんですね、いつのまにか実現に向かって計画が進んでいる。
磁石の力を使って浮かんで走るだなんて、そりゃ、科学を突き詰めればできないことはないと思っていましたけど、
まさか、もう実用化とは、おそれいりました。
もっとも、タイに行く(何もタイに行くに限ったことではありませんが)飛行機だって、
金属の塊が(ここ、大事。鉄の塊と言わないところが私のインテリ)空を飛ぶんだってたいしたもんなんですが、
東京から名古屋に行くのにわざわざ少しだけ浮いて、時速500キロで飛ぼうってんですから恐れ入りやってもんです。
なんでも、最短のルートで決定した場合、東京名古屋間がおよそ40分で結ばれるってんですから、飛んでる価値がありますな。
このルートに興味があったのは、私の履歴のせい。
私、学生時代は中央線を使って岐阜と茨城を行き来してましたし、
バイクや車に乗るようになってからは、諏訪から塩尻を抜けて木曽谷を通っていました。
リニアが一番の迂回ルート(木曽谷経由)を通ると、駅(1県1駅になるそうですが)の場所にもよりますが、
私の故郷まで半日かからないで行ける様になってしまう。
昔は夜行列車で12時間かかったのに…
最短ルートを通ると、南アルプス山脈のどてっぱらにトンネルを掘るわけで、
山屋として、
あ〜、ついに南アルプスにも穴が開くのか…なんて思ってしまう。
のんびりした昔を回顧していても始まらないのですが、
私はできればのんびりとしていたいですな。
昔自分が徹夜で走っていた国道や、寝ないで車窓に顔をくっつけていた夜行列車の在来線、
将来、家内や子供に私のオールドルート、クラシックルートとして案内したいと思っています。
で、
日曜の続きですが、梅干と梅酢を仕込みました。
梅干が4.5キロ、梅酢が1キロです。
美味しくできるまで、のんびり待つつもりです。

2009.06.14 草刈、梅もぎ

昨日13日の土曜日は久々に特定の用事のない1日。
で、朝寝を決め込み、起床は8時。
のんびり朝食を頂いて、ネットを巡回。
天気予報によるとここ数日間では貴重な晴れ間らしい。
晴れ間といっても、実際の天候は曇り。夕方から弱い雨の予想。
これは外の仕事をするには絶好です。
課題は、梅もぎ、草刈、枯れ草の焚き火。
梅もぎは、シーズンですから、当然。庭の梅ノ木から収穫。
家内の友人とそのお子さんを呼んで、昼食を一緒に食べて、お腹休みをして、いざ、開始。
梅ノ木に上ったり、虫取り網を伸ばしたり、脚立に上ったり、1時間ほど大騒ぎ。
収穫は大きな梅が3.5キロ。去年の3分の1ほど。蜂が少なかった影響?
しょうがないので産直で買って補充、梅干と梅ジュースを造る予定です。
で、次が草刈。
本当なら庭は草むしりが良いんでしょうが、そんな時間と体力はありません。
刈り払い機で2時間弱、生垣の根元、庭木の周囲、芝生とは呼べない芝の庭、家屋の周囲、裏の空き地、
じっと地面と向き合っていました。
地面はさっぱりしたのですが、対照的に、庭木の荒れ具合が気になります。
庭木にも鋏を入れなきゃ、と思うのですが、今の時期、1週間もすれば再び地面は草ぼうぼう。
寒くなるまで、追いかけっこは続きます。
最後は、焚き火。
枯れ草の焚き火は、3週間ほど前に庭木を剪定した枝や、庭や家の周囲を草刈した草を集めておいたもの。
好天後、乾いている状態で燃して、燃え終わる頃に雨が降ってくると火の始末が安心。
燃やしてる間は無風ではだめだけど、強風、突風はもっとだめ。
なかなか安心して火をつけられるタイミングはないけれど、今回はまあまあ良い感じ。
一応、水道からホースを伸ばして、いつでも消火できる体制を整えてから点火。
最近の雨で乾ききってはいない為、くすぶりながらも燃えていく。
煙にいぶされ、火の熱さを肌に感じ、自然に吹く風に敏感になりながら炎を見つめます。
背中の汗が冷やされる反面、体の前面は炎にあたって熱い状態。
ゆっくりタバコをふかしながら、時間が過ぎるのをのんびり楽しみます。
以前山小屋で焚き火をしたことや、タイシルク研究の旅の途中、タイの田舎でのんびりしたことなどを思い出します。
そんなんしていると、あっという間に時間は夕方。
天気予報では夕方には弱い雨が降り出すはずが、空には雲の切れ間さえあります。
ま、天気予報、外れることもありますって。
火も消えかけたし、まあ、いいか。ということで、家の外仕事の1日でした。

