サンシャイン国際水族館
ラインナップ
池袋のサンシャイン60・・・・。今でこそ、日本一高いビルの座を横浜のランドマークタワーに譲り渡していますが、一昔前は堂々日本一!!そんなビルの中に、なんと水族館があるのです。もちろん、地方の海に隣接するような大きな水族館とはスケールが違いますが、東京のど真ん中でも案外楽しめるものです。隣接施設にプラネタリウムもあり、セットで入場券を購入すれば、割引もあります。魚、魚、魚〜〜の歌にのって、夏でも涼しい水族館・・・訪れてみてはいかか?
(水族館) 10:00〜18:00(月〜金) 10:00〜18:30(土・日・祝)
大人 ¥1600 子供 ¥800
(プラネタリウム) 12時の回〜18時の回(月〜金)
12時の回〜19時の回(土・日・祝)
大人 ¥800 子供 ¥500
(展望台) 10:00〜20:30
大人 ¥620 子供 ¥310
*子供は4才から小学生まで
(水族館)+(プラネタリウム)+(展望台)セット 大人 ¥2400 子供 ¥1200
(水族館)+(プラネタリウム) 大人 ¥2100 子供 ¥1100
サンシャイン国際水族館
ワールドインポートマートビル 10F・11F
イロワケイルカ
愛称:パンダイルカ
館内に入ると、まず迎えてくれるのが、パンダイルカ。白と黒の美しいイルカです。仲良く2頭で水槽の端から端まで泳いでいます。
南米チリもマゼラン海峡かふるさと。イルカの中では、小型のものです。
温帯の海の水槽
マダラトビエイ・ウツボ他
この水槽には、温帯の沢山の魚が泳いでいます。マリンガールの餌付けショーやエイの輪くぐりなど魚の芸を見せてくれます。また危険なウツボを手で持ち上げてギャラリーに見せてくれました。
このエイはなかなかひょうきんもので、体の裏は真っ白で、口とえらがちょっとおとぼけ顔にみえます。マリンガールがアクリルガラスにそって、餌のいかやいわしをすべらすと、その口ではぐはぐ食べるところが何ともユーモラスでした。芸をするエイにはちゃんと名前がついていました。
マリンガールの餌付け
トーキングショー
水中マイクを使って、餌付けをしながら、様々な魚の紹介をしてくれます。
10:30〜17:30(1日8回)
バイカルアザラシ
バイカル湖でしかみられない、めずらしいアザラシです。また、淡水に住んでいます。湖の凍る冬、真っ白な赤ちゃんを産むそうです。
危険のない水族館の水槽で、デ〜ンとこのポーズは、かなりほのぼのしたもの。時々、ひれをぱたぱたさせては、首だけ動かしていました。
寒帯の海の水槽
タカアシガニ・ニシン他
寒帯の水槽は、照明も抑えられていて、巨大なカニが悠々の長い足で移動しています。このカニ、はさみは小さいのですが、足の長さはなかなかのものです。
潜水艦に乗って、かなり深いところなで行った気分が味わえます。
東京の海
東京湾・小笠原・
東京といっても、実は島も多く小笠原のほうまでいけば、かなり南国ムードが漂います。東京湾のあなごから、小笠原のミノカサゴまで、東京の海は奥が深いです。
個人的に、ちょっと前釣り上げた、ゴンズイが群れてボールのように固まっていたのには、感動しました。
東京湾と小笠原の間の水槽がもうひとつありましたが、どこだか忘れました、すいません(笑)
大型淡水魚
アロワナ・ピラルク・
レットテーツキャット他
熱帯雨林のアマゾンのには巨大な魚達が暮らしています。なまずの仲間が多いようですが、どことなく古代魚を思わせる独特の形をしたものも少なくありません。悠々とどうどうと水槽の中を泳ぎまわっています。
今回一番長く前にいたのが、この水槽の前。たゆたゆ〜と泳いでいるのを、ボーっと眺めてしまいました。
