直線上に配置
うちのドライバーさんは
     イスラム教徒

 家族でピナツボ山のふもとまでドライブに行ったときのことです。ピナツボのラハール(ピナツボ山から流れた泥流)などがあり、私一人で運転するのは危険なので、ドライバーさんと一緒に旅行に行きました。途中の街道は見渡す限りの火山灰、そして、物乞いが車に群がる街道もありました。マクドナルドのドライブスルーに立ち寄り、ドライバーさんにとっては法外な値段のハンバーガーを買ってあげました。ふだんは夕食代、昼食代として40ペソ(160円)渡すだけなのですが、旅先なので奮発したのです。とても喜んでくれたのですが、忘れ物を取りに車にいくと、シートの下に肉がころがっていました。パンの部分だけを食べて肉をとり除いたのでしょう。イスラム教徒は鳥と魚以外は食べないということを思い出しました。主人である私に悪いと思って、そっとかくしておいたのでしょう。
 閑話休題、その32才のドライバーさんにはなんと3人の奥さんがいるのです。

隣家のドライバーさん〔左〕と娘と写っているのがうちのマグノさん
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