2009.06.08 ほたる

昨日の夜ですが、蛍を見に行ってきました。
車で5分ほどのところに、蛍の里があるのですが、今まで行ったことがありませんでした。
田んぼの横の用水が源氏蛍の群生地になっているんですが、夜8時ごろ行ってみてびっくり。
長さ40メートルぐらいの用水沿いに、蛍が群れ飛んでいます。
用水の反対側、車道をはさんだ田んぼや山の木立の中にも飛んでいます。
じっと立ち止まって見ていると、私の服にも止まったり、袖の中に入ってきたりもしました。
天候もちょうどよく、暑くなく、寒くなく、静かな山里の中で群れ飛ぶ蛍の光を静かに鑑賞できました。
いろいろと忙しく、体も気持ちも疲れていた週末でしたが、薄緑色の蛍の光にすっかり癒されました。
おかげで帰りは気分爽快。
しばらく山にも行っていませんが、自然の美しさに癒され、本当に感謝です。


2009.06.04 ねぎとうがらし

先日書いた北朝鮮のやんちゃぶり、諸外国の皆さんには見事に無視されたようで、それっきりでしたね。
今ではむしろ後継問題のほうが取りざたされていますが、日本の議員の後継問題は、
マスコミをはじめ、まともな議論はされていないようです。
その一方、総務大臣は正義を振りかざしていますが、背景にある問題を明確に説明しているわけではないので、
冷やかし半分野次馬気分で冷静に見守っていると面白いと思います。
そんな騒がしい日常、梅雨入りもすぐそこ、蒸し暑かったり薄ら寒かったりするなか、
体力の維持の為にはやはり食べることが大事。
そんなわけで最近はまっているねぎとうがらしについて少々…
ねぎとうがらし、最近まで私は知らなかったんですが、
ねぎを細かく輪切りにして、赤唐辛子のみじん切りと混ぜ、調味液で味付け、漬け込んだもの。
調味液のベースは、多分、出汁、醤油、塩。甘味料も入っているかも。
唐辛子とネギの割合は4分6ぐらい。
味は、ネギの味、辛味、出汁、調味料の味が渾然一体、辛いですが結構美味しい。
そのままつまんで酒のあて、白いご飯に乗せて海苔でくるんで食欲倍増、サラダうどんにもOK。
生揚げをあぶったのに乗せて、冷奴にももってこい、納豆に混ぜてもGOOD。
一番のお気に入りは豚シャブ。つけダレは大根おろしにポン酢と一味。
大根の極薄輪切りも一緒にしゃぶしゃぶして、
大根の輪切り、豚肉をたれにつけ、ネギ唐辛子を載せてから海苔でくるんでいただきます。
あ〜、豚肉の甘みが際立って、なんぼでもいけます。
冷たいビールは必須。
美味しいものたくさん食べて、夏に備えたいですな。
あ、ちなみに、ネギ唐辛子、メーカーによって結構味が違います。
できるだけまがい物が少ない、いいものを選ぶこと、とっても大切。
何を選ぶときも、同じですな。


2009.05.27 やっちまった

え〜、なにやら北朝鮮が物騒なことになっているみたいで、
単なる外交カードとして振り回しているだけならまだしも、
今日の発表、そんなことではすみそうもない、カードとは呼べないことのような気がするんですけど…
やっちまったんじゃないの?
韓国の元大統領の自殺についても何か関連がありそうで…
おっと、こんな私見、言っちゃいけませんね。やっちまった。
今日の昼、外出をしていまして、昼飯時になりまして、なんか、とんかつを食べたくなりましてね。
先日、野菜の季節なんて言っておきながら…
で、気の利いたとんかつ屋がなかったもんですから、
私も気が利いていないんで、スーパーで弁当を買うことにしたんですが、
スーパーの弁当売り場、たくさん種類があっていいですね、庶民の味方ですよ。
とんかつの弁当、ベーシックな物の他、みそとか、おろし和風とか、いろいろあったんですが、
中でも目を引いたのが、「とんかつゴマソース」と書かれたたれが入っている弁当。
お〜、おいしそうじゃん。食べる前にソースをかけてくださいっていうことは、衣の食感を大切にしてるってことだな。
てんで、それに決まり。なぜか、値段も安い。
で、いざ食べようと思って包装のラップをはがしにかかったんですが、
あれ?れれれれ?
商品名、消費期限、値段などが書いてあるラベルに、チキンカツと書いてある。
道理で安いわけ。
やっちまった。
まあ、いいか。それなりに美味しいし…。
それにしても、チキンカツ弁当のたれに、「とんかつゴマソース」を入れる弁当屋さんの手腕、まいりました。