個人的にはこの水槽、大好きです。アロワナはずっと飼ってみたかったので。もちろん、こんなに大きくものでは無理ですけど。今回一番長くこの水槽の前に座っていました。
ラッコ
アラスカ周辺からカリフォルニア半島にかけて生息するかわいいラッコ。空気を含んだ立派な毛皮に包まれているので、寒い海の中でも生活できます。食事以外は、毛づくろいの時間も大事な仕事。眠るときは、ジャイアントケルプに体を巻きつけて、流されないようにしています。また、かわいい顔とうらはらに、かなりの食いしん坊。貝やイカなど、大量に食べます。おなかの上に貝を置き、石で割って食べるのは有名です。
ガラスごしに眺めていると、一匹が寄って来て、目の前でぐるぐる回ってサービスしてくれました。案外、人懐こいのかもしれません。
クラゲ
何とも不思議な生き物、クラゲ・・・。ぽわんぽわん、動きながら、水に体を任せて、見ていて飽きません。
透明の体なので、光をあてるととてもきれいでした。最近は、個人で海水魚の飼育も流行っていますが、案外クラゲ愛好かも多いとか。飼育もなかなか、難しいそうです。
???
名前がわかりませんが、すご〜くひかれた魚。あごの下に、ひげがあるんですよ〜〜。わりと深海の魚なのかも。流木の周りを、ゆっくりゆっくり泳いでいた姿が、忘れられません。
???
またも、名前未確認ですが、さんご礁の海に生息する魚でした。砂の中から体の一部を出し、ゆらゆら揺れていて、驚くと砂の中にもぐってしまいます。
リーフィーシードラゴン
オーストラリア南側にしかいない、めずらしいタツノオトシゴ。名前のとおり、葉っぱか海草かに間違えてしまいそうな体です。泳ぎ方も、ゆらゆら、まるで海草が波に揺れているようです。
マングローブから海へ・・・
サンショクキムネオオハシと美しい魚達
マングローブの茂る森には、きれいな鳥や動物が沢山。南国の美しい羽を持つ鳥達が生活しています。また、水面に張り巡らされた根の間を、魚達が泳ぎまわっています。そして、川は海へと流れ込み、だんだん生態系も変わっていきます。
マンボウ
不思議な魚のマンボウ。形も普通の魚と違い、変わっています。ガラスにぶつかって体を傷つけないように、水槽にはビニールのカーテンがかかっています。ノボ〜っと癒し系の風貌ですが、ちょっと目が怖いかも〜〜。この瞳で見つめられたら、金縛りにあってしまいそうです。
ここでは、2匹、中くらいのサイズが飼育されていました。
アシカショー
一日に数回、外の特設会場でアシカのショーをやっています。2匹のよく訓練されたアシカが色々な芸をしてくれます。
様々なボールを使った芸や、滑り台、オルガンを弾いたりと芸達者。ときには拍手の催促するなど、愛嬌たっぷりです。子供達の拍手と歓声をもらって、満足顔のアシカくんたちでした。
アシカショー
11:45 12:45(日・祝のみ) 13:45 14:45 15:45
*雨天中止です
番外編
カメレオンとシーラカンス
魚以外にも、カメレオンや蛙、ヘビ、イグアナなど、爬虫類・両生類も展示されていました。こちらは魚と違って、ほとんど動きません。擬態しているものもいて、よ〜くみないとわからない隠れ方をしているものもいます。
また、古代魚の代表選手、シーラカンスの標本も展示してありました。こちらは青白くライティングされていて、かなり不気味でした。
以上、駆け足でしたが、サンシャイン水族館を紹介しました。都会のオアシス、ときどき動物や魚をながめたくなるものです。なんとなく、癒されて帰ってこれるでしょう。またここは、展望台やプラネタニウムもあるので、セットで楽しめます。