2009.05.23 野菜の季節

私の住む地方では、ようやく、1日中半袖、というか、Tシャツ1枚で過ごせるような陽気になりました。
今日も1日、熱くもなく寒くもなく、とてもよい陽気でして、ということは、野菜のシーズン到来がもうすぐそこに…
案の定、家内が近所の産直に出向いて買ってきたものは、新じゃが、新たまねぎ、生姜、etc…。
夕方、6時頃、まだ明るい屋外のあかりでシャワーをゆっくり使い、
冷たいビール、フライドポテト、たまねぎのサラダ、味噌付き生姜の生噛りで晩酌です。
まあ、満足。
まあ、と言ったわけは、やはりいずれもまだ若すぎ。
豊かに実った味のふくよかさは、まだ、少し足りない。
でも、良しとしましょう。
これから、キュウリ、枝豆、ナス、その他の野菜、そして空芯菜、熱い気温と渇いた喉に必須の冷たいビールの季節がやってきます。
毎年のことながら、楽しみですね〜。

2009.05.20 タイ航空タイ国内線スワンナプーム全線乗り入れ

3月頃に少し触れた話題ですが、タイ航空(以下、TG)のタイ国内線が全線スワンナプーム新バンコク国際空港に乗り入れしました。
もうとっくの昔、4月からですけど…大分古い話で申し訳ありません。
スワンナプームの使用が始まった時、TGは全線をドンムアンからスワンナプームに移しました。
その後、スワンナプームの施設の不備や混雑に対応するため(施設使用料など、軍関係の利権の調整の為との説もあります)、
チェンマイ便、プーケット便など、海外からの接続需要の多い一部便を除き、国内線をドンムアンに戻しました。
ところが、3月の赤服組の騒動におおよそ見切りがついた頃、3月月末から全国内戦をスワンナプームに戻す予定とTGが発表。
政府筋から慰留の調整もあったようですが、即実行してしまいました。
スワンナプームの利用が始まる前、私はタイに行くのにTGを利用。
往復とも午前便、拠点とする地方都市まで国内線を使って片道1日で移動していました。
その後TGが成田便のスケジュールを変更、復路はバンコクでの1泊を余儀なくされました。
これはスワンナプームに全線移行したあとも同様。
ところが、地方都市への国内線のみがドンムアンに戻されると、スワンナプームとドンムアンの間の移動時間が問題で、
往路もバンコクでの1泊を余儀なくされることに…とても不便だった。
おりしも、原油高騰でTGの燃油サーチャージが他社より高くなり、タイ国内線の便数も減少。
高い運賃を払って、スワンナプームからドンムアンへ決死の覚悟でタクシーを飛ばしても
1日で日本の自宅からタイの拠点まで移動することが不可能になった。
やむなし、成田で搭乗した瞬間から味わえる微笑の国タイランドのサービスはおあずけ。
他社の安い便で移動。浮いた運賃でゆっくりホテル泊。
復路は帰国直前まで時間を有効利用、夜行バスでバンコクまで移動、午前便で帰国と相成った次第。
で、国内線全線がスワンナプーム利用となった現在はどうか。
往路は安心して国内線への乗継が可能。1日で自宅からタイの拠点まで移動できる。
復路は…やはりTGの国際線のスケジュールと国内線の便数減少がネックとなって、1日での移動は無理。
う〜ん、考えどころ。
TG機に乗り込んだ瞬間から始まるタイのおもてなしは捨てがたいんですけどね〜。

2009.05.15 いろいろありました…

おひさしぶりでございます。気がつけば1ヶ月も放置してしまいました。
この間、いろいろありまして…
といっても、私のことではなく、世間のことで、そりゃ、世間では、色々な事があるのは当たり前でして…。
まず、ゴールデンウィークの高速道路、渋滞がすごかった。
私も例年のごとく上州、信濃を通って美濃の国へ、帰りは信濃から越後を経て帰ってまいりましたが、
行きの上信越道、事故で通行止め。
1000円で乗り放題だからず〜っと高速で行こうと思ったのに、いつも高速を降りる佐久の一つ先、
東部で降りる羽目に…   これ、遠回りしただけ。
翌日の上信越は佐久近辺で災害による通行止めだって。さっぱり役に立たない。
信濃から越後に行くのに、1000円ならってんで高速に乗ろうと思ったら、事前の情報でやはり渋滞とのこと。
147号線のほうが渋滞なし、距離は短く、時間も同じ。よって高速は使わず。
例年だと上越でさらに1泊、信濃経由で帰ってきますが、今年はホテルも予約取れず、
高速(磐越道)経由で帰宅することに。
例年ならホテルにチェックインする時間に北陸道に乗り、順調に走行。
事前のチェックで渋滞はないはず。
磐越道に入ってからは西進方向は渋滞するも東進方向は渋滞なし。
東北道上り車線は那須から渋滞。ここはもう庭先と同じ。一般道で帰宅。夜の10時になりました。
やはり、災害に強い道路網の整備とか、高速道路は全線繋がってはじめて利用価値があるとか、
渋滞緩和の為車線の拡大とか、道路財源確保の掛け声が聞こえてきそうな予感。
それにしてもETC、渋滞軽減の方策のはずだったんだけど、なんか、違ったような…
で、次に政局。
ある意味、とっても元気な方が急に入院したと思ったら辞任しちゃったり、
15兆円とか言われただけで実感も使い道を想像もできない(財布の中の15000円とは桁が違いすぎる)
補正予算(この中に、15兆円の中ではほんのわずかに過ぎないけど、財布の中には絶対入らないほどの
巨額で、無駄で、天下り用の予算もあるらしい)が衆議院を通過しちゃったり、もう、むちゃくちゃです。
政治家の発言は、
「このままでは選挙に勝てない。」
(即ち、大切なのは私の議員生命)とか、
「選挙の後ではこの法案はとおせないから今やっちゃえ。」
(即ち、今の政権は国民の信を得ていないけど、??の為に、どさくさにまぎれて今のうちにやっとこう)
こんなんばっかり。
このままでは国家の将来が危ないとか、いかなる反対にあおうともこの法案は国家に有益であるとか、
そんな信念に満ちた政治家らしい発言は一つも聞こえない。
さらに、景気。
百年に一度の不景気のはずだけど(100年前から経済に真摯に向き合ってきた人、誰か居るの?)
ゴールデンウィーク中の人出や、インサイトやプリウスの受注台数や、省エネ家電への関心など、
政府の経済対策が功を奏しているのか、結構盛り上がっているように見える。
でも、本当に景況が悪い人はいくら補助を出してもらっても何も利用できません。
株価も底を打って上昇に転じつつあるように見えたりしてるけど、どうなんだか?
さっぱり実態が見えません。
自己嫌悪。
ついでにインフルエンザ。
思ったほど毒性が強くなくてよかった。メキシコでの死者の数はいったいなんだったんだろう。
ゴールデンウィーク前は、「下手に外出できないぞ」と警戒していたけど。
でも、ついに、というか、当然、日本国内でも国内での感染が確認されそうな雰囲気。
従来のインフルエンザだけでも充分予防に気を使わなくちゃいけないのに、
また種類が増えちゃった。ギャンブルみたいな予防接種の受け方はできないので、
自分の体力頼み。
規則正しい生活で体調管理を怠らないようにしなければ…
これ、一番苦手。


2009.04.15 赤服デモ終了

とりあえずデモは終わりました。
タイにとっても、アジアにとっても、世界にとっても、そして私にとっても、
想定していた最悪の結果にならずに良かった。
尻切れトンボになるのも想定内だったけれど…
どうして早く終わったか?
悪いことをしたと反省した?  ありえない。
道義的に勝ち目が無いと思った?  道義は初めからなさそう。
物理的に勝ち目が無いと思った?  これはありか?昨年の黄服のときとの差、タイの民主主義の未熟を露呈。
資金が無くなった?  多分、これだな…  今後にも注目。最悪の結果に向かって動くシナリオの芽は、まだある。

2009.04.13 訪タイ記ちょっとおやすみして、その他

タイがまた大変なことになっているようです。
赤シャツ(元大統領、タクシン氏に同調するグループ)の活動が激化、ASEANを中止に追い込み、
バンコク都内などでデモや道路封鎖を行い、強制排除を行う軍と衝突している模様。
現地での噂によると、ニュースで報じられている以上の人的被害が発生しているとのことです。
空港の閉鎖などにはいたっていないので前回より平穏そうに見えますが、
タクシン氏必死の起死回生策のようにも見えますし、そのバックのことまで邪推憶測深読みをすると、
慎重に事態を見守ったほうがよさそうです。
もっとも、
今までは、
慎重に見守っていて肩透かしを食ってばかりでしたけど…


2009.03.23 まだ続く訪タイ記その9

株、為替、太郎と一郎、WBCなど、いろいろ、怪しかったりにぎやかだったりしています。
怪しいと言えば、ETC。何でこんなに普及を促進するんだろう?しかも姑息な手口で。
景気浮揚の為に高速代を値下げするなら、ETC付けてなくても、料金所で1000円だけ受領すればいい話。
おつりもいらない。出すほうももらうほうも簡単。
あわてて付けようとしても品切れで間に合いそうもなさそうだし、総選挙で政権が交代すれば完全無料化がすぐそこだ。
高速を利用する予定が無いのなら、ちょっと待つ?
私?
昨年、まるっきりの無料で(取り付けは自分、カード年会費も永久無料)取り付け済み。高速代の割引、利用しています。
でも、たとえばここから美濃の国にいく場合、片道で高速に2回乗るんですよ。
よって、高速代1000円がスタートしても、2000円はかかってしまう。
あまりメリットが無い。
「だから言ったでしょ。道路はつながっていないと意味が無いんですよ。」
とかいう道路族議員の声が聞こえてきそうです。
さて、タイシルク買い付けの旅、道中の光景、のんびりをご覧ください。


片側3車線、主要国道の道端からの眺めです。
人工のものが一切目に入らないような景色を狙いましたが、実は、広がる草原は田んぼでして、はるか向こうに
農耕用の小屋が見えます。写真右上の電線はご愛嬌。なにしろ国道の道端ですから。
タイの東北地方、点在する都市を抜けると周りの景色はこんな感じ。
いつどこを走っても必ず人の住む家や街が見える日本とは大違い。
広い空、360度の地平線をいつでも見ることができる、こりゃあ、どうしたって、
片手にビールが欲しくなります。


2009.02.23 訪タイ記その8 恐竜博物館

タイシルクの買い付けにタイに行ったわけですが、こんなところにも行ってきました。
タイシルクと、全然関係ないけど…

根城とする地方都市から車でおよそ1時間半、イサーン(東北地方)の平野に突如として現れる
まさに恐竜の背中のような形の山がありますが、その山の中腹、恐竜の化石の発掘現場を建物で覆った博物館です。
7年前に行った時にはこの建物しかなかった。それが今は…


シリントーン博物館として、まったく別棟の博物館も完成、整備が終わっていた。
シリントーンとは、プミポン国王の娘の名前。館内にはシリントーン王女の肖像写真もあります。
中はこんな感じ。


骨格の見本や復元モデルは当たり前ですが、発掘した化石のラボも併設、室外から見えるようになっていますね。
でも、研究員の姿は見えなかったけど。


これは最初の写真と同じ、発掘現場のアップです。
発掘現場をそのまま保護してあるのか、レプリカに置き換えてあるのかはわかりませんでした。


博物館へ向かう途中の道沿いには、こんな公園も完成していました。
小さい子供たちにはこっちのほうがうれしいでしょうね。
私もこっちのほうがなんかわくわくして、楽しかった。
大昔、きっとこの辺はこんなに恐竜が居たに違いない、なんてね。
恐竜の模型を作る技術も、ここ数年で大分発達したみたいです。
写真を撮るのを忘れましたが、
上から2番目の写真、博物館正門の道を挟んだ反対側に藁葺き、柱だけ、床は土のまんま、という食堂がありまして、
そこで定番の昼食メニュー、ガイヤーン(焼き鳥)、ソムタム(青パパイヤの激辛サラダ)、カオニャオ(もち米のご飯)を
頂きました。勿論ビール付き。
田舎で、掘っ立て小屋で、観光客向け土産物屋の並び、味は期待していませんでしたが、
結構旨かった。
平日ですいていたし、食堂の叔母ちゃんとお話しながら(もち、通訳付き)のんびりと食事を頂いて、満足です。


2009.02.02 訪タイ記その7 長距離バスのつづき

長距離バスについてのつづき。
時間と経費の関係からバスでの移動を選択しましたが、
タイの大地をのんびり鑑賞するのも大事な目的でした。
タイ中部、バンコクがある平野部の標高は当然、東京と同じ。0メートルに近い。
私の活動拠点、タイの東北部はコラート高原と言われる標高100〜200メートルの台地の上。
ここの境目をゆっくり見てみたいと思っていました。
バンコク市内を過ぎ、国道1号線を北上。
サラブリで2号線に分岐、東北部方面へ。
バンコクから100キロほど離れた頃、今まで平坦にしか見えなかった風景の前方に、山というか、台地が見えてきます。
タイ東北部、コラート高原の入り口です。
標高差、そのまんま100〜200メートルぐらいでしょう。
でも、すごく高く見えます。
群馬県安中から仰ぎ見る碓氷峠ほどではありませんが、
上信越道の富岡から見る妙義山ぐらいには見えます。(これ、目の錯覚?ちょっと大げさ?)
地形図で確認したわけではありませんが、平野部と台地の境目、徐々に標高が変わるのではなく、
河岸段丘の大きいやつと言うか、断層の境目と言うか、テーブルの上に分厚い本を載せたような感じ。
急峻ではありません。ゆったりとした地形ではありますが、平野と高原の境目が歴然としそこにあります。
で、国道は、その斜面を、ジグザグを切ることなく、一方向に、ま〜っすぐ、淡々と、登っていきます。
前述、上信越道の佐久高原への登りよりもカーブが少ない。(標高差が無いのですから、当たり前ですね)
でも、なんとなく上り坂になってから上りきるまで、40分ぐらいはかかったと思う。
長い長い真っ直ぐな上り坂、日本では経験したことが無い。
チャンスがあったら、この道、自転車で下ってみたいと思いました。
多分、気分爽快。
登り?
当然いやです。
スタッフに車で伴走してもらって、登りは自転車ごと回収してもらう。
車中のビールは、あたりまえでしょう。
そんな遊び、いつになったらできるやら…
きっと、スタッフからは馬鹿にされて、話さえ聞いてもらえないかも…


2009.01.26 訪タイ記その6 長距離バス

前後しますが、今回、バンコクから私の活動の拠点となる地方都市までの移動は長距離バスを利用しました。
理由の一つは、空路の国際線、国内線の空港が別なため、往路、復路ともバンコクでの1泊がほぼ必須、
国内線の空路を利用しても時間的メリットがそんなに無いこと。
2つ目の理由は国内線の空港の近くにPADのデモ隊が居るらしいとの情報がメディアにあったこと。
3つ目は、10月11月現在、燃油サーチャージが依然として高く、旅費の削減をしたかったこと。
4つ目の理由は、復路において現地での滞在時間を最大限に延ばしたかったこと。
5つ目は、のんびりとタイの大地を鑑賞したかったこと。
以上の理由からタイ国内での移動は長距離バスを選択しましたが、大正解でした。
今回、日タイ間の空路のキャリアがユナイテッドでしたので、必然的に往路のバンコク着は午後22時頃。
その時間にバンコク着だとタイ国内の移動は陸路であれ空路であれ翌日しかありません。
おとなしくホテルで1泊。
深夜のチェックインですから翌日朝はのんびりしたい。
のんびりしてからの空路だと結局現地着は夕方。
朝同じようにのんびりしても、
陸路長距離バスでの移動なら搭乗などで時間を気にしない、且つ、
運行本数が多いので、現地着は夕方6時頃。
運賃は空路の4分の1くらい。
復路については、国際線のバンコク発が午前6時。
これだとバンコクで前日1泊が必須。
1泊しても午前2時起床、午前3時ホテル発となり、ほとんど眠れない。
活動拠点となる地方都市発午後9時の長距離バスなら、
スワンナプーム国際空港着が午前4時頃、出発にはちょうどいい時間だし、
バスの中で安心して睡眠も取れる。
なにより、現地での最後の1日をめいっぱい有効利用できる。
言うこと無し。満足なスケジュールが可能。
あとは、快適な移動を長距離バスで可能かどうか。
可能です。
以前にも長距離バスは利用していましたが、結構快適です。
バスの車体、ちょっと古めですが、まあ、いけます。
エアコン、若い女性の車掌さん(というより、スチュワーデスさん)、お絞り、おかし、ミネラル、お弁当付き。
6時間弱の移動で運転手さん2人付き。
シートはほぼフルリクライニング、オットマン付き。毛布もついてます。
バスターミナルの搭乗口は空港のそれをち〜いさくしたみたいで、大きな荷物は受付タグをつけて
荷物専用受付からバスのトランクに載せてくれるし、
出発してすぐにスチュワーデスさんの挨拶やら、何かわからないけど、運行中の説明みたいのもあります。
地方と首都を行き来するのに、充分ドラマティック。
私が若い頃、岐阜の田舎から中央線で東京に向かうときの、ときめきやドキドキを演出した国鉄(古!!)乗車以上の
イベント感がなんとなく漂います。
で、バスは国道をたんたんと走ります。
国道と言っても片側3車線。ほぼ真っ直ぐで、平坦。信号無し。時速80キロぐらいで、ノンストップ。
日本の高速バスと同じ。
ストップアンドゴーが無いですから、乗り心地、快適です。
スチュワーデスさんがひととおりのサービスをした後に乗務員室(バスの運転席を含む最前部が別室になっています)に消えたら、
隠し持った缶ビールをおもむろに取り出して隠れるように飲みながら、快適なバスのたびを楽しめます。
(乗車中の飲酒は基本的に禁止だそうです。ばれなきゃOK。トイレは、当然、ついていますので、心配なし。)
  つづく。


2009.01.19 訪タイ記その5 スポーツクラブ

訪タイする1ヶ月ほど前から腰を痛めていて、かなり厳しかった。
何とかごまかしながら生活していたのですが、訪タイするにあたり、
20キログラムの荷物の持ち運びにとどめを刺されたらしい。
成田空港内で登場ゲートに向かう途中、数回、激痛の為歩けなくなったほど。
「タイに着いたらマッサージでも…」と思っていたけど、
「そんなにいたい状態ではマッサージはしないほうがいい」とのスタッフの提案を素直に聞き、
ひたすらストレッチを続けていました。
で、数日後、以前同様の痛みのときに水泳をしたら一発で全快したのを思い出し、
状態もまあまあなので、「プールで泳ぎたい。」と言ってみたら、
「本当に大丈夫?無理はしないでね。」と言われて一応OK。
言われなくても無理はしたくてもできません。
で、近所に新しくできたスポーツジムへ。
2時間使用で120バーツ。330円。タイでは高価格。
運動器具がずらりと並んだジム、15メートル×25メートルくらいの屋内プール、小さい球技用のコート、
なぜか、すし屋、ロビーからなる最新施設。
このプールで30分ほど、
平泳ぎ、クロール、ビート盤を使ってのクロールのプルと平泳ぎのキック、プルをやってみました。
すると、プーサイドに立っていたおじさん、このプールの専任コーチらしいけど、
プールサイドで私を待っていたスタッフに、「あの日本人、泳ぎうまいね」とか言っているらしい。
一応、高校時代、水泳部ですから。
私の半端な泳ぎを見ている暇があったら、面倒見ている教え子にもっと有効なコーチをしてあげればとか思いました。
クロールの練習をしている一人の少年、めちゃくちゃ良いキックをしていましたから。
同じくクロールの練習をしていたご婦人、めちゃくちゃなフォームで泳いで、息継ぎに苦労していましたから。
それでも務まっているコーチの視線は無視して、ゆったりのんびり、プールの感触、久々に楽しみました。
腰の痛みは、そのくらいの泳ぎでは全然無し。快適。
でも、水温低くて、それ以上無理。ここはタイなのに、何でこんなに寒いんじゃ〜。
おまけに水には塩素の変わりに塩が入っている。海水並み。塩辛い。
プールサイドには、より自然に近い状態で殺菌効果を出すために塩素ではなく、塩を使っていると能書きが貼ってあるらしい。
う〜ん、怪しく感じる。
で、プールの横に併設の温浴槽で体を温めながら、しばし観察。
ここの値段、タイでは、結構いい値段。
でも、利用者は結構多い。
子供に付き添いの親を見ると、お金持ちっぽい。
う〜ン、タイは豊かになっている。

あ、腰の痛み、ほとんど変わりませんでした。


2009.01.13 訪タイ記その4

黄色組の空港占拠によって野党勢力による内閣発足後、赤色組みによる抵抗で少しばたばたしているようです。
黄色、赤とくれば交通信号、前回の車の話題の後を受けて今回はタイの信号について少々…
(ちょっと強引?)
まずは次の画像をご覧ください。
クリックすると大きなサイズの画像になります。

これ、3年前の地方都市の交差点。
信号がありますが、位置的に見づらいし、暗いし、壊れてたりする。
地元の人でも、信号がそこにあることを判っていないと走行中に認識するのが困難な信号。
で、次の画像は…

同じ地方都市に同時期から設置が始まった新型の信号。
設置場所は日本と同じ。LEDによる高輝度タイプ。おまけに、次の色に変わるまでの秒読みカウンターまで。
これ、見やすい。
信号がどこにあるか知らない人でも自然と目に入り、色の認識も完璧。
LEDによる信号、日本でも朝日や夕日によって色の判別がしづらい場所には設置が進んでいます。
で、今回の市街地の観察の結果…
私が滞在する主要地方都市では全てこのタイプに変更済み。
朝日や夕日は関係ない。
おまけに、今まで信号がなかった交差点にも設置が進み、結果として少し渋滞が増えた感じ。
(車が増えたせいかもしれないけど…)
さらに、ご想像通り、
信号GP(信号グランプリ、死語?40年前の自動車雑誌に頻繁に登場した言葉。
信号が青に変わったとたんダッシュ、他車と加速を競うこと)がそこかしこで見られるようになりました。
といっても地方都市のタイ人の運転は概ねのんびり。
信号が青に変わる数秒前からじりじりと停止線を越えて前方に出るだけですけど…

で、日本との違い。
タイでは赤信号のとき、直進と右折はできませんが左折はできます。よって、
青信号で直進をしている車は、対抗する右折車と左から合流してくる車に注意しなければなりません。
すなわち、交差点を青信号で直進するときは徐行しかできず、常に譲り合いの心を持っていないと事故になる。
(あれ、部分的に、基本的には、日本と同じ?)
日本のように、青信号なんだから私が優先、他から信号無視の車が交差点に進入してきて事故になったら
「このバカヤロー、どこ見て運転してんだ、弁償しろ〜!!」といったわけには行きません。
現地タイ人スタッフの運転する車に同乗して移動する際、慣れない信号システムでも不安がないのは
その譲り合いの気持ちと、左右のリスクに警戒して徐行を怠らないため。
日本在住のタイ人スタッフが運転する車に同乗したときは、とっても不安。
日本在住のタイ人スタッフ、日本での運転に慣れすぎたせいか、
「そこのけ、そこのけ、こっちが青信号〜!!」みたいな運転をしてくれますから…
以上、首都バンコクでは通用しない、地方都市限定のお話でした。

P.S スワンナプーム空港とドンムアン空港がスワンナプーム空港に1本化されるかもしれない動きあり。
続報あり次第取り上げます。


2009.01.05 ちょっとうれしかった

前後しますが、1月2日3日に急用ができて岐阜までいってきました。
佐野まで東北道、
太田まで50号、
太田から北関東自動車道を利用した後、関越道から上信越道に分岐すると、
スキー場に向かう車の多さにびっくり。
今までも冬休みに同じルートは利用していますが、ここ数年、スキー道具を乗せてる車は珍しかったと思います。
スキー客が再び増え始めたのか…
しかも、最近はボードが主流、スキーはマイナーだったのに、
今年はスキー板も結構多いような気がしました。
なかには、カービングではなく、昔ながらの板も散見…
若かった頃の自分を思い出して、ちょっとうれしかった。
まてよ、
海外旅行客が減って、昔取った杵柄で、スキー場に向かう人が増えただけ?
これも不況の影響?


2009.01.04 歳月は過ぎて…

今日は久々に家族でゆっくりとして、正月らしい団欒を過ごしました。
夕食は家族でTVを見ながらゆっくりとして…
物まねの番組を見ていたんですが、
古い芸能人の物まねは良くわかるのですが、
元ネタの判らない物まねも多く、
ちょっと悲しかった…


2009.01.01 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年も不変の美と価値を探求し、自分のエネルギーとしていきたいと思います。
訪タイ記の更新がとどこおっていますが、
ねたがたくさんあります。
順にUPしますのでお楽しみに。